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4章 轗軻不遇の輪舞曲
3日後、日課のおわりに
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────ファラクがアリサを迎えてから2ヶ月後
SAMPの拠点では幾人かの構成員が常駐している。
彼等の中ではキャロルのワガママをジョシュが宥める図式が、まるで弟を説教する姉のように見え、名物となっている。
が、今回のそれはキャロルの怒りが相当に爆発しているようで、独特の緊張感が現場に漂っている。
「もうテメーの指図は受けねー。いい加減俺はカタリナと決着つけるぜー。えー?」
「だからぁ、もうちょっと待ってってばぁ。思ったよりぃ、優秀なブレーンがファラクにいるみたいなのぉ」
ジョシュは頭を抱えていた。
彼女はMP、しかも自分の種族に近い『人間戻り』をファラクに買わせれば世論は勿論のこと、主張と真逆の対応を取ったカタリナが失望し内部から瓦解していくだろうと踏んでいたのである。
だが、結果は全てが真逆へ向かってしまった。
カタリナとファラクはその絆をより強固なものにし、アリサにおいては、家政婦として雇っているという風説が世論として定着していた。
『面白くないわねぇ』
あまり派手に行くとロバートがうるさく、かと言ってキャロルを大人しくさせておくのも限界であった。
ジョシュとしてはSAMPの復興が最重要目標である。
腑抜けな先代を圧倒的腕力でねじ伏せたキャロルは現在のSAMPには必要不可欠であり、しばし熟考した後、ジョシュは結論を出す。
「じゃあねぇ、準備するから3日頂戴ぃ。そしたら私は何も言わないわぁ」
「3日だー! 今までも散々待ったろうが!」
「キャロルちゃん、ユングにもぉ、私から話をつけないと、また色々言われちゃうよぉ」
ユングの名を出されたキャロルは舌打ちをし、何もない地面を蹴る。
それはいつもの『姉弟喧嘩』の決着の合図であり、構成員達は一同に緊張がほぐれていった。
「3日だ。それ以上は待たねー」
「任せてよぉ」
ジョシュは笑顔で答えるが内心深いため息をつき、準備に取り掛かった。
──────3日後
「ハァア!」
「やあ!」
ファラク邸の庭において、スラッと伸びた長い脚と、幼いながらもそれに追従するかのような細い脚が太陽光を浴びながらぶつかり合い、放った者同士の汗がその衝撃で弾けている。
喧嘩にように見えるが、実情はカタリナとアリサは組手をおこなっているだけである。
アリサは当初、武道に興味は無いと思われたがカタリナの作戦にまんまとハマり、今では午前中は組手をするのが日課となっていた。
「遅い! その蹴りは『技』にはならんぞ。速度は14で良いから魂を込めろ」
「はい、奥様!」
ただ足を突き出した蹴り技を放ったアリサに、カタリナは『技』では無いと叱りつける。
カタリナが使用する『14』などの数字は、カタリナ独自の攻撃速度の数値化によるものである。
人間、攻撃動作をすれば必ずそこに速度というウェイトが発生する。
最速の牽制技で速度『10』の数値が設定され、数字が上昇する程攻撃速度が『遅い』という事になる。
「たぁ!」
「ふむ、良いぞ。ただ隙が多いな。『-13』背負ってるぞ。 ほれ!」
アリサは体を右方向へコマのように回転し、右足で回し蹴りをカタリナの腹目掛けて放つ。
カタリナはそれをきちんとガードすると、再びアリサが戦闘態勢が整うまでに速度13を要した。
それをカタリナは逃さず、即座に反撃を入れる。それはアリサにとってはガード不可能であり、『確定反撃』としてカタリナの優しいチョップを食らってしまう。
「あだっ! うー、痛いです。奥様」
「ふむ、ただやはり筋は良いぞ。もう少し隙を無くせば技として通用するな。良し、もう一度だ」
「はい! ──たぁ!」
「相手が横に動くことも想定しろ! ほら、スカったぞ」
カタリナはもう一度回し蹴りを放つアリサに対し、右足が当たらぬよう左方向にステップしそれを避けた。
そこにすかさず相手の技を避けた(スカった)隙を狙う『スカ確』などを叩き込まれたところで、今日の組手は終了した。
「はぁはぁ、ありがとうございました奥様」
「ふむ、流石私のアリサだ。筋は良いぞ」
カタリナはアリサの頭をくしゃくしゃと撫でる。
アリサは照れた笑いを浮かべ、もっと強くなってカタリナを喜ばせようと日々決意するのであった。
カタリナとアリサは家へ戻り、2人揃って風呂場へ向かう。
