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大阪府 岸和田警察署立てこもり事件
ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第9話
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主要登場人物一覧
嶹津舜(19)…10代目主人公 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
耀阪榮臣(20)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
夢丸奎大(18)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
高梨樹李(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
冴浪透也(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
水梨敦貴(21)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
来島琉季弥(41)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 2等士官
今西遙駕(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 第1機動小隊長 士官長
末崎駕李(30)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等士官
藤浦恭介(41)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
尾浦祥暉(35)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 1等隊尉
近村泰翔(45)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 2等幹士
伊村零也(37)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 2等士官
飛松晃聖(30)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 3等士官
千景将(47)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 2等幹士
登梨昌磨(41)… 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
奥木奨真(41)…警衛庁 幕僚官房室 理事官補佐 1等幹士
菊池謙祐(40)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
泉井皓太(39)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
鳥島信孝(53)…警衛庁 14代目 幕僚総監
瀏 黎曖秦(19)…対日武闘派戦線 ELUリーダー
九藤倭(48)…対日武闘派戦線 ELU メンバー
倉北來人(35)…対日武闘派戦線 ELU メンバー
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
警察署の中に入るとまるで荒れ果てた戦場のようになっていた。
入口はダンプカーで破壊されており、目のやり場に困った。
「そこ座れよ」
九藤に促され水梨はその場にあったソファーに腰かけた。
「俺を殺すんか?」
水梨が聞くと九藤は向かい側のソファーに腰かけた。
「な訳。俺はお前を助けに来たんだ。感謝して欲しいよな」
「助けに来た?」
「お前の親を殺したのは俺では無い。殺したのは警衛隊だ。そしてその事件の管轄はここ、岸和田警察署だ」
「どういうことだよ。」
水梨が言うと九藤はその場に立ち上がった。
「お前の父親は当時、運動中だった。デモだな。そしてその鎮圧に向かわされたのが警衛隊って訳だ。大阪府警からも一部、部隊が派遣された。その時に、抵抗した数名の人が結果的に死ぬ事になった。暴行を受けてだな」
「え?」
水梨が呟くと九藤は水梨をその場に立ち上がらせた。
「まぁいいよ。立てよ。連れてってやるよ。証拠のある場所にな」
その頃
水梨の胸元につけていた外音取り込み機能の着いたマイクから音声を拾おうと高梨は何度もパソコンをいじっていた。
「まだか?」
千景に言われ高梨は軽く頷いた。
「妨害機が設置されてるんだと思います。これ以上どーこーするとかはできないですね」
「そうか」
千景が言うとスマホをいじっていた嶹津がある記事を目にした。
「これ、」
嶹津が呟くと横にいた夢丸は嶹津のスマホに目をやった。
「どうした?」
千景が聞くと嶹津は千景にスマホを見せた。
「水梨の両親が殺されたってやつあったでしょ?4年前の」
「あったな。それがどうした?」
「その事件もしかしたら、警衛隊と警察による隠蔽で片付けられたのかもしれないって言ったらどうすか?」
「は?何を言ってるんだ?」
「この記事に、4年前の打倒会デモそして、水梨の父親が殺された事件。水梨の父親が殺された事件は元々、ありもしない嘘って事ですよ」
「何を訳の分からないことを」
そう言いながら千景はスマホを受け取った。
そこには、
打倒会デモの制圧を命じられた元 警衛隊 1等隊尉が語る。真相
と大見出し記事で記されていた。
「その大見出し記事はどうでもいいんすよ。その下ですよ。書いてあるっしょ?私は、隠蔽を命じられたって。」
「隠蔽、」
千景が呟くと嶹津は千景からスマホを奪い取った。
「俺と燿阪でちょっと行ってくるっす」
そう言い嶹津は燿阪にアイコンタクトをとった。
「待て、」
千景に言われ2人はすぐにふりかえった。
藤浦の頭の中で1つの考えがあった。
「もしその隠蔽が本当だとしたら、かなりやばい事になるぞ。警衛隊が警察が、政府管轄の機関が隠蔽に関わってたってなると、」
藤浦が呟いた。
「そいつの住所わかるんか?」
千景が聞くと嶹津は軽く頷いた。
「もう特定済みっすよ笑 夢丸っていう特定屋がいるんで。」
嶹津が言うとパソコンを閉じながら夢丸は軽く笑った。
「そうか。さっさと帰ってこいよ」
「うぃ」
嶹津と燿阪はそのまま車に乗り込むと男の家に向かった。
家の前に着くと、嶹津は家を見渡しながら車から降りた。
「すげー豪邸だな」
燿阪が言うと嶹津は軽く頷いた。
「元、1等隊尉様は、ここまで俺らと暮らしがちげーんだな。」
そう言うと嶹津はインターホンを押した。
「はい」
インターホン越しから声が聞こえ嶹津は軽く会釈をした。
「警衛隊の者です。 矢幡 1等隊尉でお間違いないっすよね?」
「あなたは?」
「公安所属の3等隊士。嶹津って言います。後ろにいんのが燿阪っていう野郎です」
「野郎って、」
燿阪が呟くと矢幡は声を荒らげた。
「私はもう警衛隊から離れた人間だ。何も用はない。帰れ」
「いやいや、用があるのはこっちなんすよ。今、岸和田警察署で立てこもり起きてるんすよ。人質の中には警衛官も含まれてるんすよ。」
「それと私になんの関係が?」
「4年前の事件。会長の子供が今、人質として囚われてる。そして、その事件の犯人として指名手配される事になった九藤って奴が立てこもり犯なんすよ。これって4年前の事件となんか関係があるって。そう思っしょ?普通に考えて」
「そうかもな。でも話すことは無い。」
「もし、真実を知らなかったらあいつは父親を殺した犯人を目の前にして暴挙に走るかもしれない。そうなったら、何も関係ない奴が命を絶つことになる。確かに、九藤って野郎は、ELUのメンバーだ。つまりテロリスト。でもその九藤ってテロリストを殺したあいつは、勘違いのまま人殺して、牢屋に入れられる。ちょっと理不尽すぎねーか?って」
「どけ、」
燿阪に言われ嶹津は後ろに下がった。
「今、我々は岸和田警察署立てこもり事件の担当員として現場に派遣されてる身なんです。そこで4年前の事件にたどり着いた。もしかしたら事件を解決する何か一つの手がかりになるかもしれない。だから教えて欲しいんです。お願いします」
「国のため、日本のために隠すことを私は決意して退職したんだ。隠すことが正義なんだ。真実は闇に葬った方が幸せなこともあるんだ。」
「日本のため?んだよ。何が隠すことを決意してだ?あんた、公表しようとしてるじゃねーかよ。な?記事見たぞ。それに隠すことが正義なんて意味わかんねーよ。こっちは」
嶹津が怒鳴ると燿阪は嶹津を止めながら軽く頭を下げた。
「すいません。でもこいつが言ってること正しいでしょ?人助けだと思ってお願い出来ませんか?」
「いいだろ。そこまで言うんだったら教えてやる。この住宅地にお前らみたいな怒号が響き渡るの似合わねーからな。さっさと中に入れや」
矢幡が言うと同時に家の門が自動的に開いた。
嶹津舜(19)…10代目主人公 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
耀阪榮臣(20)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
夢丸奎大(18)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
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冴浪透也(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
水梨敦貴(21)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
来島琉季弥(41)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 2等士官
今西遙駕(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 第1機動小隊長 士官長
末崎駕李(30)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等士官
藤浦恭介(41)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
尾浦祥暉(35)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 1等隊尉
近村泰翔(45)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 2等幹士
伊村零也(37)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 2等士官
飛松晃聖(30)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 3等士官
千景将(47)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 2等幹士
登梨昌磨(41)… 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
奥木奨真(41)…警衛庁 幕僚官房室 理事官補佐 1等幹士
菊池謙祐(40)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
泉井皓太(39)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
