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第2章 無人島の日々
12・応急処置
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トモヒロがユキネさんを背負って陸へと上がって来た。
俺達は急いで傍に駆け寄った。
「ユキネさん! 大丈夫ですか!?」
「……うん……なんとか……」
顔色は悪いけど、身体の方は異常なさそうだな。
とりあえず焚き火の傍で休ませて様子を見るか。
「トモヒロ、焚き火の傍までユキネさんを運んでくれる?」
『ウホッ』
トモヒロはユキネさんを両手で抱えて焚き火の場所へと向かって行った。
「私達も行きましょう」
「はい」
「うん」
はぁ……失敗した。
海に入るから、安全面も考えてペアで行動するべきだった。
今度からは気を付けないと。
「あ~……温まるわ~」
ユキネさんの顔色も戻って来たし、もう大丈夫そうだな。
「それにしてもぉリガンリュウ? だっけぇ……怖いわねぇ。わたしぃまともに泳げないからぁ巻き込まれたら一貫の終わりだわぁ」
「最初、海の中にモンスターが居てそれに引き摺り込まれたって思ったわ」
離岸流に関したら泳ぎがうまいとかほぼ関係ないけどな。
にしても、まともに泳げないか……今後、海での作業もあるし良くないな。
時間がある時に、小学生の時に学んだ水上訓練と救命処置を教えておいた方がいいか。
「さて……じゃあ私とケイトは塩作りをしようと思うので、ベルルさんはユキネさんをお願いしてもいいですか? 」
「え? ウチも手伝うよ」
ユキネさんが立ち上がろうとすると、ベルルさんが腕を掴んで強引に座らせた。
「駄目よぉ今は体を休めないとぉ」
「むぅ……」
ユキネさんが不満そうに口を尖らせた。
その気持ちだけでもありがたいですよ。
「お嬢様、塩はどの様に作るのでしょうか?」
「海水を煮詰めて作るわ。初めて挑戦するから、うまくいくかはわからないけどね……」
個人的には絶対に成功させないととは思っているが。
「塩かぁ~……料理の腕がなるわねぇ」
ベルルさん、その腕はならさなくていいです。
マジでお願いします。
「トモヒロ、2人をお願いね」
『ウホッ』
トモヒロに護衛を任せて、俺とケイトで塩作りを開始した。
「それで、わたくしは何をすればよろしいのですか?」
「鍋に使った貝殻を2枚ここに持って来て、拾ったビンの中に海水を入れてくれないかな?」
「かしこまりました」
ケイトが準備をしている間に俺は拠点に作った貝殻を乗せられるタイプのかまどを作り始めた。
※
「かまどの上に貝殻を乗せたし、海水の準備もできた。さっそく塩を作りますか」
まず海水の不純物を取る為に、ハンカチを貝殻の上で広げてっと。
「ケイト、このハンカチの上にビンに入れた海水をゆっくりそそいでちょうだい」
「はい」
それを繰り返して、貝殻の中を海水でいっぱいにする。
そして、かまどに火を入れて海水を煮詰める。
「後はこのまま海水を煮詰めていって、量が貝殻の3分の1くらいまで減ったら海水を入れる。また3分の1くらいの量になったら海水を入れる……それを5~6回くらい繰り返して高濃度の塩水を作るわ」
「1回では駄目なのですか?」
「1回だと全然塩が取れないの、だから高濃度の塩水にするわけ」
「なるほど」
海水から塩を作ったシリーズはほぼ同じ作り方だ。
鍋の大きさで海水の煮込む時間や回数はバラバラだけどな。
貝殻で作った奴は見た事が無いから、これに関したら完全に俺の勘で作るしかない。
「なぁ~ウチはもう大丈夫やからなんか手伝う事ない? じっと見てるだけやと、なんかサボってるみたいやわ」
体を休めるのも大事なんだけどな。
んーとはいえ、こっちもずっと海水を見ているだけなのはなんか時間が勿体ない。
かといってかまどから離れも事も出来ない……よし、ここは救命処置の説明でもするかな。
それならこの場でも出来るし。
「では、救命処置を覚えるのはどうでしょうか?」
「救命処置?」
「はい、先ほどみたいにいつどこで何が起きるかわからないですし、覚えておく必要はあると思うんです」
「なるほど……現にウチは死にかけたしな~……わかったわ」
「必要とあらば」
「頑張って覚えるわねぇ」
「じゃあケイト、寝てもらえる?」
「わかりました……このような感じでよろしいでしょうか?」」
仰向けに寝てもらい、俺はその横に座った。
「うん、それでいいわ。では、始めます。最初にやる事は、周囲の状況が安全かどうかを確かめます。ここだと落石や飛行型のモンスターがいないかですね」
現実世界だと車とかなんだけど、モンスターに気を付けないといけないのはまさに異世界の考えだよな。
「次に意識があるかどうかを確認して、呼吸をしているか、脈があるかを確認します。なければ人工呼吸と心臓マッサージに入ります」
「心臓マッサージ……えっ! 胸を切って心臓を握るんか!?」
「そんな事しません!!」
それ、普通に死んじゃうから!
