147 / 343
Ⅰ-147 ショーイの想い
しおりを挟む
■チタの町
俺達は男たちから必要なことを聞き出して、手錠をかけた上で足を縛りあげ、口をダクトテープで塞ぎ終えた。アジトの襲撃までどこかに隠しておくべきだろう。
「なあ、サトルよ。今晩もアジトを襲うんだったら、俺に行かせてもらえないか?」
「お前が最初に行きたいのか?どうしてなんだ?元の仲間だから、やり難くないか?」
ショーイはサトルの仲間になっていたが、自分がサトルに受け入れられていないことを自覚していたようだ。
「前にも言ったが、あいつ等は仲間じゃない。それに、俺があいつ等と居たのは金のためもあったが情報を集めてたんだよ」
「情報? って何を?」
「闇の神ネフロスの信者の情報だ」
「ネフロス・・・、それがショーイとどう関係があるの?」
-ネフロス、リンネを生き返らせた闇の神様?
「それは・・・、俺の両親が闇の魔法で殺されたからだ。俺の親父は教会武術士で剣の達人だった。だから、教会の命によりサリナの母親であるマリアンヌ様の警護を務めていたんだ。俺も小さい頃から剣を仕込まれていて、魔竜復活の時には勇者の力になるようにって言われて育った」
-マリアンヌ、サリナの母親はそういう名前だったんだ。
「勇者の一族と俺達は火の国の小さな町でひっそりと暮らしていたんだが、火の国の王はマリアンヌ様を王宮に来るように何度も誘っていた。だが、マリアンヌ様は金や宮殿でのぜいたくな暮らしに全く興味を示さなかった。そのうち、王は兵を送るだの脅しをかけてきたけど、俺の親父達は全く動じずに追い返していたのさ。相手も正面切って襲ってくることは無かった。それは、俺の親父を恐れてではなく、圧倒的な魔法力を持っていたマリアンヌ様が怖かったのさ」
「そんな時に一人の男が親父のところへ訪ねてきた。教会魔法士のゲルドと言う男で親父の古い友人だったようだ。親父は歓迎して夕食を振る舞ったりしていたが、翌朝起きるとゲルドは居なくなり・・・、俺の両親は死んでいた。それも全身が茶色に干からびてだ。その時は闇魔法なんて知らないから、子供だった俺には何が起こったか全然わからなかった。だが、大人になって、あれが闇魔法による死の呪術だと知った。人の生気をすべて奪う闇の魔法だとな・・・。親父たちが死んでからすぐだったよ、警護が手薄になったサリナとその父親が王宮に連れ去られて、マリアンヌ様が火の国の軟禁に応じたのは。俺の両親の暗殺からすべてが始まったんだ」
-闇魔法、触れるだけで殺すことが出来るらしい。
「ハンスもその話は知っていたの?」
「いえ、闇魔法の話は初めて聞きました。ショーイの両親が死んでサリナ達が連れ去られたのはその通りですが・・・」
「ショーイはそのゲルドってやつを見付けたいんだな?」
「ああ、必ず見つけ出して、敵を取るつもりだ。組織の首領の話は昨日初めて知ったが、俺が調べた範囲でも黒い死人達とネフロスの信者は深くかかわっているはずだ」
「なんで、今頃になってそんな話をするんだ?もっと早くになぜ言わなかった?」
「それは・・・、昨日の夜まではお前の本気が判らなかったからな。ラインの領主の所でも、出来るだけ助けてやろうとしていただろう?」
-確かに、出来るだけ殺さない方針は昨日の夜から完全に撤回したな。
「リンネはネフロスの信者については何か知らないのか?」
「あたしの知っている話は200年以上前だからねぇ。だけど、前の魔竜騒乱の時にネフロスの神を最初に信じた人たちは南に居たらしいよ」
-南? 迷宮があったバーンの方か・・・、情報がアバウトすぎるな。
「別にショーイに任せても良いけど、一人だと危ないからミーシャと・・・、ラプトルも一緒に行けば?俺は裏口を固めて逃げられないようにするよ。サリナとハンスは二人の背中を守ってやれよ」
「そうか、かたじけない。俺も十分役に立つところを見てほしいんだ。それに、お前が黒い死人達を狩りに行くって言ってくれたことには本当に感謝している」
俺の中でショーイのためにと言うのは1ミリも無かったが、本人が喜んでいるなら放っておこう。
§
