ULTIMATE〜season19 (2079) 日本防衛戦線

〓Mr.鷹党〓

文字の大きさ
7 / 13
ULTIMATE〜日本防衛戦線

ULTIMATE〜日本防衛戦線第6話

しおりを挟む
主要登場人物一覧
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
「おい、まだか?大石はまだ来んのか?」
会議室にいた豊島が近くにいた隊員に聞いた。
「まだ連絡が取れません」
「何をしてるんだ。こういう時に。あいつは」
「失礼します。副班長、大変です。基地前に集まっていた天湾支持派らが基地警備にあたっていた守衛らを突破し基地の中へと流れ込んできました。」
「な、何?どうしたら」
豊島が戸惑っていると、1人の男が会議室に入ってきた。
「外部の奴にここを任せれん。俺に指揮権を譲れ」
そう言ったのは近畿方面隊長の河口だった。
「ちょっと待ってください。総監本部からの指示は絶対です。今、総監本部からは我々に指揮権があります。」
「こんな状況になっても同じことが言えるのか?」
「それに、あんたらに指揮権があるのは上空警戒作戦だけでしょ?通常の近畿方面隊管轄内で起きた有事の指揮権は、我々にある」
河口の後ろで野上が言った。
「ですが」
粘る豊島に野上がゆっくりと近づいた。
「黙って見とけよ。お前はもう終わりなんだよ」
そう呟くと野上は笑みを浮かべた。
「各自、武装体勢に入れ。緊急処置で今ここで私が最終判断をくだす。」
そう言うと河口は窓から天湾支持派と書かれた看板を持った男たちを見下ろした。

「何が起きてんだ?」
ヘリで近畿方面隊基地に戻ってきた空衛団員らが上空で見下ろしながらざわついていた。
「一旦、旋回しろ。」
操縦席に指示を送ると日野は、豊島に電話をかけた。
「なんだ?」
「豊島か?今何が起きてんだ?」
「暴動だよ。天湾支持派らが攻めてきた」
「天湾支持派?なんだそれ」
「知るかよ。急に守衛から連絡が来て、見に行ったら、基地前に天湾支持派って書かれた看板持った野郎らが集まってて」
「いきなりだな。」
「とにかく、今上空にいるんだろ?ここは危険だ。中部方面隊に行ってくれ。緊急待避だ。」
「お、おけ」
電話を切ると日野は、そのまま操縦席に無線連絡を入れた。
「中部方面隊だ。そこに緊急待避らしい」
「了解しました。連絡は入れてますか?」
「まだだ。」
「了解です」
「こちら空衛所属Fー109です。至急、そちらへの着陸を要請したいのですが」
「こちら中部方面隊。F-109って近畿方面隊に出向中の部隊では?」
「近畿方面隊基地にて暴動が発生したらしく」
「り、了解です。緊急着陸の許可を出します」
F-109による緊急着陸に向け中部方面隊では一気に忙しくなった。

そんな頃連絡が入り数分が経った頃、中部方面隊基地上空にて一機の戦闘機がふらつきながら着陸してきた。
しかしその機は、連絡を入れたF-109では無かった。
不審に思った中部方面隊守衛隊員らは銃を構えながら着陸してきた戦闘機に接近した。
「F-204。これは指揮機だぞ?」
1人の守衛隊員がつぶやいた。
その時、機内から疲れ切った顔のパイロット達と1人の男が降りてきた。
「あ、あなたは」
守衛隊員らは急いで銃口を下げると敬礼した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

裏切り者達に復讐を…S級ハンターによる最恐育成計画

みっちゃん
ファンタジー
100年前、異世界の扉が開き、ハンターと呼ばれる者達が魔物達と戦う近未来日本 そんな世界で暮らすS級ハンターの 真田優斗(さなだゆうと)は異世界の地にて、仲間に裏切られ、見捨てられた 少女の名はE級ハンターの"ハルナ•ネネ"を拾う。 昔の自分と重なった真田優斗はハルナ•ネネを拾って彼女に問いかける。 「俺達のギルドに入りませんか?」 この物語は最弱のE級が最強のS級になり、裏切った者達に復讐物語である。

あべこべな世界

廣瀬純七
ファンタジー
男女の立場が入れ替わったあべこべな世界で想像を越える不思議な日常を体験した健太の話

大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ

鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。 それが約50年前。 聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。 英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。 俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。 でも…英雄は5人もいらないな。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

処理中です...