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第二章
【第31話】練習開始
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「早速やりたいんだが、ミクモは魔法は使えるか?」
「え、あっはい。少しですが一応」
良かった。正直な所、俺は魔法を教えるのが苦手だからね
「よし、それなら問題ない。んじゃ、さっさと終わらせて街に帰ろうぜ」
「はい!よろしくお願いします!」
元気な声にこっちまでやる気が出てくる
【ジョブ:指導者を獲得しました】
ん?なんだこれ
指導者
レアジョブ
このジョブを使用すると仲間の成長が早くなる
ジョブ入手条件不明
これはこれは
またピンポイントなジョブとタイミングですこと
まぁ、俺にとっては好都合だけどね
「じゃあこれから教えるのは全体的な戦闘での動きと、そうだな【海を引き裂く】でいいかな?」
ミクモは首を傾げる
まぁ無理もないか
「それはどういうスキルなのですか?」
「んー、そうだな。実際に見せた方がいいかな」
俺は刀を抜くと居合切りの容量で構える
「よーく見とけよ」
ヒュッ
刀はそのまま何も触れること無く空振る
「えーと何をしたんですか?」
「ちょっとそこの木触ってみ」
ミクモは首を傾げながら俺が指定した木まで歩いていく
ミクモが木に触れた瞬間
その木がゆっくりと倒れだし、ドミノのように一直線に倒れた
「え、私にこれをやれと?」
ミクモが倒れた木と俺を交互に見ながら聞いてきた
「まさか。流石にここまでやる必要はないよ
普通に木が倒せるようになれば合格」
それを聞いたミクモは胸を撫で下ろした
「やり方としては、剣に何でもいいから魔法を纏わせてそれを振り払う感じかな
魔法を使えるなら多分すぐ覚えられるよ」
そう言って俺の刀をミクモに渡す
「あの、私は自分の剣があるんですが…」
「このスキルはね、刀専用のスキルなんだよ
それがどういう事か分かるかな?」
「……私は刀の方が向いているという事ですか?」
「ご名答。さぁ、頑張ろうか」
俺は笑顔で言いそれにミクモが無言で頷く
これから2週間何も無ければいいけど……
俺の嫌な予感って結構当たるからめんどくさいんだよね~
「え、あっはい。少しですが一応」
良かった。正直な所、俺は魔法を教えるのが苦手だからね
「よし、それなら問題ない。んじゃ、さっさと終わらせて街に帰ろうぜ」
「はい!よろしくお願いします!」
元気な声にこっちまでやる気が出てくる
【ジョブ:指導者を獲得しました】
ん?なんだこれ
指導者
レアジョブ
このジョブを使用すると仲間の成長が早くなる
ジョブ入手条件不明
これはこれは
またピンポイントなジョブとタイミングですこと
まぁ、俺にとっては好都合だけどね
「じゃあこれから教えるのは全体的な戦闘での動きと、そうだな【海を引き裂く】でいいかな?」
ミクモは首を傾げる
まぁ無理もないか
「それはどういうスキルなのですか?」
「んー、そうだな。実際に見せた方がいいかな」
俺は刀を抜くと居合切りの容量で構える
「よーく見とけよ」
ヒュッ
刀はそのまま何も触れること無く空振る
「えーと何をしたんですか?」
「ちょっとそこの木触ってみ」
ミクモは首を傾げながら俺が指定した木まで歩いていく
ミクモが木に触れた瞬間
その木がゆっくりと倒れだし、ドミノのように一直線に倒れた
「え、私にこれをやれと?」
ミクモが倒れた木と俺を交互に見ながら聞いてきた
「まさか。流石にここまでやる必要はないよ
普通に木が倒せるようになれば合格」
それを聞いたミクモは胸を撫で下ろした
「やり方としては、剣に何でもいいから魔法を纏わせてそれを振り払う感じかな
魔法を使えるなら多分すぐ覚えられるよ」
そう言って俺の刀をミクモに渡す
「あの、私は自分の剣があるんですが…」
「このスキルはね、刀専用のスキルなんだよ
それがどういう事か分かるかな?」
「……私は刀の方が向いているという事ですか?」
「ご名答。さぁ、頑張ろうか」
俺は笑顔で言いそれにミクモが無言で頷く
これから2週間何も無ければいいけど……
俺の嫌な予感って結構当たるからめんどくさいんだよね~
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