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いたたまれずに逃げてしまった。
レオナードは森の中をエルレーンの家が見えなくなるまで走った。
背筋を冷たい汗が伝う。
あれは、一体なんだ。
エルレーンは正気ではない。子供を失った狂気がなせるわざなのか。人形を我が子と思うなど・・・
いや、アレは人形だったか?
やけに、生々しく記憶に残っている。
あの人形は私を見ていた。
そんなはずはないのに・・・しかし・・・あの目は・・・
レオナードは奇妙な符合に気がついてゾクリと身体を震わせた。
事故で失ったというエルレーンの左目。まるで人間のように自分を見ていた人形の左目。
いったい、何なんだ。
どのくらい走ったかもわからないほどに疲れ果て、レオナードは巨木の幹にもたれかかった。息が荒く、足はまるで鉛のようだ。
道を反れたらしく、町から通ってきた小道ではないことに気がついた。
こんな森の中で道に迷ったら、帰ることが困難なのは子供でも分かる。レオナードは昼過ぎの太陽が森に暗い影を落とす中、帰る道を探して歩き出した。
最初は獣かと思った。
何かが自分の側にいる気配がする。
自分のいる場所が風下なのか、腐敗した獣の発する異臭が鼻についた。
獣?
いや、とレオナードは額に浮き出す汗を手の甲で拭うと、自分の側に何がいるのか確かめるために辺りを窺った。
ザワザワと草のなぎ倒される音とポキポキと木の枝の折れる音。それらから推察すると、森の獣というにはあまりに大きい。
それに、生きた獣は腐臭などしない。
追ってくるモノの正体に見当がついたレオナードは息を心臓にため込むと一気に走った。
追いつかれたらそこまでだ。
ヤツとの距離はどれくらいある。
後ろを振り向いて確かめたい衝動に負けて、レオナードは走りながら自分を追ってくるモノを見た。
やはり、ソレはレオナードの想像した通りのモノだった。
妖物!
なぜ、こんなところに・・・いや、そう言えば、妖物が出たのはこの森の近くだった。きっとこの森の中に住処があるのだ。
住処・・・?
何かがレオナードの琴線に触れたような気がしたが、すぐにそれは妖物への恐怖に変わった。
妖物は思った以上に素早い動きで確実にレオナードを追ってくる。
餌を求める肉食獣の狩りのように、レオナードを捕らえて取り込むつもりだ。
森の中で土地勘のないレオナードはやみくもに走り、やがて力尽きて取り込まれてしまうだろう。
まるで巨大な黒いナメクジのような妖物がレオナードに捕獲の触手を伸ばした。
こんな誰もいないような場所で捕まって取り込まれたら、生命は吸い尽くされてしまう。
レオナードは自分の背中に触れるほど近く触手が伸びているのを感じて、もう逃げられないことを悟った。
「こんなところで・・・」
まさか自分の命がここで終わるとは思ってもみなかった。
まだ、やるべきことは多く残っているのに。
フラン・・・
まだ、新米の侍従だ。一人前になるまでは指導してあげなくていけなかったのに。
それに・・・ちゃんと帰ると約束した。
約束をやぶったら・・・フランはどれほど悲しむだろうか・・・
フランの青い目が涙で濡れるのを思うと胸がキリキリと痛む。
髪を梳いてあげた時に白いうなじから目を逸らすべきではなかった。私はあのうなじに口づけをしたかった・・・なのに、自分の心を見ないようにしたのだ。
走馬燈のような苦い後悔がレオナードの頭を駆け巡った。
妖物は獲物を前に舌なめずりする肉食獣のようにゆっくりと近づいてくる。
そして、獲物を捕獲するための触手をレオナードに向かって伸ばした。
もうだめだ、と、覚悟を決めたレオナードの左腕が光った。
「!?」
息を飲んで自分の左腕を見ると、光っているのは女王が城を出るときに「お守り」だと言って結んでくれた黒紫の腕輪だった。
突然空間に白い閃光が走り、刃となって妖物の触手を切断した。
「迎えにきたよ~えっと・・・レオナード、だったっけ?レーナの侍従の」
