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ULTIMATE〜THE CROSS
ULTIMATE〜THE CROSS第7話
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主要登場人物一覧
峡睦也(37)…7代目主人公 特別防衛派遣群 支援班長 主任 2等幹士
高塚晃大(42)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視監
新原将暉(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視
市倉颯人(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官補佐 衛幹
柳原辰信(52)…警衛庁7代目幕僚総監 兼 特別防衛派遣群 合同指揮本部長
一織将太(31)…特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
一颯皇駕(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
相模恭介(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
駒田恭太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査部長
有馬慶太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査
檜垣篤人(36)… 特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
外島透也(36)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
柿谷臣(22)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 3等隊士
徳馬大輔(43)…特別防衛派遣群 第1急襲班 班長 警視正
高崎翔祐(38)…特別防衛派遣群 第2急襲班 班長警視正
紀周龍友(51)…特別防衛派遣群 第3急襲班 班長1等幹士
戸塚翔甫(49)…特別防衛派遣群 第4急襲班 班長警視
階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監
階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「峡、久しぶりだな」
高塚は出動準備をする峡に声をかけた。
「お久っす。」
そう言いながら峡は半長靴の靴紐を結んだ。
「早い段階でお前を出すつもりはなかった。」
高塚が言うと峡は靴紐を結ぶ手を止めた。
「なんかあったんすか?」
「本部で色々とな」
「市倉の坊主すか?やっぱ」
「知ってんのか?」
「女性絡みと上官への命令無視、規則違反何個か犯してて何回か警務隊から指導受けてんすよ。でも親父が上の人だから。あんまし重すぎる処分与えられなくて。警務隊。あいつだけにはペコペコするしかないみたいで、これが組織の中で生きることなのかなって。あ、それで前に飲酒運転で警察車両と事故ったらしくて。警衛隊の上層部の人がそれを揉み消したらしいっすよ?でも処分が何も無しはダメだろって事で親父さん説得してあいつ、ほんでついには本部に飛ばされたって噂っすよ」
「そうなのか」
「会ったことは無いけど噂で聞く分には結構ヤバいやつだなって。少年院上がりって噂もあるし。昔は暴走族にいてかなりの武闘派だったって。前科も結構あるって」
「そんな奴が警衛隊入れるのか?」
「コネとかじゃないすか?親父さん結構上の人らしいし。」
そう言うと峡は近くに置いてあったペットボトルを手に取った。
「そうか。」
「高塚さん。」
「なんだ?」
「心配しなくていいっすよ。俺の出番が早まっただけ。それだけの事っす。さっさと日本人取り戻してくるんで。本部から見守っててくださいよ高塚さん。あ、でももし死んだらめっちゃ豪華な葬式にしてくださいよ。金ピカの。あ、でもそれはそれで嫌かも笑」
「死ぬなよ」
「冗談すよ。俺が死ぬと思います?大丈夫っすよ。運だけはねあるんで。こう見えても結構鍛えてんすよ。週5でジム通ってるんすから。」
「そうか。」
「高塚さんも色々としんどいと思いますけど高塚さんこそ死なないでくださいね」
「いや俺は現場には出ないぞ?」
「いやそういうことじゃなくて。自分を殺さないでって話っすよ。市倉の言う通りに動きすぎてもだめっすよ?ね?ま、官僚の生き方っていうかそういうのがあるのかわかんないすけど、」
「官僚の生き方か。そんなの俺はとっくに捨てたよ」
「ダメっすよ。ちゃんと出世しないと」
「今じゃ、歳下に舐められる有様だ。警察にはもう俺の居場所は無いからな」
