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第3章 無人島から脱出
終・脱出、そして――
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どうしよう。
流石に船がひっくり返ってしまうのはまずい。
なんとかして防がないといけないぞ。
いい方法はないものか……う~ん……。
「と、とりあえず船を陸に戻しましょうか……」
「そ、そやね……ほれ、トモヒロも行くで」
『ウホ』
「あ、わたしも行くわぁ。よいしょっと」
ケイト、ユキネさん、トモヒロ、ベルルさんが海の中へと入って行った。
「…………ん?」
ふと見るとベルルさんが両脇に木材を挟んで泳いでいる。
なるほど、浮き輪代わりにしているのか。
「……まてよ……両脇に木材……ああっ!」
船の横から突き出して固定された浮きのパーツ、アウトリガーの存在を忘れてた。
アウトリガーがあれば安定性が良くなって、ひっくり返るのを防ぐ事が出来る。
ベルルさん、ヒントをありがとう!
丸木舟が回収されたのち、俺はさっそくアウトリガーを丸木舟に取り付ける作業に入った。
浮きが片方タイプと両側タイプがあるが、両側タイプだと波のうねりで固定した木が壊れやすいらしいので片方タイプにした。
「……なぁなぁ、船の横に木をつけただけで本当にひっくり返らんの?」
アウトリガーを取り付けた丸木舟をみてユキネさんが不安そうに聞いて来た。
まぁその気持ちはわからんでもない。
俺もこれでいいのかなと思うし……。
「……多分大丈夫なはずです……波のあるところまで押しましょう」
不安を持ちつつも、みんなで押して丸木舟をひっくり返った場所まで流した。
丸木舟は波に押されてゆらゆらと揺れてはいるがひっくり返る気配は全くない。
目に見えて安定性が増しているのがわかる。
いける! これならいけるぞ!
「無人島から脱出する時が来ました!」
後は船が通る日に合わせて出発だ。
※
話し合いの結果、船の1番前に戦力にならない俺が前方の状況確認として乗る事になり、船のエンジンとして2番目にトモヒロ、3番目にユキネさん、4番目にベルルさん、最後尾にケイトが現在地の把握として舵取りになった。
この島と太陽の位置で現在地を確認しつつ進むというのはかなり不安ではあるが……方位磁石がない以上、今はこれしかない。
鉄の針があれば作れたんだが……無い物ねだりはどうしようもないものな。
水、食料、蔓、毛皮、木材等の荷物を丸木舟に積み込み、メンバーも全員順番通りに乗船した。
よし……時は来た。
「ふぅ……行きましょう!」
「はい!」
「よっしゃあ!」
「頑張るわよぉ!」
『ウホッ!』
俺の掛け声で全員が木の板を持ち、丸木舟をこぎはじめた。
果てしなく広い大海原へと――。
ひたすら丸木舟を漕ぎ続けて丸1日経過。
海が真っ赤に染まって来た。
もうすぐ日が落ちようとしている。
「……船、いつ通るんやろ……」
「……いつかしらねぇ~……」
「ん~……」
おかしい、場所的に船の航路と思われる付近まではやって来たハズだ。
なのに全然船の姿が見えない。
もしかして、進む方向を間違えたとか?
ケイトには申し訳ないが、その可能性も十分考えられる。
だとしたら非常にまずい……海の上で方向が分からなくなるほど危険な事はないぞ。
うおおお、どんどんと嫌な汗が出てきた。
これは島に1度戻るという選択も……いや、もうじき夜になるからますます迷子になるかもしれない。
そっちの方も駄目だよな。
うわ~……究極の選択だ。
今日はここで一晩を過ごすか、島に戻るか……う~ん……。
「…………あれぇ? ねぇみんなぁ、あれってぇ船じゃない?」
「えっ?」
ベルルさんの声に顔を上げ、辺りを見わたした。
「あっ!」
見えた! とうとう俺の目でも船が見えた!
夕日に重なる様に船が進んでいるぞ。
「本当や! お~い! お~い!」
「ここよぉ! 気付いてぇ!」
「助けて下さい!」
あの距離だと声だけじゃ駄目だ。
ここはボアモスの皮の出番だ。
ボアモスの皮を敷いて、その上に灰と砂を混ぜた物を広げる。
そしてその上に木材を置いて……急いで火をおこす!
「お~い! お~……って、ちょっとなにしてるん!? いくら気付いてもらおうとしても船を燃やすのはあかんって!!」
「皮は燃えにくいのでこの位の火は大丈夫です! フ~……フ~……よし!」
焚き火の中に生木を入れて煙を多く出す。
後はこの煙で気が付いてくれるかどうかだ。
頼む! 気付てくれ!!
