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第2話 ラビトピアのアリス
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リックに導かれ、ウサギ小屋の用具入れに広がる異次元空間に飛び込むと、そこに広がっていたのは…
「着いたの…?わぁ!ウサギ達が服着て二足歩行で歩いてる!」
「ここがウサギの国、ラビトピアだよ!ウサギ達が人間と同じように文明を築き、人間と同じように社会を作って生活しているんだ!」
「まるでママの絵本の世界みたいだ!…でも周りのみんなはなんだか元気がないみたい…」
ラビトピアの住人たちは、みんなして暗い様子でした…
「それはやっぱり怪物が復活してしまったから…ってボクはその怪物を止めるためにキミをここにつれてきたんだった!早くあそこのお城にいる女王様に会いに行こう!」
わたしはリックとともに、怪物のことや勇者のことを聞くために女王様の住むお城に向かいました。
「ようこそおいでくださいました風花アリス様。私はこのラビトピアの女王、バニラーバです。」
「これはこれは女王様、初めまして。様づけじゃなくてもアリスさんで大丈夫です。」
「リックが突然あなたをここへ連れ出して、さぞ驚かれてしまったことでしょう…申し訳ありません」
「ボクからも改めて謝るよ…」
「…ですが今ラビトピアがピンチなのです…それを救えるのはアリスさん、あなたしかいません!」
「その話はリックから聞きました…でも怪物とか勇者とかよくわからなくて…」
「詳しくは私から説明いたしましょう…
今から300年前、このラビトピアに突如として4体の怪物が現れ、ラビトピアは崩壊の危機におちいりました…
それを救ったのが人間界からこの国に迷い込んできた一人の男でした…
彼は4体の怪物を封印し、見事ラビトピアに平和を取り戻したのです。
しかしその後、原因不明の天変地異により何度か怪物を封印している祠が破壊され、復活してしまっています。
そのたびに人間界から新たに勇者に選ばれた者が現れ、怪物たちを封印してきたのです。
前回復活したのは30年ほど前のこと…ちょうどあなたと同じくらいの女の子が怪物たちと戦ってくださいました。」
「えっ!?そうなんですか!?
…でも、怪物は何度も復活しているんですよね?もしまた封印できたとしても、また復活して、同じことの繰り返しになってしまうのでは…怪物を完全に倒す方法はないんですか?」
「我々は今まで、怪物たちを完全に倒せる戦力を探し続け、ラビトピア国民も頑張ってきました。
しかし、今までどの勇者も怪物たちを再度封印するのが精いっぱいでした。
しかしこの勇者のペンダントが今までの勇者たちの時と比べ物にならないエネルギーをあなたからキャッチしているのです!
アリスさん、怪物たちを完全に討伐し、この国に恒久の平和をもたらせるのはあなたしかいないのです!お願いできますか?」
「わかりました!わたしが必ず怪物たちを倒し、ラビトピアを救って見せます!」
「ありがとうございます…それでは、この勇者のペンダントに手をかざして、この古文書にに書かれた文章を読み上げてください。」
「わかりました女王様。」
わたしはそっとペンダントに手をかざし、文章を読み上げました。
『我はラビトピアを救いし勇者なり。今、この国を襲いし災い、邪なるもの、すべて断ち切るためこの身をささげていざ参らん!』
アリスが文章を読み上げた後、彼女の全身をペンダントから放たれる光が包み込んだ。
リック「やった!勇者アリスの誕生だー!」
「…わっ!すごい!この衣装ママの絵本の主人公みたいでかわいいー!」
ペンダントの力で私が身にまとった勇者の衣装…それは従来の勇者のイメージとは一線を画した、不思議の国のアリスをほうふつとさせる衣装にうさ耳、手には魔法少女のようなステッキといういで立ちでした。」
女王様「ただかわいいわけじゃありませんよ。その装備は怪物たちの攻撃からあなたを守り、そして討伐するための力を与えてくれます。
そしてペンダントにもあなたの冒険と戦いを手助けしてくれる力が秘められています。」
リック「詳しくは力が必要になった時ににボクから説明するよ!