アリサにとってはこのカタリナと一緒に湯浴みをするまでが日課であり、至福のひとときである。
入浴時、カタリナはアリサに気付かれないよう石鹸を隠し持つ。
アリサが背中を向け油断した隙を狙い、石鹸を手を握る力を利用し狙撃する。
たしかし今日もまた、ひょいとアリサに避けられてしまった。
「もう奥様、またその遊びですか?」
「ふむ、こうも当たらんと中々に悔しくてな。いつか当ててやるぞ。ハハハ」
アリサが来た初日からカタリナはこの石鹸遊びを続けているが、まだ当たった試しが無く現在は多少ムキになっている。
アリサは気にしていないが、これはカタリナだけの日課である。
風呂場を出た2人に、既に起きているファラクはその日の気分に合わせた紅茶を家族分淹れる。
当初アリサは主人の行動に恐縮していたが、既に慣れてきたのかいつものように簡単にお礼を言い、リビングで家族が揃うひと時の完成である。
これはファラクの日課となっている。
それぞれの日課を終えると、テーブルを囲いお茶を飲みながら今日の予定を報告しあう。
3人はこの2ヶ月で出来上がった日課に妙な安心感を覚えていた。
それは今日、少し変わる。
それを何となく感じていたのはカタリナだけであった。
「ふむ、今日だがな、ファラクとアリサに買い物に行って貰いたいんだが。良いか?」
「買い物? まぁそれは構わないが、カタリナは一緒に行かないのか?」
「ちょっと野暮用があってな。私は行けん」
「分かったよ。で、何を買ってきてくれば良いんだ?」
「あー、そうだな……ふむ、そろそろ大きいベッドでもどうだ?」
「ああ、確かに。ただ、私とアリサで決めていいのかい?」
カタリナは「サプライズとして楽しみにしている」と言い、一緒には行かない旨を再度ファラクとアリサに通達した。
アリサは最初少し残念そうな顔をしたが、ファラクと買い物に行けるのが楽しみなようで機嫌を取り戻している。
話が纏まるとアリサはいそいそとメイド服に着替えはじめた。
ファラクも外行きのスーツに着替えた時、カタリナに声をかけられた。
「時にファラク、例のクライドンはいつ出来上がる?」
「どうした急に? まぁ、このペースでパーツが届けば1年半か2年といったところだと思うが」
「ふむ、そうか。して簡易フェタークはどこだ?」
「……そこの引き出しだが──」
ファラクはリビングにある引き出しの1つを指差す、カタリナは了解とばかりに話を終わらそうとするが、妙な胸騒ぎがしたファラクはカタリナを逃さなかった。
「カタリナ、何か俺達に隠してないか?」
「ふむ、私は嘘が下手だが、ファラクとアリサを傷付けるつもりはない。分かってくれたか?」
そうまで言い切られるとファラクは何も言うことができず、「あまり無茶はしないでくれよ」と注意するに留める事しか出来なかった。
その時、来客を知らせるチャイムが鳴りひびく。
カタリナより早くファラクは備え付けられた監視モニタを見ると、車を降りてモニタにお辞儀をするステブがそこには写っていた。
「呼んでないが……カタリナか?」
「ふむ、正解だ。流石私の旦那だな」
既にステブを呼んでいる程に重要な事態がカタリナに迫っていると感じたファラクは、やはり出掛けるのをやめようとカタリナの方へ向き直す。
だがカタリナはそれでも「大丈夫だ」と言い張り、それ以上止めるならばこの場で『愛し合う』と謎の脅迫をされたファラクは、渋々着替えを終えたアリサと共に外へ出た。
カタリナを含めた3人でステブの元へ行くと、再度ステブは恭しくお辞儀をし挨拶を済ます。
「お待ちしておりました。今日はお買い物との事ですが、奥様は行かないのですか?」
「ああ、ちょっと野暮用でな」
カタリナが答え、アリサとファラクは車に乗り込む、その際カタリナはファラクに耳打ちをした。
「大丈夫だ。戻ったらきちんと話す」
「分かったよ。ただ、危険な事はやめてくれよ」
ちょっとした崖の上に建つファラク邸から、車が走り去っていく。
それが見えなくなるまで手を振り続けたカタリナは、門をくぐり家へ戻る途中でピタっとその足を止め、首だけ振り返った姿勢で止まった。
「もういいぞ。出てこい」
「キャハハハ、良いのかよ? 貴重なギャラリーだったんじゃねーのか? えー?」
その声を聞き、堂々と正門からやってきたのは、MP服を来た幼い犬の獣人と、同じく幼い猫の獣人を引き連れたキャロルであった。
「ふむ、あまりにも私の圧勝で終わるとファラクも興醒めだからな。出払ってもらったよ」
「言うねー! キャハハハ! 遊びにきたぜー。テメーの断末魔を聞く遊びをなー! えー?」
「そういうのは、私に勝ってから言うのだな」
