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勇者候補たちの想い
24.長所を伸ばそう
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■ スタートス 聖教会裏 空き地
「タケル様! タケル様!!」
大きな声が聞こえて、体がゆれているようだ。
美女の膝枕でせっかく気持ちよく寝てるのに・・・
ゆっくりと目を開けると夢の中の美女がいる。
手を伸ばし、抱き寄せようとして、慌てて引っ込める。・・・マリンダだった。
「タケル様 大丈夫ですか?」
「あぁ、寝込んでましたか。気持ちよかったんで、つい。」
「タケルさん、5分ぐらい呼んでも起きなかったスよ。ほんとに大丈夫ですか?」
離れたところに居るダイスケも心配そうに見ている。
(5分? そんなに?)
上体を起こして見回すと、目の前のマリンダの後ろにはブラックモアが、その更に後ろにダイスケとアキラさんが居た。
シルバーは相変わらず、ゆっくり尻尾を振っている。
体は少しだるいが、さっきよりはましだ。
「大丈夫だよ。少し疲れた感じかな? 『ファイアランス』はチョットやばいかもね。」
「先ほど使われたと言う技の名前ですか?どのような技だったのでしょうか?」
ブラックモアに魔法槍のイメージを説明した。
「なるほど、すばらしい技のようです。ただし、タケル様は槍の力が十分ではございませんので、ほぼ魔法の力で実現されたようです。そのため、お体がお疲れになったのだと思います。」
「今日はもう、魔法の練習はお控えになってください。」
マリンダがタケルの足を掴んだまま、すがるような目で見ている。
「わかりました、今日はやめて置きましょう。そうだ、こいつが・・・」
胸の痛みを思い出し、聖教石のペンダントを取り出した。
「エッ!!」 「なんと!!」
マリンダとブラックモアが同時に声を上げた
タケルの聖教石が赤く輝いている。
よく見ると赤紫のような色だが、以前の薄い青とは明らかに異なる色だった。
タケルは大魔法士クラスの力を発動させたようだ。
(これで西條さんに近づいたってことかな?)
昼食までシルバーをソファーにしてダイスケ達の練習を眺めることにした。
二人とも離れた位置に炎を出せるようになっている。
ただ、このままでは実戦で魔法を使えるのは、かなり先になりそうだ。
(この先、どうするか?)
(ある程度、絞って修練しないと、俺に追いつけない・・・、俺がやりすぎか?)
■スタートス聖教会 食堂
ランチはバン、ミルク、野菜スープ、干し肉だった。
タケルは持参したものをテーブルに並べ始めた。
「ジャーン、今回は調味料関係を押してます。まずは「バター」そして、「塩」「コショウ」「しょう油」「砂糖」&「マヨネーズ」です。ケチャップとソースもあったんだけど、たどりついてない・・・、二人も遠慮なくバターとか使ってよ。」
そういって、100円ショップのガラス器に入れたバターを塗る。
「俺は、製図用の紙と鉛筆。木工が出来る大工道具なんかをお風呂製作用に持ってきました。」
「さすが、お風呂大臣。よろしくお願いしますよー。」
「それからこれです」
ダイスケが出したのは、黄ばんだ懐中時計と方位コンパスだった。
「おー、時計動いてるの? コンパスかぁ、思いつかなかった。どっちも良いね~、」
「うちの爺さんが古いものいっぱい持ってるんで、機械式のアンティーク時計を勝手に持ってきました。ちゃんと動いてます。」
「時間もわかるし、森で方角もわかるってことだね。グッジョブじゃん。」
「アキラさんも何か持ってきてたみたいですけど?」
「お酒とおつまみ持ってきたんで、良かったら・・・」下を向いたまま答えてくれた。
「いいですね、チラッと見えましたけど日本酒ですか?」
「日本酒と焼酎・・・。」
「さらに良いですね~。じゃぁ、こっちの人にも少し振舞いましょうよ。」
アキラさんはニッコリ笑って頷いてくれた。
タケルは今後の修練について二人に考えを伝えた。
「全部を鍛えるのは難しいだろうから、ある程度絞った方がいいと思うんだよね。ダイスケだったら『剣』と『炎魔法』とか、アキラさんは『体術』とそれにあった魔法一つとかね。」
「俺もそう思います、タケルさんの魔法とか無茶苦茶ですから、同じようになれるとは思わないんで、俺は剣中心にやりたいと思います。」
「だったら、ブラックモアさん達とも相談するけど、午前午後の割り振りも自主的に決めて行こうよ。」