「心臓マッサージのやり方としては、倒れている人の胸の真ん中辺りに片方の手のひらをあてて、もう片方の手を重ねてから腕を垂直に伸ばします。そして、手のひらに体重を乗せて5cmほど沈み込むくらいに押して戻すをテンポよく繰り返します」
1分間に100回くらいだったかな。
その辺りはうる覚えだからはっきりと答えない方が無難だろう。
「胸を押すだけでよかったんか……あ~良かった」
「ん? 実際に押さないのぉ?」
「力を入れるので肋骨が折れる場合があるんです。ですから、何も問題がなければやらない方が良いんです」
無人島で骨折とかマジでシャレにならん。
「次に人工呼吸ですが、まず片手を額に当てて、もう一方の手の人差し指と中指で下あごの先に当てて頭を持ち上げます。こうすれば気道の確保が出来ます」
そういえばこれを顎クイだ! とかふざけてやっている奴がいたな。
ある意味顎クイではあるけど、流石にあれは引いた……。
「気道を確保した後は鼻をつまんで、口を大きく開けて相手の口を覆い、ゆっくりと息を約2秒くらいかけて相手の胸が膨らむくらいの量を2回吹き込みます。それを5秒に1回くらいのペースで行います……ところでケイト、なんで目をつぶって口をとがらせてるの?」
まぁ大方察しはつくが……。
「え? 実際にやらないんですか!?」
「人工呼吸も問題ない人にするのは良くないの。だからやりません」
「うう……そんな……」
本気でショックを受けてるよ。
「ふむふむ……じゃあウチみたいに溺れて息をしていなかったら人工呼吸をするんやな」
「そういう事です」
けど、人工呼吸も心臓マッサージもやる事にならないのが一番いい。
俺は知識はあるがプロじゃないからな。
『ウホ……ホッ! ウッホホホホォー』
「大体の事はこんな感じで……」
『ウホーッ!!』
「へっ?」
説明を終わろうとすると、いきなりトモヒロが走り出して海に飛び込んだ。
「トモヒロ!? どないしたん!?」
『ウホッ! ウホッ! ウホッ!』
そしてバシャバシャと海面で暴れ出した。
おいおい、いきなり水遊びを始めるなよ。
こっちは真剣にやって……いや、待てよ……水遊びにしては大げさに手足をバタつかせているな。
でも溺れてるにしては場所的に浅すぎるし、なにやら顔がニヤけている気も……あっ! わかったぞ!
『ウホッ! ウホッ! ウホッ!』
こいつ、俺らに人工呼吸をやってもらおうとワザと溺れたふりをしているんだ!