お互いが堂々と挑発しあったところで、カタリナは戦闘態勢をとった──
SAMPの拠点では幾人かの構成員が常駐している。
彼等の中ではキャロルのワガママをジョシュが宥める図式が、まるで弟を説教する姉のように見え、名物となっている。
が、今回のそれはキャロルの怒りが相当に爆発しているようで、独特の緊張感が現場に漂っている。
「もうテメーの指図は受けねー。いい加減俺はカタリナと決着つけるぜー。えー?」
「だからぁ、もうちょっと待ってってばぁ。思ったよりぃ、優秀なブレーンがファラクにいるみたいなのぉ」
ジョシュは頭を抱えていた。
彼女はMP、しかも自分の種族に近い『人間戻り』をファラクに買わせれば世論は勿論のこと、主張と真逆の対応を取ったカタリナが失望し内部から瓦解していくだろうと踏んでいたのである。
だが、結果は全てが真逆へ向かってしまった。
カタリナとファラクはその絆をより強固なものにし、アリサにおいては、家政婦として雇っているという風説が世論として定着していた。
『面白くないわねぇ』
あまり派手に行くとロバートがうるさく、かと言ってキャロルを大人しくさせておくのも限界であった。
ジョシュとしてはSAMPの復興が最重要目標である。
腑抜けな先代を圧倒的腕力でねじ伏せたキャロルは現在のSAMPには必要不可欠であり、しばし熟考した後、ジョシュは結論を出す。
「じゃあねぇ、準備するから3日頂戴ぃ。そしたら私は何も言わないわぁ」
「3日だー! 今までも散々待ったろうが!」
「キャロルちゃん、ユングにもぉ、私から話をつけないと、また色々言われちゃうよぉ」
ユングの名を出されたキャロルは舌打ちをし、何もない地面を蹴る。
それはいつもの『姉弟喧嘩』の決着の合図であり、構成員達は一同に緊張がほぐれていった。
「3日だ。それ以上は待たねー」
「任せてよぉ」
ジョシュは笑顔で答えるが内心深いため息をつき、準備に取り掛かった。
──────3日後
「ハァア!」
「やあ!」
ファラク邸の庭において、スラッと伸びた長い脚と、幼いながらもそれに追従するかのような細い脚が太陽光を浴びながらぶつかり合い、放った者同士の汗がその衝撃で弾けている。
喧嘩にように見えるが、実情はカタリナとアリサは組手をおこなっているだけである。
アリサは当初、武道に興味は無いと思われたがカタリナの作戦にまんまとハマり、今では午前中は組手をするのが日課となっていた。
「遅い! その蹴りは『技』にはならんぞ。速度は14で良いから魂を込めろ」
「はい、奥様!」
ただ足を突き出した蹴り技を放ったアリサに、カタリナは『技』では無いと叱りつける。
カタリナが使用する『14』などの数字は、カタリナ独自の攻撃速度の数値化によるものである。
人間、攻撃動作をすれば必ずそこに速度というウェイトが発生する。
最速の牽制技で速度『10』の数値が設定され、数字が上昇する程攻撃速度が『遅い』という事になる。
「たぁ!」
「ふむ、良いぞ。ただ隙が多いな。『-13』背負ってるぞ。 ほれ!」
アリサは体を右方向へコマのように回転し、右足で回し蹴りをカタリナの腹目掛けて放つ。
カタリナはそれをきちんとガードすると、再びアリサが戦闘態勢が整うまでに速度13を要した。
それをカタリナは逃さず、即座に反撃を入れる。それはアリサにとってはガード不可能であり、『確定反撃』としてカタリナの優しいチョップを食らってしまう。
「あだっ! うー、痛いです。奥様」
「ふむ、ただやはり筋は良いぞ。もう少し隙を無くせば技として通用するな。良し、もう一度だ」
「はい! ──たぁ!」
「相手が横に動くことも想定しろ! ほら、スカったぞ」
カタリナはもう一度回し蹴りを放つアリサに対し、右足が当たらぬよう左方向にステップしそれを避けた。
そこにすかさず相手の技を避けた(スカった)隙を狙う『スカ確』などを叩き込まれたところで、今日の組手は終了した。
「はぁはぁ、ありがとうございました奥様」
「ふむ、流石私のアリサだ。筋は良いぞ」
カタリナはアリサの頭をくしゃくしゃと撫でる。
アリサは照れた笑いを浮かべ、もっと強くなってカタリナを喜ばせようと日々決意するのであった。
カタリナとアリサは家へ戻り、2人揃って風呂場へ向かう。
アリサにとってはこのカタリナと一緒に湯浴みをするまでが日課であり、至福のひとときである。
入浴時、カタリナはアリサに気付かれないよう石鹸を隠し持つ。
アリサが背中を向け油断した隙を狙い、石鹸を手を握る力を利用し狙撃する。
たしかし今日もまた、ひょいとアリサに避けられてしまった。