女王様、ボクもアリスちゃんのサポートとして冒険に同行します!」
「わかりました。ふたりとも、ご武運をいのりますよ。」
「ありがとうございます女王様!わたし行ってまいります!」
「ボクもいい報告ができるよう頑張ります!」
「こうしてわたしとリックのラビトピアを救う旅がはじまったのでした。」
「着いたの…?わぁ!ウサギ達が服着て二足歩行で歩いてる!」
「ここがウサギの国、ラビトピアだよ!ウサギ達が人間と同じように文明を築き、人間と同じように社会を作って生活しているんだ!」
「まるでママの絵本の世界みたいだ!…でも周りのみんなはなんだか元気がないみたい…」
ラビトピアの住人たちは、みんなして暗い様子でした…
「それはやっぱり怪物が復活してしまったから…ってボクはその怪物を止めるためにキミをここにつれてきたんだった!早くあそこのお城にいる女王様に会いに行こう!」
わたしはリックとともに、怪物のことや勇者のことを聞くために女王様の住むお城に向かいました。
「ようこそおいでくださいました風花アリス様。私はこのラビトピアの女王、バニラーバです。」
「これはこれは女王様、初めまして。様づけじゃなくてもアリスさんで大丈夫です。」
「リックが突然あなたをここへ連れ出して、さぞ驚かれてしまったことでしょう…申し訳ありません」
「ボクからも改めて謝るよ…」
「…ですが今ラビトピアがピンチなのです…それを救えるのはアリスさん、あなたしかいません!」
「その話はリックから聞きました…でも怪物とか勇者とかよくわからなくて…」
「詳しくは私から説明いたしましょう…
今から300年前、このラビトピアに突如として4体の怪物が現れ、ラビトピアは崩壊の危機におちいりました…
それを救ったのが人間界からこの国に迷い込んできた一人の男でした…
彼は4体の怪物を封印し、見事ラビトピアに平和を取り戻したのです。
しかしその後、原因不明の天変地異により何度か怪物を封印している祠が破壊され、復活してしまっています。
そのたびに人間界から新たに勇者に選ばれた者が現れ、怪物たちを封印してきたのです。
前回復活したのは30年ほど前のこと…ちょうどあなたと同じくらいの女の子が怪物たちと戦ってくださいました。」
「えっ!?そうなんですか!?
…でも、怪物は何度も復活しているんですよね?もしまた封印できたとしても、また復活して、同じことの繰り返しになってしまうのでは…怪物を完全に倒す方法はないんですか?」
「我々は今まで、怪物たちを完全に倒せる戦力を探し続け、ラビトピア国民も頑張ってきました。
しかし、今までどの勇者も怪物たちを再度封印するのが精いっぱいでした。
しかしこの勇者のペンダントが今までの勇者たちの時と比べ物にならないエネルギーをあなたからキャッチしているのです!
アリスさん、怪物たちを完全に討伐し、この国に恒久の平和をもたらせるのはあなたしかいないのです!お願いできますか?」
「わかりました!わたしが必ず怪物たちを倒し、ラビトピアを救って見せます!」
「ありがとうございます…それでは、この勇者のペンダントに手をかざして、この古文書にに書かれた文章を読み上げてください。」
「わかりました女王様。」
わたしはそっとペンダントに手をかざし、文章を読み上げました。
『我はラビトピアを救いし勇者なり。今、この国を襲いし災い、邪なるもの、すべて断ち切るためこの身をささげていざ参らん!』
アリスが文章を読み上げた後、彼女の全身をペンダントから放たれる光が包み込んだ。
リック「やった!勇者アリスの誕生だー!」
「…わっ!すごい!この衣装ママの絵本の主人公みたいでかわいいー!」
ペンダントの力で私が身にまとった勇者の衣装…それは従来の勇者のイメージとは一線を画した、不思議の国のアリスをほうふつとさせる衣装にうさ耳、手には魔法少女のようなステッキといういで立ちでした。」
女王様「ただかわいいわけじゃありませんよ。その装備は怪物たちの攻撃からあなたを守り、そして討伐するための力を与えてくれます。
そしてペンダントにもあなたの冒険と戦いを手助けしてくれる力が秘められています。」
リック「詳しくは力が必要になった時ににボクから説明するよ!
女王様、ボクもアリスちゃんのサポートとして冒険に同行します!」
「わかりました。ふたりとも、ご武運をいのりますよ。」
「ありがとうございます女王様!わたし行ってまいります!」
「ボクもいい報告ができるよう頑張ります!」
「こうしてわたしとリックのラビトピアを救う旅がはじまったのでした。」
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