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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第4話
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主要登場人物一覧
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
「今回より、上空警戒作戦を実施する。午前9時~12時のグループ、午後1時~午後5時までのグループに分け上空警戒に当たってもらう。その後の警戒に関しては、基地の屋上に設置してある航空監視レーダーにて警戒を行う。なお、この作戦の期間についてだが、まずは1週間を目処にその後、本部からの指示で延長などを行う方針だ。質問のある者はいるか?」
大石が言うと豊島が大石の前に出た。
「俺は、この近畿方面隊と
協力しながらこの作戦を無事に実行させたい。亀裂などつくりたくはない。誰も殉職者を出さずこの作戦を無事に遂行していきたい。そのためにも、何か文句がある事が起きるかもしれん。我慢しろ。いちいち口に出すな。チームワークを汚す者に俺は容赦しない。以上だ」
豊島が言うと
周りの空気はガラッと変わったように思えた。
その後
午前担当グループに選ばれたメンバーら18名そういは、一斉にヘリに乗り警戒を始めた。
「にしてもよ、集会に酔って参加した野郎が変わりすぎな?笑笑」
午前担当グループが警戒を行なってる中、待機中の午後担当グループメンバーの一人、新屋が豊島に声をかけた。
「香野の野郎、あいつさすがにやばいだろ?」
「まーそうかもだけど、お前キャラ変わりすぎだって、マジできついから笑笑」
「舐められたくねーしな。」
「おーここにいたか。」
そう言いながら甲賀が屋上にやってきた。
「どした?」
新屋が聞くと甲賀は持っていたビニール袋を下に置いた。
「いや、基地内のコンビニで何かうまそうな物あったから買ってきた」
「俺にくれんの?ありがてぇー笑笑」
そう言いながら新屋はビニール袋に手をやった。
「にしてもよ、香野って野郎ちょっと変わった奴だよな。さっきも一人、図書館で天湾ついて調べとったぜ。」
「天湾?」
「あー。なんか勉強熱心だよな。あいつ」
そう言いながら甲賀はその場で寝転がった。
「まさか。」
そう呟くと豊島は急いで大石のいる会議室に向かった。
「あ?どした?」
慌てた様子で会議室にやってきた豊島を見るなり大石が聞いた。
「噂知ってるか?」
「噂?」
「元天湾空軍の兵士が空衛に来たって話。」
「あー。なんか聞いたことあるような。睦月さんが連れてきたんだっけ?」
「もしかしたら香野の事かもしれん。」
「何で?」
「去年の終わり、香野が俺らの部隊にいきなりきて、気になったから、国保の機密事項ページから調べてみたんよ。彼のこれまでの経歴を。そしたら全て空白になってて睦月さんに聞いても何も教えてくれなかった。天湾空軍から空衛にやってきたって噂と香野がここに来た日一緒なんだよ。それにあいつ、俺ら国保が知りもしない天湾の資料持ってるらしい。あくまで噂だけどな。」
「もしその噂が本当だったらやべーんじゃねーのか?天湾と繋がってる人間がここにいるとか。作戦とか全て筒抜けだってことも」
「あり得るかもな。」
「やべーよ」
そう呟くと大石は急いでスマホから睦月に電話をかけた。
「睦月だ。どうした?」
「大石です。ちょっと緊急でお話がありまして。」
「緊急?」
「はい。お時間取れます?」
「わかった。時間を開けておく。」
「ありがとうございます。今から向かいます」
そう言うと大石は電話を切りそのまま飛行場へと向かった。
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
「今回より、上空警戒作戦を実施する。午前9時~12時のグループ、午後1時~午後5時までのグループに分け上空警戒に当たってもらう。その後の警戒に関しては、基地の屋上に設置してある航空監視レーダーにて警戒を行う。なお、この作戦の期間についてだが、まずは1週間を目処にその後、本部からの指示で延長などを行う方針だ。質問のある者はいるか?」
大石が言うと豊島が大石の前に出た。
「俺は、この近畿方面隊と
協力しながらこの作戦を無事に実行させたい。亀裂などつくりたくはない。誰も殉職者を出さずこの作戦を無事に遂行していきたい。そのためにも、何か文句がある事が起きるかもしれん。我慢しろ。いちいち口に出すな。チームワークを汚す者に俺は容赦しない。以上だ」
豊島が言うと
周りの空気はガラッと変わったように思えた。
その後
午前担当グループに選ばれたメンバーら18名そういは、一斉にヘリに乗り警戒を始めた。
「にしてもよ、集会に酔って参加した野郎が変わりすぎな?笑笑」
午前担当グループが警戒を行なってる中、待機中の午後担当グループメンバーの一人、新屋が豊島に声をかけた。
「香野の野郎、あいつさすがにやばいだろ?」
「まーそうかもだけど、お前キャラ変わりすぎだって、マジできついから笑笑」
「舐められたくねーしな。」
「おーここにいたか。」
そう言いながら甲賀が屋上にやってきた。
「どした?」
新屋が聞くと甲賀は持っていたビニール袋を下に置いた。
「いや、基地内のコンビニで何かうまそうな物あったから買ってきた」
「俺にくれんの?ありがてぇー笑笑」
そう言いながら新屋はビニール袋に手をやった。
「にしてもよ、香野って野郎ちょっと変わった奴だよな。さっきも一人、図書館で天湾ついて調べとったぜ。」
「天湾?」
「あー。なんか勉強熱心だよな。あいつ」
そう言いながら甲賀はその場で寝転がった。
「まさか。」
そう呟くと豊島は急いで大石のいる会議室に向かった。
「あ?どした?」
慌てた様子で会議室にやってきた豊島を見るなり大石が聞いた。
「噂知ってるか?」
「噂?」
「元天湾空軍の兵士が空衛に来たって話。」
「あー。なんか聞いたことあるような。睦月さんが連れてきたんだっけ?」
「もしかしたら香野の事かもしれん。」
「何で?」
「去年の終わり、香野が俺らの部隊にいきなりきて、気になったから、国保の機密事項ページから調べてみたんよ。彼のこれまでの経歴を。そしたら全て空白になってて睦月さんに聞いても何も教えてくれなかった。天湾空軍から空衛にやってきたって噂と香野がここに来た日一緒なんだよ。それにあいつ、俺ら国保が知りもしない天湾の資料持ってるらしい。あくまで噂だけどな。」
「もしその噂が本当だったらやべーんじゃねーのか?天湾と繋がってる人間がここにいるとか。作戦とか全て筒抜けだってことも」
「あり得るかもな。」
「やべーよ」
そう呟くと大石は急いでスマホから睦月に電話をかけた。
「睦月だ。どうした?」
「大石です。ちょっと緊急でお話がありまして。」
「緊急?」
「はい。お時間取れます?」
「わかった。時間を開けておく。」
「ありがとうございます。今から向かいます」
そう言うと大石は電話を切りそのまま飛行場へと向かった。
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