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第11話 ダイゴ、まさかのCMデビューです!?
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とある土曜日…ダイゴは一家で午前中からつぼみのCM撮影の現場に見学に来ていた。
「つぼみちゃん入られま~す!!」
つぼみ「おはようございま~す!!よろしくおねがいしま~す!!」
ケイコ「ディレクターの加賀さん、いつもお世話になっております…本日はうちのつぼみをよろしくお願いします…それと新しい家族です!」
ダイゴ「お初にお目にかかります!つぼみのお兄ちゃんの石嶺ダイゴです!以後お見知りおきを!!」
コテツ「ダイゴの実父で、この度つぼみちゃんの母のケイコさんと結婚いたしました石嶺コテツです!よろしくお願いしま…って誰かと思ったら加賀っちじゃないか~!久しぶりぃ~!!ずいぶん老けてたから気づかなかったぜ~!!」
加賀「おっ!見覚えあると思えばコテっちゃんじゃないか~!!10何年かぶりか~!?」
ダイゴ「お、親父!!その人と知り合いだったの!?」
コテツ「息子のくせに忘れたのかダイゴ!?オレはこれでも元モデルだぜ!?加賀っちはそのころにCM撮影とかでお世話になったディレクターだ!」
ダイゴ「でもその人親父より年上でしょ?加賀っちなんて軽々しく呼んでいいの?」
加賀「私は堅苦しいのとか上下関係とかが嫌いでね、リラックスして撮影に臨んでもらいたいという思いもあって私より年下でもタメ口・ニックネームOKにしてるのさ!だからダイゴくんも”加賀っち”って気軽に呼んでくれていいぞ!」
ダイゴ「い、イヤ、オレはさすがに…家族じゃない超年上の人にタメはちょっと…」
そんなこんなでいよいよ撮影の準備…今回はチョコレート菓子のCM。
CMソングに合わせてつぼみがクマの着ぐるみ2体とダンスする内容なのだ。
しかし準備中にスタジオにとんでもないニュースが舞い込む…
スタッフ「加賀っちさん大変です!クマの着ぐるみのスーツアクター(中の人)のうちの一人が体調不良で本日来れないとのことです!!」
加賀「弱ったな…誰か代役は…いるじゃないかソコに!!ちょうどこの着ぐるみにぴったりそうなのが!!」
加賀が指さした先にいた人物…それは石嶺ダイゴであった。
「お、オレ!?でもオレメディアに顔出ししないって決めてますし…だいいちオレダンスなんて苦手ですから…」
「大丈夫!着ぐるみだから顔は隠れてるうえセリフもなくて簡単な振り付けをしてくれればいいだけだし、君がやってるって絶対公表しないから!!妹さんを助けると思ってお願いお兄ちゃん!」
「オレがつぼみちゃんを…わかりました!石嶺ダイゴ、お兄ちゃんとして一肌脱ぎます!あくまでも僕は一般人ですのでギャラはいただきません!!」
ケイコ「おっ!カッコイイ!!頑張ってねお兄ちゃん!」
つぼみ「わーい!お兄ちゃんと一緒にお仕事だ~!」
コテツ「あの金にがめついダイゴから”ギャラはいらない”なんて言葉が出るなんて…14年でよく成長したな~!」
そしてダイゴは例の着ぐるみを装着。緊張しながらもつぼみちゃんのため…演技へのスイッチが入る。
「つぼみちゃん~!お兄ちゃん似合ってるベア~?一緒に頑張るベア~!」
「似合ってるよお兄ちゃん!…でもいちいち語尾に”ベア”ってつければいいってもんじゃないよ…」
加賀「つぼみちゃんも鋭いね~!ではつぼみちゃん、お兄ちゃんに振り付けの指導よろしく!」
