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防衛省ガルシア合同基地襲撃事件
ULTIMATE〜CONNECT 最愛の君と 第16話
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主要登場人物一覧
喜多将吉(22)…9代目主人公 警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
来島美乃(21)…ガルシア島住民
小野村雄大(48)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班長 3等隊尉
窪塚遥也(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
宮沖翔平(32)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 小隊長 1等士官
仲原賢都(39)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 3等士官
眞木淳(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
湊都孝輔(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
登梨昌磨(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
廣島陵斗(19)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 2等隊士
倉持英仁(40)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 機長 士官長
松前幸弥(30)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 副操縦士 3等士官
岡部智昭(50)…警衛庁航空科長 1等将士
相模恭介(56)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 1等隊尉
上倉翔汰(25)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 3等隊尉
沖矢蒼真(43)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚長 3等将士
笹本親宜(58)…警衛庁10代目 幕僚総監
HYOKEI(48)…自警団 団長
RUKIYA(19)…自警団 副団長
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「あいつらのやってる事は的が外れてる。俺は間違いだと思ってる。いいだろ。協力してやる」
そう言うとRUKIYAは仲原の腕を掴んだ。
「これ邪魔だから胸ぐら痛ぇーし」
「あ、悪いな」
仲原が外すとRUKIYAはHYOKEIに目をやった。
「俺は、こいつらに協力すべきだと思ってます。」
「RUKIYA、」
「HYOKEIさん。俺らはこの島を守るのが目的でしょ?今あいつらは真反対の事をしている。」
「マジで言ってんすか?」
1人の男が叫んだ。
「うるせーよ。」
そう呟くとRUKIYAは男を蹴り倒した。
「俺に口答えか?」
「す、すいません」
そう言うと男はその場で頭を下げた。
「HYOKEIさん。いいっすよね?」
「RUKIYA、お前こいつら許せねーって言ってたよな?島に勝手に侵攻してきた野郎って」
「そうですね。それが何か?」
「お前、裏切る気か?」
「裏切る?何を?」
「俺ら自警団は自分達の手でこの島を守ろうって決めたんじゃねーのか?」
「えぇー。ですから、」
喋ろうとしたRUKIYAの胸ぐらを掴むとHYOKEIはRUKIYAを睨みつけた。
「おのれ、俺に反抗すんのか?今まで黙って聞いてた野郎が、生意気なんだよ。」
「そうか、あなたは新政府軍の残党。ただ個人的に警衛隊を恨んでるだけでしょ?」
「何だと?」
「まーまー仲間割れとか見苦しいからやめよーよって」
そう言うと眞木はHYOKEIとRUKIYAの間に入った。
「関係ねーやつはしゃしゃり出て来んな。とにかく俺はあいつらがやってる事、肯定派だからな。」
そう言うとHYOKEIはRUKIYAを押しのけそのまま歩き出した。
「RUKIYAを使おう。HYOKEIを確保。行け」
宮沖が言うとその場にいた隊員達は歩き出すHYOKEIを取り押さえると手錠をかけた。
「おい、何すんだよ?おら」
「うるせーってごちゃごちゃ抜かすなや」
そう言うと眞木はHYOKEIの頭を鷲掴みにした。
「貴様、ぶち殺すぞ」
そう叫ぶとHYOKEIは眞木を蹴り倒した。
「おのれ、警衛官だからって好き勝手言いやがって。」
HYOKEIが怒鳴ると眞木はニヤリと笑うとHYOKEIに飛びかかった。
「おい誰か止めろって」
仲原が怒鳴ると数人の隊員が眞木をその場で取り押さえた。
「とにかくこちらへお願いします」
宮沖が言うとRUKIYAは軽く頷き歩き出した。
隊舎前に着くとRUKIYAは目の前に広がる光景に思わず目を大きく見開いた。
目の前には隊舎に燃え盛る炎、逃げ回る人々。まるで戦場のようだった。
「これは、」
RUKIYAが呟くと宮沖は口を開けた。
「これを見て、どう思う?あんたのメンバーがやった事だ。」
