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LV1〜100

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調べ物と先生に剣術を教わってから一ヶ月が経った、訓練ゲートは特殊な覚醒で作られてるらしい、死んでも外に元どおりの状態ではじき飛ばされる程度だ
安心して訓練が出来る
ゴブリン、ラビット、バグ、スライム、色々戦った
本物のゲートでは無いので宝箱も出ない
経験値も少ないが、安全性がある
俺は安全ではなく、危険に挑む
何故か、俺は両親と絶縁寸前だった
この世界ではなんでも、妹が覚醒訓練施設から戻ってくるらしいのだが、俺は覚醒して無かったらしく、俺だけ別だそうだ、この世界は覚醒一つで複雑だな
俺の兄弟は姉二人、俺、妹二人
姉も妹も俺とは血が繋がって無い
結婚と死亡の繰り返しだ
俺は死を当たり前の様になってる
そう、いつかは死ぬ、ならたった一つの命を俺は冒険にベットしよう

「アプリでゲートを探せる時代か、便利な世の中だな」

レベルも上がっては居るのだが、まだ覚醒が増えてない、俺には才能が低いのだろう、それでも、ゆっくりやって行こう


ルル LV3

覚醒
オールソード: 片手剣 両手剣 細剣 短剣
ダッシュ: エアダッシュ
ジャンプ: 二段飛び
ストンプ: 溜め落下

短剣が新しく出て来た、レベルが3、一ヶ月の時間を掛けてこれだけしか上がってない、学校の1年の最高レベルは6
Eしか挑んでない俺はこのくらいが普通だな、ソロだから技術を要求される

「君が、このゲートを攻略してくれるのかな?」
「はい、そうです、学校の課題で来ました、ルルです」
「そうかい、気をつけて帰って来るんだよ?」

俺はマンションの近くのゲートなのだが、おじいさん一人暮らしのゲートに来ていた、優しそうなおじいさんだ

「さて、いつも通り倒すかな」

ゴブリンが見えた、気づいた様子がない
見た目が子供で肌が緑、などの特徴がある
ダッシュして驚いた所に短剣を投擲して、反射で避けた所に大剣上段から振り下ろして潰す

「よし、この調子で攻略するか」

しばらく攻略進めて行く
今度は二体、攻略方法は簡単だ
ダッシュから投擲までは同じだ
近づいたら蹴りで吹き飛ばして、相手を分断して、もう一体潰す
右手の片手剣で棍棒を弾いて左手の細剣で心臓を刺す
殺したら、またダッシュで残った敵に大剣で潰す
スケルトンの場合、ダッシュ、投擲、大剣上段、大剣なぎ払いもしくは大剣突き
そして、たどり着いた

「なんか?禍々しいな?」

なんか、魔王でも出て来そうなんだが?
訓練では、こんな魔王が中で待ってる雰囲気なんて無い、髑髏の装飾何て無い

「中を覗いて見るかな」
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