「はい!お兄ちゃん!まずはつぼみのマネをして両腕を上下左右に振ってみて!」
「こ、こうか!?…結構動き速いな…おまけにこの格好だと重くて結構体力消耗するな…」
「もし戸惑うことがあったら前にいるつぼみと同じ動きをすれば大丈夫だよ!!」
加賀「…指導はばっちりみたいですね。それでは本番いってみましょう!まずは前半部分から!」
ダイゴ「も、もう本番ですか!?」
つぼみ「大丈夫だよお兄ちゃん!リラックスリラックス!!」
ダイゴ「は~い!頑張りまちょ~!」
コテツ「本当に大丈夫かねアイツ…」
「それではよ~い…アクション!!」
つぼみ「♪プチプチポップンチビポップン♪」
ダイゴ(…やっぱ着ぐるみは重いからなかなかスピードを合わせるのが…)
加賀「カーット!!…ダイゴくん、何とか合わせようとしてくれてるのは伝わるけど、ちょっと1テンポぐらい遅れてるな…あと動きがパラパラ漫画かってぐらいカクカクしてるからもうちょっと滑らかな動きを心がけて!難しいかもしれないけど頑張って!」
ダイゴ「す、すみません!!的確なアドバイスありがとうございます!」
つぼみ「お兄ちゃん!ファイトだよ!」
「それでは気を取り直してもう一度…アクション!」
「♪プチプチポップン…」
ダイゴ(今度は少し早めに動くように…)
「カーット!!…ダイゴくん今度は速すぎだよ~もうちょっとゆっくり!」
ダイゴ「す、すみません!!…CM撮影ってもっとあっさり終わるものだと思ってたけど…たかがCMされどCMってことか…甘く見てはいけないな…」
「ではテイク3!アクション!」
「♪プチプチポップン…」
(今度はつぼみちゃんの動きも見ながらタイミングを合わせて…多分ばっちりだろう…)
「カーット!!取り直し!!」
(ダ、ダメなの!?)
「ダイゴくん、タイミングはあってるんだけどね…動きがさっきより硬くなってるな…」
「ご、ごめんなさい!(何かに集中すれば別の何かがおろそかになってしまう…昔からの悪い癖が出てしまったな…)」
「ではテイク4!アクション!」
(今度こそ、タイミングだけじゃなくなめらかさも意識して…)
ダイゴ、ここまでの反省点を踏まえ、4度目の演技に挑む。4度目の正直なるか!?
「カーット!!OKです!ダイゴくんよくできてるじゃないか!!もちろんつぼみちゃんももうひとりのクマさんもね!!」
ダイゴ「ありがとうございます!」
つぼみ「モニターから見えてたよお兄ちゃんの演技!よく頑張ってたよ!」
スーツアクター「よくやったじゃないか若いの!いくら失敗してもあきらめないガッツ…オレの駆け出しのころを見ているようだったよ!オレも苦労したからな…」
加賀「では中盤のつぼみちゃん単独の商品説明シーンは最後に撮影するとして先にラストシーンとっちゃいましょう!!つぼみちゃん、また指導よろしく!!」
「はい!お兄ちゃん!最後はつぼみと一緒に右腕をあげて決めポーズ!」
ダイゴ「こ、こうか!?」
「そう!!いい感じ!」
「…では本番行ってみましょう!アクション!!」
「♪チビっと食べたいチビポップン♪」
「カット!…ダイゴくん最初の頃に比べれば動きはよくなってきてるよ!でも腕をあげるときに力強くあげすぎずもうちょっと優しい感じでお願いできるかな?」
「は、はい!!」
「ではていく2…アクション!」
「♪チビっと食べたい…」
(今度は腕をやさしく…)
ダイゴは加賀さんのアドバイスを真摯に受け止め、演技を改善していく。
「…はいOKです!!みんなよかったよ~!クマさんたちのパートはここまでですね!お疲れさまでした!いったんお昼休憩をはさんでつぼみちゃんの単独パートと、つぼみちゃん単独のWeb版の撮影に入ります!」
