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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第3話
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主要登場人物一覧
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
午前8時近畿方面隊基地に大石ら特殊空衛団D班員らを乗せたヘリが上空から着陸してきた。
「おっきたか。」
そう呟くと近畿方面隊副隊長の野上は、着陸してきたヘリに目をやった。
「てか、何機着陸の予定でしたっけ?」
「ち」隣にいた近畿方面隊管理官の奥が聞いた。
「15機らしい」
「は?」
野上からの返答に奥は思わず声を上げた。
「予備用のヘリ、備品などを乗せたヘリも合わせたら18機だってよ。だから近隊(近畿方面隊)の飛行場は今朝からガラ空きにしてる。」
「なるほど」
「マジでクソだよな。朝から近隊全てのヘリを中部方面隊に移動させて朝から大変だったんだぞ。」
「確かに、朝から騒がしかったですね。なんせ近隊の飛行場は、各方面隊の中で1番小さいらしいすからね。」
「なんで小さいかわかるか?」
「いえ」
「歴代の近隊のボス、上に逆らってばっからしくてな。その報復で上が小さくしたんだとよ。だから俺は総監本部が嫌いだ。その総監本部所属の空衛団もな」
野上が言うとヘリから次々と隊服を着た隊員達が降りてきた。
「総員、第一待機体勢
D班副班長に指名された豊島が怒鳴ると約53名のD班員らは休めの姿勢をとった。
「お電話した大石です。よろしくお願いします」
そう言うと大石は野上に向け軽く頭を下げた。
「近畿方面隊副隊長の野上です。よろしくお願いします」
「隊長さんはどちらに?」
豊島が聞くと奥がすぐに答えた。
「まだ出勤してなくて」
「おいおい8時になっても出勤してこないのか?遅刻じゃねーか。」
一人の男が怒号をあげた。
「おい、今なんつった?」
野上が怒鳴ると豊島はすぐに野上の前に立ちはだかった。
「失礼。隊員教育に不備があったみたいで。」
「教育ぐらいちゃんとしておけよ。」
そう呟くと野上は口を鳴らした。
「おい、お前、いい加減にしろよ。前から思ってた。お前の勤務姿勢には問題があると」
簡単な顔合わせを終えたその日の夜、近畿方面隊長の出勤の遅さに物申した隊員、香野淳也を豊島は基地の屋上に呼び出した。
「向こうが悪いでしょ。8時になってもまだ来てない。それも今日は大事な日でしょ?そんな日に遅刻なんて」
「だからってな。あれはねーだろ。これから協力していかないといけないんだぞ?お前のせいで亀裂ができたらどうするんだ?」
「うるせーな。」
「あ?」
「俺は、俺の仕事をするまでですから。」
そう言うと香野は面倒くさそうにしながら屋上から出ていった。
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
午前8時近畿方面隊基地に大石ら特殊空衛団D班員らを乗せたヘリが上空から着陸してきた。
「おっきたか。」
そう呟くと近畿方面隊副隊長の野上は、着陸してきたヘリに目をやった。
「てか、何機着陸の予定でしたっけ?」
「ち」隣にいた近畿方面隊管理官の奥が聞いた。
「15機らしい」
「は?」
野上からの返答に奥は思わず声を上げた。
「予備用のヘリ、備品などを乗せたヘリも合わせたら18機だってよ。だから近隊(近畿方面隊)の飛行場は今朝からガラ空きにしてる。」
「なるほど」
「マジでクソだよな。朝から近隊全てのヘリを中部方面隊に移動させて朝から大変だったんだぞ。」
「確かに、朝から騒がしかったですね。なんせ近隊の飛行場は、各方面隊の中で1番小さいらしいすからね。」
「なんで小さいかわかるか?」
「いえ」
「歴代の近隊のボス、上に逆らってばっからしくてな。その報復で上が小さくしたんだとよ。だから俺は総監本部が嫌いだ。その総監本部所属の空衛団もな」
野上が言うとヘリから次々と隊服を着た隊員達が降りてきた。
「総員、第一待機体勢
D班副班長に指名された豊島が怒鳴ると約53名のD班員らは休めの姿勢をとった。
「お電話した大石です。よろしくお願いします」
そう言うと大石は野上に向け軽く頭を下げた。
「近畿方面隊副隊長の野上です。よろしくお願いします」
「隊長さんはどちらに?」
豊島が聞くと奥がすぐに答えた。
「まだ出勤してなくて」
「おいおい8時になっても出勤してこないのか?遅刻じゃねーか。」
一人の男が怒号をあげた。
「おい、今なんつった?」
野上が怒鳴ると豊島はすぐに野上の前に立ちはだかった。
「失礼。隊員教育に不備があったみたいで。」
「教育ぐらいちゃんとしておけよ。」
そう呟くと野上は口を鳴らした。
「おい、お前、いい加減にしろよ。前から思ってた。お前の勤務姿勢には問題があると」
簡単な顔合わせを終えたその日の夜、近畿方面隊長の出勤の遅さに物申した隊員、香野淳也を豊島は基地の屋上に呼び出した。
「向こうが悪いでしょ。8時になってもまだ来てない。それも今日は大事な日でしょ?そんな日に遅刻なんて」
「だからってな。あれはねーだろ。これから協力していかないといけないんだぞ?お前のせいで亀裂ができたらどうするんだ?」
「うるせーな。」
「あ?」
「俺は、俺の仕事をするまでですから。」
そう言うと香野は面倒くさそうにしながら屋上から出ていった。
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