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ULTIMATE 〜国防最前線
ULTIMATE 〜国防最前線第6話
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主要登場人物一覧
望月輝人(25)…3代目主人公 西部教育第2中隊所属 隊員候補生
片倉陵(20)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
進藤翔馬(23)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
大倉悠馬(24)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
水崎一躍(36)…ULTIMATE西部教育隊所属教官 第1期第2教育隊担当教官
室口翔平(58)…ULTIMATE総監本部所属 3代目総監
岸田正龍(37)…ULTIMATE総監本部所属 地方方面隊統括官
長内貴也(65)…西部教育隊隊長
和嶋幸道(40)…西部教育隊副隊長
……………………………………………………………
亜細亜連合。発足年2020年
2023年当時半グレグループとしてかなりの勢力は誇っていたものの、総長、副総長を一度に無くした半グレグループ鳶は、グループ内での統率が取れなくなり当時、暴走族として勢力拡大に動いていた亜細亜連合が鳶を傘下組織に入れる事になりその影響で亜細亜連合は一気に日本国内最大勢力を誇るようになった。
その後、亜細亜連合は日本政府を排除し新たな国を日本の地に建国すると声明した。
2025年からはIFウイルスと呼ばれる化学兵器を開発した。その影響もあり日本国内は酷い混乱に陥った。そしてその混乱は日本を飛び越えアジア全域に伝わっていった。
そんな亜細亜連合に目をつけたのは当時アメリカで活動していた国際テロ組織エルファイヤだった。
構成人数1万越えの巨大テロ組織であるエルファイヤはこれまでに大統領の暗殺未遂や航空ハイジャックなど数々の事件を起こしてきた。
亜細亜連合はそのエルファイヤの傘下に入るという形で更なる勢力拡大を試みた。
授業が終わると赤木はそのまま教官室に向かった。
「お疲れ様でした。とてもいい授業でしたね」
水崎が言うと赤木は小さくため息をついた。
「いい授業か。お前は彼らにどう指導しているんだ?今回、お前の部隊の奴らに授業を行って1つわかったことがある」
「な、なんでしょうか?」
「このままだと、死ぬな。彼らは」
そう言うと赤木はメガネを外した。
「死ぬ?えっとどういう意味でしょうか?」
「お前は彼らにどう指導しているんだ?誰もノートを開いていなかった。確かに俺は黒板に書いたのは自分の名前と所属部隊名だけだ。その他は全て口だけで説明した。だが誰もメモは取っていなかった。教育隊を卒業し一線に出れば部隊配属となる。部隊ごとに作戦や戦略など全てが変わってくる。例えばーこうなった時はこうしようとか。この時はこれを行うとか。それも部隊ごとによってさっき違うと言ったが日によっても変わる。昨日と同じ作戦のまま行動したりするなどは一切ない。その際にこの頭に叩き込まなければ死ぬ運命になる。覚えるのに最適な方法はなんだ?」
「えっとー。メモでしょうか?」
「そうだな。そのメモは今日彼らは取っていなかった。お前は教官失格だな。ここを辞めるか?」
「い、いえ」
「ならなぜお前はそう指導しなかった?まーいいだろう。後、数ヶ月後には彼らは部隊配属となる。西部教育隊第1期第2教育隊からどれだけ離脱者が出るか見物だな笑お前のせいで人が死ぬ。それが嫌ならお前なりに指導をしてみろ。命かげでな」
そう言うと赤木は席から立ち上がりそのまま教官室を後にした。
「お、お疲れ様です」
教官室近くの庭で休憩していた望月は慌てて立ち上がると敬礼した。
「お前、さっきいたよな?」
「はい。第1期第2教育隊の望月輝人です」
「そうか。どうだ?彼は」
「彼?と言いますと?」
「水崎の事だ。」
「あ、えっととても熱心で良い教官です」
「そうか。ここの教育システムは知っているよな?お前らは今、前期教育の身分だ。後もう少ししたら前期教育隊を卒業しそのまま後期教育にうつる。後期教育になるとまずは行きたい方面隊を選びその後部隊を選ぶ。どうだ?俺のもとに来ないか?」
「え?」
「今回の授業態度だが最低だった。だがお前はしっかりしていた。当たり前かもしれんがお前の授業態度は良かった。背筋も伸びていた、メモも取っていた。周りに流されることなく当たり前のことを当たり前にする。それは意外と難しいことだ。待ってるぞ」
そう言うと赤木は名刺を望月に渡しその場から去っていった。
