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『終わりから始まる物語』
エピローグ ー軌跡は何処に在るー
しおりを挟む限界まで魔力を引き出しすっからかんになるまで使い切ったエーヤは前のめりに倒れる。だらんと力の抜けた状態でエリーに抱え込まれる形になるが、直ぐにエーヤを仰向けにして頭を太ももの上に乗せて寝かせる。いわゆる『膝枕』という形だ。
「エーヤさん、エーヤさんしっかりして! ど、どうしましょう………私も魔力を限界まで引き出したせいか担げるほどの力は出ないし、他に助けなんて呼べない………!」
こんな時にメアが居てくれればと思うエリー。いつでも自分が困っている時にいきなり現れては助けてくれる神出鬼没な自称スーパーメイドだが、果たしてここまで来れるのか。若しくは、エーヤの契約精霊であるリルはここからずいぶん遠く離れたところに居るので直ぐに駆けつける、なんてことは―――、
「やっふー、呼んだんだよ?」
「………………ッ、リルちゃん!? その姿、ということは戻ったのね。リルちゃんの方は―――」
「うん、全部片付いたんだよ。あの精霊もアイツに利用された………身勝手な欲望によって生み出された『負の産物』。私自身の手でけじめをつける必要があったんだよ」
「そ、う……………」
いつの間にか、背後にはエリーが見慣れた小さな背丈の幼女精霊の姿があった。自らの力を取り戻した後に少しの間だけ見た艶やかに嫣然とした笑みを浮かべたリルとは異なり。幼げな表情のリルは心なしか寂しさの色が残る。
アイツ、という存在がどういうものなのかは分からないが、今改めてリルを見ると不思議な精霊の女の子だとエリーは思う。エーヤと行動している際に表面的にはとても無邪気で明るく、喜怒哀楽といった感情がはっきりとしている見た目通りな子。
しかし、どうしてだろう。
(私やリルちゃんを知る人でも…………それこそ長く一緒にいるエーヤさんでも知り得ない何かをリルちゃんは抱えている………?)
多少ながらでもこれまでの過程を経てリルの気性は理解したつもりであったのだ。だが、それが間違いだと気が付いたのは魔術を使えるようになった後。魔物との戦闘で互いの命を削り合う際に、ふとした瞬間に戦闘狂と呼ばれる者の笑みを浮かべている事は知っていた。
でもあの成長した姿へと変貌したリルの表情には、苦痛を与える事に喜びを覚えるような―――嗜虐性が伴っていたのだ。同時に、エリーが読み取れなかったナニカも。
―――結局のところ、自分は相手を理解したつもりであっても、その本質までは読み取ろうとしていなかったのだ。
「―――なーにエーヤに膝枕しながら暗い顔になっているんだよ?」
「リルちゃん…………」
「私たちはエリディアル王国を人知れず脅威から救った。エリーは再び魔術を使えるようになれた…………今はそれでいいじゃない」
「―――――――――」
顔を上げるとリルが浮かべていたのは小さな笑顔。印象的な真っ白な長髪は緩やかな風に揺れて靡いていた。
「あの時から止まった時計の針は再び廻りだした。どう足掻いても、いずれ全てを知る時が来るんだよ」
「それは―――」
―――どういう意味なのか、そう続けようとした瞬間にリルに阻まれる。
「でもこれだけは聞かせて。エリーはまた魔術を使えるようになった。その力を、何の為に振るう?」
「…………………」
「『貴方の色は何色?』」
涼やかな声で重ねて問いかけるリルの表情は真剣そのもの。エリーを見据える碧眼は揺れ動くことなくハッキリとしていて。その瞳の輝きは、澄み渡る青空のようにどこまでも尽きることはなく―――。
エリーは瞼を閉じて一考したのち、その問い掛けに答える。もう悩む必要など、ない。
「――私は、私の色は『橙色』。その輝きは霞むことなく、人々の未来を先導し護りぬく陽炎の象徴! 『盾の守護者』として、その覚悟の想いを私はようやく、本当の意味で思い出したわ」
「……………うん、そっか」
どこかホッとした様子で目を細め、安堵の表情を浮かべる。リルが問い掛けた『自分の色』という意味の真意はエリーには読み取れない。
しかし、彼女が信じて目指すべき先は既にもう決まった。もう、過去に囚われてその場に留まる必要など無い。
そんな前に踏む出す勇気を、キッカケを作ってくれたのは―――、
「これもエーヤさんのおかげね…………ふふっ、あれだけの凄いチカラを振るった後でもあどけない顔をして」
「エーヤが持つ全ての魔力を使ったんだろうねー。当然、意識が持っていかれるし、目覚めるのも当分先かもなんだよ」
エーヤの顔を覗くと安心したかのように寝息をたてている。エリーはそんな表情を確認すると顔を綻ばせながらエーヤの頭を撫でる。
たくさんの感謝を、そして今の自分に出来る限りの好意を込めて。
暫くの間続いただろうか。初めは質感の硬いその黒髪を若干戸惑いながら撫で続け、次第に慣れた頃。
その間ずっと沈黙していた幼女精霊に呼びかけられる。
「エリー、好きな人を撫で続けたい気持ちは十分に理解出来るんだけどそろそろ良い?」
「す、すすすす好きな人!? たた確かに好意はあるけどもそれは飛躍し過ぎよ! それは、その、もっとお互いのことを知って、徐々に歩み寄る必要があるというか…………」
リルに指摘されてエーヤの髪を撫でる手をパッと離して、ブンブンと掌を揺らす慌ただしいものに変化。その後は落ち着いたかのように顔を赤らめながら人差し指同士を合わせてもじもじとする。
「…………意外にというかやっぱりというか。似た者同士なんだよ」
「?」
「なんでもない。それより、いつまでも此処にいる訳にはいかないんだよ。もう少しで薄暗くなっちゃう」
確かに辺りを見渡すと確かに陽が沈んでおり、あの戦闘から随分と時間が経過したことがわかる。
このまま夜になってしまえば自然現象により気温が低下してしまうので、動けないエーヤはこのままであれば危険だ。
「えぇ、でも私もエーヤさんを担げる程の力は残っていないの。どうしたらいいかなと思って」
「それなら心配いらないんだよ。こうすれば—――」
するとリルは一瞬にして魔力の粒子へと変化する。宙へ浮かんだソレは小さな集団となり幻想的な竜胆色として光り輝く。背景の景色も相まって、その綺麗な光景にエリーは思わず「わぁ………!」と歓声を上げた。
次第に魔力の集団はエーヤの元へ集まりその全てが入り込んだ。契約精霊としての帰るべき場所―――宿主の身体の中へと。
つまりは"帰界化"である。ただし、今回ばかりは、
「こーんなことも出来るんだよ。ま、エーヤの意識が完全に無い時くらいしか出来ない芸当だけどね」
「わっ………! び、びっくりした。声はエーヤさんだけど、話し方はリルちゃんね。精霊ってこんな事も出来るんだ……………!」
「これでエリーが担がなくてもこの体は移動出来るんだよ。さ、帰ろ帰ろー!!」
今エーヤの意識は身体の中で眠っている状態だ。ならば、契約精霊であるリルが契約者であるエーヤの身体の中に帰界化してその身体の主導権を握る事など造作も無い。
エーヤの身体の中に宿ったリルはむくっと身体を起こすとエーヤが普段しないであろう、右の拳を天に挙げながら左の手は腰へと置くポーズを行なう。そんな無邪気とも言える仕草をしながらもその表情は晴れていた。
彼女らにとって、短いようで長かった戦いはようやく幕を閉じた。
◇◆◇
エリーとリル(エーヤ)がセイヴフィール邸へと帰路に着いているその頃、モーティラン丘陵の頂上の崖にはある少女が手を付いて座っていた。
周囲は薄暗くなり明確な光源が存在しない場。しかし、たった一つの巨大な『月光樹』はその少女の背を見下ろしながら淡い蒼の光で照らしていた。
漆黒に染まったブーツを身に付けた足を空中へと投げ出しながらぷらぷらと揺り動かす。
「―――ふ、ふふふっ………今日は楽しかったなぁ……! リルには会えなかったけど、エーヤには再び逢えた。あぁ……私の愛しいエーヤ」
メイリアは出来事を振り返るように目を細めながら僅かに頬を朱く染めて緩める。風に揺れた長髪は、月光樹の放つ淡い輝きに重なりさらさらと煌びやかに靡いた。
「やっぱりキミは幸せになるべきなんだ。三年前、あのダンジョンで、こんなどうしようもない悪意に塗れた世界でまた逢えたのはとても嬉しいが、キミが歩む道に立ちはだかる障害が多すぎる」
哀しげな表情で目を伏せながら静かに言葉を紡ぐ。その言葉には、ある青年への思いが溢れるほどに込められていて。次の瞬間―――、
「………だから、私が―――」
爛々と輝く紅い瞳に決意を宿しながら眼前の暗闇を見つめる。そこはどこまでも広がっていて、どこまでも深い。まるで彼の行く先を暗示しているようだと、メイリアは心の底から嗤う。
「彼の歩む道を照らす必要はない。それは私の役割ではないからね………ただ、いずれ邪魔になるであろう芽は手直ししないといけないなぁ。これも、彼がしっかりと歩めるように地盤を固める為だ」
自分に言い聞かせるように言葉を続けると、いつの間にか彼女の片手には紅く煌めく宝石のような物が握られていた。凹凸が主張するその硬質な手触りに口角を上げる。メイリアの手をマストの背から引き抜いた際に掴み取った今回のメインターゲット。ソレを空へと翳しながら、宝石越しに歪な夜空を映す。
―――不意に、激しい痛みがメイリアの頭を貫いた。
「…………ぐっ、ぅ………はぁ……まったく、毎度毎度私を飽きさせないものだよ。魂を『感情』で揺さ振るなんてねぇ……………!」
表情を歪めながら片目を抑え付けるようにして、突如頭にやって来た痛みを紛らわす。しばらくその状態が続くが、次第に痛みは和らいで来たのか安堵するようにゆっくりと息を吐いた。
「はぁ、はぁ…………エーヤ、次こそは必ず―――」
―――『幸せにしてあげるよ』。
幻想的に煌めく一匹の蝶が彼女の視界を横切る。そう呟いた言葉は、いきなりやって来た一層強い風に吹かれて、溶けて、消えた。
◇◆◇
「ふんふふんふーん、ふふんっ」
ある男は緋色のポニーテールを軽やかに揺らしながらコーヒーを淹れていた。布製のフィルターの中に粗挽きにしたコーヒー豆を用意してそこにお湯を注ぐ。ハンドドリップで一気にではなく、まず緩やかな動作でコーヒー粉全体に蒸らすようにして。その後そのように馴染ませてから円を描くようにお湯を静かに注ぐことで旨味が凝縮されたコーヒーが抽出出来る。
焦げ茶に色付いた一滴一滴の雫が少しずつゆっくりと不規則な水音を響かせながらサーバーへと集まる。あらゆる女性を魅了する美貌を持つ男は、その一連の様子を見ると頬杖をしながら笑みを湛えていた。
「有限でありながらゆっくりと、じっくりと工夫や時間を掛けてコーヒーは完成する。それはまるで人生そのもののようだねぇ。己の選択によって生き方がそれぞれ違うように、コーヒー豆の種類や量、お湯の温度でコーヒーの味や香りが変わるんだからぁ」
ルークは穏やかにそう呟くと白に近い、黄色がかった光に照らされながら周囲を見渡す。現在、夜遅くということもあり店内に客は誰もいない。
カウンターに座る、ルークの目の前にいるたった一人の女性以外は。
「キミもそう思うでしょぉ? ―――エリディアル王国騎士団長、レイラ・フリーフォールンさん」
「――――えぇ、そうですね」
レイラ・フリーフォールンと呼ばれた女性は頷く事で肯定の意を示す。その瞳は、真っ直ぐにルークを射抜いていた。薄水色、というのだろうか。長髪だということが分かるその髪を三本の三つ編みにして上品に頭に巻いている。
