ULTIMATE〜season1 (2020)JAPAN最後の砦

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜JAPAN最後の砦

ULTIMATE〜JAPAN最後の砦第1話

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2010年日本国内で同時多発テロが発生した。(4.22事件)犯人は、当時海外のテロ組織から分裂した日本人テロ組織グループ己龍会だった。死傷者450名を出したこの事件は、大きく報じられた。これを受け、当時総理大臣を務めていた中尾隆三は、更なる日本国内の治安維持そして高度の国内防衛のため警察と自衛隊の機能を合わせた新たな組織警衛隊を発足した。
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警衛隊説明
・警察、自衛隊から推薦を受けた警察官、自衛官は毎年行われる入隊試験を受け、受かるとその後1年間の研修があり、研修を終えると晴れて警衛隊員として勤務する事が許される
・警衛隊にはそれぞれ班があり、その班の中には狙撃員と機動員に分かれる、
狙撃員は、事件発生時の銃撃担当 機動員は、事件発生時の犯人逮捕及び人質救出にあたる。
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重要登場人物一覧
真島俊(25)…大阪府警組織犯罪対策課勤務主人公
川西貴之(57)…大阪府警組織犯罪対策課勤務
室口俊信(53)…警衛隊西日本方面本部室口班班長
長内貴也(33)…警衛隊西日本方面本部室口班副班長
福浦一生(38)…警衛隊西日本方面本部室口班狙撃主任
 ……………………………………………………………
ある日の夜とある通報を受けて、組織犯罪対策課の真島と川西は、とある雑居ビルを見張っていた。
「やっぱ、絶対がせっすよ」覆面パトカーの運転席で真島が呟いた。
「まだわからんだろ」川西が言うと、真島は、スマホに目をやった。
「もう1時かー」
「真島、なんかあんのか?」
「いや、ここ1週間ずっと家帰れてなくて、親からのLINEがめっちゃ来てて笑」
「家に帰りたければ刑事にはなるな。組対だったら尚更だ。」
「川西さんってずっと組対なんすよね?」「20年ぐらいはずっと組対だな」
「へぇー」
車内で話していると雑居ビルの中から男達が出てきた。
「あいつら、己龍会だ」川西が呟いた。
「己龍会ってテロ組織の?」 
「あー、そうだ」 
「確かあいつらって今国際指名手配犯じゃ?」
「真島、離脱して追跡しろ。バレないようにな、」
「了解です」
真島は、車から降りるとそのまま男達の尾行を行った。
午前3時
男達は、周りをキョロキョロしながら、とあるビルに入っていった。  
「川西さん、男達、ビルに入っていきました。おそらく以前から内偵捜査を進めていた事務所です」
「わかった。すぐに向かう。そこで待ってろ」
電話を切ると川西は、急いで会議室に戻った。
「課長、男達が事務所に帰ってきました。一斉検挙にふみきりましょう」

己龍会は、既に解散しており残党となっているメンバー達は国際指名手配犯になっている。解散してから残党は、まだ1度も事務所に戻ってきたことは無く、今回のチャンスを逃せば、もう二度と検挙できないだろう。

「警衛隊に応援要請をしといた。川西、現場の指揮はお前に任せた。必ず逮捕してこい」そう言うと課長は、会議室から出ていった。「了解」
川西は、ネクタイを結び直すと、会議室にいた組対の刑事らと共に現場に向かった。

事務所近くの学習塾に着くと川西そのまま塾に入っていった。
「大阪府警組織犯罪対策課の者です。緊急で屋上及び1部屋お借りできませんか?」
「いきなりなんです?」
「申し訳ありません、緊急でお借りできませんか?」そう言うと川西は警察手帳を見せた。
「ど、どうぞ」
「感謝します。行け」そう言うと川西は、屋上に向かった。
午前6時
塾に武装した男達が入ってきた。
「組織犯罪対策課の川西です」
「警衛隊西日本方面本部室口班です。説明は全ておたくの課長から伺ってます」そう言うと班長の室口俊信は、屋上に向かった。
午前7時
今度も塾に武装した男達がやってきた。
「福浦、屋上に配備だ」
「了解です」
室口班狙撃主任の福浦一生は、狙撃員達と共に屋上に向かった。
「配備完了」福浦から無線が入ると室口は、副班長の長内貴也を含む15人の隊員を事務所前に送った。
長内がインターホンを押すと中から1人の男が出てきた。
「何だお前ら?」
事務所から出てきた男に銃口をつけつけ、長内が呟いた。
「随分弱そうな奴だな笑ここで大人しくしとけ」
長内は、男に手錠をかけると、2人の隊員に身柄をあずけ事務所の中に入っていった。
「警衛隊だー」そう叫びながら、突入した長内らを見て男達は拳銃を発砲した。
「突入ー、検挙だ、検挙」閃光弾をまき目がくらんだ一瞬を狙って男達を検挙して行った。

その時煙の向こうで屋上に逃げていく男を見た。
長内は、急いで後を追った。
「待て」階段を駆け上がりながら、長内が叫んだ。すると男は長内に向け発砲した。長内は直ぐに頭上に盾を構えた。

すると男は弾切れになった拳銃を捨て、そのまま屋上に行った。
「待てごら」
長内も急いで屋上に向かった。
屋上に着くと男はそのまま下に飛び降りた。「おい、嘘だろ?」
長内は急いで下に目をやった。
男は難なく着地するとそのまま走り出した。
「こちら長内、メンバー1人西方面に逃走中、至急追跡を行います」
事務所の西側と言えば駅や、学校など人通りの多い道が多くなる。少しでも被害を出さぬよう長内は、急いで後を追った。
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