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防衛省ガルシア合同基地襲撃事件
ULTIMATE〜CONNECT 最愛の君と 第17話
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主要登場人物一覧
喜多将吉(22)…9代目主人公 警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
来島美乃(21)…ガルシア島住民
小野村雄大(48)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班長 3等隊尉
窪塚遥也(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
宮沖翔平(32)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 小隊長 1等士官
仲原賢都(39)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 3等士官
眞木淳(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
湊都孝輔(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
登梨昌磨(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
廣島陵斗(19)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 2等隊士
倉持英仁(40)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 機長 士官長
松前幸弥(30)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 副操縦士 3等士官
岡部智昭(50)…警衛庁航空科長 1等将士
相模恭介(56)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 1等隊尉
上倉翔汰(25)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 3等隊尉
沖矢蒼真(43)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚長 3等将士
笹本親宜(58)…警衛庁10代目 幕僚総監
HYOKEI(48)…自警団 団長
RUKIYA(19)…自警団 副団長
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「あれ止めなくていいんすか?」
RUKIYAとHYOKEIの睨み合いに上倉は数人の隊員を引連れ歩いていた相模に声をかけた。
「消化作業、復旧作業の指揮任せれるか?」
そう言いながら相模は歩き出した。
「わかりました」
上倉が言うと相模はその場から走り出した。
「おいそこ止まれよ。誰が走っていいって言った?」
RUKIYAが怒鳴ると相模はその場で足を止めた。
「何がどうなってんだ?こいつら仲間じゃなかったんか?」
相模が聞くと沖矢は小声で答えた。
「それが、内部分裂っぽいです」
「んだよ。それ。めんどくせーな」
「おい、ここで決着つけようや。なー」
RUKIYAが怒鳴るとHYOKEIは息を整えながら呟いた。
「おもしれーよ」
そう呟くとHYOKEIはRUKIYAに襲いかかった。
RUKIYAはHYOKEIの蹴りを交わすと下腿に蹴りを入れ姿勢を崩すとそのまま顎に膝蹴りを入れ倒した。
「あんた大したことねーな」
RUKIYAが呟くとHYOKEIはRUKIYAの胸ぐらを掴み頭突きでその場に倒した。
「調子乗んなよ。たこが。」
「威勢いいだけでHYOKEI。なんもねーな」
「んだと」
HYOKEIが立ち上がるとRUKIYAはHYOKEIの顔に蹴りを入れその場に倒した。
「そんなんでへこたれると思っとんのか?あ?若造の蹴り、大したことねーわ」
HYOKEIはすぐに姿勢を元に戻すとRUKIYAの頭に目掛けて肘打ちを入れそのまま頭を鷲掴みにすると顔面に目掛けて何度も左フックを入れた。
「おいおい。もうこれで終わりか?あ?」
そう怒鳴るとHYOKEIはRUKIYAの顎を掴むとそのままこめかみに上段蹴りを入れその場に倒した。
「RUKIYA、」
隊舎から出てきた美乃は倒されるRUKIYAを見て走り出した。
「ちょ、」
喜多はすぐに止めに入った。
「姉ちゃん、こっち来んな。危ねーだろ。これはな俺がやらねーといけねー喧嘩なんだ。こいつらこの島をただの領土としか考えてねー。いつか国家転覆させて自分達の政権を立てようとしてる。それが新政府軍だったよな?じゃあこいつはその意思を受け継いでんだよ。」
「新政府軍?どういうこと?」
美乃が呟くとRUKIYAは血を拭いながら立ち上がった。
「こいつは新政府軍の残党。テロリストだった男だ。喜多から聞いた。」
「喜多さんから?」
そう言うと美乃は喜多に目をやった。
「我々はこの島に武装集団がいると報告があってその調査のために島に派遣された。それで自警団に辿りついた。このHYOKEIという男は新政府軍の元幹部の男だ。」
喜多が言うと美乃は口を手で抑えた。
「こいつを倒さねーとこの島は守られねー。だから俺がこの手でこいつを殺るんだ」
そう言うとRUKIYAはHYOKEIのみぞおちに蹴りを入れた。
交わし損ねたHYOKEIは腹を抑えその場に跪いた。
それを見てすかさずRUKIYAはHYOKEIの頭に蹴りを入れ完全に倒した。
