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ULTIMATE〜THE CROSS
ULTIMATE〜THE CROSS第4話
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主要登場人物一覧
峡睦也(37)…7代目主人公 特別防衛派遣群 支援班長 主任 2等幹士
高塚晃大(42)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視監
新原将暉(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視
市倉颯人(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官補佐 衛幹
柳原辰信(52)…警衛庁7代目幕僚総監 兼 特別防衛派遣群 合同指揮本部長
一織将太(31)…特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
一颯皇駕(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
相模恭介(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
駒田恭太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査部長
有馬慶太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査
檜垣篤人(36)… 特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
外島透也(36)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
柿谷臣(22)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 3等隊士
徳馬大輔(43)…特別防衛派遣群 第1急襲班 班長 警視正
高崎翔祐(38)…特別防衛派遣群 第2急襲班 班長警視正
紀周龍友(51)…特別防衛派遣群 第3急襲班 班長1等幹士
戸塚翔甫(49)…特別防衛派遣群 第4急襲班 班長警視
階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監
階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「天湾には全て合わせて4つの入口が確保できる。」
そう言いながら高塚は天湾の地図を机の上に広げた。
「4つの急襲班を一斉投入し人質の奪還をスムーズに行う。ということですか?」
新原に聞かれ高塚は頷いた。
「よしそれで行こう。問題は一斉突入だな。それと、人質がいるとされる拠点だ。そこが不明確である以上、同時投入は難しいだろ」
柳原が言うと高塚は軽く頷いた。
「上空で旋回させ、ポイント要素となる建物を予め想定しそこに狙いを定めて投入させる。これが私の考えです」
「ポイント要素?なんだそれは?」
柳原が聞いた。
「天湾はなぜ日本人を拉致したのか?それは日本への工作員派遣に向けた作戦であると私は考えます。それを踏まえた上で考えられること。それは、」
高塚が話すのを遮ると新原はそのまま続けた。
「監視体制が整っているところ、衣食住が確保できること。反乱を起こされた時の事を考えれば、天湾政府が再重要拠点と設定してるところは避けられる。諸々考慮すれば、この辺がベストなのでは?過去にあった北朝鮮の日本人拉致問題を参考にすればこういうことですか?」
そう言うと新原は高塚が机の上に広げた天湾の地図にある山間部のところに印をつけた。
「山間部だと死角も多い代わりに監視体制が整いやすい。高塚さんどうです?」
「その通りだ。それで進めて行く」
高塚が言うと檜垣は基地を出発した急襲班員らに無線で指示を出した。
指示を出し終えると現場からの報告待ちとなり一度、休憩時間となった。
男子トイレに向かった高塚に新原は後ろから声をかけた。
「先程はすいませんでした。割り込んでしまって」
「新原か。言いたかったのか?遮ってまで」
「そんな訳ではありませんよ。私はあなたみたいにはならない。警察官として採用されたんだから警察官としての任務を遂行するのが筋でしょ。ですがあなたはそうでは無い。矛盾してますよね。私は警察で出世する。あなたは違うんですよね?」
「違う?目の前に与えられた仕事を俺はやりたいだけだ。」
「そうですか。こんな離島に人生捧げるんですか?警察官僚のあなたが」
「何が言いたいんだ?」
「こんなところで出世しても意味ないでしょ。こんなの警衛隊の仕事だ。我々は警察官です。そうでしょ?」
「そうだな。」
「あなたは警視監だ。警察にいれば長官官房室審議官ぐらいにはなれたでしょ。そうなれば警察組織を締めたと言っても過言ではない。」
「侮辱したいのか?俺は今の日本に必要なのは国内の統制強化よりも国外に目を向ける必要があると思っている。この島は日本防衛の拠点となりうる。この島の基地司令になって俺は心から喜んでるよ。やり甲斐も警察時代よりある」
「そうですか。」
「なんだ?」
「別に何も。指揮権はあなたに譲りますよ。管理官のあなたに。私はあなたみたいにはなれない。警察官僚ですから」
「そうか」
そう言い高塚が歩こうとすると新原はポケットに手を入れた。
「あなたは面白い人だ。興味深いですよ」
そう言い残すと新原は軽く微笑みながらそのまま会議室に戻った。
その頃
寮にあるトレーニング室で筋トレをしていた峡のもとに一織が走ってきた。
「ちょ、峡さん。」
「あ?なんだ?」
そう言いながら峡はダンベルをゆっくりと下に下ろした。
「急襲班に指示がおりたって。動き出しましたね」
そう言うと外島は軽く笑った。
「何がそんなに嬉しいんだ?俺らに待機要請が出るのも時間の問題だろ?そうなると」
「待機要請が出たらどうなるんでしたっけ?」
「基地からの外出は出来なくなる。寮からも出られなくなる。それとスマホの操作も出来んだろ」
「え、スマホ触れないんすか?」
「情報漏洩防止のためとかだろ?多分」
「マジすか?」
「警衛隊にいた時そうだった。海保は違うのか?」
「いやー海保の記憶あんま無いんすよねー。」
「そうか。」
「峡さんって家族いないんすか?」
「急だな。いないよ」
「じゃあ死んだらどうなるんすか?」
「警衛隊殉職者碑に名前が刻まれるとかしか知らねーけど。死んだらその時だって俺は考えてる。」
そう言い峡がダンベルを持ち上げようとした時だった、耳につけてる受信用イヤホンに指示が入ってきた。