「そういう風に背水の陣で挑んでる人、俺は嫌いじゃないっすよ。」
そう言うと峡は高塚の肩を軽く叩きそのままその場から去って行った。
峡が去ると高塚は近くの椅子に腰かけた。
その時だった新原がポケットに手を入れたままやってきた。
「高塚さん。お疲れ様でした。俺この本部から出ていくことになりました」
そう言うと新原は近くの椅子に腰掛けた。
「なんかあったのか?」
「俺、警察庁に戻れとの命令がありました。なので明日にはもう帰ります。」
「所属は警備局だったっけか?」
「その事なんですけどね」
そう言うなり新原はネクタイを軽く緩めた。
「特捜部の理事官が千葉県警に出向する事になったらしくてその理事官の座が空くらしくて。どうやらそこに異動しそうなんすよ。それか署長か。ちょうど渋谷署の署長が定年間際らしいんでその座もありかなって。ま、でも特捜の方が色々な経験できるし私は特捜に行きたいなと。」
「特捜に?」
「ま、そうなれば長官官房室への道もすぐそこだ。」
「そんなに出世ばかり考えて出世して何をしたいんだ?」
「日本警察の根本を消毒するんです。全国で不祥事が続いて警衛隊の信頼度に劣ってる事実がある。不祥事が生まれる環境を消し去る。それが私のしたいことです。」
「そんな簡単に行くか?それにまだ警視だろ?年齢も年齢だ。そう急ぐごとは無いだろ」
「あなたみたいにはなりたくないんで。警察官僚として生きたいので、あなたも頭を使って行動した方がいい。馬鹿じゃないんだから」
「何が言いたい?」
「突っ走るのもいいけど程々にしないと。」
「俺は俺の意思で動く。それだけだ」
「それじゃあ官僚は務まらないでしょ。あなたもわかるはずだ。官僚の生き方を。このポストにつくために大学受験頑張ったんですか?馬鹿馬鹿しいでしょ。こんなの高卒でもできる仕事ですよ。そういや高塚さん。大学どこでしたっけ?」
「慶應だ。」
「慶應ですか。厳しいですね。東大卒の私と比べればもうスタート地点は明白だ。今、神奈川県警刑事部参事官のポストが1つ空いたらしいです。神奈川県警にいる同期から聞きました。」
そう言うと新原は缶コーヒーを飲み干した。
「この1件が終われば神奈川県警に行ってもう一度警察官僚としての道を歩んだらどうですか?本部にいてわかるでしょ?頭の悪い警衛隊官僚と一緒にこれからも仕事をする気ですか?それだったら警察官僚としてもう一度生きた方が絶対いい。」
「神奈川県警か。俺は警察を捨てた。戻るつもりは無い。」
「そうですか。ま、好きにしたらいいと思いますけど。私はあなたは馬鹿じゃないと思ってるんで、信じてますよ」
そう言うと新原は軽く頭を下げるとそのままその場を後にした。
高塚は静かに握りこぶしで近くの机を殴った。
峡睦也(37)…7代目主人公 特別防衛派遣群 支援班長 主任 2等幹士
高塚晃大(42)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視監
新原将暉(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官 警視
市倉颯人(26)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 管理官補佐 衛幹
柳原辰信(52)…警衛庁7代目幕僚総監 兼 特別防衛派遣群 合同指揮本部長
一織将太(31)…特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
一颯皇駕(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
相模恭介(31)… 特別防衛派遣群 支援班 2等隊士
駒田恭太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査部長
有馬慶太(25)…特別防衛派遣群 支援班 巡査
檜垣篤人(36)… 特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
外島透也(36)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 一等海上保安正
柿谷臣(22)…特別防衛派遣群 合同指揮本部 待機要員 3等隊士
徳馬大輔(43)…特別防衛派遣群 第1急襲班 班長 警視正
高崎翔祐(38)…特別防衛派遣群 第2急襲班 班長警視正
紀周龍友(51)…特別防衛派遣群 第3急襲班 班長1等幹士
戸塚翔甫(49)…特別防衛派遣群 第4急襲班 班長警視
階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監
階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「峡、久しぶりだな」
高塚は出動準備をする峡に声をかけた。
「お久っす。」
そう言いながら峡は半長靴の靴紐を結んだ。
「早い段階でお前を出すつもりはなかった。」
高塚が言うと峡は靴紐を結ぶ手を止めた。
「なんかあったんすか?」
「本部で色々とな」
「市倉の坊主すか?やっぱ」
「知ってんのか?」
「女性絡みと上官への命令無視、規則違反何個か犯してて何回か警務隊から指導受けてんすよ。でも親父が上の人だから。あんまし重すぎる処分与えられなくて。警務隊。あいつだけにはペコペコするしかないみたいで、これが組織の中で生きることなのかなって。あ、それで前に飲酒運転で警察車両と事故ったらしくて。警衛隊の上層部の人がそれを揉み消したらしいっすよ?でも処分が何も無しはダメだろって事で親父さん説得してあいつ、ほんでついには本部に飛ばされたって噂っすよ」
「そうなのか」
「会ったことは無いけど噂で聞く分には結構ヤバいやつだなって。少年院上がりって噂もあるし。昔は暴走族にいてかなりの武闘派だったって。前科も結構あるって」
「そんな奴が警衛隊入れるのか?」
「コネとかじゃないすか?親父さん結構上の人らしいし。」
そう言うと峡は近くに置いてあったペットボトルを手に取った。
「そうか。」
「高塚さん。」
「なんだ?」
「心配しなくていいっすよ。俺の出番が早まっただけ。それだけの事っす。さっさと日本人取り戻してくるんで。本部から見守っててくださいよ高塚さん。あ、でももし死んだらめっちゃ豪華な葬式にしてくださいよ。金ピカの。あ、でもそれはそれで嫌かも笑」
「死ぬなよ」
「冗談すよ。俺が死ぬと思います?大丈夫っすよ。運だけはねあるんで。こう見えても結構鍛えてんすよ。週5でジム通ってるんすから。」
「そうか。」
「高塚さんも色々としんどいと思いますけど高塚さんこそ死なないでくださいね」
「いや俺は現場には出ないぞ?」
「いやそういうことじゃなくて。自分を殺さないでって話っすよ。市倉の言う通りに動きすぎてもだめっすよ?ね?ま、官僚の生き方っていうかそういうのがあるのかわかんないすけど、」
「官僚の生き方か。そんなの俺はとっくに捨てたよ」
「ダメっすよ。ちゃんと出世しないと」
「今じゃ、歳下に舐められる有様だ。警察にはもう俺の居場所は無いからな」
「そういう風に背水の陣で挑んでる人、俺は嫌いじゃないっすよ。」
そう言うと峡は高塚の肩を軽く叩きそのままその場から去って行った。
峡が去ると高塚は近くの椅子に腰かけた。
その時だった新原がポケットに手を入れたままやってきた。
「高塚さん。お疲れ様でした。俺この本部から出ていくことになりました」
そう言うと新原は近くの椅子に腰掛けた。
「なんかあったのか?」
「俺、警察庁に戻れとの命令がありました。なので明日にはもう帰ります。」
「所属は警備局だったっけか?」
「その事なんですけどね」
そう言うなり新原はネクタイを軽く緩めた。
「特捜部の理事官が千葉県警に出向する事になったらしくてその理事官の座が空くらしくて。どうやらそこに異動しそうなんすよ。それか署長か。ちょうど渋谷署の署長が定年間際らしいんでその座もありかなって。ま、でも特捜の方が色々な経験できるし私は特捜に行きたいなと。」
「特捜に?」
「ま、そうなれば長官官房室への道もすぐそこだ。」
「そんなに出世ばかり考えて出世して何をしたいんだ?」
「日本警察の根本を消毒するんです。全国で不祥事が続いて警衛隊の信頼度に劣ってる事実がある。不祥事が生まれる環境を消し去る。それが私のしたいことです。」
「そんな簡単に行くか?それにまだ警視だろ?年齢も年齢だ。そう急ぐごとは無いだろ」
「あなたみたいにはなりたくないんで。警察官僚として生きたいので、あなたも頭を使って行動した方がいい。馬鹿じゃないんだから」
「何が言いたい?」
「突っ走るのもいいけど程々にしないと。」
「俺は俺の意思で動く。それだけだ」
「それじゃあ官僚は務まらないでしょ。あなたもわかるはずだ。官僚の生き方を。このポストにつくために大学受験頑張ったんですか?馬鹿馬鹿しいでしょ。こんなの高卒でもできる仕事ですよ。そういや高塚さん。大学どこでしたっけ?」
「慶應だ。」
「慶應ですか。厳しいですね。東大卒の私と比べればもうスタート地点は明白だ。今、神奈川県警刑事部参事官のポストが1つ空いたらしいです。神奈川県警にいる同期から聞きました。」
そう言うと新原は缶コーヒーを飲み干した。
「この1件が終われば神奈川県警に行ってもう一度警察官僚としての道を歩んだらどうですか?本部にいてわかるでしょ?頭の悪い警衛隊官僚と一緒にこれからも仕事をする気ですか?それだったら警察官僚としてもう一度生きた方が絶対いい。」
「神奈川県警か。俺は警察を捨てた。戻るつもりは無い。」
「そうですか。ま、好きにしたらいいと思いますけど。私はあなたは馬鹿じゃないと思ってるんで、信じてますよ」
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