日が暮れる前に緑色の小屋の横に立つ大きな倉庫を3組に分かれて偵察した。捕まえた4人組は雑木林の奥に小さな貨物コンテナをだして手錠をかけたまま閉じ込めてある。
俺はリンネと一緒に川上から手漕ぎボートに乗って、川の上から倉庫の裏側を眺めていた。ボートは公園でデートの時に乗るような手漕ぎのやつだ。現世でデートなんてしたことが無いから、俺のボートデートのデビュー戦は死人相手と言うことになる。もっとも、リンネは美人だったから、現世の俺ならデートはおろか口を利くことも無かっただろう。血の気が薄いから病人のように見えるが、切れ長の青い目に長いまつげが伸びている。死人で無ければ年上のお姉さまに恋心を抱くタイプだ・・・が、残念ながら200年以上前に死んでいるのだ。
シモーヌ川の川幅は100メートルを優に超えていて、川の流れはゆったりとしていた。下流に向けてボートを惰性で流しながら、アジト裏の桟橋と大きな扉を見ていた。船で物や人を運び込むのに最適な裏口を見張るには川からの方がよさそうだった。日が暮れたら電動モーター付きのゴムボートで下流から近づくことにしよう。
「ミーシャ、表側の動きは無い?」
「ああ、一人出て行ったがさっき戻って来た」
-仲間が4人ほど行方不明になっているが、騒ぎにはなってい無いようだ。
「じゃあ、予定通りに日が沈んだら開始しよう」
「承知した」
では、ショーイの腕前を見せてもらうことにしよう。やる気のある人にやってもらうのが一番良いと俺も思うからな。
俺達は男たちから必要なことを聞き出して、手錠をかけた上で足を縛りあげ、口をダクトテープで塞ぎ終えた。アジトの襲撃までどこかに隠しておくべきだろう。
「なあ、サトルよ。今晩もアジトを襲うんだったら、俺に行かせてもらえないか?」
「お前が最初に行きたいのか?どうしてなんだ?元の仲間だから、やり難くないか?」
ショーイはサトルの仲間になっていたが、自分がサトルに受け入れられていないことを自覚していたようだ。
「前にも言ったが、あいつ等は仲間じゃない。それに、俺があいつ等と居たのは金のためもあったが情報を集めてたんだよ」
「情報? って何を?」
「闇の神ネフロスの信者の情報だ」
「ネフロス・・・、それがショーイとどう関係があるの?」
-ネフロス、リンネを生き返らせた闇の神様?
「それは・・・、俺の両親が闇の魔法で殺されたからだ。俺の親父は教会武術士で剣の達人だった。だから、教会の命によりサリナの母親であるマリアンヌ様の警護を務めていたんだ。俺も小さい頃から剣を仕込まれていて、魔竜復活の時には勇者の力になるようにって言われて育った」
-マリアンヌ、サリナの母親はそういう名前だったんだ。
「勇者の一族と俺達は火の国の小さな町でひっそりと暮らしていたんだが、火の国の王はマリアンヌ様を王宮に来るように何度も誘っていた。だが、マリアンヌ様は金や宮殿でのぜいたくな暮らしに全く興味を示さなかった。そのうち、王は兵を送るだの脅しをかけてきたけど、俺の親父達は全く動じずに追い返していたのさ。相手も正面切って襲ってくることは無かった。それは、俺の親父を恐れてではなく、圧倒的な魔法力を持っていたマリアンヌ様が怖かったのさ」
「そんな時に一人の男が親父のところへ訪ねてきた。教会魔法士のゲルドと言う男で親父の古い友人だったようだ。親父は歓迎して夕食を振る舞ったりしていたが、翌朝起きるとゲルドは居なくなり・・・、俺の両親は死んでいた。それも全身が茶色に干からびてだ。その時は闇魔法なんて知らないから、子供だった俺には何が起こったか全然わからなかった。だが、大人になって、あれが闇魔法による死の呪術だと知った。人の生気をすべて奪う闇の魔法だとな・・・。親父たちが死んでからすぐだったよ、警護が手薄になったサリナとその父親が王宮に連れ去られて、マリアンヌ様が火の国の軟禁に応じたのは。俺の両親の暗殺からすべてが始まったんだ」
-闇魔法、触れるだけで殺すことが出来るらしい。
「ハンスもその話は知っていたの?」
「いえ、闇魔法の話は初めて聞きました。ショーイの両親が死んでサリナ達が連れ去られたのはその通りですが・・・」
「ショーイはそのゲルドってやつを見付けたいんだな?」