「アキラさんは、得意な魔法を見極めるために色々試して、一番相性が良いのに絞って修練してもらえますか?」
「それと、体術の師匠探しについて後で確認しておきましょう。」
アキラさんは頷いた。
■ スタートス 聖教会裏 空き地
午後の修練でブラックモアに体術師匠の予定を確認すると、明日には西方首都ムーアから弓の師匠と一緒に来るらしい。
タケルは槍を持ったときの足運びを教えてもらって自主練した。
前後左右に細かいステップを使い分け、足でフェイントを入れて、的に飛びかかる。
ダイスケは、今日は木剣ではなく真剣を使っている。
足運びと回転切りを剣の重さを感じながら繰り返しているようだ。
アキラさんは、ブラックモアを相手に組み手をしている。
構えた姿は以外とサマになっている。
上体を揺さぶりながら、ブラックモアに近づいてパンチをだす。
サイズ差があるので、中々ヒットしないが結構手数を出している。
(ひょっとして・・・、夜に聞いてみるか)
何度も突きの練習をしている内に少し疲れてきたので、マリンダに話しかける。
「聖教石ですけど、貴重なものなんですか?」
「はい、取れる場所が限られているので、採取・加工・流通は教会が行っています。」
「ランプ以外に聖教石を利用した武器や道具もあるんですか?」
「ございます。あらかじめ祈りをこめた武器や道具で、魔法士の負担を軽くするものもあります。槍をお考えですか?」
「さすが、以心伝心ですね。」
「槍の魔法武具もありますが、あの技は始めて目にしますので・・・適した加工が可能かは魔法具職人に聞いてみないと・・・。」
「魔法具職人はどこに?」
「このあたりだと西方州都のムーアになります。」
(馬車で3日・・・、残業しないと着かないな)
「ムーアの町への転移魔法とかは無いんですか?」
「魔法はありますが、この町には使えるものがおりません。光の魔法導師がいれば、西方大教会に行くことが可能です。」
(西條さんは来られないしな・・・、帰ってやり方を聞くか。)
練習に戻って、ひたすら的に飛び掛っていると、突然背後に気配を感じた!
「おはよーございまーす。」 ナカジーが現れた。こちらの16時だ。
挨拶をした後に着替えて来たナカジーを迎える。
「日が暮れるまで時間無いから頑張ってね。ダイスケ達は魔法上手くなったよ。」
「ウソ。じゃあ頑張んなきゃ。」
マリンダさんに色々聞いて、離れた場所への炎魔法を何度も練習している。
ダイスケ達よりは、炎も大きく燃えている時間も長くなって来た。
(やっぱり、ナカジーは魔法で頑張ってもらう方が良いかな)
■当方首都 ゲイル近郊の森
低木と草が密集する森の中で、コーヘイ達は狼の群れに囲まれていた。
「上等だ掛って来い、俺たちの剣技を見せてやる。ノブト、トウマ 行くぞ!!」
コーヘイは、あえて囲みが濃い場所を選んで突っ込んだ。
一番近い狼を横払い切りで仕留める。
右回転しながら、横から飛び掛ってきたもう一匹の喉元へ剣を突き立てる。
コーヘイの背後へ飛び掛ったもう一匹へはノブトが上段から打ち下ろす。
その横でひるんだ狼へ、トウマが飛び込んで横腹を刺した。
3人の連続攻撃で、あっという間に4匹を仕留めた。
残った狼たちは、不利を悟ったのか、森の中へ消えていった。
「チッ もう終わりか。物足りねーな。もっと切りたかったのに。」
コーヘイは剣を鞘に戻した。
「まだ、切り足りないの? 今日だけで色んなケモノを50匹ぐらい切ったよ。」
「ノブト、俺たちは魔法なしで剣だけで魔竜を倒すって決めたんだぞ。全然足りねぇよ。」
「だけど、おれ達かなり強くなったじゃん。」
「確かに、来た時よりは圧倒的に強くなった。だけど、8倍ルールだからもっと強くなれるはずだ。俺は剣が見えないスピードになるまで、切りまくるから。頼んだぜ。」
「了解、だけど本当に魔法は覚えないの?」
「あんなものは、女のやるもんだ。魔法は教会のやつらを連れて行けばいい。」
3人は次の獲物を探して、森の奥へ進んだ。
「タケル様! タケル様!!」
大きな声が聞こえて、体がゆれているようだ。
美女の膝枕でせっかく気持ちよく寝てるのに・・・
ゆっくりと目を開けると夢の中の美女がいる。
手を伸ばし、抱き寄せようとして、慌てて引っ込める。・・・マリンダだった。
「タケル様 大丈夫ですか?」
「あぁ、寝込んでましたか。気持ちよかったんで、つい。」
「タケルさん、5分ぐらい呼んでも起きなかったスよ。ほんとに大丈夫ですか?」
離れたところに居るダイスケも心配そうに見ている。
(5分? そんなに?)
上体を起こして見回すと、目の前のマリンダの後ろにはブラックモアが、その更に後ろにダイスケとアキラさんが居た。
シルバーは相変わらず、ゆっくり尻尾を振っている。
体は少しだるいが、さっきよりはましだ。
「大丈夫だよ。少し疲れた感じかな? 『ファイアランス』はチョットやばいかもね。」
「先ほど使われたと言う技の名前ですか?どのような技だったのでしょうか?」
ブラックモアに魔法槍のイメージを説明した。
「なるほど、すばらしい技のようです。ただし、タケル様は槍の力が十分ではございませんので、ほぼ魔法の力で実現されたようです。そのため、お体がお疲れになったのだと思います。」
「今日はもう、魔法の練習はお控えになってください。」
マリンダがタケルの足を掴んだまま、すがるような目で見ている。
「わかりました、今日はやめて置きましょう。そうだ、こいつが・・・」
胸の痛みを思い出し、聖教石のペンダントを取り出した。
「エッ!!」 「なんと!!」
マリンダとブラックモアが同時に声を上げた
タケルの聖教石が赤く輝いている。
よく見ると赤紫のような色だが、以前の薄い青とは明らかに異なる色だった。
タケルは大魔法士クラスの力を発動させたようだ。
(これで西條さんに近づいたってことかな?)
昼食までシルバーをソファーにしてダイスケ達の練習を眺めることにした。
二人とも離れた位置に炎を出せるようになっている。
ただ、このままでは実戦で魔法を使えるのは、かなり先になりそうだ。
(この先、どうするか?)
(ある程度、絞って修練しないと、俺に追いつけない・・・、俺がやりすぎか?)
■スタートス聖教会 食堂
ランチはバン、ミルク、野菜スープ、干し肉だった。
タケルは持参したものをテーブルに並べ始めた。
「ジャーン、今回は調味料関係を押してます。まずは「バター」そして、「塩」「コショウ」「しょう油」「砂糖」&「マヨネーズ」です。ケチャップとソースもあったんだけど、たどりついてない・・・、二人も遠慮なくバターとか使ってよ。」
そういって、100円ショップのガラス器に入れたバターを塗る。
「俺は、製図用の紙と鉛筆。木工が出来る大工道具なんかをお風呂製作用に持ってきました。」
「さすが、お風呂大臣。よろしくお願いしますよー。」
「それからこれです」
ダイスケが出したのは、黄ばんだ懐中時計と方位コンパスだった。
「おー、時計動いてるの? コンパスかぁ、思いつかなかった。どっちも良いね~、」
「うちの爺さんが古いものいっぱい持ってるんで、機械式のアンティーク時計を勝手に持ってきました。ちゃんと動いてます。」
「時間もわかるし、森で方角もわかるってことだね。グッジョブじゃん。」
「アキラさんも何か持ってきてたみたいですけど?」
「お酒とおつまみ持ってきたんで、良かったら・・・」下を向いたまま答えてくれた。
「いいですね、チラッと見えましたけど日本酒ですか?」
「日本酒と焼酎・・・。」
「さらに良いですね~。じゃぁ、こっちの人にも少し振舞いましょうよ。」
アキラさんはニッコリ笑って頷いてくれた。
タケルは今後の修練について二人に考えを伝えた。
「全部を鍛えるのは難しいだろうから、ある程度絞った方がいいと思うんだよね。ダイスケだったら『剣』と『炎魔法』とか、アキラさんは『体術』とそれにあった魔法一つとかね。」
「俺もそう思います、タケルさんの魔法とか無茶苦茶ですから、同じようになれるとは思わないんで、俺は剣中心にやりたいと思います。」
「だったら、ブラックモアさん達とも相談するけど、午前午後の割り振りも自主的に決めて行こうよ。」
「アキラさんは、得意な魔法を見極めるために色々試して、一番相性が良いのに絞って修練してもらえますか?」
「それと、体術の師匠探しについて後で確認しておきましょう。」
アキラさんは頷いた。
■ スタートス 聖教会裏 空き地