「俺はなこの島にいる奴は全員守る覚悟でここにいる。舐めんなよ。」
そう叫ぶとRUKIYAは軽くふらついた。
「くそが、俺が拾ってやったのに。恩を仇で返しやがって。しゃーねー。殺してやる」
そう言うとHYOKEIは短刀を構えた。
「後は俺に任せろ。」
そう叫ぶと喜多はRUKIYAの前に立ち塞がった。
「あ?」
RUKIYAが怒鳴ると眞木がRUKIYAの肩を軽く叩いた。
「お前、怪我やべーじゃん。治療しねーと。な?」
「んなのいらねーし。離せよ」
「な訳あるか。俺ら一応プロだから。戦闘の。こういうのは近接戦闘って言って新隊員教育の時に習うやつなんだ。喜多に任せてお前は下がれ」
「ふざけんな。俺が蹴りつけねーといけねーんだよ。」
「落ち着けって。んな事ねーから」
そう呟くと眞木は湊都と登梨を呼んだ。
「こいつ任せれるか?」
「わかった」
湊都が言うと眞木は喜多のそばに駆け寄った。
「お前一人でやれんのか?さっきのでこいつも弱ってる。俺一人で充分だ」
「そっか。なら美乃さん先に解放すっぞ?」
「ちょっと待ってくれ」
「あ?」
「それ俺に任せてくれねーか?」
「は?」
「いやだから、その、美乃さんにちょっと話したいことあるしよ。」
「あーそうか。わかった。なら変われよ。俺がおっさんやってやっから」
眞木が言うと喜多は眞木にグータッチをした。
「うぃ、」
そう呟くと眞木は立ち上がったHYOKEIを上段蹴りでその場に倒すとそのまま短刀を奪った。
「無理して抵抗すんなって。元新政府軍の幹部さんが俺の蹴り一撃で終わりすか?」
「くそが、おのれ」
HYOKEIが立ち上がると眞木を押しのけ数人の隊員達がHYOKEIをその場に取り押さえた。
「あー、」
眞木はそう呟くとポケットに手を入れた。
数分後、RUKIYA達が本土に連行されると喜多は美乃を家まで送るため基地を出発した。
「散々だったな」
喜多が呟くと美乃は軽く頭を下げた。
「すいません。うちの弟が」
「いいよ。いいよ。あんなに故郷のために熱くなれるのすげー事だし。なかなかやる男だなって。」
「そうですかね?」
「俺はそう思ったけど。」
「これからどうなるんですか?」
「RUKIYA達がってこと?」
「はい」
「んー。警務隊扱いでまー警務隊次第だな。警察に身柄を渡すのかどうかって。気になるなー。」
「また連絡欲しいです」
「わかった。」
話しながら歩いていると食堂の前に着いた。
「じゃあ、私はここで」
美乃が言うと喜多は美乃の腕を咄嗟に掴んだ。
「ご、ごめん。」
喜多はすぐに手を離した。
「何かありました?」
「いやその、美乃さんの、あ、いや。美乃を守りたいっていうか。俺が守るって言ったらどう、かな?」
「いきなりどうしたんですか?」
「あ、いや。なんて言うか。」
「なんて言うか分からないけど、美乃の事守りたいなって思って。俺、美乃の事好きみたいだからさ、自分の気持ちに正直にいたいって……………思って、………………」
そう言うと喜多は顔を下に下げた。
すると美乃は少し微笑んだ後、喜多の顎を軽く持ち上げ口を近づけた。
喜多将吉(22)…9代目主人公 警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
来島美乃(21)…ガルシア島住民
小野村雄大(48)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班長 3等隊尉
窪塚遥也(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
宮沖翔平(32)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 小隊長 1等士官
仲原賢都(39)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 3等士官
眞木淳(22)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
湊都孝輔(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
登梨昌磨(20)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
廣島陵斗(19)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 2等隊士
倉持英仁(40)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 機長 士官長
松前幸弥(30)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 副操縦士 3等士官
岡部智昭(50)…警衛庁航空科長 1等将士
相模恭介(56)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 1等隊尉
上倉翔汰(25)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 3等隊尉
沖矢蒼真(43)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚長 3等将士
笹本親宜(58)…警衛庁10代目 幕僚総監
HYOKEI(48)…自警団 団長
RUKIYA(19)…自警団 副団長
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「あれ止めなくていいんすか?」
RUKIYAとHYOKEIの睨み合いに上倉は数人の隊員を引連れ歩いていた相模に声をかけた。
「消化作業、復旧作業の指揮任せれるか?」
そう言いながら相模は歩き出した。
「わかりました」
上倉が言うと相模はその場から走り出した。
「おいそこ止まれよ。誰が走っていいって言った?」
RUKIYAが怒鳴ると相模はその場で足を止めた。
「何がどうなってんだ?こいつら仲間じゃなかったんか?」
相模が聞くと沖矢は小声で答えた。
「それが、内部分裂っぽいです」
「んだよ。それ。めんどくせーな」
「おい、ここで決着つけようや。なー」
RUKIYAが怒鳴るとHYOKEIは息を整えながら呟いた。
「おもしれーよ」
そう呟くとHYOKEIはRUKIYAに襲いかかった。
RUKIYAはHYOKEIの蹴りを交わすと下腿に蹴りを入れ姿勢を崩すとそのまま顎に膝蹴りを入れ倒した。
「あんた大したことねーな」
RUKIYAが呟くとHYOKEIはRUKIYAの胸ぐらを掴み頭突きでその場に倒した。
「調子乗んなよ。たこが。」
「威勢いいだけでHYOKEI。なんもねーな」
「んだと」
HYOKEIが立ち上がるとRUKIYAはHYOKEIの顔に蹴りを入れその場に倒した。
「そんなんでへこたれると思っとんのか?あ?若造の蹴り、大したことねーわ」
HYOKEIはすぐに姿勢を元に戻すとRUKIYAの頭に目掛けて肘打ちを入れそのまま頭を鷲掴みにすると顔面に目掛けて何度も左フックを入れた。
「おいおい。もうこれで終わりか?あ?」
そう怒鳴るとHYOKEIはRUKIYAの顎を掴むとそのままこめかみに上段蹴りを入れその場に倒した。
「RUKIYA、」
隊舎から出てきた美乃は倒されるRUKIYAを見て走り出した。
「ちょ、」
喜多はすぐに止めに入った。
「姉ちゃん、こっち来んな。危ねーだろ。これはな俺がやらねーといけねー喧嘩なんだ。こいつらこの島をただの領土としか考えてねー。いつか国家転覆させて自分達の政権を立てようとしてる。それが新政府軍だったよな?じゃあこいつはその意思を受け継いでんだよ。」
「新政府軍?どういうこと?」
美乃が呟くとRUKIYAは血を拭いながら立ち上がった。
「こいつは新政府軍の残党。テロリストだった男だ。喜多から聞いた。」
「喜多さんから?」
そう言うと美乃は喜多に目をやった。
「我々はこの島に武装集団がいると報告があってその調査のために島に派遣された。それで自警団に辿りついた。このHYOKEIという男は新政府軍の元幹部の男だ。」
喜多が言うと美乃は口を手で抑えた。
「こいつを倒さねーとこの島は守られねー。だから俺がこの手でこいつを殺るんだ」
そう言うとRUKIYAはHYOKEIのみぞおちに蹴りを入れた。
交わし損ねたHYOKEIは腹を抑えその場に跪いた。
それを見てすかさずRUKIYAはHYOKEIの頭に蹴りを入れ完全に倒した。
「俺はなこの島にいる奴は全員守る覚悟でここにいる。舐めんなよ。」
そう叫ぶとRUKIYAは軽くふらついた。
「くそが、俺が拾ってやったのに。恩を仇で返しやがって。しゃーねー。殺してやる」
そう言うとHYOKEIは短刀を構えた。
「後は俺に任せろ。」
そう叫ぶと喜多はRUKIYAの前に立ち塞がった。
「あ?」
RUKIYAが怒鳴ると眞木がRUKIYAの肩を軽く叩いた。
「お前、怪我やべーじゃん。治療しねーと。な?」
「んなのいらねーし。離せよ」
「な訳あるか。俺ら一応プロだから。戦闘の。こういうのは近接戦闘って言って新隊員教育の時に習うやつなんだ。喜多に任せてお前は下がれ」
「ふざけんな。俺が蹴りつけねーといけねーんだよ。」
「落ち着けって。んな事ねーから」
そう呟くと眞木は湊都と登梨を呼んだ。
「こいつ任せれるか?」
「わかった」
湊都が言うと眞木は喜多のそばに駆け寄った。
「お前一人でやれんのか?さっきのでこいつも弱ってる。俺一人で充分だ」
「そっか。なら美乃さん先に解放すっぞ?」
「ちょっと待ってくれ」
「あ?」
「それ俺に任せてくれねーか?」
「は?」
「いやだから、その、美乃さんにちょっと話したいことあるしよ。」
「あーそうか。わかった。なら変われよ。俺がおっさんやってやっから」
眞木が言うと喜多は眞木にグータッチをした。
「うぃ、」
そう呟くと眞木は立ち上がったHYOKEIを上段蹴りでその場に倒すとそのまま短刀を奪った。
「無理して抵抗すんなって。元新政府軍の幹部さんが俺の蹴り一撃で終わりすか?」
「くそが、おのれ」
HYOKEIが立ち上がると眞木を押しのけ数人の隊員達がHYOKEIをその場に取り押さえた。
「あー、」
眞木はそう呟くとポケットに手を入れた。
数分後、RUKIYA達が本土に連行されると喜多は美乃を家まで送るため基地を出発した。
「散々だったな」
喜多が呟くと美乃は軽く頭を下げた。
「すいません。うちの弟が」
「いいよ。いいよ。あんなに故郷のために熱くなれるのすげー事だし。なかなかやる男だなって。」
「そうですかね?」
「俺はそう思ったけど。」
「これからどうなるんですか?」
「RUKIYA達がってこと?」
「はい」
「んー。警務隊扱いでまー警務隊次第だな。警察に身柄を渡すのかどうかって。気になるなー。」
「また連絡欲しいです」
「わかった。」
話しながら歩いていると食堂の前に着いた。
「じゃあ、私はここで」
美乃が言うと喜多は美乃の腕を咄嗟に掴んだ。
「ご、ごめん。」
喜多はすぐに手を離した。
「何かありました?」
「いやその、美乃さんの、あ、いや。美乃を守りたいっていうか。俺が守るって言ったらどう、かな?」
「いきなりどうしたんですか?」
「あ、いや。なんて言うか。」
「なんて言うか分からないけど、美乃の事守りたいなって思って。俺、美乃の事好きみたいだからさ、自分の気持ちに正直にいたいって……………思って、………………」
そう言うと喜多は顔を下に下げた。
すると美乃は少し微笑んだ後、喜多の顎を軽く持ち上げ口を近づけた。
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