ULTIMATE〜season29(2141)THE CROSS

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜THE CROSS

ULTIMATE〜THE CROSS第12話

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主要登場人物一覧
峡睦也(24)…7代目主人公 礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 隊士長 (警衛庁から出向中)
高塚晃大(28)…警視庁公安部公安第2課 管理官 警視
菊島龍平(25)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 隊士長(警衛庁東北方面隊山形地区保安中隊から出向中)
西倉瞬(26)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 二等海上保安士(海上保安庁第三管区海上保安本部)
徳馬大輔(29)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 警部補 (神奈川県警察から出向中)
高崎翔祐(24)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 警部補 (警視庁から出向中)
都築崇人(46)…礁耶島特別合同守衛総合基地司令(警衛庁から出向中)幕僚補
館前浩二(55)…礁耶島特別合同守衛総合基地司令補佐官 (警視庁から出向中)警視正
中野凱翔(47)…礁耶島特別合同守衛総合基地管理官(警衛庁から出向中)1等幹士
相藤仁哉(42)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群主任指揮官(警衛庁から出向中)衛幹
藤原紀之(42)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群主任指揮官(兵庫県警察から出向中) 警部補
増井陸哉(43)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属新隊員教務官(警衛庁から出向中)衛幹
紀周龍友(37)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属 新隊員教務官(警衛庁から出向中)2等幹士
戸塚翔甫(35)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属(警視庁から出向中)警部補
竜篤太(35)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属(警衛庁から出向中)隊士官
剣城瑛真(43)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群長 警視正(警察庁から出向中)
筒井秀武(48)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群長補佐官 警部(千葉県警察から出向中)


階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監

階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監

階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「応援要請?俺は参加しねーぞ」
「いや、しかし」
「高塚、お前にチャンスをやる」
「チャンス?ですか」
「数人の捜査員を基地に派遣する。お前が指揮官になれ。次はないぞ?これが最後のチャンスだ。」
そう言うと村芝はそのまま電話を切った。
「チャンスか」
屋上で高塚が呟いていると、峡がやってきた。
「高塚さん」
「なんだ?」
「今日、会議参加してなかったすよね?」
「色々あってな。明日から参加する予定だ」
「そうすか。一応明日から、聞き込み捜査とか再開する感じです」
「ゾフィーが関与してる。」
「はい?」
「ゾフィーが関与している。俺はそう睨んでる。そして今俺はここにいる。もしゾフィーが関与していなければ俺は無意味に公安を動かしたことになる。どう思う?」
「どう思うって?」
「今回の事件、ゾフィーが関与してると思うか?」
「あまりにも証拠が少なすぎるんでね。なんとも言えないでしょ。」
「そうか」
そう言うと高塚はその場で立ち上がった。
「この基地が建設されてこの島はだいぶ変わったな。」
「え、高塚さんってここ出身でしたっけ?」
「幼いころにここにいた。中学の時に本土に引っ越した。」
「そ、そうだったんすね」
「基地ができてから住民が減った。俺にはそう思える」
「まー確かに。言われてみれば?」
「そんな中で起きた殺人事件だ。ここの住民ではないと俺は思ってる。少なくなったぶん、今まで以上にこの島は人と人の距離が近くなった。団結力ができたと思う」
「はい」
「早く解決したいな。」
そう言うと高塚は上空に浮かぶ月に目をやった。
「俺は全力で今回の事件、取り組むつもりです。だから高塚さん。あなたも全力投球で。」
「言われなくてもそのつもりだ。」
高塚が屋上を後にすると同時に徳馬と高崎がやってきた。
「お前、最近、公安の人と距離ちけーよな」
高崎が言った。
「あの人か?あの人とはなんか気が合うような気がするんだ」
「んだよ。それ。俺らはあくまで候補士だかんな?」
高崎が言うと峡はその場を立ち去ろうとした。
「おい待てよ。おい」
そう言うと高崎は徳馬に目をやった。
「峡、剣城 群長からさっき命令がおりた。第1の候補士は、明日から捜査に参加せず体力錬成を中心とした警衛隊との合同演習に参加するらしい。だから捜査には参加出来ん」
徳馬が言うと峡は足を止めた。
「だから、そういう事だから。あんまし目立つ行動やめてくれよ?連帯責任になんだから」
そう言うと高崎はそのまま屋上を後にした。
「ちょっと待てよ。どういうことだ?なんで合同演習なんてやんだよ。」
「知らねーけど、急に言われて。」
峡らが屋上にいる頃、剣城は群長室でデスクワークに打ち込んでいた。
その時、1本の電話がかかってきた。
「はい」
剣城が出るとすぐに返ってきた。
警視庁公安部長の野々村だ。
剣城が警察庁にいた頃の上司であり、来年からは剣城の配属も噂されている警察庁長官官房室への審議官としての配属が決まっている。
「俺だ。例の件お前に頼んだやつあんだろ?」
「ありましたね。」
「上手くやれたか?」
「上手く調整しておきました。大丈夫ですよ」
「そうか。お前が警察庁に戻った時の席は俺が確保している。後もう少し耐えればお前は無事、警察庁幹部となる。期待してるぞ」
「おまかせください」
電話を切ると剣城は軽くため息を吐いた。
「群長聞きましたよ。明日からいきなり合同演習って。」
いきなり部屋に入ってきた筒井を見て剣城は軽く咳払いをした。
「ノックぐらいしろよ」
「あ、すいません」
「底力をあげるためにな。合同演習を企画した。俺の独断だ」
「そんなことして大丈夫なんですか?」
「気にすんな。」
そう言うと剣城は開いていたパソコンを閉じた。
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