※
「いやー海から煙が上がっていたのには驚いたよ。さっ昼飯の残りだが、食べるといい」
温かいスープが入った鍋を、ガタイが良く立派な口ひげを蓄えた初老の男性が運んで来てくれた。
「ありがとうございます」
「船長様、感謝いたします」
「いただきます! ん~いい匂いや」
「こらぁ、トモヒロちゃんの分もぉ残しておかないと駄目よぉ」
煙の効果は絶大だった。
俺達は乗員5人の中型漁船に救助してもらうことが出来た。
仮眠室に通され、ようやく俺達に安堵の時が訪れた。
流石にトモヒロは大きくて入れず、甲板にいる状態だからトモヒロは安堵しているかは不明だけど……。
「本当に助けて頂き、ありがとうございます」
スープを受け取り、改めて船長に頭を下げた。
「いやいや、気にする必要はないよ、海の上で遭難していたんだからな。にしても、嬢ちゃん達はどうしてあんな船にのって……」
「せっ船長! 大変です!」
船長の言葉を遮るかの様に、乗員の1人が大慌てで仮眠室に飛び込んで来た。
「騒がしい奴だな……一体どうした?」
「前方に嵐雲です! このままだと直撃します!」
「なっなんだと! すぐ行く! っと、嬢ちゃん達は固定された物にしっかり掴まっているんだ! 船がだいぶ揺れるだろうからな!」
そう言うと船長が仮眠室から飛び出していった。
「嵐雲って……本当だわ……」
窓から外を覗くと、前方にはどす黒くて大きな雲があった。
あの中は間違いなく大時化だろう。
「……なんか嫌な予感がするな」
遭難した切っ掛けが同じだし。
「こ、怖い事言わんといてよ……」
「そ、そうですよ。さっ皆様、船長様がおっしゃっていた通りにしましょう」
「こういう時にぃ嫌な予感って当たるものよねぇ……」
ベルルさんの言う通り、数分後に俺の予感は的中した。
「きゃあああああああああ!!」
船が上下左右に大きく揺れた。
船のせいか、嵐が強いのかわからないが旅客船が襲われた時よりも揺れがひどい。
「おわああああああああ! っちょっちょっ! このままやと、また船が沈むんちゃう!?」
「そっそんな冗談はやめてください! おわっ!」
せっかく助かったのに、あんな事がまた起こってたまるか。
「……ん? え? ええ? 嘘でしょ!?」
窓際にいた俺は信じられないモノが見えた。
それはこの船の5倍位大きさのある大波だ。
終わった…………もう完全に詰んだ。
そう思った瞬間、大波が漁船を飲み込んだ。
混濁する意識の中、ぼんやりと意識が戻って来た。
「――――ま!」
遠くの方から声が聞こえる。
「―――様!」
この声は……ケイト?
「お嬢様!」
「……うっ……」
「お嬢様!! ああ、良かった……お目覚めになりましたか」
うっすらと目を開けると、松明の明かりで照らされた安堵した表情をしているケイトの顔があった。
俺は生きてるのか……? よくまぁあの状況で助かったな。
「……っ」
俺は鈍痛がする頭を抑えながら、ゆっくりと上半身を起こした。
「お嬢様、ご無理はなさらずに」
「大丈夫よ……それより……」
この状況、このやり取り。
すっごいデジャブを感じる。
「……ここは……」
夜だから真っ暗で何も見えない。
ただ、波の音と砂の感触がするからどこかの砂浜っぽいが……。
「……えと、それですが……あれをご覧ください……」
「あれ?」
ケイトが指をさした方向を見て、全て察しがついた。
「……マジかよ」
そこにあったのは見覚えのある簡易なA型シェルター。
そして、かまどに火を入れているユキネさんとトモヒロ、ベルルさんの姿があった。
今俺がいる場所は……。
「おお、目を覚ましたのかい。良かった、全員無事の様だな」
松明を手にした船長さんと他の乗員が近づいて来た。
「だが、どうやらこの島は……」
「はい、わかっています……ここは無人島です……」
元の無人島に帰ってきたわけだ。
こんな事が起きるだなんて想像も出来なかったぞ。
「お嬢様……これからどうされますか?」
どうされますか、か。
「どうもこうもないわ……やる事は1つよ」
俺は立ち上がり、大きく伸びをした。
確かに無人島に戻ってしまった。
だが、状況は前と全然違う。
ここの生活基盤はまだ残っているし、人の数も5人も増えている。
しかも男手で船乗りだから海の知識もある。
なら、俺の取る手段は……。
「丸木舟よりも立派な船を作って、今度こそこの島から脱出してやるわよ!」
サバイバルの再スタートだ!
