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ULTIMATE 〜国防最前線
ULTIMATE 〜国防最前線第1話
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2040年、警亜戦争により総長である有藤の死を受け亜細亜連合内では新たな総長の座を巡る抗争が勃発。その抗争の犠牲者は50人に及び。そのうち民間人は20人にも及んだ。
この抗争後、新たに亜細亜連合の5代目総長に就任したのは永倉仁(19)だった。この抗争を受けて、日本政府は国内防衛の強化のため日本国内に民間軍事会社を設立させた。すると今度は武装した民間人による犯罪が増加し、日本政府は翌年の2041年に全国の民間軍事会社に対して解散命令を出した。そしてこの解散命令を無視し続ける民間軍事会社に対して日本政府は警衛局から独立をしたULTIMATE(国家危機対策部隊)に制圧命令を行った。
補足だが2040年に警衛局から独立したULTIMATEは2041年から国家危機対策部隊と名前を変え防衛省所属の国防部隊として再スタートした。
主要登場人物一覧
望月輝人(25)…3代目主人公 ニート
片倉陵(20)…不良グループの頭
水崎一躍(36)…ULTIMATE西部教育隊所属教官
室口翔平(58)…ULTIMATE総監本部所属 3代目総監
岸田正龍(37)…ULTIMATE総監本部所属 地方方面隊統括官
……………………………………………………………
1月に行われる採用試験まで残り1ヶ月をきり総監本部では受験申し込み者の身辺調査などが行われていた。
その中には現職の隊員からの推薦がある者もいた。
「水崎の推薦付きか。」
室口はある受験者のリストを見ながら呟いた。
「元警衛官みたいです。そいつ。教育隊の時に除隊処分となってるようです」
岸田が言った。
数日前……
とある駅の路地裏で喧嘩騒ぎが起きていた。
「おい、借りたものは返す。当たり前のことだろ?さっさと返さんかい」
金髪の男は黒の長髪男を殴り続けながら怒鳴った。
「わかってるよ。そんぐらい。その代わり医療費払えや?俺お前からの暴行で怪我したんだからよ」
「あ?何ほざいてんだよ」
金髪男は再び長髪男の顔面を殴った。
「さっきから大人しくしてればぼこぼこ殴りやがって。」
そう言うと長髪男は金髪男の胸ぐらをつかみ近くのゴミ箱に投げつけた。
「何すんだ、てめぇー」
金髪男は長髪男を蹴り倒すと近くにあるったビール瓶を手に持った。
だが直ぐに長髪男の頭突きで金髪男はその場に倒れた。
「はっはは。お前弱すぎだろ笑」
そう言うと長髪男はビール瓶を手に持った。
「あそこだ。」
その時背後から声が聞こえてきた。
後ろを振り返るとガラの悪い男たちだった。どうやら金髪男の仲間らしい。
「くそ、複数で攻めてきやがったか」
そう言うと長髪男はビール瓶を男たちに向かって投げつけた。
「ゔ…」
1人の男の頭にビール瓶が命中した。
「何すんだごら」
男たちは長髪男を殴り倒すと持っていたナイフを突きつけた。
「もう死ね。金なんてどうでもいいわ」
男たちはナイフを構えながらそう怒鳴った。
「おいおい、何してんだよ?ポリが来るまでに逃げろ」
そう言うと水崎は長髪男のもとに向かった。
「んだよ、おっさん」
「おっさんってまだそんな歳とってねーぞ笑」
「うるせー」
1人の男が襲いかかった。
水崎は攻撃をすぐにかわすと男の腕をつかみその場に倒すと馬乗りになった。
「金貸しがここまでやる事ねーだろ?ほら1000万やるからさっさとここから消えろ」
そう言うと水崎は札束を上空に向かって投げた。
「舐めんな」
男たちは次々と水崎に襲いかかった。
水崎は交わしながら次々と倒していった。
「あー。いってぇーな」
出てくる鼻血を手で拭いながら金髪男が立ち上がった。
「兄貴、無事だったんすか?」
「さっさと行くぞ。」
そう言うと金髪男は水崎のもとに向かった。
「俺たちは金貸しじゃねー。ヤクザもんから指示されてやっただけだ。」
そう言うと金髪男は男たちを連れその場から立ち去って行った。
「大丈夫か?青年」
そう言うと水崎は長髪男を立たせた。
「ありがとうございます。てかあんた何者だよ?」
「俺か?俺は国家危機対策部隊西部教育隊で教官をしている水崎だ。」
「へぇー。」
「一応、国家公務員だからなー。それなりに儲かるんよ笑」
そう言うと水崎は長髪男に50万円を渡した。
「これで1ヶ月の生活はできるだろ?できなかったら俺に連絡してこい。名刺渡しといてやるから。」
「1ヶ月?」
「興味があったら受けに来い。俺から総監に推薦しといてやるから」
そう言うと水崎は国家危機対策部隊のパンフレットを渡した。
「お前、元警衛官なんだろ?警衛隊と似てる仕事だ。それに警衛隊は地方公務員だが国家危機対策部隊は国家公務員だ。どうだ?」
「俺は警衛に捨てられた人間だ。」
「捨てられた?」
「いじめられてる所をたまたま教官に見つかって何故かいじめられてた俺だけが除隊だぜ?俺をいじめてた野郎は警衛局の幹部の息子とかでそいつだけ助かりやがった。」
「そうか。でもここならそんな事はねーぞ?なんせ創立されてまだ年数が経っていない。幹部なんて者はまだ少ない。安心しろ。なにかあったら俺に頼れ。ところで名前は?」
そう言うと水崎は長髪男に笑みを見せた。
