ULTIMATE〜season36(2186)CONNECT 最愛の君と

〓Mr.鷹党〓

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警衛隊 装備品横流し事件

ULTIMATE〜CONNECT 最愛の君と 第8話

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主要登場人物一覧
喜多将吉(28)…9代目主人公 警衛庁航空科 航空科教育隊 班長 3等士官
来島美乃(27)…警衛庁民間採用事務員
来島琉季弥(25)…警衛庁航空科 航空科教育隊 班付 2等隊士
佐脇江澄駕(22)…警衛庁航空科 航空科教育隊 班付 隊士長
立塚恭士郎(22)…警衛庁航空科 航空科教育隊 班付 隊士長
前倉蒼(33)…警衛庁航空科 航空科教育隊 班長 2等士官
今西遙駕(26)…警衛庁航空科 航空科教育隊 班長 3等士官
伊村零也(21)…警衛庁 西部方面隊 西部地区警務中隊所属 隊士長
小塚崇(25)…警衛庁 西部方面隊 西部地区警務中隊所属 隊士長
保科雄(40)…警衛庁 西部方面隊 西部地区警務中隊長 2等隊尉
小野村雄大(54)…警衛庁航空科 航空科教育隊長 2等幹士
窪塚遥也(28)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 3等士官
宮沖翔平(38)…警衛庁航空科 指令本部 主任総括官補佐 士官長
仲原賢都(45)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 小隊長 1等士官
眞木淳(28)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 隊士長
湊都孝輔(26)…警衛庁航空科 航空科教育隊 教務部 人事運用幹部 2等隊尉
登梨昌磨(26)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
倉持英仁(46)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 機長 士官長
松前幸弥(36)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班 操縦要員 副操縦士 2等士官
相模恭介(62)…警衛庁幕僚官房室 事務官 1等幹士  (定年延長)
藤浦恭介(25)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 1等隊士
原口皓太(24)…警衛庁航空科 航空機動隊 第1陸上要員班所属 2等隊士
寺塚篤信(53)…警衛庁航空科長 将補
森木翔哉(33)…警衛庁 幕僚官房室 事務次官 1等隊尉
清田幸隆(41)…警衛庁警務大隊理事官補佐官  2等隊尉
千景将(31)…警衛庁警務大隊 地区警務隊 統括管理官 士官長
北倉勇斗(33)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 1等隊尉
上倉翔汰(31)…警衛庁運用科 部隊統括幕僚 1等隊尉
沖矢蒼真(49)…警衛庁運用科 部隊運用室 第1事後処理調査小隊 小隊長1等将士
奥木奨真(25)…警衛庁運用科 部隊運用室 第1事後処理調査小隊 小隊主任 2等隊尉
千景遥暢(55)…警衛庁西部方面隊 総監 幕僚補
大岸智晴(55)…警衛庁12代目 幕僚総監

階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「作戦開始時刻に変更が生じたと本隊から連絡を受けました。」
「こっちも聞いたよ」
千景に言われ清田は眠たい目を擦りながらパソコンを操作した。
「理由は後日、伝えるって。いい加減すぎんだよな。」
清田が言うと千景は持っていたiPadに目をやった。
「それで?時間までは聞いてなくてな。何時に変更になったんだ?」
「えーっとそれが今、こっちに向かってきてるらしくて。到着次第そのまま作戦にうつるとの事です」
「まじかよ。いきなりすぎんだろ」
清田はパソコンを閉じるとそのまま中隊事務室へと向かった。
事務室に着くなり清田は集まっていた隊員を叩き起した。
「これから、作戦活動に向けた準備を始める。」
「え?準備?なんすかそれ。まだでしょ?」
「昼からって聞いてましたよ」
「それが変更なったんだよ」
清田が怒鳴ると千景は装備品倉庫の鍵を手に取った。
「至急、準備を。本隊が到着次第そのまま実施していく流れだ。」
「まじかよ、ついさっき取り調べ終わったと思ったのによ」
隊員達は文句を言いながらも動き出した。
「清田さん、これは流石に上に一言、意見具申した方がいいでしょ」
「そりゃそうだ。理由も言えねー変更って何だよ。つか、俺らもあいつらから見たら本隊所属っていうな笑」
「ちょっとおもんないっすね」
「もういっぺんそれ言ったら頭かち割るからな。」
そう言い残すと清田は煙草を咥えながらその場を後にした。
「聞いたよ。流石に俺も勝手すぎるとは思う。方面隊として抗議しようと思ってる」
「ですよね。とりあえず物資等の準備行います」
「頼んだよ。」
西部方面隊長の千景遥暢は方面隊幹部らと喋りながら装備品の準備を始めていた。
「親父、」
不意に後ろから声をかけられ遥暢はふりかえった。
「将か、どうした?」
「ちょっといいかな?時間ある?」
「屋上でいいか?」
「うん」
遥暢は千景を連れそのまま屋上に向かった。
屋上につくと遥暢は煙草を咥えた。
「俺、今回の作戦の実働指揮官に決まってて。」
「知ってるよ。統括管理官として責務を果たしてこい。」
「うん。そうなんだけどさ、今噂で聞いてて、本隊はガルシア出身者を片っ端から捕まえようとしてるって。」
「ムキになってんだよな。多分あいつらは」
「不当逮捕もあるってことだと俺思って。そんなの許されることかなっていうか、」
「疑問に思ってんか?」
「うん」
「死んだ女房に似てるな。そういうところ」
「え?」
「あー何でもねーよ。そうだなー。正しいことしたいんだったら上に上り詰めろ。今からだって遅くない。部内幹部候補生選考受けれるんだ。」
「上に行かねーと正しい事できねーの?」
「そりゃそうだ。規則や方針は上の野郎が作ってる。不当逮捕してでも事実解明に突っ走れってのが今の警衛隊上層部の答えだ。それが民間人にも及んでるってのが今ある事実だ。だから結果的にはこれまで以上に敵を作る羽目になる。そうだろ?考えればわかる事だ。それを分からなくなるのが幹部だ。盲目になるんだよな。」
「そうか、」
「ま、そんな幹部だったらいない方がましだと思うけど」
そう言うと遥暢は静かに煙を口から出した。
「とりあえず頑張ってこい。今の俺はこれしか言えない。迷いがあってもやれ。綺麗事なんて今は言えねーだろ?」
「うん」
「じゃあな。父さん、忙しいから」
そう言い残すと遥暢は屋上を後にした。
午前6時
西部方面隊には警衛庁から来た30人余りの警務隊員と後方支援で19名の隊員がやってきた。
「うわぁやっぱり、でかいな。これが方面隊本部の中隊事務室かー。」
中隊事務室に着くなり原口が言った。
「俺らいるの本隊とはいえ、小隊事務室だもんな笑」
藤浦が言った。
「中隊と小隊でこんなに違うんだなー」
原口が言うと藤浦は少し声のトーンを落とした。
「な?てかあの人ら大丈夫かな。」
藤浦が言うと原口は藤浦に目線を変えた。
「登梨さんと眞木さんか?」
「聞いた時はびっくりしたけど。どうなるんだろ。」
「処分は免れないかもな。なんせ情報漏洩だろ?それで例えばあの来島さんが逃げ切ったとすれば逃亡を援助したって事で警察沙汰にもなるよな。多分。」
「やばいじゃん」
「俺らの知ったことかよ。ここ出発する前、仲原さん。くそ怒ってたもんなー」
2人で喋っていると清田が事務室に入ってきた。
「これより現在時刻をもって各対象者の身柄拘束を実施する。各々に配られてる対象者リストを見て作戦を実施していく。必ず成功させるぞ」
そう言うと清田は後ろに下がり保科に目をやった。
「それでは各人、出発の準備を」
集会が解散すると保科は清田のもとに向かった。
「よろしくお願いします」
保科が言うと清田は腕を組みながら頷いた。
「任せろ。後は彼ら次第だ。どうだ?終わったら1杯行くか?」
「最近、家帰れてないんで終わったら早く家帰ろかなって。」
「そっか。1人酒も悪くねーしな笑」
「清田さんって結婚されてませんでしたっけ?」
「養育費だけ請求されるカモ旦那だよ笑 色々あって今は、別居中だ」
「そ、そうだったんですね」
「ま、俺は仕事と結婚したようなもんだしな。」
そう言うと清田は笑顔で保科の肩を叩いた。
午前7時
本隊と中隊との合同部隊は西部方面隊を出発し各対象者のもとに向かった。
「女かー。意外と可愛いんじゃんかよ」
「女だったらこんなに人数いらねーだろ。俺とお前で充分だろ?」
「たしかに」
来島美乃宅へ向かう途中の車内で隊員達は美乃の写真みるなり騒いでいた。
「あ、そうだ。そこの2人さ本隊来たんだろ?どこ出身なんだよ。」
「え?」
不意に声をかけられ藤浦は原口に目をやった。
「航空科から応援で」
原口が答えると藤浦は軽く頷いた。
「パイロット顔では無さそうだけど?」
「陸上要員なんで」
藤浦が答えると隊員は足を組みながら叫んだ。
「エリートぶってるだっせー野郎かよ。なら俺ら2人が対応するからよ。お前らは家の外で突っ立てろよ。」
「え?いやでも規則で俺らも立ち会わないとって」
原口が言うと隊員はその場から立ち上がり原口に顔を近づけた。
「逆らうんか?航空教育隊は何を教えてんだ?あ?」
「わかりました。俺らはじゃあ見張りやりますんで」
藤浦が言うと隊員は笑顔を見せた。
「素直で良い奴じゃんかよ。わかりゃいいんだ。」
隊員はそう言うと再び座っていた席へと戻った。
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