元・おっさんの異世界サバイバル~前世の記憶を頼りに、無人島から脱出を目指します~――終――
流石に船がひっくり返ってしまうのはまずい。
なんとかして防がないといけないぞ。
いい方法はないものか……う~ん……。
「と、とりあえず船を陸に戻しましょうか……」
「そ、そやね……ほれ、トモヒロも行くで」
『ウホ』
「あ、わたしも行くわぁ。よいしょっと」
ケイト、ユキネさん、トモヒロ、ベルルさんが海の中へと入って行った。
「…………ん?」
ふと見るとベルルさんが両脇に木材を挟んで泳いでいる。
なるほど、浮き輪代わりにしているのか。
「……まてよ……両脇に木材……ああっ!」
船の横から突き出して固定された浮きのパーツ、アウトリガーの存在を忘れてた。
アウトリガーがあれば安定性が良くなって、ひっくり返るのを防ぐ事が出来る。
ベルルさん、ヒントをありがとう!
丸木舟が回収されたのち、俺はさっそくアウトリガーを丸木舟に取り付ける作業に入った。
浮きが片方タイプと両側タイプがあるが、両側タイプだと波のうねりで固定した木が壊れやすいらしいので片方タイプにした。
「……なぁなぁ、船の横に木をつけただけで本当にひっくり返らんの?」
アウトリガーを取り付けた丸木舟をみてユキネさんが不安そうに聞いて来た。
まぁその気持ちはわからんでもない。
俺もこれでいいのかなと思うし……。
「……多分大丈夫なはずです……波のあるところまで押しましょう」
不安を持ちつつも、みんなで押して丸木舟をひっくり返った場所まで流した。
丸木舟は波に押されてゆらゆらと揺れてはいるがひっくり返る気配は全くない。
目に見えて安定性が増しているのがわかる。
いける! これならいけるぞ!
「無人島から脱出する時が来ました!」
後は船が通る日に合わせて出発だ。
※
話し合いの結果、船の1番前に戦力にならない俺が前方の状況確認として乗る事になり、船のエンジンとして2番目にトモヒロ、3番目にユキネさん、4番目にベルルさん、最後尾にケイトが現在地の把握として舵取りになった。
この島と太陽の位置で現在地を確認しつつ進むというのはかなり不安ではあるが……方位磁石がない以上、今はこれしかない。
鉄の針があれば作れたんだが……無い物ねだりはどうしようもないものな。
水、食料、蔓、毛皮、木材等の荷物を丸木舟に積み込み、メンバーも全員順番通りに乗船した。
よし……時は来た。
「ふぅ……行きましょう!」
「はい!」
「よっしゃあ!」
「頑張るわよぉ!」
『ウホッ!』
俺の掛け声で全員が木の板を持ち、丸木舟をこぎはじめた。
果てしなく広い大海原へと――。
ひたすら丸木舟を漕ぎ続けて丸1日経過。
海が真っ赤に染まって来た。
もうすぐ日が落ちようとしている。
「……船、いつ通るんやろ……」
「……いつかしらねぇ~……」
「ん~……」
おかしい、場所的に船の航路と思われる付近まではやって来たハズだ。
なのに全然船の姿が見えない。
もしかして、進む方向を間違えたとか?
ケイトには申し訳ないが、その可能性も十分考えられる。
だとしたら非常にまずい……海の上で方向が分からなくなるほど危険な事はないぞ。
うおおお、どんどんと嫌な汗が出てきた。
これは島に1度戻るという選択も……いや、もうじき夜になるからますます迷子になるかもしれない。
そっちの方も駄目だよな。
うわ~……究極の選択だ。
今日はここで一晩を過ごすか、島に戻るか……う~ん……。
「…………あれぇ? ねぇみんなぁ、あれってぇ船じゃない?」
「えっ?」
ベルルさんの声に顔を上げ、辺りを見わたした。
「あっ!」
見えた! とうとう俺の目でも船が見えた!
夕日に重なる様に船が進んでいるぞ。
「本当や! お~い! お~い!」
「ここよぉ! 気付いてぇ!」
「助けて下さい!」
あの距離だと声だけじゃ駄目だ。
ここはボアモスの皮の出番だ。
ボアモスの皮を敷いて、その上に灰と砂を混ぜた物を広げる。
そしてその上に木材を置いて……急いで火をおこす!
「お~い! お~……って、ちょっとなにしてるん!? いくら気付いてもらおうとしても船を燃やすのはあかんって!!」
「皮は燃えにくいのでこの位の火は大丈夫です! フ~……フ~……よし!」
焚き火の中に生木を入れて煙を多く出す。
後はこの煙で気が付いてくれるかどうかだ。
頼む! 気付てくれ!!