思いついたら即実行かよ。
「……」
「……」
ケイトとベルルさんもトモヒロの思惑に気が付いた様で、すっごい冷めた目で見ているよ。
「トモヒロ! 大丈夫か!? 今助けるからな!」
で、ユキネさんは全く気が付いていないと……。
「……お嬢様、ベルル様、ユキネ様、戻りましょうか」
『ウホッ!?』
「……そうねぇ、そうしましょうかぁ」
『ウホッ!?』
「え!? トモヒロが溺れてるのに何言うて――」
「何も問題はありません」
「うんうん。全然問題はないわぁ」
「はあっ!? ちょっ! 2人とも放して! トモヒロが! トモヒロおおお!」
2人がユキネさんを抱えて、スタスタと早足で焚き火の方へと向かって行った。
「……」
トモヒロ、流石にそれはやり過ぎだ。
俺は2人の後を小走りで追いかけていった。
『ウホホ……ウホ? ウホッ!? ウホッ!! ウホッ!!』
はぁ……もうバレたんだから、そんな大きな声をあげても無駄だ。
そこは学習しような。
この時、トモヒロの足に貝型モンスターの触手が絡みついて本当に溺れてしまっていた事が分かったのはしばらくたってからだった……。
俺達は急いで傍に駆け寄った。
「ユキネさん! 大丈夫ですか!?」
「……うん……なんとか……」
顔色は悪いけど、身体の方は異常なさそうだな。
とりあえず焚き火の傍で休ませて様子を見るか。
「トモヒロ、焚き火の傍までユキネさんを運んでくれる?」
『ウホッ』
トモヒロはユキネさんを両手で抱えて焚き火の場所へと向かって行った。
「私達も行きましょう」
「はい」
「うん」
はぁ……失敗した。
海に入るから、安全面も考えてペアで行動するべきだった。
今度からは気を付けないと。
「あ~……温まるわ~」
ユキネさんの顔色も戻って来たし、もう大丈夫そうだな。
「それにしてもぉリガンリュウ? だっけぇ……怖いわねぇ。わたしぃまともに泳げないからぁ巻き込まれたら一貫の終わりだわぁ」
「最初、海の中にモンスターが居てそれに引き摺り込まれたって思ったわ」
離岸流に関したら泳ぎがうまいとかほぼ関係ないけどな。
にしても、まともに泳げないか……今後、海での作業もあるし良くないな。
時間がある時に、小学生の時に学んだ水上訓練と救命処置を教えておいた方がいいか。
「さて……じゃあ私とケイトは塩作りをしようと思うので、ベルルさんはユキネさんをお願いしてもいいですか? 」
「え? ウチも手伝うよ」
ユキネさんが立ち上がろうとすると、ベルルさんが腕を掴んで強引に座らせた。
「駄目よぉ今は体を休めないとぉ」
「むぅ……」
ユキネさんが不満そうに口を尖らせた。
その気持ちだけでもありがたいですよ。
「お嬢様、塩はどの様に作るのでしょうか?」
「海水を煮詰めて作るわ。初めて挑戦するから、うまくいくかはわからないけどね……」
個人的には絶対に成功させないととは思っているが。
「塩かぁ~……料理の腕がなるわねぇ」
ベルルさん、その腕はならさなくていいです。
マジでお願いします。
「トモヒロ、2人をお願いね」
『ウホッ』
トモヒロに護衛を任せて、俺とケイトで塩作りを開始した。
「それで、わたくしは何をすればよろしいのですか?」
「鍋に使った貝殻を2枚ここに持って来て、拾ったビンの中に海水を入れてくれないかな?」
「かしこまりました」
ケイトが準備をしている間に俺は拠点に作った貝殻を乗せられるタイプのかまどを作り始めた。
※
「かまどの上に貝殻を乗せたし、海水の準備もできた。さっそく塩を作りますか」
まず海水の不純物を取る為に、ハンカチを貝殻の上で広げてっと。
「ケイト、このハンカチの上にビンに入れた海水をゆっくりそそいでちょうだい」
「はい」
それを繰り返して、貝殻の中を海水でいっぱいにする。
そして、かまどに火を入れて海水を煮詰める。
「後はこのまま海水を煮詰めていって、量が貝殻の3分の1くらいまで減ったら海水を入れる。また3分の1くらいの量になったら海水を入れる……それを5~6回くらい繰り返して高濃度の塩水を作るわ」
「1回では駄目なのですか?」
「1回だと全然塩が取れないの、だから高濃度の塩水にするわけ」
「なるほど」
海水から塩を作ったシリーズはほぼ同じ作り方だ。
鍋の大きさで海水の煮込む時間や回数はバラバラだけどな。
貝殻で作った奴は見た事が無いから、これに関したら完全に俺の勘で作るしかない。
「なぁ~ウチはもう大丈夫やからなんか手伝う事ない? じっと見てるだけやと、なんかサボってるみたいやわ」
体を休めるのも大事なんだけどな。
んーとはいえ、こっちもずっと海水を見ているだけなのはなんか時間が勿体ない。
かといってかまどから離れも事も出来ない……よし、ここは救命処置の説明でもするかな。
それならこの場でも出来るし。
「では、救命処置を覚えるのはどうでしょうか?」
「救命処置?」
「はい、先ほどみたいにいつどこで何が起きるかわからないですし、覚えておく必要はあると思うんです」
「なるほど……現にウチは死にかけたしな~……わかったわ」
「必要とあらば」
「頑張って覚えるわねぇ」
「じゃあケイト、寝てもらえる?」
「わかりました……このような感じでよろしいでしょうか?」」
仰向けに寝てもらい、俺はその横に座った。
「うん、それでいいわ。では、始めます。最初にやる事は、周囲の状況が安全かどうかを確かめます。ここだと落石や飛行型のモンスターがいないかですね」
現実世界だと車とかなんだけど、モンスターに気を付けないといけないのはまさに異世界の考えだよな。
「次に意識があるかどうかを確認して、呼吸をしているか、脈があるかを確認します。なければ人工呼吸と心臓マッサージに入ります」
「心臓マッサージ……えっ! 胸を切って心臓を握るんか!?」
「そんな事しません!!」
それ、普通に死んじゃうから!
