ULTIMATE〜season11 (2051) 国防最前線

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE 〜国防最前線

ULTIMATE 〜国防最前線第7話

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主要登場人物一覧
望月輝人(25)…3代目主人公 西部教育第2中隊所属 隊員候補生
片倉陵(20)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
進藤翔馬(23)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
大倉悠馬(24)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
木原菜月(20)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生
水崎一躍(36)…ULTIMATE西部教育隊所属教官 第1期第2教育隊担当教官
室口翔平(58)…ULTIMATE総監本部所属 3代目総監
岸田正龍(37)…ULTIMATE総監本部所属 地方方面隊統括官
長内貴也(65)…西部教育隊隊長
和嶋幸道(40)…西部教育隊副隊長
……………………………………………………………
前期教育隊に入り2ヶ月が過ぎた。
この日、初めて外出許可が下りた。
外出許可がおりたという事もあり、新入隊員らは朝から張り切っていた。
「やっとここから出れんのかー。長かったなー」
そう言いながら大倉は私服に着替えた。
「これで外出しねー奴とかいんのかなー。」
片倉が聞くと大倉は笑い声をあげた。
「いねーだろ笑」
そう言いながら大倉は進藤に目をやった。
「進藤、お前はどこにも行かねーのか?何も準備してねーけど」
「俺か?ちょっとな。」
そう言うと進藤はスマホを片手に握りしめた。
「お前らー。どこに行くんだ?」
突然、水崎がやってきた。
「は?急に入って来んなよ。」
片倉が叫んだ。
「別にいいだろー。でどこに行くんだ?」
「俺は実家に帰るかな。ひとり親だし帰ってやんねーと」
片倉が言うと水崎は手を叩いた。
「素晴らしいなー。そうするといいよ」
そう言うと水崎はそのまま望月のもとに向かった。
「望月、ちょっといいか?」
「は、はい」
水崎に言われ望月は部屋から出て行った。
「お前これからどこに行くんだ?」
「特に予定は無いっす」
「そうか。実は赤木がお前を近畿方面隊長に推薦したらしくてな。どうだ?今から近畿方面隊に行かねーか?俺もついていく。」
「今からですか?」
「おう。無理だったら良いけど」
「わかりました。行きます」
「よし。なら俺の車に乗れ。運転に関しては俺かなりの腕前だからな」
「そうなんすか笑」
水崎と望月は笑いながら廊下を歩き出した。
その様子を見ながら進藤は女子寮に向かった。
「進藤くん。ごめん。用意に少し手間取って」
「おー。木原」
「思ったんだけど、うちら付き合ってるわけだしお互い下の名前で呼び合わない?」
「お、おー。良いけど。なら~菜月で」
「翔真。」
「な、なんか照れるな笑」

木原菜月。望月らが所属する第1期第2教育隊所属の新入隊員で、進藤からのアタックで2人は付き合うことになった。
………1ヶ月前…………………………………
午前中の座学を終え、新入隊員らは午後からの訓練に備えていた。
「あ、あの木原さんすよね?ちょっと今時間有ります?」
進藤は男子がいなくなったのを見て木原に声をかけた。
「え?あ、はい。」
「な、なら今から屋上に来てくれませんか?ここの建物の」
「あ、はい、わかりました。」
「じゃ先行って待ってます」
そう言うと進藤は制帽を目深に被りそのまま屋上に向かった。
「ねーねー。ちょっと呼ばれたから行ってくる。先食事いってて」
木原は同期の女子に声をかけた。
「え、誰に呼ばれたの?」
「進藤くんに」
「えー。それって告白とかじゃないのー笑」
「そ、そうかな。分からないけど」
「えー絶対そうだよ。あんたモテるねー」
「ま、まだ告白されるとか決まってないし」
「とにかく行ってきな。先食べてるから」
「わかった」
木原は鞄を預けるとそのまま屋上に向かった。
屋上に着くと既に進藤がいた。
「あ、来てくれたんすね」
「呼ばれたんで」
「あ、そうっすよね笑えっとー。そのー」
「どうしましたか?」
「えっとー。気持ちを率直に伝えます。私、進藤翔真は、木原菜月さんに惚れました。良かったら俺と付き合ってください」
そう言うと進藤は制帽を被ったまま頭を下げた。
数秒間、沈黙の時間が流れたあと木原は静かに微笑んだ。
「いいですよ笑」
「えっマジすか?」
「うん笑てかなんで制帽被ってんの?笑笑」
「え?あー。いや、正装で告白した方がいいかなーって思って笑笑」
「なるほどね笑ネクタイ曲がってるけど笑」
「あ、ほんまや。」
進藤は顔を赤く照らしながらネクタイを結び直した。
その時だった。進藤の唇に驚くほど柔らかな唇が覆いかぶさった。
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