※
「いやー海から煙が上がっていたのには驚いたよ。さっ昼飯の残りだが、食べるといい」
温かいスープが入った鍋を、ガタイが良く立派な口ひげを蓄えた初老の男性が運んで来てくれた。
「ありがとうございます」
「船長様、感謝いたします」
「いただきます! ん~いい匂いや」
「こらぁ、トモヒロちゃんの分もぉ残しておかないと駄目よぉ」
煙の効果は絶大だった。
俺達は乗員5人の中型漁船に救助してもらうことが出来た。
仮眠室に通され、ようやく俺達に安堵の時が訪れた。
流石にトモヒロは大きくて入れず、甲板にいる状態だからトモヒロは安堵しているかは不明だけど……。
「本当に助けて頂き、ありがとうございます」
スープを受け取り、改めて船長に頭を下げた。
「いやいや、気にする必要はないよ、海の上で遭難していたんだからな。にしても、嬢ちゃん達はどうしてあんな船にのって……」
「せっ船長! 大変です!」
船長の言葉を遮るかの様に、乗員の1人が大慌てで仮眠室に飛び込んで来た。
「騒がしい奴だな……一体どうした?」
「前方に嵐雲です! このままだと直撃します!」
「なっなんだと! すぐ行く! っと、嬢ちゃん達は固定された物にしっかり掴まっているんだ! 船がだいぶ揺れるだろうからな!」
そう言うと船長が仮眠室から飛び出していった。
「嵐雲って……本当だわ……」
窓から外を覗くと、前方にはどす黒くて大きな雲があった。
あの中は間違いなく大時化だろう。
「……なんか嫌な予感がするな」
遭難した切っ掛けが同じだし。
「こ、怖い事言わんといてよ……」
「そ、そうですよ。さっ皆様、船長様がおっしゃっていた通りにしましょう」
「こういう時にぃ嫌な予感って当たるものよねぇ……」
ベルルさんの言う通り、数分後に俺の予感は的中した。
「きゃあああああああああ!!」
船が上下左右に大きく揺れた。
船のせいか、嵐が強いのかわからないが旅客船が襲われた時よりも揺れがひどい。
「おわああああああああ! っちょっちょっ! このままやと、また船が沈むんちゃう!?」
「そっそんな冗談はやめてください! おわっ!」
せっかく助かったのに、あんな事がまた起こってたまるか。
「……ん? え? ええ? 嘘でしょ!?」
窓際にいた俺は信じられないモノが見えた。
それはこの船の5倍位大きさのある大波だ。
終わった…………もう完全に詰んだ。
そう思った瞬間、大波が漁船を飲み込んだ。
混濁する意識の中、ぼんやりと意識が戻って来た。
「――――ま!」
遠くの方から声が聞こえる。
「―――様!」
この声は……ケイト?
「お嬢様!」
「……うっ……」
「お嬢様!! ああ、良かった……お目覚めになりましたか」
うっすらと目を開けると、松明の明かりで照らされた安堵した表情をしているケイトの顔があった。
俺は生きてるのか……? よくまぁあの状況で助かったな。
「……っ」
俺は鈍痛がする頭を抑えながら、ゆっくりと上半身を起こした。
「お嬢様、ご無理はなさらずに」
「大丈夫よ……それより……」
この状況、このやり取り。
すっごいデジャブを感じる。
「……ここは……」
夜だから真っ暗で何も見えない。
ただ、波の音と砂の感触がするからどこかの砂浜っぽいが……。
「……えと、それですが……あれをご覧ください……」
「あれ?」
ケイトが指をさした方向を見て、全て察しがついた。
「……マジかよ」
そこにあったのは見覚えのある簡易なA型シェルター。
そして、かまどに火を入れているユキネさんとトモヒロ、ベルルさんの姿があった。
今俺がいる場所は……。
「おお、目を覚ましたのかい。良かった、全員無事の様だな」
松明を手にした船長さんと他の乗員が近づいて来た。
「だが、どうやらこの島は……」
「はい、わかっています……ここは無人島です……」
元の無人島に帰ってきたわけだ。
こんな事が起きるだなんて想像も出来なかったぞ。
「お嬢様……これからどうされますか?」
どうされますか、か。
「どうもこうもないわ……やる事は1つよ」
俺は立ち上がり、大きく伸びをした。
確かに無人島に戻ってしまった。
だが、状況は前と全然違う。
ここの生活基盤はまだ残っているし、人の数も5人も増えている。
しかも男手で船乗りだから海の知識もある。
なら、俺の取る手段は……。
「丸木舟よりも立派な船を作って、今度こそこの島から脱出してやるわよ!」
サバイバルの再スタートだ!
元・おっさんの異世界サバイバル~前世の記憶を頼りに、無人島から脱出を目指します~――終――
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