つぼみ「お兄ちゃんお疲れ様~!」
「ありがとうつぼみちゃん!お兄ちゃんカッコよかったかい!?」
「うん!!かっこよかった!」
スーツアクター「突然の依頼だった割にはよく頑張ったじゃないか若いの!これからもつぼみちゃんのお兄ちゃんとして頑張れよ!」
「ありがとうございます!!」
コテツ「本当に大丈夫かとか言ってスマンなダイゴ…お前は…お前はよくやってくれた~!」
ケイコ「あらあらこんなところで泣くんじゃありませんよあなた…ダイゴくん、本当にお疲れ様!!」
その後、休憩をはさんで行われたつぼみの単独パートとWeb用の撮影も無事完了し、夕方に撮影は終了…
ダイゴ「CM撮影って結構時間かかるんだな…オレ動いたの午前から昼ぐらいまでだったけど…腕の動かしすぎで筋肉痛だ~」
コテツ「そんなプロみたいな顔で偉そうに言うなよ!ま、頑張ったのは事実だけどな!」
加賀「ダイゴくん、今日は本当にありがとう!ギャラは受け取らないって話だったけれどこっちのピンチを救ってくれたわけだからお礼だけはさせてくれないかな?この後焼肉除夜園でごちそうしたいんだけれどいいかな?もちろんご家族も一緒で!!」
「あ、ありがとうございます!ありがたくゴチになります!(高級焼き肉屋…縁のないと思ってた除夜園に行けるなんて…)」
コテツ「除夜園なんて懐かしいな…モデルやってた時以来か?あの時も加賀っちによくゴチになってたっっけ…」
つぼみ「やった~!つぼみ除夜園大好き~!!」
ケイコ「ありがとうございます!加賀さん!…そういえばもうひとりのスーツアクターの方はいかれないんですか?見当たらないけど…」
加賀「彼は仕事で名古屋に行くからってお断りしちゃって帰っちゃったのよ…別に明日新幹線に乗っても間に合うみたいだから今日は飲んで食ってしてもいいのに…」
ダイゴ「それはちょっと寂しいですがそれじゃあ行きましょう除夜園へ!!」
コテツ「こら!勝手に仕切るな!それにディナーまであと1時間半以上あるぞ!!」
突然の依頼ながら、お兄ちゃんとしてその仕事をしっかり果たしたダイゴ。さあ、最高の焼肉が待ってるぞ!!
「つぼみちゃん入られま~す!!」
つぼみ「おはようございま~す!!よろしくおねがいしま~す!!」
ケイコ「ディレクターの加賀さん、いつもお世話になっております…本日はうちのつぼみをよろしくお願いします…それと新しい家族です!」
ダイゴ「お初にお目にかかります!つぼみのお兄ちゃんの石嶺ダイゴです!以後お見知りおきを!!」
コテツ「ダイゴの実父で、この度つぼみちゃんの母のケイコさんと結婚いたしました石嶺コテツです!よろしくお願いしま…って誰かと思ったら加賀っちじゃないか~!久しぶりぃ~!!ずいぶん老けてたから気づかなかったぜ~!!」
加賀「おっ!見覚えあると思えばコテっちゃんじゃないか~!!10何年かぶりか~!?」
ダイゴ「お、親父!!その人と知り合いだったの!?」
コテツ「息子のくせに忘れたのかダイゴ!?オレはこれでも元モデルだぜ!?加賀っちはそのころにCM撮影とかでお世話になったディレクターだ!」
ダイゴ「でもその人親父より年上でしょ?加賀っちなんて軽々しく呼んでいいの?」
加賀「私は堅苦しいのとか上下関係とかが嫌いでね、リラックスして撮影に臨んでもらいたいという思いもあって私より年下でもタメ口・ニックネームOKにしてるのさ!だからダイゴくんも”加賀っち”って気軽に呼んでくれていいぞ!」