午後の修練でブラックモアに体術師匠の予定を確認すると、明日には西方首都ムーアから弓の師匠と一緒に来るらしい。
タケルは槍を持ったときの足運びを教えてもらって自主練した。
前後左右に細かいステップを使い分け、足でフェイントを入れて、的に飛びかかる。
ダイスケは、今日は木剣ではなく真剣を使っている。
足運びと回転切りを剣の重さを感じながら繰り返しているようだ。
アキラさんは、ブラックモアを相手に組み手をしている。
構えた姿は以外とサマになっている。
上体を揺さぶりながら、ブラックモアに近づいてパンチをだす。
サイズ差があるので、中々ヒットしないが結構手数を出している。
(ひょっとして・・・、夜に聞いてみるか)
何度も突きの練習をしている内に少し疲れてきたので、マリンダに話しかける。
「聖教石ですけど、貴重なものなんですか?」
「はい、取れる場所が限られているので、採取・加工・流通は教会が行っています。」
「ランプ以外に聖教石を利用した武器や道具もあるんですか?」
「ございます。あらかじめ祈りをこめた武器や道具で、魔法士の負担を軽くするものもあります。槍をお考えですか?」
「さすが、以心伝心ですね。」
「槍の魔法武具もありますが、あの技は始めて目にしますので・・・適した加工が可能かは魔法具職人に聞いてみないと・・・。」
「魔法具職人はどこに?」
「このあたりだと西方州都のムーアになります。」
(馬車で3日・・・、残業しないと着かないな)
「ムーアの町への転移魔法とかは無いんですか?」
「魔法はありますが、この町には使えるものがおりません。光の魔法導師がいれば、西方大教会に行くことが可能です。」
(西條さんは来られないしな・・・、帰ってやり方を聞くか。)
練習に戻って、ひたすら的に飛び掛っていると、突然背後に気配を感じた!
「おはよーございまーす。」 ナカジーが現れた。こちらの16時だ。
挨拶をした後に着替えて来たナカジーを迎える。
「日が暮れるまで時間無いから頑張ってね。ダイスケ達は魔法上手くなったよ。」
「ウソ。じゃあ頑張んなきゃ。」
マリンダさんに色々聞いて、離れた場所への炎魔法を何度も練習している。
ダイスケ達よりは、炎も大きく燃えている時間も長くなって来た。
(やっぱり、ナカジーは魔法で頑張ってもらう方が良いかな)
■当方首都 ゲイル近郊の森
低木と草が密集する森の中で、コーヘイ達は狼の群れに囲まれていた。
「上等だ掛って来い、俺たちの剣技を見せてやる。ノブト、トウマ 行くぞ!!」
コーヘイは、あえて囲みが濃い場所を選んで突っ込んだ。
一番近い狼を横払い切りで仕留める。
右回転しながら、横から飛び掛ってきたもう一匹の喉元へ剣を突き立てる。
コーヘイの背後へ飛び掛ったもう一匹へはノブトが上段から打ち下ろす。
その横でひるんだ狼へ、トウマが飛び込んで横腹を刺した。
3人の連続攻撃で、あっという間に4匹を仕留めた。
残った狼たちは、不利を悟ったのか、森の中へ消えていった。
「チッ もう終わりか。物足りねーな。もっと切りたかったのに。」
コーヘイは剣を鞘に戻した。
「まだ、切り足りないの? 今日だけで色んなケモノを50匹ぐらい切ったよ。」
「ノブト、俺たちは魔法なしで剣だけで魔竜を倒すって決めたんだぞ。全然足りねぇよ。」
「だけど、おれ達かなり強くなったじゃん。」
「確かに、来た時よりは圧倒的に強くなった。だけど、8倍ルールだからもっと強くなれるはずだ。俺は剣が見えないスピードになるまで、切りまくるから。頼んだぜ。」
「了解、だけど本当に魔法は覚えないの?」
「あんなものは、女のやるもんだ。魔法は教会のやつらを連れて行けばいい。」
3人は次の獲物を探して、森の奥へ進んだ。
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