「もう奥様、またその遊びですか?」
「ふむ、こうも当たらんと中々に悔しくてな。いつか当ててやるぞ。ハハハ」
アリサが来た初日からカタリナはこの石鹸遊びを続けているが、まだ当たった試しが無く現在は多少ムキになっている。
アリサは気にしていないが、これはカタリナだけの日課である。
風呂場を出た2人に、既に起きているファラクはその日の気分に合わせた紅茶を家族分淹れる。
当初アリサは主人の行動に恐縮していたが、既に慣れてきたのかいつものように簡単にお礼を言い、リビングで家族が揃うひと時の完成である。
これはファラクの日課となっている。
それぞれの日課を終えると、テーブルを囲いお茶を飲みながら今日の予定を報告しあう。
3人はこの2ヶ月で出来上がった日課に妙な安心感を覚えていた。
それは今日、少し変わる。
それを何となく感じていたのはカタリナだけであった。
「ふむ、今日だがな、ファラクとアリサに買い物に行って貰いたいんだが。良いか?」
「買い物? まぁそれは構わないが、カタリナは一緒に行かないのか?」
「ちょっと野暮用があってな。私は行けん」
「分かったよ。で、何を買ってきてくれば良いんだ?」
「あー、そうだな……ふむ、そろそろ大きいベッドでもどうだ?」
「ああ、確かに。ただ、私とアリサで決めていいのかい?」
カタリナは「サプライズとして楽しみにしている」と言い、一緒には行かない旨を再度ファラクとアリサに通達した。
アリサは最初少し残念そうな顔をしたが、ファラクと買い物に行けるのが楽しみなようで機嫌を取り戻している。
話が纏まるとアリサはいそいそとメイド服に着替えはじめた。
ファラクも外行きのスーツに着替えた時、カタリナに声をかけられた。
「時にファラク、例のクライドンはいつ出来上がる?」
「どうした急に? まぁ、このペースでパーツが届けば1年半か2年といったところだと思うが」
「ふむ、そうか。して簡易フェタークはどこだ?」
「……そこの引き出しだが──」
ファラクはリビングにある引き出しの1つを指差す、カタリナは了解とばかりに話を終わらそうとするが、妙な胸騒ぎがしたファラクはカタリナを逃さなかった。
「カタリナ、何か俺達に隠してないか?」
「ふむ、私は嘘が下手だが、ファラクとアリサを傷付けるつもりはない。分かってくれたか?」
そうまで言い切られるとファラクは何も言うことができず、「あまり無茶はしないでくれよ」と注意するに留める事しか出来なかった。
その時、来客を知らせるチャイムが鳴りひびく。
カタリナより早くファラクは備え付けられた監視モニタを見ると、車を降りてモニタにお辞儀をするステブがそこには写っていた。
「呼んでないが……カタリナか?」
「ふむ、正解だ。流石私の旦那だな」
既にステブを呼んでいる程に重要な事態がカタリナに迫っていると感じたファラクは、やはり出掛けるのをやめようとカタリナの方へ向き直す。
だがカタリナはそれでも「大丈夫だ」と言い張り、それ以上止めるならばこの場で『愛し合う』と謎の脅迫をされたファラクは、渋々着替えを終えたアリサと共に外へ出た。
カタリナを含めた3人でステブの元へ行くと、再度ステブは恭しくお辞儀をし挨拶を済ます。
「お待ちしておりました。今日はお買い物との事ですが、奥様は行かないのですか?」
「ああ、ちょっと野暮用でな」
カタリナが答え、アリサとファラクは車に乗り込む、その際カタリナはファラクに耳打ちをした。
「大丈夫だ。戻ったらきちんと話す」
「分かったよ。ただ、危険な事はやめてくれよ」
ちょっとした崖の上に建つファラク邸から、車が走り去っていく。
それが見えなくなるまで手を振り続けたカタリナは、門をくぐり家へ戻る途中でピタっとその足を止め、首だけ振り返った姿勢で止まった。
「もういいぞ。出てこい」
「キャハハハ、良いのかよ? 貴重なギャラリーだったんじゃねーのか? えー?」
その声を聞き、堂々と正門からやってきたのは、MP服を来た幼い犬の獣人と、同じく幼い猫の獣人を引き連れたキャロルであった。
「ふむ、あまりにも私の圧勝で終わるとファラクも興醒めだからな。出払ってもらったよ」
「言うねー! キャハハハ! 遊びにきたぜー。テメーの断末魔を聞く遊びをなー! えー?」
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お互いが堂々と挑発しあったところで、カタリナは戦闘態勢をとった──
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