「ああ、必ず見つけ出して、敵を取るつもりだ。組織の首領の話は昨日初めて知ったが、俺が調べた範囲でも黒い死人達とネフロスの信者は深くかかわっているはずだ」
「なんで、今頃になってそんな話をするんだ?もっと早くになぜ言わなかった?」
「それは・・・、昨日の夜まではお前の本気が判らなかったからな。ラインの領主の所でも、出来るだけ助けてやろうとしていただろう?」
-確かに、出来るだけ殺さない方針は昨日の夜から完全に撤回したな。
「リンネはネフロスの信者については何か知らないのか?」
「あたしの知っている話は200年以上前だからねぇ。だけど、前の魔竜騒乱の時にネフロスの神を最初に信じた人たちは南に居たらしいよ」
-南? 迷宮があったバーンの方か・・・、情報がアバウトすぎるな。
「別にショーイに任せても良いけど、一人だと危ないからミーシャと・・・、ラプトルも一緒に行けば?俺は裏口を固めて逃げられないようにするよ。サリナとハンスは二人の背中を守ってやれよ」
「そうか、かたじけない。俺も十分役に立つところを見てほしいんだ。それに、お前が黒い死人達を狩りに行くって言ってくれたことには本当に感謝している」
俺の中でショーイのためにと言うのは1ミリも無かったが、本人が喜んでいるなら放っておこう。
§
日が暮れる前に緑色の小屋の横に立つ大きな倉庫を3組に分かれて偵察した。捕まえた4人組は雑木林の奥に小さな貨物コンテナをだして手錠をかけたまま閉じ込めてある。
俺はリンネと一緒に川上から手漕ぎボートに乗って、川の上から倉庫の裏側を眺めていた。ボートは公園でデートの時に乗るような手漕ぎのやつだ。現世でデートなんてしたことが無いから、俺のボートデートのデビュー戦は死人相手と言うことになる。もっとも、リンネは美人だったから、現世の俺ならデートはおろか口を利くことも無かっただろう。血の気が薄いから病人のように見えるが、切れ長の青い目に長いまつげが伸びている。死人で無ければ年上のお姉さまに恋心を抱くタイプだ・・・が、残念ながら200年以上前に死んでいるのだ。
シモーヌ川の川幅は100メートルを優に超えていて、川の流れはゆったりとしていた。下流に向けてボートを惰性で流しながら、アジト裏の桟橋と大きな扉を見ていた。船で物や人を運び込むのに最適な裏口を見張るには川からの方がよさそうだった。日が暮れたら電動モーター付きのゴムボートで下流から近づくことにしよう。
「ミーシャ、表側の動きは無い?」
「ああ、一人出て行ったがさっき戻って来た」
-仲間が4人ほど行方不明になっているが、騒ぎにはなってい無いようだ。
「じゃあ、予定通りに日が沈んだら開始しよう」
「承知した」
では、ショーイの腕前を見せてもらうことにしよう。やる気のある人にやってもらうのが一番良いと俺も思うからな。
0
あなたにおすすめの小説
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界ラグナロク 〜妹を探したいだけの神災級の俺、上位スキル使用禁止でも気づいたら世界を蹂躙してたっぽい〜
Tri-TON
ファンタジー
核戦争で死んだ俺は、神災級と呼ばれるチートな力を持ったまま異世界へ転生した。
目的はひとつ――行方不明になった“妹”を探すことだ。
だがそこは、大量の転生者が前世の知識と魔素を融合させた“魔素学”によって、
神・魔物・人間の均衡が崩れた危うい世界だった。
そんな中で、魔王と女神が勝手に俺の精神世界で居候し、
挙句の果てに俺は魔物たちに崇拝されるという意味不明な状況に巻き込まれていく。
そして、謎の魔獣の襲来、七つの大罪を名乗る異世界人勇者たちとの因縁、
さらには俺の前世すら巻き込む神々の陰謀まで飛び出して――。
妹を探すだけのはずが、どうやら“世界の命運”まで背負わされるらしい。
笑い、シリアス、涙、そして家族愛。
騒がしくも温かい仲間たちと紡ぐ新たな伝説が、今始まる――。
※小説家になろう様でも掲載しております。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる