27 / 183
勇者候補たちの想い
25.ダンジョン挑戦 前編
しおりを挟む
■スタートス 聖教会 宿舎食堂
日が暮れて練習を終えたタケル達は食堂で夕食にありつく。
今日は鹿肉をあぶったものと野菜シチューがメインだ。
アキラさんの焼酎も登場している。
ナカジーもタケル同様に調味料を持ってきていた。
それ以外もリアン向けにお土産があるらしい。
「タケルは今日も無茶苦茶だったんだって? それとあの大きいの何? 大丈夫なの?」
前回は先に帰り、今回は遅れて来たナカジーは情報に飢えている。
「昨日は魔法槍を実現してみた。あのでかいのは「シルバー」君。超お利口だから全然大丈夫。仲良くしてやってちょーだい。」
「魔法槍ってどうやったの?」
「いつもどおり、グレン様だのみですよ。」
「ふーん。私も魔法剣やってみようかな?」
「それも良いけど、癒し系の魔法を先にやらない? ナカジーには魔法を中心にやって欲しいんだよね。」
「良いよ! それもやってみたかった!!」
「まぁ、マリンダさんの癒しとはちょっと違うけどね・・・」
ナカジーからグーパンチの意思表示があった。
「ダイスケの剣修行はどんな感じ?」
「タケルさんと来る前にも少しやってたんで、だいぶスムーズに振れるようになって来ました。8倍効果がかなり効いてると思います。」
「アキラさんはどうですか?」
「僕も動きが早くなったと思う。」 (お酒があれば、返事もスムーズね)
「ところでアキラさんって、ボクシングとかやってました?」
「学生のときにアマチュアで。」恥ずかしそうにうつむく。
「やっぱりね、今日の組み手を見て、構えと足運びがボクサーみたいだったから。」
(だから、「ぶん殴りたい」かな?)
「では、皆さんのレベルも確実に上がってきているので、実戦も組み合わせていこうと思います。具体的には明後日、最初の祠(ほこら)に行きます。」
「それは、構わないスけど、あんな弱いやつら相手で練習になりますか?」
「いやぁ、それがそうじゃないらしい。ダイスケたちが『前回と洞窟が変わってる』って言ってたじゃない。ノックス司祭に祠探検の許可をもらいにいった時にその話をしたら、『あの洞窟は神の与える恩恵であり試練』だそうな。」
「到着した勇者のレベルに合わせて、魔物の数や洞窟の複雑さが違うらしいのよね。俺たちはダイスケが木刀、俺がナイフ持ってたから、それに見合った洞窟になったみたい。」
「本当に洞窟が変わるんですかね?」
ダイスケは完全には信じていないようだ。
「うーん、証明はできないね。魔法の世界だから、信じるしかないかな。そもそも、あの洞窟自体が何年か前に突然発見された場所らしい。」
「中から大量の聖教石が見つかって、西條さんが勇者召喚のポイントにしたんだって。その後は町の人たちは行っても入れない、俺たち専用の不思議洞窟になってる。とのことです。」
「それと、あそこの聖教石をちょっと削って持って帰りたいんだよね。」
「そんなことして大丈夫? 何でそんなことするの?」ナカジーが眉をひそめた。
「ノックス司祭にはOKもらった。勇者のための洞窟だから問題ないってさ。」
「取ってくる理由は・・・まだ内緒。だけど、全員とこの町にも役立つはず。」
明日からの課題を3人に意識してもらい、夕食は20時過ぎに切り上げた。
タケルは部屋へ戻って、神への祈りと弓を使った筋トレをして、早めに就寝する。
翌朝も日の出前に起床して、神への対話と筋トレを行う。
神の恩恵と8倍効果を実感しつつあり、朝・晩のルーティンも楽しくなって来た。
(みんなにも勧めよう)
■スタートス 聖教会裏 空き地
朝食後にブラックモアとマリンダに修練の方向性を伝え、ダイスケとアキラさんは武術中心、ナカジーには癒しの魔法習得に力を入れてもらうことにした。
「タケル様はどうされるのですか?」
「私は、弓の師匠が来るまでは、新しい魔法について考えたいと思っています。」
マリンダに泉へ向かうと説明して空き地を離れた。
せっかくなので、シルバーを連れて行く。
嬉しそうに尻尾を振って、タケルの横を歩いている。
マリンダには泉と言ったが、その先の丘の上まで登った。
丘の上からは小さなスタートスの全貌が見える。
心地よい風が吹き抜けている。
両手を広げて、全身に風を感じながら、風の神ウィン様へ祈りを捧げる。
(ウィン様、魔竜討伐のためにお力を貸してください)
(「ウィンド」と唱えますので、手が指し示す方向に風の力をお与えください)
丘の上に木に向かって、右足を引いて構える。
目をつぶり、太い枝が折れる強さの風を頭で描く。
右手を枝に向けて唱えた。
「ウィンド」
耳元で「ブンッ」と言う音がした後に、枝の木の葉が飛び散る。
太い枝は大きくしなり、「バシッ」という音ともに折れた。
右手を下ろすと風が止まった。
(ウィン様 ありがとうございます。)
シルバーと一緒にご機嫌で戻ってきた空き地では、3人がそれぞれ練習をしている。
すぐに、ブラックモアが新しい師匠を二人連れてきてくれた。
二人とも小柄で、165cmぐらいだ。
長いあごひげの師匠が弓の武術士イング。
ひげが無い黒髪の師匠が体術の武術士グレイス。
イングは柔らかい笑顔を向けてきたが、グレイスは強面(こわもて)でニコリともしない。
(アキラさん大丈夫だろうか?)
イングは弓で素引きをさせた後に、立ち位置と姿勢を指導した。
「目標と両足の位置を常に意識して構えてください。背筋は柱が入ったように真っ直ぐにして、弦をゆっくりと引く。」
「まずは、素引きで300回お願いします。」
(笑顔だけど、鬼コーチだった。)
結局、その日の弓練習は姿勢のチェックと素引きを繰り返して終わった。
腕と胸の筋肉が悲鳴を上げている。
■スタートス 聖教会宿舎 食堂
今日は4人とも疲れたようだ。夕食の会話が皆おとなしい。
酒もいつもほどは進まない。
「ナカジーは治療の魔法はどうだったの?」
「何とか出来たけど、針でさした傷を治す程度だから、手応えがあんまり無い。その割りに100回以上やったからかな? 体がだるいのよね。」
「出来たならいいじゃない。実際に試す機会を作るつもりも無いけど、明日ヨロシク。」
「アキラさんはどうでした?」
「疲れたけど、楽しかった。しばらくはパンチ中心で良いって。」
いつもより多くしゃべって、笑顔だ。本当に楽しかったんだろう。
「俺は弓引くだけの1日で、上半身が限界超えた。明日の筋肉痛が怖い。 ダイスケはどうよ。」
「俺は順調だと思います、明日の実戦が楽しみですから。」
一番若いからか、まだ元気だ。
「明日は、日の出とともに洞窟へ出発するから。今日は早めに切り上げよう。」
あまり盛り上がらなかったので、20時前には部屋へ戻った。
タケルは部屋でブラックモアに用意してもらった荷物をチェックする。
ピッケル、ランプ、水筒。
ミレーヌさんのパンと干し肉。
持ってきたタオルも一緒に、この世界の布製リュックに収納した。
(明日は、本格的な実戦だ。大きなケガがありませんように。)
神に祈りを捧げて、ベッドへ入る。
洞窟での戦いをシミュレーションしながら眠りに着いた。
日が暮れて練習を終えたタケル達は食堂で夕食にありつく。
今日は鹿肉をあぶったものと野菜シチューがメインだ。
アキラさんの焼酎も登場している。
ナカジーもタケル同様に調味料を持ってきていた。
それ以外もリアン向けにお土産があるらしい。
「タケルは今日も無茶苦茶だったんだって? それとあの大きいの何? 大丈夫なの?」
前回は先に帰り、今回は遅れて来たナカジーは情報に飢えている。
「昨日は魔法槍を実現してみた。あのでかいのは「シルバー」君。超お利口だから全然大丈夫。仲良くしてやってちょーだい。」
「魔法槍ってどうやったの?」
「いつもどおり、グレン様だのみですよ。」
「ふーん。私も魔法剣やってみようかな?」
「それも良いけど、癒し系の魔法を先にやらない? ナカジーには魔法を中心にやって欲しいんだよね。」
「良いよ! それもやってみたかった!!」
「まぁ、マリンダさんの癒しとはちょっと違うけどね・・・」
ナカジーからグーパンチの意思表示があった。
「ダイスケの剣修行はどんな感じ?」
「タケルさんと来る前にも少しやってたんで、だいぶスムーズに振れるようになって来ました。8倍効果がかなり効いてると思います。」
「アキラさんはどうですか?」
「僕も動きが早くなったと思う。」 (お酒があれば、返事もスムーズね)
「ところでアキラさんって、ボクシングとかやってました?」
「学生のときにアマチュアで。」恥ずかしそうにうつむく。
「やっぱりね、今日の組み手を見て、構えと足運びがボクサーみたいだったから。」
(だから、「ぶん殴りたい」かな?)