「支援班は待機。繰り返す。支援班は待機せよ」
指示が入ると峡はすぐに近くに置いてあったタオルで顔を拭いた。
「戻るか」
峡が言うと外島は軽く頷いた。
峡睦也(37)…7代目主人公 特別防衛派遣群 支援班長 主任 2等幹士
高塚晃大(42)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視監
新原将暉(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視
市倉颯人(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官補佐 衛幹
柳原辰信(52)…警衛庁7代目幕僚総監 兼 特別防衛派遣群 合同指揮本部長
一織将太(31)…特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
一颯皇駕(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
相模恭介(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
駒田恭太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査部長
有馬慶太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査
檜垣篤人(36)… 特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
外島透也(36)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
柿谷臣(22)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 3等隊士
徳馬大輔(43)…特別防衛派遣群 第1急襲班 班長 警視正
高崎翔祐(38)…特別防衛派遣群 第2急襲班 班長警視正
紀周龍友(51)…特別防衛派遣群 第3急襲班 班長1等幹士
戸塚翔甫(49)…特別防衛派遣群 第4急襲班 班長警視
階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監
階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「天湾には全て合わせて4つの入口が確保できる。」
そう言いながら高塚は天湾の地図を机の上に広げた。
「4つの急襲班を一斉投入し人質の奪還をスムーズに行う。ということですか?」
新原に聞かれ高塚は頷いた。
「よしそれで行こう。問題は一斉突入だな。それと、人質がいるとされる拠点だ。そこが不明確である以上、同時投入は難しいだろ」
柳原が言うと高塚は軽く頷いた。
「上空で旋回させ、ポイント要素となる建物を予め想定しそこに狙いを定めて投入させる。これが私の考えです」
「ポイント要素?なんだそれは?」
柳原が聞いた。
「天湾はなぜ日本人を拉致したのか?それは日本への工作員派遣に向けた作戦であると私は考えます。それを踏まえた上で考えられること。それは、」
高塚が話すのを遮ると新原はそのまま続けた。
「監視体制が整っているところ、衣食住が確保できること。反乱を起こされた時の事を考えれば、天湾政府が再重要拠点と設定してるところは避けられる。諸々考慮すれば、この辺がベストなのでは?過去にあった北朝鮮の日本人拉致問題を参考にすればこういうことですか?」
そう言うと新原は高塚が机の上に広げた天湾の地図にある山間部のところに印をつけた。
「山間部だと死角も多い代わりに監視体制が整いやすい。高塚さんどうです?」
「その通りだ。それで進めて行く」
高塚が言うと檜垣は基地を出発した急襲班員らに無線で指示を出した。
指示を出し終えると現場からの報告待ちとなり一度、休憩時間となった。
男子トイレに向かった高塚に新原は後ろから声をかけた。
「先程はすいませんでした。割り込んでしまって」
「新原か。言いたかったのか?遮ってまで」
「そんな訳ではありませんよ。私はあなたみたいにはならない。警察官として採用されたんだから警察官としての任務を遂行するのが筋でしょ。ですがあなたはそうでは無い。矛盾してますよね。私は警察で出世する。あなたは違うんですよね?」
「違う?目の前に与えられた仕事を俺はやりたいだけだ。」
「そうですか。こんな離島に人生捧げるんですか?警察官僚のあなたが」
「何が言いたいんだ?」
「こんなところで出世しても意味ないでしょ。こんなの警衛隊の仕事だ。我々は警察官です。そうでしょ?」
「そうだな。」
「あなたは警視監だ。警察にいれば長官官房室審議官ぐらいにはなれたでしょ。そうなれば警察組織を締めたと言っても過言ではない。」
「侮辱したいのか?俺は今の日本に必要なのは国内の統制強化よりも国外に目を向ける必要があると思っている。この島は日本防衛の拠点となりうる。この島の基地司令になって俺は心から喜んでるよ。やり甲斐も警察時代よりある」
「そうですか。」
「なんだ?」
「別に何も。指揮権はあなたに譲りますよ。管理官のあなたに。私はあなたみたいにはなれない。警察官僚ですから」
「そうか」
そう言い高塚が歩こうとすると新原はポケットに手を入れた。
「あなたは面白い人だ。興味深いですよ」
そう言い残すと新原は軽く微笑みながらそのまま会議室に戻った。
その頃
寮にあるトレーニング室で筋トレをしていた峡のもとに一織が走ってきた。
「ちょ、峡さん。」
「あ?なんだ?」
そう言いながら峡はダンベルをゆっくりと下に下ろした。
「急襲班に指示がおりたって。動き出しましたね」
そう言うと外島は軽く笑った。
「何がそんなに嬉しいんだ?俺らに待機要請が出るのも時間の問題だろ?そうなると」
「待機要請が出たらどうなるんでしたっけ?」
「基地からの外出は出来なくなる。寮からも出られなくなる。それとスマホの操作も出来んだろ」
「え、スマホ触れないんすか?」
「情報漏洩防止のためとかだろ?多分」
「マジすか?」
「警衛隊にいた時そうだった。海保は違うのか?」
「いやー海保の記憶あんま無いんすよねー。」
「そうか。」
「峡さんって家族いないんすか?」
「急だな。いないよ」
「じゃあ死んだらどうなるんすか?」
「警衛隊殉職者碑に名前が刻まれるとかしか知らねーけど。死んだらその時だって俺は考えてる。」
そう言い峡がダンベルを持ち上げようとした時だった、耳につけてる受信用イヤホンに指示が入ってきた。
「支援班は待機。繰り返す。支援班は待機せよ」
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