61 / 85
第四章
【第58話】ゲノム王国
しおりを挟む
ゲノム王国は王都ユキリスから
距離にして約2000キロ
普段なら馬車で移動するのだが、俺には飛行魔法があるので夕方にはゲノム王国に着くことが出来た
城門では入国審査が行われている為、それを待つ長い列が出来ていた
普段、ユキリスでは飛行を使いながらそのまま入国しても大丈夫だが、ここでは迎撃される事も想定して大人しく城門から入る事に
まっ、次からは知らないけどね~(笑)
待つこと1時間、やっと俺の番が回ってきた
「それでは身分証をご提示ください」
俺がギルドカードを出そうとした時、後から来た男2人組が俺を押しのけ割り込んできた
「どうも順番待ちありがとう」
「いやぁ悪いねぇ入れてもらっちゃって」
どこの世界でもこういう輩は居るもんだなぁ…
「ちょっと、誰だか知らないけど俺が並んでたんだ
それに皆だって並んでいる
それに、俺はお前らが気に入らない!」
男達は仔犬を見るような目で俺を見てきた
「なんだこいつ、生意気だな?」
「俺らAランクの冒険者なんだぜ?」
「だからどうした?」
「分からねぇか?痛い目を見たくなけりゃさっさと引けって言ってんだ」
「だーかーらー、それがどうしたって言ってんだろ?」
俺は自分のギルドカードを出し2人に見せつける
「死にたくなければさっさと失せろ、目障りだ」
男達の顔色が一気に変わる
「おい、シュウヤって…」
「あぁ、Sランク第1位の…」
「どうした?さっさと失せろ!」
俺が【殺気】を発動させながら叫ぶと慌てて2人は逃げていった
もう会いたくないもんだな
後ろに並んでいた人達も怯えた様子だったので笑顔で軽く会釈をする
頭を下げた時に怯えられたが、自業自得だな…
その後は何事も無く街に入れた
日は完全に沈み辺りは暗くなっていたが俺は街を散策して見ることにした
ユキリスとは違った街並みに知らない料理
それにユキリスに負けない程の人の量
「なかなかでかいな…」
俺は趣味である食べ歩きを兼ねて屋台で食べ物を買いながら街を歩き回ってみた
「ちょっとそこのおにいさん!」
いきなり後から肩を叩かれたので驚いたが、振り向くと俺と同じくらいの女の子が笑顔で立っている
「今日の宿はお決まり?良かったらうちの宿に来ない?」
「そうだな、まだ決まってないしお世話になろうかな」
「やった!それじゃ早く行こう!」
女の子は嬉しそうに俺の手を引くと【風の雫】と書いてある宿屋に連れていってくれた
「お母さん!お客さんだよー!」
「ちょっと!無理矢理連れてきたんじゃ無いでしょうね!!」
少女が俺の手を引いているのを見て女将さんは少し困った顔をしている
「ちょうど宿を探していたところなので
むしろよろしいでしょうか?」
「見ての通りあまり繁盛してなくてね
泊まってくれるならありがたいんだが、あんた結構いい身なりじゃないか?むしろいいのかい?こんな所で」
「なんだか実家に帰ってきたって感じがして俺は好きだな
それに俺はただの冒険者ですよ?」
「やったぁ!泊まってくれるのね!
…そう言えば、お客さんの名前聞いてなかったわね」
「リオ!あんたお客さんの名前聞いてなかったのかい?全く困った子だよ…」
女将さんは大きなため息をついた
「俺は柊夜、朝日 柊夜だ
しばらくの間よろしくお願いしますね」
俺はそう言ってカウンターの席についた
距離にして約2000キロ
普段なら馬車で移動するのだが、俺には飛行魔法があるので夕方にはゲノム王国に着くことが出来た
城門では入国審査が行われている為、それを待つ長い列が出来ていた
普段、ユキリスでは飛行を使いながらそのまま入国しても大丈夫だが、ここでは迎撃される事も想定して大人しく城門から入る事に
まっ、次からは知らないけどね~(笑)
待つこと1時間、やっと俺の番が回ってきた
「それでは身分証をご提示ください」
俺がギルドカードを出そうとした時、後から来た男2人組が俺を押しのけ割り込んできた
「どうも順番待ちありがとう」
「いやぁ悪いねぇ入れてもらっちゃって」
どこの世界でもこういう輩は居るもんだなぁ…
「ちょっと、誰だか知らないけど俺が並んでたんだ
それに皆だって並んでいる
それに、俺はお前らが気に入らない!」
男達は仔犬を見るような目で俺を見てきた
「なんだこいつ、生意気だな?」
「俺らAランクの冒険者なんだぜ?」
「だからどうした?」
「分からねぇか?痛い目を見たくなけりゃさっさと引けって言ってんだ」
「だーかーらー、それがどうしたって言ってんだろ?」
俺は自分のギルドカードを出し2人に見せつける
「死にたくなければさっさと失せろ、目障りだ」
男達の顔色が一気に変わる
「おい、シュウヤって…」
「あぁ、Sランク第1位の…」
「どうした?さっさと失せろ!」
俺が【殺気】を発動させながら叫ぶと慌てて2人は逃げていった
もう会いたくないもんだな
後ろに並んでいた人達も怯えた様子だったので笑顔で軽く会釈をする
頭を下げた時に怯えられたが、自業自得だな…
その後は何事も無く街に入れた
日は完全に沈み辺りは暗くなっていたが俺は街を散策して見ることにした
ユキリスとは違った街並みに知らない料理
それにユキリスに負けない程の人の量
「なかなかでかいな…」
俺は趣味である食べ歩きを兼ねて屋台で食べ物を買いながら街を歩き回ってみた
「ちょっとそこのおにいさん!」
いきなり後から肩を叩かれたので驚いたが、振り向くと俺と同じくらいの女の子が笑顔で立っている
「今日の宿はお決まり?良かったらうちの宿に来ない?」
「そうだな、まだ決まってないしお世話になろうかな」
「やった!それじゃ早く行こう!」
女の子は嬉しそうに俺の手を引くと【風の雫】と書いてある宿屋に連れていってくれた
「お母さん!お客さんだよー!」
「ちょっと!無理矢理連れてきたんじゃ無いでしょうね!!」
少女が俺の手を引いているのを見て女将さんは少し困った顔をしている
「ちょうど宿を探していたところなので
むしろよろしいでしょうか?」
「見ての通りあまり繁盛してなくてね
泊まってくれるならありがたいんだが、あんた結構いい身なりじゃないか?むしろいいのかい?こんな所で」
「なんだか実家に帰ってきたって感じがして俺は好きだな
それに俺はただの冒険者ですよ?」
「やったぁ!泊まってくれるのね!
…そう言えば、お客さんの名前聞いてなかったわね」
「リオ!あんたお客さんの名前聞いてなかったのかい?全く困った子だよ…」
女将さんは大きなため息をついた
「俺は柊夜、朝日 柊夜だ
しばらくの間よろしくお願いしますね」
俺はそう言ってカウンターの席についた
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる