ULTIMATE〜season12 (2052) 国防最前線

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE 〜国防最前線

ULTIMATE 〜国防最前線第5話

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主要登場人物一覧
望月輝人(26)…3代目主人公 近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
片倉陵(21)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
河内慶六(23)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
松山和也(21)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
松浦風雅(33)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班主任
水島慶太(30)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属正隊員
赤木龍一(47)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班班長
藤原克巳(30)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属正隊員
三島和志(50)…近畿方面隊長
岸田正龍(38)…国家保安庁地方方面隊統括官
長内貴也(66)…国家保安庁初代長官
 ……………………………………………………………
「あまり持ち場から離れるなよ」
水島は捜索にあたる望月らに声をかけた。だが彼らからの返答は無かった。
銃声 怒号 煙 ここは戦場同等の緊張感の走った現場となっていた。
「おい望月、先行くなて。暗いところ俺苦手なんだよー」
そう言いながら河内は望月について行った。
「暗いのが苦手なら続けれねーぞ。この仕事」
「んな事わかってるよ。」
「とにかく民兵が潜んでるかもしれん。重要警戒だ」
「お、おう」
しばらく歩いていた時だった、斧を持った1人の男が望月らに襲いかかってきた。
「河内、避けろ」
「え?」
後ろを振り向いた河内のヘルメットに男が振り下ろした斧が刺さった。
「大人しくしろ。既に殺害命令は下りている。これ以上危害を及ぼすのなら俺は迷いなくお前を撃ち殺す」
望月は銃を構えた。
「その銃、性能良さそうだな。くれや」
「な、何言ってる。近づくな」
まだ人を目の前に発砲した事ない望月の手は震えていた。
「ビビってんだろ笑そんなんで俺を殺せるか」
そう言うと男はポケットから銃を取り出した。
「これは改造銃だ。お前らが着てる防弾チョッキを撃ち抜く程の力はあるだろう。さぁー。その拳銃をこっちに渡せ」
「渡せると思うか?ふざけるな」
望月は倒れている河内に目をやりながら言った。
その時だった、目を離した隙に男が望月に襲いかかってきた。
すぐには交わせずそのまま男に押し倒された。
男は望月のヘルメットを取ると持っていた拳銃を捨て短刀を取りだした。
「殺してやる。」
今回こそ死を覚悟し目をつぶった。
だが、神様はまだ俺を生かせるつもりだったのだろうか。
男は突然、口から血を吐きながらその場で倒れた。
「えっ…」
望月が驚いていると男の後ろから刀を構えたマフラーを巻いた男がやってきた。
「怪我無いか?お前ら国保(国家保安庁)の人間だろ?」
「そ、そうですけど。あなたは?」
「俺か?たまたまここに居合わせた人間だよ。じゃあな」
そう言いながら男が去ろうとした時だった、赤木が銃を構えながらこちらに向かって走ってきた。
「ようやく見つけた。元警衛官がここにいると情報を受けた時からお前ではないかと思っていた。お前中島佑紀弥だろ?」
声をかけられた男は静かに振り返った。
「な、なんでわかったんですか?」
「お前、蔵島が死んでから民兵グループを結成したらしいな。それで武器調達のために抗争に明け暮れていた。国保が制圧しに来るという情報を受け取ったお前はこの機会を逃さない。必ずこの民間軍事会社に潜入している。元警衛官、民兵、このふたつのキーワードでお前では無いかと推測した。どうだ?」
「さすがですね。」
「降参しろ。国の法律は変わった。民間で武器の所持は禁じられるようになった。いくら自身の安全確保のためでもだ。」
「俺は、もうこっち側で生きるって決めたんです。犯罪者扱いされてもいい。それに大切な仲間がいる。その仲間達のためにも降参などできません」
そう言うと中島は頭を下げた。
「仲間か。何人だ?」
「はい?」
「仲間だよ。何人いるんだ?」
「俺含めて3人です。まだちっさいけどいつかでっかい組織にするつもりです」
「3人か。連れてこい。ここに」
「は?」
「聞こえなかったか?連れてこい」
「わ、わかりました」
中島は戸惑いながらも仲間達を赤木のもとまで連れてきた。
数分後
2人の男が中島に連れられやってきた。
「お前らか。国家保安庁近畿方面隊第4区域機動第1作戦班の赤木だ。どうだ?一時的な訓練を受けて来てみないか?俺たちのもとへ。見た感じ、服は汚い。飯はろくに食べれてないだろ?国保なら飯も綺麗な服だって、風呂だって用意出来る。どうだ?」
赤木からのまさかの提案に中島達は驚いた。
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