場にそぐわないノンビリした声がレオナードに呼びかけた。
自分の目の前に風のように現れた純白のローブを纏った少年に向かってレオナードは「なぜ、ここに・・・貴方は・・・リュシエール様?」
「その、腕輪。レーナからもらったでしょ。君に危険なことがあったら僕がわかるようになってたんだよね。レーナが君を守ってくれって言うから・・・レーナの頼みじゃ断れないしね」
言いながらもリュシエールの手のひらからから現れる不可思議な文様は白い閃光となって妖物の触手を切り落とす。
レオナードは自分の左腕に着けられた腕輪を見た。
魔法の道具だったのか。
レーナ様が私の身を案じて魔法使いに依頼してくださっていたのだ。
「あ~やっぱり僕の魔法では足止めが精一杯か。残念」
残念、と言いながらも美しい魔法使いの少年は口笛を吹きそうなくらいこの場を楽しんでいるように見えてレオナードは唖然としながら思った。
やはり、レーナ様のご友人は変わっていらっしゃる。
「遅くなりました」
森に別の声が響いた。
魔法使いの少年が現れたと同様に、その人物はレオナードの目の前にいきなり現れた。
「遅い!魔教皇にこの案件は最優先事項だって言われたでしょ。さっさと片付けてしまってよ」
紫色のローブを纏った魔法使いの青年は恐縮したようにリュシエールに首を垂れると、静かに呪文を唱え始めた。
レオナードが見ている目の前で、青年の呪文は紫色の魔法陣となって妖物を包み込んだ。
妖物は明らかに苦しそうに身をよじっている。
「普通ならこれで、四散するんだよね。バラバラになって溶けちゃうんだけどさ」
高みの見物のように腕を組んだリュシエールは誰にともなく呟いた。
それは一瞬の出来事だった。
のたうちまわっていた妖物が忽然と姿を消した。
まるで、最初っからそこには何もなかったように。
「また、だめだったね」
リュシエールは愕然としている青年に、魔法国に帰って報告するようにと指示を出すとレオナードにその美しい顔を向けて
「じゃ、君。城に帰ろうか」
レオナードの返答も待たずにリュシエールはその華奢な手でレオナードの腕を掴んだ。
レオナードは森の中をエルレーンの家が見えなくなるまで走った。
背筋を冷たい汗が伝う。
あれは、一体なんだ。
エルレーンは正気ではない。子供を失った狂気がなせるわざなのか。人形を我が子と思うなど・・・
いや、アレは人形だったか?
やけに、生々しく記憶に残っている。
あの人形は私を見ていた。
そんなはずはないのに・・・しかし・・・あの目は・・・
レオナードは奇妙な符合に気がついてゾクリと身体を震わせた。
事故で失ったというエルレーンの左目。まるで人間のように自分を見ていた人形の左目。
いったい、何なんだ。
どのくらい走ったかもわからないほどに疲れ果て、レオナードは巨木の幹にもたれかかった。息が荒く、足はまるで鉛のようだ。
道を反れたらしく、町から通ってきた小道ではないことに気がついた。
こんな森の中で道に迷ったら、帰ることが困難なのは子供でも分かる。レオナードは昼過ぎの太陽が森に暗い影を落とす中、帰る道を探して歩き出した。
最初は獣かと思った。
何かが自分の側にいる気配がする。
自分のいる場所が風下なのか、腐敗した獣の発する異臭が鼻についた。
獣?
いや、とレオナードは額に浮き出す汗を手の甲で拭うと、自分の側に何がいるのか確かめるために辺りを窺った。
ザワザワと草のなぎ倒される音とポキポキと木の枝の折れる音。それらから推察すると、森の獣というにはあまりに大きい。
それに、生きた獣は腐臭などしない。
追ってくるモノの正体に見当がついたレオナードは息を心臓にため込むと一気に走った。
追いつかれたらそこまでだ。
ヤツとの距離はどれくらいある。
後ろを振り向いて確かめたい衝動に負けて、レオナードは走りながら自分を追ってくるモノを見た。
やはり、ソレはレオナードの想像した通りのモノだった。
妖物!