「では、皆さんのレベルも確実に上がってきているので、実戦も組み合わせていこうと思います。具体的には明後日、最初の祠(ほこら)に行きます。」
「それは、構わないスけど、あんな弱いやつら相手で練習になりますか?」
「いやぁ、それがそうじゃないらしい。ダイスケたちが『前回と洞窟が変わってる』って言ってたじゃない。ノックス司祭に祠探検の許可をもらいにいった時にその話をしたら、『あの洞窟は神の与える恩恵であり試練』だそうな。」
「到着した勇者のレベルに合わせて、魔物の数や洞窟の複雑さが違うらしいのよね。俺たちはダイスケが木刀、俺がナイフ持ってたから、それに見合った洞窟になったみたい。」
「本当に洞窟が変わるんですかね?」
ダイスケは完全には信じていないようだ。
「うーん、証明はできないね。魔法の世界だから、信じるしかないかな。そもそも、あの洞窟自体が何年か前に突然発見された場所らしい。」
「中から大量の聖教石が見つかって、西條さんが勇者召喚のポイントにしたんだって。その後は町の人たちは行っても入れない、俺たち専用の不思議洞窟になってる。とのことです。」
「それと、あそこの聖教石をちょっと削って持って帰りたいんだよね。」
「そんなことして大丈夫? 何でそんなことするの?」ナカジーが眉をひそめた。
「ノックス司祭にはOKもらった。勇者のための洞窟だから問題ないってさ。」
「取ってくる理由は・・・まだ内緒。だけど、全員とこの町にも役立つはず。」
明日からの課題を3人に意識してもらい、夕食は20時過ぎに切り上げた。
タケルは部屋へ戻って、神への祈りと弓を使った筋トレをして、早めに就寝する。
翌朝も日の出前に起床して、神への対話と筋トレを行う。
神の恩恵と8倍効果を実感しつつあり、朝・晩のルーティンも楽しくなって来た。
(みんなにも勧めよう)
■スタートス 聖教会裏 空き地
朝食後にブラックモアとマリンダに修練の方向性を伝え、ダイスケとアキラさんは武術中心、ナカジーには癒しの魔法習得に力を入れてもらうことにした。
「タケル様はどうされるのですか?」
「私は、弓の師匠が来るまでは、新しい魔法について考えたいと思っています。」
マリンダに泉へ向かうと説明して空き地を離れた。
せっかくなので、シルバーを連れて行く。
嬉しそうに尻尾を振って、タケルの横を歩いている。
マリンダには泉と言ったが、その先の丘の上まで登った。
丘の上からは小さなスタートスの全貌が見える。
心地よい風が吹き抜けている。
両手を広げて、全身に風を感じながら、風の神ウィン様へ祈りを捧げる。
(ウィン様、魔竜討伐のためにお力を貸してください)
(「ウィンド」と唱えますので、手が指し示す方向に風の力をお与えください)
丘の上に木に向かって、右足を引いて構える。
目をつぶり、太い枝が折れる強さの風を頭で描く。
右手を枝に向けて唱えた。
「ウィンド」
耳元で「ブンッ」と言う音がした後に、枝の木の葉が飛び散る。
太い枝は大きくしなり、「バシッ」という音ともに折れた。
右手を下ろすと風が止まった。
(ウィン様 ありがとうございます。)
シルバーと一緒にご機嫌で戻ってきた空き地では、3人がそれぞれ練習をしている。
すぐに、ブラックモアが新しい師匠を二人連れてきてくれた。
二人とも小柄で、165cmぐらいだ。
長いあごひげの師匠が弓の武術士イング。
ひげが無い黒髪の師匠が体術の武術士グレイス。
イングは柔らかい笑顔を向けてきたが、グレイスは強面(こわもて)でニコリともしない。
(アキラさん大丈夫だろうか?)
イングは弓で素引きをさせた後に、立ち位置と姿勢を指導した。
「目標と両足の位置を常に意識して構えてください。背筋は柱が入ったように真っ直ぐにして、弦をゆっくりと引く。」
「まずは、素引きで300回お願いします。」
(笑顔だけど、鬼コーチだった。)
結局、その日の弓練習は姿勢のチェックと素引きを繰り返して終わった。
腕と胸の筋肉が悲鳴を上げている。
■スタートス 聖教会宿舎 食堂
今日は4人とも疲れたようだ。夕食の会話が皆おとなしい。
酒もいつもほどは進まない。
「ナカジーは治療の魔法はどうだったの?」
「何とか出来たけど、針でさした傷を治す程度だから、手応えがあんまり無い。その割りに100回以上やったからかな? 体がだるいのよね。」
「出来たならいいじゃない。実際に試す機会を作るつもりも無いけど、明日ヨロシク。」
「アキラさんはどうでした?」
「疲れたけど、楽しかった。しばらくはパンチ中心で良いって。」
いつもより多くしゃべって、笑顔だ。本当に楽しかったんだろう。
「俺は弓引くだけの1日で、上半身が限界超えた。明日の筋肉痛が怖い。 ダイスケはどうよ。」
「俺は順調だと思います、明日の実戦が楽しみですから。」
一番若いからか、まだ元気だ。
「明日は、日の出とともに洞窟へ出発するから。今日は早めに切り上げよう。」
あまり盛り上がらなかったので、20時前には部屋へ戻った。
タケルは部屋でブラックモアに用意してもらった荷物をチェックする。
ピッケル、ランプ、水筒。
ミレーヌさんのパンと干し肉。
持ってきたタオルも一緒に、この世界の布製リュックに収納した。
(明日は、本格的な実戦だ。大きなケガがありませんように。)
神に祈りを捧げて、ベッドへ入る。
洞窟での戦いをシミュレーションしながら眠りに着いた。
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる