あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね？なんか、森にいるんですけど.......。

第一章

神様がツッコミどころ満載な件

真っ白だ。
どこもかしこも。
「ここ、どこ？」
「ああ、起きましたか？」
いきなり、イケメンが現れた。
「だ、誰ですか？」
「私ですか？私は神です。」
「神ですか。」
「はい。そうです。」
「そうなんですね。」
ああ、神ね。
...............。
ん?
神!?
ナニこの人......。
頭おかしいのかな？
「頭はおかしくないですよ？」
「なッ!!!何で心を!?」
「神ですから。」
本当に神なの？
っていうか、そもそも何でここに私がいるのか教えてほしい。(←今更)
「ああ、それなら....、あなたが死んだからです。」
マジですか.....。
「ですが、そもそもあなたが死ぬ予定ではなかったのです。なので、どうしましょう？」
えっ？どうしましょう？
「とりあえず、転生させましょう！」
か、神様？と、とりあえずで転生させちゃっていいの？
「あ、ダメですかね？」
何この神様？大丈夫？
「大丈夫ですよ！........多分(ボソッ)」
なんか、めちゃめちゃ不安なんですけど.......。