なぜ、こんなところに・・・いや、そう言えば、妖物が出たのはこの森の近くだった。きっとこの森の中に住処があるのだ。
住処・・・?
何かがレオナードの琴線に触れたような気がしたが、すぐにそれは妖物への恐怖に変わった。
妖物は思った以上に素早い動きで確実にレオナードを追ってくる。
餌を求める肉食獣の狩りのように、レオナードを捕らえて取り込むつもりだ。
森の中で土地勘のないレオナードはやみくもに走り、やがて力尽きて取り込まれてしまうだろう。
まるで巨大な黒いナメクジのような妖物がレオナードに捕獲の触手を伸ばした。
こんな誰もいないような場所で捕まって取り込まれたら、生命は吸い尽くされてしまう。
レオナードは自分の背中に触れるほど近く触手が伸びているのを感じて、もう逃げられないことを悟った。
「こんなところで・・・」
まさか自分の命がここで終わるとは思ってもみなかった。
まだ、やるべきことは多く残っているのに。
フラン・・・
まだ、新米の侍従だ。一人前になるまでは指導してあげなくていけなかったのに。
それに・・・ちゃんと帰ると約束した。
約束をやぶったら・・・フランはどれほど悲しむだろうか・・・
フランの青い目が涙で濡れるのを思うと胸がキリキリと痛む。
髪を梳いてあげた時に白いうなじから目を逸らすべきではなかった。私はあのうなじに口づけをしたかった・・・なのに、自分の心を見ないようにしたのだ。
走馬燈のような苦い後悔がレオナードの頭を駆け巡った。
妖物は獲物を前に舌なめずりする肉食獣のようにゆっくりと近づいてくる。
そして、獲物を捕獲するための触手をレオナードに向かって伸ばした。
もうだめだ、と、覚悟を決めたレオナードの左腕が光った。
「!?」
息を飲んで自分の左腕を見ると、光っているのは女王が城を出るときに「お守り」だと言って結んでくれた黒紫の腕輪だった。
突然空間に白い閃光が走り、刃となって妖物の触手を切断した。
「迎えにきたよ~えっと・・・レオナード、だったっけ?レーナの侍従の」
場にそぐわないノンビリした声がレオナードに呼びかけた。
自分の目の前に風のように現れた純白のローブを纏った少年に向かってレオナードは「なぜ、ここに・・・貴方は・・・リュシエール様?」
「その、腕輪。レーナからもらったでしょ。君に危険なことがあったら僕がわかるようになってたんだよね。レーナが君を守ってくれって言うから・・・レーナの頼みじゃ断れないしね」
言いながらもリュシエールの手のひらからから現れる不可思議な文様は白い閃光となって妖物の触手を切り落とす。
レオナードは自分の左腕に着けられた腕輪を見た。
魔法の道具だったのか。
レーナ様が私の身を案じて魔法使いに依頼してくださっていたのだ。
「あ~やっぱり僕の魔法では足止めが精一杯か。残念」
残念、と言いながらも美しい魔法使いの少年は口笛を吹きそうなくらいこの場を楽しんでいるように見えてレオナードは唖然としながら思った。
やはり、レーナ様のご友人は変わっていらっしゃる。
「遅くなりました」
森に別の声が響いた。
魔法使いの少年が現れたと同様に、その人物はレオナードの目の前にいきなり現れた。
「遅い!魔教皇にこの案件は最優先事項だって言われたでしょ。さっさと片付けてしまってよ」
紫色のローブを纏った魔法使いの青年は恐縮したようにリュシエールに首を垂れると、静かに呪文を唱え始めた。
レオナードが見ている目の前で、青年の呪文は紫色の魔法陣となって妖物を包み込んだ。
妖物は明らかに苦しそうに身をよじっている。
「普通ならこれで、四散するんだよね。バラバラになって溶けちゃうんだけどさ」
高みの見物のように腕を組んだリュシエールは誰にともなく呟いた。
それは一瞬の出来事だった。
のたうちまわっていた妖物が忽然と姿を消した。
まるで、最初っからそこには何もなかったように。
「また、だめだったね」
リュシエールは愕然としている青年に、魔法国に帰って報告するようにと指示を出すとレオナードにその美しい顔を向けて
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