「心臓マッサージのやり方としては、倒れている人の胸の真ん中辺りに片方の手のひらをあてて、もう片方の手を重ねてから腕を垂直に伸ばします。そして、手のひらに体重を乗せて5cmほど沈み込むくらいに押して戻すをテンポよく繰り返します」
1分間に100回くらいだったかな。
その辺りはうる覚えだからはっきりと答えない方が無難だろう。
「胸を押すだけでよかったんか……あ~良かった」
「ん? 実際に押さないのぉ?」
「力を入れるので肋骨が折れる場合があるんです。ですから、何も問題がなければやらない方が良いんです」
無人島で骨折とかマジでシャレにならん。
「次に人工呼吸ですが、まず片手を額に当てて、もう一方の手の人差し指と中指で下あごの先に当てて頭を持ち上げます。こうすれば気道の確保が出来ます」
そういえばこれを顎クイだ! とかふざけてやっている奴がいたな。
ある意味顎クイではあるけど、流石にあれは引いた……。
「気道を確保した後は鼻をつまんで、口を大きく開けて相手の口を覆い、ゆっくりと息を約2秒くらいかけて相手の胸が膨らむくらいの量を2回吹き込みます。それを5秒に1回くらいのペースで行います……ところでケイト、なんで目をつぶって口をとがらせてるの?」
まぁ大方察しはつくが……。
「え? 実際にやらないんですか!?」
「人工呼吸も問題ない人にするのは良くないの。だからやりません」
「うう……そんな……」
本気でショックを受けてるよ。
「ふむふむ……じゃあウチみたいに溺れて息をしていなかったら人工呼吸をするんやな」
「そういう事です」
けど、人工呼吸も心臓マッサージもやる事にならないのが一番いい。
俺は知識はあるがプロじゃないからな。
『ウホ……ホッ! ウッホホホホォー』
「大体の事はこんな感じで……」
『ウホーッ!!』
「へっ?」
説明を終わろうとすると、いきなりトモヒロが走り出して海に飛び込んだ。
「トモヒロ!? どないしたん!?」
『ウホッ! ウホッ! ウホッ!』
そしてバシャバシャと海面で暴れ出した。
おいおい、いきなり水遊びを始めるなよ。
こっちは真剣にやって……いや、待てよ……水遊びにしては大げさに手足をバタつかせているな。
でも溺れてるにしては場所的に浅すぎるし、なにやら顔がニヤけている気も……あっ! わかったぞ!
『ウホッ! ウホッ! ウホッ!』
こいつ、俺らに人工呼吸をやってもらおうとワザと溺れたふりをしているんだ!
思いついたら即実行かよ。
「……」
「……」
ケイトとベルルさんもトモヒロの思惑に気が付いた様で、すっごい冷めた目で見ているよ。
「トモヒロ! 大丈夫か!? 今助けるからな!」
で、ユキネさんは全く気が付いていないと……。
「……お嬢様、ベルル様、ユキネ様、戻りましょうか」
『ウホッ!?』
「……そうねぇ、そうしましょうかぁ」
『ウホッ!?』
「え!? トモヒロが溺れてるのに何言うて――」
「何も問題はありません」
「うんうん。全然問題はないわぁ」
「はあっ!? ちょっ! 2人とも放して! トモヒロが! トモヒロおおお!」
2人がユキネさんを抱えて、スタスタと早足で焚き火の方へと向かって行った。
「……」
トモヒロ、流石にそれはやり過ぎだ。
俺は2人の後を小走りで追いかけていった。
『ウホホ……ウホ? ウホッ!? ウホッ!! ウホッ!!』
はぁ……もうバレたんだから、そんな大きな声をあげても無駄だ。
そこは学習しような。
この時、トモヒロの足に貝型モンスターの触手が絡みついて本当に溺れてしまっていた事が分かったのはしばらくたってからだった……。
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