「筋違いにも程がある。これは、俺は許されることじゃないとわかる」
「だよな。」
「それで俺にどうしろと?」
「俺らに協力して欲しい。こいつらを制圧する。」
「制圧か、」
「迷いでもあんのか?」
「まさか」
そう言うとRUKIYAは近くで倒れていた隊員から銃を奪うと歩き出した。
「装備も何も無く制圧しろと言うんか?あんたは」
「装備か、お前には制圧を頼みたいわけではない。制圧するのは俺らの仕事だ。」
「あ?」
「話すの得意か?」
「話すの?普通だけど」
「言葉で奴らを止めて欲しい。言いようなんていくらでもあんだろ?」
「なるほどな」
そう呟くとRUKIYAは声を張上げた。
「RUKIYAだ。お前ら落ち着け。筋違いな事はすんな」
「RUKIYAさん、」
近くにいた男が呟いた。
「めんどくせー。」
RUKIYAは口を鳴らすと首を回した。
「拡声器とかねーのか?」
RUKIYAに言われ宮沖は無線機を渡した。
「拡声にモード変更した。これで喋ってくれ」
宮沖に渡されRUKIYAはは無線機を受け取った。
「RUKIYAだ。聞こえっか?俺は、自警団の目的はこの島を守ることにあると思っとる。それがなんだ?今お前らがしてることはこの島を戦場にしようとしているようにしか見えん。何をしたいのかわからん。筋違いにも程がある。今すぐに暴挙をやめろ。さもねーと俺はお前らを本気で潰しにかかる。」
「宮沖さん、あいつを、」
RUKIYAが一度、深呼吸をした時だった、遠くから喜多の声がした。
「あ?」
宮沖が振り返るとHYOKEIは宮沖を蹴り倒しRUKIYAの胸ぐらを掴んだ。
「おい裏切るんだったらそれ相応の罰があるぜ?」
「裏切る?なんの事だよ。筋違いだって言ってんだろ。」
「筋違い?お前は警衛隊を悪って言ってたろ?この島を守る上でこの基地は警衛隊は排除せねばならんと」
「排除か、確かに。けど思ったよ。排除しなけりゃダメなのはお前らだって」
そう呟くとRUKIYAはHYOKEIを殴り倒した。
「俺はお前を頭の座から引き下ろしてやる。今後は俺が指揮する。」
「ふざけたこと抜かしやがって」
「ふざけた?俺は至って真面目だ」
そう言うとRUKIYAはHYOKEIの頭に足を置いた。
「この頭、踏み潰してやろーか?」
RUKIYAとHYOKEIに視線を奪われ暴れていた自警団メンバーはいつの間にか動きを止め1箇所に集まりかけていた。
「今だ。やるぞ」
相模が言うと森木は特殊科部隊を、沖矢は陸上科部隊を一気に進めた。
RUKIYAとHYOKEIを囲むようにして隊員達は一気にメンバーの制圧を開始、数分後には暴徒化していたメンバーは制圧された。
「お前をこの場でやらねーと気持ちが収まらん。この場で白黒はっきりつけてやる。俺が勝てばお前は自警団をやめろ。俺が負けたら死んでやる。」
そう言うとRUKIYAはHYOKEIに襲いかかった。
喜多将吉(22)…9代目主人公 警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
来島美乃(21)…ガルシア島住民
小野村雄大(48)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班長 3等隊尉
窪塚遥也(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
宮沖翔平(32)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 小隊長 1等士官
仲原賢都(39)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 3等士官
眞木淳(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
湊都孝輔(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
登梨昌磨(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
廣島陵斗(19)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 2等隊士
倉持英仁(40)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 機長 士官長
松前幸弥(30)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 副操縦士 3等士官
岡部智昭(50)…警衛庁航空科長 1等将士
相模恭介(56)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 1等隊尉
上倉翔汰(25)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 3等隊尉
沖矢蒼真(43)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚長 3等将士
笹本親宜(58)…警衛庁10代目 幕僚総監
HYOKEI(48)…自警団 団長
RUKIYA(19)…自警団 副団長
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「あいつらのやってる事は的が外れてる。俺は間違いだと思ってる。いいだろ。協力してやる」