ダイゴ「い、イヤ、オレはさすがに…家族じゃない超年上の人にタメはちょっと…」
そんなこんなでいよいよ撮影の準備…今回はチョコレート菓子のCM。
CMソングに合わせてつぼみがクマの着ぐるみ2体とダンスする内容なのだ。
しかし準備中にスタジオにとんでもないニュースが舞い込む…
スタッフ「加賀っちさん大変です!クマの着ぐるみのスーツアクター(中の人)のうちの一人が体調不良で本日来れないとのことです!!」
加賀「弱ったな…誰か代役は…いるじゃないかソコに!!ちょうどこの着ぐるみにぴったりそうなのが!!」
加賀が指さした先にいた人物…それは石嶺ダイゴであった。
「お、オレ!?でもオレメディアに顔出ししないって決めてますし…だいいちオレダンスなんて苦手ですから…」
「大丈夫!着ぐるみだから顔は隠れてるうえセリフもなくて簡単な振り付けをしてくれればいいだけだし、君がやってるって絶対公表しないから!!妹さんを助けると思ってお願いお兄ちゃん!」
「オレがつぼみちゃんを…わかりました!石嶺ダイゴ、お兄ちゃんとして一肌脱ぎます!あくまでも僕は一般人ですのでギャラはいただきません!!」
ケイコ「おっ!カッコイイ!!頑張ってねお兄ちゃん!」
つぼみ「わーい!お兄ちゃんと一緒にお仕事だ~!」
コテツ「あの金にがめついダイゴから”ギャラはいらない”なんて言葉が出るなんて…14年でよく成長したな~!」
そしてダイゴは例の着ぐるみを装着。緊張しながらもつぼみちゃんのため…演技へのスイッチが入る。
「つぼみちゃん~!お兄ちゃん似合ってるベア~?一緒に頑張るベア~!」
「似合ってるよお兄ちゃん!…でもいちいち語尾に”ベア”ってつければいいってもんじゃないよ…」
加賀「つぼみちゃんも鋭いね~!ではつぼみちゃん、お兄ちゃんに振り付けの指導よろしく!」
「はい!お兄ちゃん!まずはつぼみのマネをして両腕を上下左右に振ってみて!」
「こ、こうか!?…結構動き速いな…おまけにこの格好だと重くて結構体力消耗するな…」
「もし戸惑うことがあったら前にいるつぼみと同じ動きをすれば大丈夫だよ!!」
加賀「…指導はばっちりみたいですね。それでは本番いってみましょう!まずは前半部分から!」
ダイゴ「も、もう本番ですか!?」
つぼみ「大丈夫だよお兄ちゃん!リラックスリラックス!!」
ダイゴ「は~い!頑張りまちょ~!」
コテツ「本当に大丈夫かねアイツ…」
「それではよ~い…アクション!!」
つぼみ「♪プチプチポップンチビポップン♪」
ダイゴ(…やっぱ着ぐるみは重いからなかなかスピードを合わせるのが…)
加賀「カーット!!…ダイゴくん、何とか合わせようとしてくれてるのは伝わるけど、ちょっと1テンポぐらい遅れてるな…あと動きがパラパラ漫画かってぐらいカクカクしてるからもうちょっと滑らかな動きを心がけて!難しいかもしれないけど頑張って!」
ダイゴ「す、すみません!!的確なアドバイスありがとうございます!」
つぼみ「お兄ちゃん!ファイトだよ!」
「それでは気を取り直してもう一度…アクション!」
「♪プチプチポップン…」
ダイゴ(今度は少し早めに動くように…)
「カーット!!…ダイゴくん今度は速すぎだよ~もうちょっとゆっくり!」
ダイゴ「す、すみません!!…CM撮影ってもっとあっさり終わるものだと思ってたけど…たかがCMされどCMってことか…甘く見てはいけないな…」
「ではテイク3!アクション!」
「♪プチプチポップン…」
(今度はつぼみちゃんの動きも見ながらタイミングを合わせて…多分ばっちりだろう…)
「カーット!!取り直し!!」
(ダ、ダメなの!?)