本来であれば常に柔らかい表情を浮かべている彼女だが、今は鳴りを潜めており幾分か表情が硬い。
「ですがルーク様、随分と言葉遣いが他人行儀なのではないでしょうか。いくら月日が流れたとはいえ、ここには私しかいないのですからあの頃と同じようにもっと砕けた話し方をしても宜しいのですよ?」
「うぅーん、でも今はこれが僕のスタイルだからねぇ。今と昔では違うって事だよぉ。それは兎も角、そういうキミは昔から僕との接し方が変わらないねぇ。そのまま返すようだけど、もっと砕けた感じで良いんだよ?」
「私が敬語で話すのはいつもの事なので。それよりも、です」
お互いに軽めのジャブを放つ二人だったが、レイラがついに本題を切り出す。その内容は、ここにはいないある青年の事で―――。
「エーヤ・クリアノート、という冒険者でしたでしょうか? ルーク様が気に掛けている男性のお名前は」
「うん、そうだよぉ。『もし彼に何かがあったら全面的にサポートするように』って伝えているよねぇ?」
「はい、その件です。昨日は時間がとれたので親友と久々に話をしようと思いギルドへと訪ねたのですが、その娘からにエーヤ・クリアノートに関する事を聞きまして。事情を聞いた後、セイヴフィール家の家政婦にその旨を伝えました」
「…………あぁ、確かメアっていったかなぁ。良くその娘に都合よく会えたねぇ?……………もしかして」
「えぇ、『千里眼』を使いました」
話している内に徐々に元の柔らかな表情に戻っていくレイラ。最初の表情の硬さは少しだけ垣間見えた他人行儀な話し方故だろうか。
「―――正体は、バレなかっただろうねぇ?」
「勿論です。王国内でそれなりに地位が高い"騎士団長"という立場の人間が一介の冒険者に肩入れなど出来ませんからね。常時顔に身に付けている仮面は外していました」
「そっかぁ、なら安心だねぇ………でも、その魔眼の使い過ぎには注意した方が良いよぉ。キミの場合、身体に負荷が掛かるし、実力を疑う訳じゃ無いけど中には魔眼を売買している連中がそれなりにいるからねぇ」
「御忠告、しかと受け取りました。しかし………善処はしますが、時と場合によりけりです」
レイラはバツの悪そうな表情をすると席から立ち上がる。対面にいるルークはおや、という顔をすると言葉を発した。
「あれぇ、もう行っちゃうの? せっかくコーヒーを用意したのに」
「私が苦いもの全般が苦手なのを知っているくせに………そういう所は変わりませんね。ですが、もう用件は済みましたのでこれで失礼します。でも、最後に一つだけ」
「んぅ、なんだい?」
「騎士団に戻る気は、ありませんか?」
扉に手を掛ける際、振り向き様に翡翠色の瞳をルークへと向ける。その問い掛けに込められる、想いとは。
「―――ないね。僕が騎士団を辞した時からその意思は変わらないよ。それに、みんなは僕を覚えてはいない」
「私が、私だけが覚えています! 身寄りのない私をここまで連れて来てくれた、その事実だけでは、ダメなのでしょうか…………!」
女性は声を荒げるが、ルークはこれ以上話す事は無いとばかりの無言。その表情からは何を考えているのかは伺えない。
「………いつでも、私は待ち続けます。貴方の役目を果たす、その時まで」
「…………………」
既にこれまで何回も聞いた内容だったのか、その言葉だけを残してレイラは立ち去る。扉に取り付けてある小さな鈴が、ルーク以外誰もいなくなったこの空間に残響した。
店内にたった一人残されたルーク。彼はカップに注いだ黒い液体に視線を落としていた。
「さて、自らの歩んだ軌跡を全て知ったとき、キミはどうこの世界と向き合う?―――ねぇ、エーヤ君」
僅かにうっすらと開かれたその瞳には、彼にしか知り得ない思惑が渦巻いていた。
それは狂気か、それとも―――。
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