鳥島信孝(53)…警衛庁 14代目 幕僚総監
瀏 黎曖秦(19)…対日武闘派戦線 ELUリーダー
九藤倭(48)…対日武闘派戦線 ELU メンバー
倉北來人(35)…対日武闘派戦線 ELU メンバー
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
警察署の中に入るとまるで荒れ果てた戦場のようになっていた。
入口はダンプカーで破壊されており、目のやり場に困った。
「そこ座れよ」
九藤に促され水梨はその場にあったソファーに腰かけた。
「俺を殺すんか?」
水梨が聞くと九藤は向かい側のソファーに腰かけた。
「な訳。俺はお前を助けに来たんだ。感謝して欲しいよな」
「助けに来た?」
「お前の親を殺したのは俺では無い。殺したのは警衛隊だ。そしてその事件の管轄はここ、岸和田警察署だ」
「どういうことだよ。」
水梨が言うと九藤はその場に立ち上がった。
「お前の父親は当時、運動中だった。デモだな。そしてその鎮圧に向かわされたのが警衛隊って訳だ。大阪府警からも一部、部隊が派遣された。その時に、抵抗した数名の人が結果的に死ぬ事になった。暴行を受けてだな」
「え?」
水梨が呟くと九藤は水梨をその場に立ち上がらせた。
「まぁいいよ。立てよ。連れてってやるよ。証拠のある場所にな」
その頃
水梨の胸元につけていた外音取り込み機能の着いたマイクから音声を拾おうと高梨は何度もパソコンをいじっていた。
「まだか?」
千景に言われ高梨は軽く頷いた。
「妨害機が設置されてるんだと思います。これ以上どーこーするとかはできないですね」
「そうか」
千景が言うとスマホをいじっていた嶹津がある記事を目にした。
「これ、」
嶹津が呟くと横にいた夢丸は嶹津のスマホに目をやった。
「どうした?」
千景が聞くと嶹津は千景にスマホを見せた。
「水梨の両親が殺されたってやつあったでしょ?4年前の」
「あったな。それがどうした?」
「その事件もしかしたら、警衛隊と警察による隠蔽で片付けられたのかもしれないって言ったらどうすか?」
「は?何を言ってるんだ?」
「この記事に、4年前の打倒会デモそして、水梨の父親が殺された事件。水梨の父親が殺された事件は元々、ありもしない嘘って事ですよ」
「何を訳の分からないことを」
そう言いながら千景はスマホを受け取った。
そこには、
打倒会デモの制圧を命じられた元 警衛隊 1等隊尉が語る。真相
と大見出し記事で記されていた。
「その大見出し記事はどうでもいいんすよ。その下ですよ。書いてあるっしょ?私は、隠蔽を命じられたって。」
「隠蔽、」
千景が呟くと嶹津は千景からスマホを奪い取った。
「俺と燿阪でちょっと行ってくるっす」
そう言い嶹津は燿阪にアイコンタクトをとった。
「待て、」
千景に言われ2人はすぐにふりかえった。
藤浦の頭の中で1つの考えがあった。
「もしその隠蔽が本当だとしたら、かなりやばい事になるぞ。警衛隊が警察が、政府管轄の機関が隠蔽に関わってたってなると、」
藤浦が呟いた。
「そいつの住所わかるんか?」
千景が聞くと嶹津は軽く頷いた。
「もう特定済みっすよ笑 夢丸っていう特定屋がいるんで。」
嶹津が言うとパソコンを閉じながら夢丸は軽く笑った。
「そうか。さっさと帰ってこいよ」
「うぃ」
嶹津と燿阪はそのまま車に乗り込むと男の家に向かった。
家の前に着くと、嶹津は家を見渡しながら車から降りた。
「すげー豪邸だな」
燿阪が言うと嶹津は軽く頷いた。
「元、1等隊尉様は、ここまで俺らと暮らしがちげーんだな。」
そう言うと嶹津はインターホンを押した。
「はい」
インターホン越しから声が聞こえ嶹津は軽く会釈をした。
「警衛隊の者です。 矢幡 1等隊尉でお間違いないっすよね?」
「あなたは?」
「公安所属の3等隊士。嶹津って言います。後ろにいんのが燿阪っていう野郎です」
「野郎って、」
燿阪が呟くと矢幡は声を荒らげた。
「私はもう警衛隊から離れた人間だ。何も用はない。帰れ」
「いやいや、用があるのはこっちなんすよ。今、岸和田警察署で立てこもり起きてるんすよ。人質の中には警衛官も含まれてるんすよ。」
「それと私になんの関係が?」
「4年前の事件。会長の子供が今、人質として囚われてる。そして、その事件の犯人として指名手配される事になった九藤って奴が立てこもり犯なんすよ。これって4年前の事件となんか関係があるって。そう思っしょ?普通に考えて」
「そうかもな。でも話すことは無い。」
「もし、真実を知らなかったらあいつは父親を殺した犯人を目の前にして暴挙に走るかもしれない。そうなったら、何も関係ない奴が命を絶つことになる。確かに、九藤って野郎は、ELUのメンバーだ。つまりテロリスト。でもその九藤ってテロリストを殺したあいつは、勘違いのまま人殺して、牢屋に入れられる。ちょっと理不尽すぎねーか?って」
「どけ、」
燿阪に言われ嶹津は後ろに下がった。
「今、我々は岸和田警察署立てこもり事件の担当員として現場に派遣されてる身なんです。そこで4年前の事件にたどり着いた。もしかしたら事件を解決する何か一つの手がかりになるかもしれない。だから教えて欲しいんです。お願いします」
「国のため、日本のために隠すことを私は決意して退職したんだ。隠すことが正義なんだ。真実は闇に葬った方が幸せなこともあるんだ。」
「日本のため?んだよ。何が隠すことを決意してだ?あんた、公表しようとしてるじゃねーかよ。な?記事見たぞ。それに隠すことが正義なんて意味わかんねーよ。こっちは」
嶹津が怒鳴ると燿阪は嶹津を止めながら軽く頭を下げた。
「すいません。でもこいつが言ってること正しいでしょ?人助けだと思ってお願い出来ませんか?」
「いいだろ。そこまで言うんだったら教えてやる。この住宅地にお前らみたいな怒号が響き渡るの似合わねーからな。さっさと中に入れや」
矢幡が言うと同時に家の門が自動的に開いた。
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