そう言うとRUKIYAは仲原の腕を掴んだ。
「これ邪魔だから胸ぐら痛ぇーし」
「あ、悪いな」
仲原が外すとRUKIYAはHYOKEIに目をやった。
「俺は、こいつらに協力すべきだと思ってます。」
「RUKIYA、」
「HYOKEIさん。俺らはこの島を守るのが目的でしょ?今あいつらは真反対の事をしている。」
「マジで言ってんすか?」
1人の男が叫んだ。
「うるせーよ。」
そう呟くとRUKIYAは男を蹴り倒した。
「俺に口答えか?」
「す、すいません」
そう言うと男はその場で頭を下げた。
「HYOKEIさん。いいっすよね?」
「RUKIYA、お前こいつら許せねーって言ってたよな?島に勝手に侵攻してきた野郎って」
「そうですね。それが何か?」
「お前、裏切る気か?」
「裏切る?何を?」
「俺ら自警団は自分達の手でこの島を守ろうって決めたんじゃねーのか?」
「えぇー。ですから、」
喋ろうとしたRUKIYAの胸ぐらを掴むとHYOKEIはRUKIYAを睨みつけた。
「おのれ、俺に反抗すんのか?今まで黙って聞いてた野郎が、生意気なんだよ。」
「そうか、あなたは新政府軍の残党。ただ個人的に警衛隊を恨んでるだけでしょ?」
「何だと?」
「まーまー仲間割れとか見苦しいからやめよーよって」
そう言うと眞木はHYOKEIとRUKIYAの間に入った。
「関係ねーやつはしゃしゃり出て来んな。とにかく俺はあいつらがやってる事、肯定派だからな。」
そう言うとHYOKEIはRUKIYAを押しのけそのまま歩き出した。
「RUKIYAを使おう。HYOKEIを確保。行け」
宮沖が言うとその場にいた隊員達は歩き出すHYOKEIを取り押さえると手錠をかけた。
「おい、何すんだよ?おら」
「うるせーってごちゃごちゃ抜かすなや」
そう言うと眞木はHYOKEIの頭を鷲掴みにした。
「貴様、ぶち殺すぞ」
そう叫ぶとHYOKEIは眞木を蹴り倒した。
「おのれ、警衛官だからって好き勝手言いやがって。」
HYOKEIが怒鳴ると眞木はニヤリと笑うとHYOKEIに飛びかかった。
「おい誰か止めろって」
仲原が怒鳴ると数人の隊員が眞木をその場で取り押さえた。
「とにかくこちらへお願いします」
宮沖が言うとRUKIYAは軽く頷き歩き出した。
隊舎前に着くとRUKIYAは目の前に広がる光景に思わず目を大きく見開いた。
目の前には隊舎に燃え盛る炎、逃げ回る人々。まるで戦場のようだった。
「これは、」
RUKIYAが呟くと宮沖は口を開けた。
「これを見て、どう思う?あんたのメンバーがやった事だ。」
「筋違いにも程がある。これは、俺は許されることじゃないとわかる」
「だよな。」
「それで俺にどうしろと?」
「俺らに協力して欲しい。こいつらを制圧する。」
「制圧か、」
「迷いでもあんのか?」
「まさか」
そう言うとRUKIYAは近くで倒れていた隊員から銃を奪うと歩き出した。
「装備も何も無く制圧しろと言うんか?あんたは」
「装備か、お前には制圧を頼みたいわけではない。制圧するのは俺らの仕事だ。」
「あ?」
「話すの得意か?」
「話すの?普通だけど」
「言葉で奴らを止めて欲しい。言いようなんていくらでもあんだろ?」
「なるほどな」
そう呟くとRUKIYAは声を張上げた。
「RUKIYAだ。お前ら落ち着け。筋違いな事はすんな」
「RUKIYAさん、」
近くにいた男が呟いた。
「めんどくせー。」
RUKIYAは口を鳴らすと首を回した。
「拡声器とかねーのか?」
RUKIYAに言われ宮沖は無線機を渡した。
「拡声にモード変更した。これで喋ってくれ」
宮沖に渡されRUKIYAはは無線機を受け取った。
「RUKIYAだ。聞こえっか?俺は、自警団の目的はこの島を守ることにあると思っとる。それがなんだ?今お前らがしてることはこの島を戦場にしようとしているようにしか見えん。何をしたいのかわからん。筋違いにも程がある。今すぐに暴挙をやめろ。さもねーと俺はお前らを本気で潰しにかかる。」
「宮沖さん、あいつを、」
RUKIYAが一度、深呼吸をした時だった、遠くから喜多の声がした。
「あ?」
宮沖が振り返るとHYOKEIは宮沖を蹴り倒しRUKIYAの胸ぐらを掴んだ。
「おい裏切るんだったらそれ相応の罰があるぜ?」
「裏切る?なんの事だよ。筋違いだって言ってんだろ。」
「筋違い?お前は警衛隊を悪って言ってたろ?この島を守る上でこの基地は警衛隊は排除せねばならんと」
「排除か、確かに。けど思ったよ。排除しなけりゃダメなのはお前らだって」
そう呟くとRUKIYAはHYOKEIを殴り倒した。
「俺はお前を頭の座から引き下ろしてやる。今後は俺が指揮する。」
「ふざけたこと抜かしやがって」
「ふざけた?俺は至って真面目だ」
そう言うとRUKIYAはHYOKEIの頭に足を置いた。
「この頭、踏み潰してやろーか?」
RUKIYAとHYOKEIに視線を奪われ暴れていた自警団メンバーはいつの間にか動きを止め1箇所に集まりかけていた。
「今だ。やるぞ」
相模が言うと森木は特殊科部隊を、沖矢は陸上科部隊を一気に進めた。
RUKIYAとHYOKEIを囲むようにして隊員達は一気にメンバーの制圧を開始、数分後には暴徒化していたメンバーは制圧された。
「お前をこの場でやらねーと気持ちが収まらん。この場で白黒はっきりつけてやる。俺が勝てばお前は自警団をやめろ。俺が負けたら死んでやる。」
そう言うとRUKIYAはHYOKEIに襲いかかった。
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