「望月だ。望月輝人。体力なら自信はある。除隊なってから鍛えたからな」
「じゃあ待ってるぞ。」
そう言うと水崎はその場から立ち去って行った。
この抗争後、新たに亜細亜連合の5代目総長に就任したのは永倉仁(19)だった。この抗争を受けて、日本政府は国内防衛の強化のため日本国内に民間軍事会社を設立させた。すると今度は武装した民間人による犯罪が増加し、日本政府は翌年の2041年に全国の民間軍事会社に対して解散命令を出した。そしてこの解散命令を無視し続ける民間軍事会社に対して日本政府は警衛局から独立をしたULTIMATE(国家危機対策部隊)に制圧命令を行った。
補足だが2040年に警衛局から独立したULTIMATEは2041年から国家危機対策部隊と名前を変え防衛省所属の国防部隊として再スタートした。
主要登場人物一覧
望月輝人(25)…3代目主人公 ニート
片倉陵(20)…不良グループの頭
水崎一躍(36)…ULTIMATE西部教育隊所属教官
室口翔平(58)…ULTIMATE総監本部所属 3代目総監
岸田正龍(37)…ULTIMATE総監本部所属 地方方面隊統括官
……………………………………………………………
1月に行われる採用試験まで残り1ヶ月をきり総監本部では受験申し込み者の身辺調査などが行われていた。
その中には現職の隊員からの推薦がある者もいた。
「水崎の推薦付きか。」
室口はある受験者のリストを見ながら呟いた。
「元警衛官みたいです。そいつ。教育隊の時に除隊処分となってるようです」
岸田が言った。
数日前……
とある駅の路地裏で喧嘩騒ぎが起きていた。
「おい、借りたものは返す。当たり前のことだろ?さっさと返さんかい」
金髪の男は黒の長髪男を殴り続けながら怒鳴った。
「わかってるよ。そんぐらい。その代わり医療費払えや?俺お前からの暴行で怪我したんだからよ」
「あ?何ほざいてんだよ」
金髪男は再び長髪男の顔面を殴った。
「さっきから大人しくしてればぼこぼこ殴りやがって。」
そう言うと長髪男は金髪男の胸ぐらをつかみ近くのゴミ箱に投げつけた。
「何すんだ、てめぇー」
金髪男は長髪男を蹴り倒すと近くにあるったビール瓶を手に持った。
だが直ぐに長髪男の頭突きで金髪男はその場に倒れた。
「はっはは。お前弱すぎだろ笑」
そう言うと長髪男はビール瓶を手に持った。
「あそこだ。」
その時背後から声が聞こえてきた。
後ろを振り返るとガラの悪い男たちだった。どうやら金髪男の仲間らしい。
「くそ、複数で攻めてきやがったか」
そう言うと長髪男はビール瓶を男たちに向かって投げつけた。
「ゔ…」
1人の男の頭にビール瓶が命中した。
「何すんだごら」
男たちは長髪男を殴り倒すと持っていたナイフを突きつけた。
「もう死ね。金なんてどうでもいいわ」
男たちはナイフを構えながらそう怒鳴った。
「おいおい、何してんだよ?ポリが来るまでに逃げろ」
そう言うと水崎は長髪男のもとに向かった。
「んだよ、おっさん」
「おっさんってまだそんな歳とってねーぞ笑」
「うるせー」
1人の男が襲いかかった。
水崎は攻撃をすぐにかわすと男の腕をつかみその場に倒すと馬乗りになった。
「金貸しがここまでやる事ねーだろ?ほら1000万やるからさっさとここから消えろ」
そう言うと水崎は札束を上空に向かって投げた。
「舐めんな」
男たちは次々と水崎に襲いかかった。
水崎は交わしながら次々と倒していった。
「あー。いってぇーな」
出てくる鼻血を手で拭いながら金髪男が立ち上がった。
「兄貴、無事だったんすか?」
「さっさと行くぞ。」
そう言うと金髪男は水崎のもとに向かった。
「俺たちは金貸しじゃねー。ヤクザもんから指示されてやっただけだ。」
そう言うと金髪男は男たちを連れその場から立ち去って行った。
「大丈夫か?青年」
そう言うと水崎は長髪男を立たせた。
「ありがとうございます。てかあんた何者だよ?」
「俺か?俺は国家危機対策部隊西部教育隊で教官をしている水崎だ。」
「へぇー。」
「一応、国家公務員だからなー。それなりに儲かるんよ笑」
そう言うと水崎は長髪男に50万円を渡した。
「これで1ヶ月の生活はできるだろ?できなかったら俺に連絡してこい。名刺渡しといてやるから。」
「1ヶ月?」
「興味があったら受けに来い。俺から総監に推薦しといてやるから」
そう言うと水崎は国家危機対策部隊のパンフレットを渡した。
「お前、元警衛官なんだろ?警衛隊と似てる仕事だ。それに警衛隊は地方公務員だが国家危機対策部隊は国家公務員だ。どうだ?」
「俺は警衛に捨てられた人間だ。」
「捨てられた?」
「いじめられてる所をたまたま教官に見つかって何故かいじめられてた俺だけが除隊だぜ?俺をいじめてた野郎は警衛局の幹部の息子とかでそいつだけ助かりやがった。」
「そうか。でもここならそんな事はねーぞ?なんせ創立されてまだ年数が経っていない。幹部なんて者はまだ少ない。安心しろ。なにかあったら俺に頼れ。ところで名前は?」
そう言うと水崎は長髪男に笑みを見せた。
「望月だ。望月輝人。体力なら自信はある。除隊なってから鍛えたからな」
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そう言うと水崎はその場から立ち去って行った。
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