「ま、まじか。」
望月は赤木の名刺に目をやりながら呟いた。
望月輝人(25)…3代目主人公 西部教育第2中隊所属 隊員候補生
片倉陵(20)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
進藤翔馬(23)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
大倉悠馬(24)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
水崎一躍(36)…ULTIMATE西部教育隊所属教官 第1期第2教育隊担当教官
室口翔平(58)…ULTIMATE総監本部所属 3代目総監
岸田正龍(37)…ULTIMATE総監本部所属 地方方面隊統括官
長内貴也(65)…西部教育隊隊長
和嶋幸道(40)…西部教育隊副隊長
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亜細亜連合。発足年2020年
2023年当時半グレグループとしてかなりの勢力は誇っていたものの、総長、副総長を一度に無くした半グレグループ鳶は、グループ内での統率が取れなくなり当時、暴走族として勢力拡大に動いていた亜細亜連合が鳶を傘下組織に入れる事になりその影響で亜細亜連合は一気に日本国内最大勢力を誇るようになった。
その後、亜細亜連合は日本政府を排除し新たな国を日本の地に建国すると声明した。
2025年からはIFウイルスと呼ばれる化学兵器を開発した。その影響もあり日本国内は酷い混乱に陥った。そしてその混乱は日本を飛び越えアジア全域に伝わっていった。
そんな亜細亜連合に目をつけたのは当時アメリカで活動していた国際テロ組織エルファイヤだった。
構成人数1万越えの巨大テロ組織であるエルファイヤはこれまでに大統領の暗殺未遂や航空ハイジャックなど数々の事件を起こしてきた。
亜細亜連合はそのエルファイヤの傘下に入るという形で更なる勢力拡大を試みた。
授業が終わると赤木はそのまま教官室に向かった。
「お疲れ様でした。とてもいい授業でしたね」
水崎が言うと赤木は小さくため息をついた。
「いい授業か。お前は彼らにどう指導しているんだ?今回、お前の部隊の奴らに授業を行って1つわかったことがある」
「な、なんでしょうか?」
「このままだと、死ぬな。彼らは」
そう言うと赤木はメガネを外した。
「死ぬ?えっとどういう意味でしょうか?」
「お前は彼らにどう指導しているんだ?誰もノートを開いていなかった。確かに俺は黒板に書いたのは自分の名前と所属部隊名だけだ。その他は全て口だけで説明した。だが誰もメモは取っていなかった。教育隊を卒業し一線に出れば部隊配属となる。部隊ごとに作戦や戦略など全てが変わってくる。例えばーこうなった時はこうしようとか。この時はこれを行うとか。それも部隊ごとによってさっき違うと言ったが日によっても変わる。昨日と同じ作戦のまま行動したりするなどは一切ない。その際にこの頭に叩き込まなければ死ぬ運命になる。覚えるのに最適な方法はなんだ?」
「えっとー。メモでしょうか?」
「そうだな。そのメモは今日彼らは取っていなかった。お前は教官失格だな。ここを辞めるか?」
「い、いえ」
「ならなぜお前はそう指導しなかった?まーいいだろう。後、数ヶ月後には彼らは部隊配属となる。西部教育隊第1期第2教育隊からどれだけ離脱者が出るか見物だな笑お前のせいで人が死ぬ。それが嫌ならお前なりに指導をしてみろ。命かげでな」
そう言うと赤木は席から立ち上がりそのまま教官室を後にした。
「お、お疲れ様です」
教官室近くの庭で休憩していた望月は慌てて立ち上がると敬礼した。
「お前、さっきいたよな?」
「はい。第1期第2教育隊の望月輝人です」
「そうか。どうだ?彼は」
「彼?と言いますと?」
「水崎の事だ。」
「あ、えっととても熱心で良い教官です」
「そうか。ここの教育システムは知っているよな?お前らは今、前期教育の身分だ。後もう少ししたら前期教育隊を卒業しそのまま後期教育にうつる。後期教育になるとまずは行きたい方面隊を選びその後部隊を選ぶ。どうだ?俺のもとに来ないか?」
「え?」
「今回の授業態度だが最低だった。だがお前はしっかりしていた。当たり前かもしれんがお前の授業態度は良かった。背筋も伸びていた、メモも取っていた。周りに流されることなく当たり前のことを当たり前にする。それは意外と難しいことだ。待ってるぞ」
そう言うと赤木は名刺を望月に渡しその場から去っていった。
「ま、まじか。」
望月は赤木の名刺に目をやりながら呟いた。
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