「ダイゴくん、タイミングはあってるんだけどね…動きがさっきより硬くなってるな…」
「ご、ごめんなさい!(何かに集中すれば別の何かがおろそかになってしまう…昔からの悪い癖が出てしまったな…)」
「ではテイク4!アクション!」
(今度こそ、タイミングだけじゃなくなめらかさも意識して…)
ダイゴ、ここまでの反省点を踏まえ、4度目の演技に挑む。4度目の正直なるか!?
「カーット!!OKです!ダイゴくんよくできてるじゃないか!!もちろんつぼみちゃんももうひとりのクマさんもね!!」
ダイゴ「ありがとうございます!」
つぼみ「モニターから見えてたよお兄ちゃんの演技!よく頑張ってたよ!」
スーツアクター「よくやったじゃないか若いの!いくら失敗してもあきらめないガッツ…オレの駆け出しのころを見ているようだったよ!オレも苦労したからな…」
加賀「では中盤のつぼみちゃん単独の商品説明シーンは最後に撮影するとして先にラストシーンとっちゃいましょう!!つぼみちゃん、また指導よろしく!!」
「はい!お兄ちゃん!最後はつぼみと一緒に右腕をあげて決めポーズ!」
ダイゴ「こ、こうか!?」
「そう!!いい感じ!」
「…では本番行ってみましょう!アクション!!」
「♪チビっと食べたいチビポップン♪」
「カット!…ダイゴくん最初の頃に比べれば動きはよくなってきてるよ!でも腕をあげるときに力強くあげすぎずもうちょっと優しい感じでお願いできるかな?」
「は、はい!!」
「ではていく2…アクション!」
「♪チビっと食べたい…」
(今度は腕をやさしく…)
ダイゴは加賀さんのアドバイスを真摯に受け止め、演技を改善していく。
「…はいOKです!!みんなよかったよ~!クマさんたちのパートはここまでですね!お疲れさまでした!いったんお昼休憩をはさんでつぼみちゃんの単独パートと、つぼみちゃん単独のWeb版の撮影に入ります!」
つぼみ「お兄ちゃんお疲れ様~!」
「ありがとうつぼみちゃん!お兄ちゃんカッコよかったかい!?」
「うん!!かっこよかった!」
スーツアクター「突然の依頼だった割にはよく頑張ったじゃないか若いの!これからもつぼみちゃんのお兄ちゃんとして頑張れよ!」
「ありがとうございます!!」
コテツ「本当に大丈夫かとか言ってスマンなダイゴ…お前は…お前はよくやってくれた~!」
ケイコ「あらあらこんなところで泣くんじゃありませんよあなた…ダイゴくん、本当にお疲れ様!!」
その後、休憩をはさんで行われたつぼみの単独パートとWeb用の撮影も無事完了し、夕方に撮影は終了…
ダイゴ「CM撮影って結構時間かかるんだな…オレ動いたの午前から昼ぐらいまでだったけど…腕の動かしすぎで筋肉痛だ~」
コテツ「そんなプロみたいな顔で偉そうに言うなよ!ま、頑張ったのは事実だけどな!」
加賀「ダイゴくん、今日は本当にありがとう!ギャラは受け取らないって話だったけれどこっちのピンチを救ってくれたわけだからお礼だけはさせてくれないかな?この後焼肉除夜園でごちそうしたいんだけれどいいかな?もちろんご家族も一緒で!!」
「あ、ありがとうございます!ありがたくゴチになります!(高級焼き肉屋…縁のないと思ってた除夜園に行けるなんて…)」
コテツ「除夜園なんて懐かしいな…モデルやってた時以来か?あの時も加賀っちによくゴチになってたっっけ…」
つぼみ「やった~!つぼみ除夜園大好き~!!」
ケイコ「ありがとうございます!加賀さん!…そういえばもうひとりのスーツアクターの方はいかれないんですか?見当たらないけど…」
加賀「彼は仕事で名古屋に行くからってお断りしちゃって帰っちゃったのよ…別に明日新幹線に乗っても間に合うみたいだから今日は飲んで食ってしてもいいのに…」
ダイゴ「それはちょっと寂しいですがそれじゃあ行きましょう除夜園へ!!」
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