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勇者候補たちの想い
31.どこまでいけるのか?
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(前回のお話)
視察のために、ギレン副司教の転移魔法でムーアの町へ行ったタケル。
町の豊かさを実感し、武具工房で魔法武具の作り方も教えてもらったので、
昼食後には自分の転移魔法でスタートスに戻るチャレンジをすることに・・・
■西方大教会 転移の間 入り口
(あの若造、勇者とはいえ、我々魔法士を愚弄するにも程がある)
(転移の魔法はこの世界でも使えるものは20名足らずだ)
(自身も20年以上の修練でやっと・・・)
ギレンは怒りに身を震わせながら、300の数が過ぎるまで待った。
転移の間の扉に耳を当てるが何の音もしない。
少し躊躇したが、扉を開けて部屋の中を伺う・・・
■スタートス聖教会 食堂
タケルは命名「ジャンプ」の転移魔法が成功し、ご機嫌で宿舎へ戻った。
(アシーネ様、ありがとうございます)
食堂のドアを開けるとリアンが足元に走ってきた。
(珍しいこともある)
「ゆーしゃさま、いなくなるの?」
(ミレーヌから聞いたのか・・・)
「リアンは、俺たちに居て欲しい?」
屈んで、リアンの目を覗き込む。
「うん! ずっと!!」
(チョー可愛い、ムーア行きを断る理由がまた増えたな。)
「リアンがそうして欲しいなら、ここに居るようにするよ。」
そういって、抱き上げようと手を伸ばしたが、厨房のミレーヌの元へ逃げ出した。
「ママー、ゆーしゃさま ずっといるって。よかったね!!」
(3歳児のハートは、ゲットできず)
■スタートス聖教会裏 空き地
部屋に戻って荷物を置いたタケルは弓の修練をすることにした。
まだ2時過ぎなので、4時間ぐらいは出来そうだ。
ダイスケはブラックモアと木剣で立ち会っている。
アキラさんは、体術師範のグレイスに蹴りを習っているようだ。
驚いたことに、回し蹴りを連続で放っている。
弓の練習は、素引きはすこしで実際に弓を放った、
木が少なくなったところへ移動し、大きめの的を一番大きな木に括りつけた。
的から50歩さがり、10本ずつ矢を居るようにとイングに指示される。
ただし、10本射るとダッシュで矢を回収して、ダッシュで戻って来いと言う。
最初の10本では、1本も命中しなかった。
ダッシュで拾いに行く。
バラバラの矢は探すだけでも大変だ。
7セット目ぐらいでヘロヘロになって、一旦ギブアップした。
まだ、10本に1本も命中しない。
「弓を使うときに、常に良い環境が整っているわけではございません。走った後に打つことが実戦では多くなります。それと、タケル様はもっと足腰を鍛錬していただく必要があります。」
休憩中も鬼コーチの檄が飛ぶ。
その後も日が落ちるまで休憩を挟みながら、ショット&ダッシュを繰り返したが、命中精度は上がるどころか下がる一方になった。
当然のことだ、最後の方は筋肉がプルプル震えて、静止できる状態ではなかったから。
イングに礼をいって修練を終了し、空き地にもどるとナカジーも魔法の修練をしていた。
「お疲れ様~、調子はどう?」
「弓の先生はかなりのドSで、もう限界っす。」
「タケルはそうなんだ。私は連続魔法できるようになったよ!」
ナカジーはご機嫌で、俺に見て欲しいようだ。
「本当に?スゴイね、やって見せてよ。」
「見たいんだ~。」
満面の笑みで的に向かう。
木につるされたマキに向かって、両足を開いて目をつぶって構えた。
「ファイア!」「ファイア!」
木の両側のマキに火がついた。
見ていると10秒ぐらい燃えて、火は消えた。
「どう? スゴイでしょ。ね、褒めて、褒めて!」
「イヤー、本当にすごいよ。マリンダさんをもう超えたんじゃね?」
「やっぱり? 私も結構イケる女よね?」
(うん、種目は違うけどね)
ナカジーのモチベーションアップが終わったので、井戸へ行って体を拭く。
気配がしたので振り向くとシルバーがオスワリしていた。
「そうか、お前にも挨拶してなかったね。」
いつものように首元に抱きついてやると、嬉しそうに尻尾をふる。
「明日は試したいことがあるから、付き合ってくれよ。」
頭をなでながら声を掛けると、首をかしげた。
■スタートス 聖教会 宿舎食堂
今日の夕食は、パン、鶏肉のピカタ、野菜スープだった。
ピカタはコショウとマヨネーズをかけると更に美味しくなった。
「アキラさん、足技中心に練習してるんですか?」
「うん、少しでも遠くに届くようにしようと思って。」
「そうですよね、体術はリーチが無いのがネックですよね。」
(何かできるかな・・・ 魔法拳?)
「ダイスケは1日中剣の立会い練習だったの?」
「少し短めのヤツで小回りが効く練習してました。この間の洞窟で取り回しに苦戦したんで。」
「たしかに、剣は行き先で使い分けた方が良いかもね。今回は1日長いから、色々試してみようよ。」
「1日長いってどう言うこと? 聞いてないけど!」 ナカジーがお怒りです。
「俺たち3人は今回8時~18時までの10時間にしてもらったんだ。こっちで言うと80時間コース、帰りは4日めの16時になる。」
「なにそれ? 自分たちだけズルく無い?」ご不満のようです。
「だって、ナカジーは残業できないからしょうが無いじゃない」
「8時間シフトでこっちの24時戻りって効率悪いからさ、10時間シフトならちょうどいいなと思って、二人に相談したらOKしてくれたし。」
「タケルさんに言われて、俺は勉強道具も持ってきました。こっちで3日勉強すると時間もお得ですよね。いやぁ、画期的なアイディアですよ。」
ダイスケはノリノリだった、勉強するので酒も飲んでいない。
「なんかぁ、仲間はずれにされた気分」ご機嫌ななめです。
「そんなこと無いって、その代わりに明日は俺とコンビ芸に挑戦してみない?」
「コンビ芸? また、コソ練して新しいの覚えたんでしょ!!」
「そうじゃないけどさ、試してみたいのがあるんだ。」
「まぁ、いいわ。とりあえずやってみましょ。」少しご機嫌直りました。
「それとは別だけど、転移魔法が使えるようになった。」
「何それ!? やっぱりコソ練してるんじゃん。」結局、お怒りです。
「ムーアから戻るときに、試しにやったら出来たって感じ。でも、まだ教会の『転移の間』しか、試してないからもっと色々やらないと良くわからない。」
「なんか、納得いかないわぁ~。」やっぱりご不満です。
「今回10時間にしたから、3日半こっちにいるんだけど。俺たちってその範囲でしか移動できないことにこの間気がついてさ。」
「頑張って移動しても3日半で現世に戻ったら、その次はこの町からやり直しだから、魔竜が町から10日の場所に現れたら、永遠にたどり着かないんだよね。」
「だから、自分たちで一気に遠くまで行くか、西條さんが町や教会以外に俺たちを飛ばせるようにするか、どっちかが出来ないとね。」
「相変わらず、いろんなことを考えてんのね。それで、結局どうすんの?」
ナカジーはマヨネーズをピカタに塗りつけている。
「明日はコンビ芸の修練が終わったら、シルバー連れて好きなところに飛べるかを試してみるつもり。」
■西方州都 ムーア オズボーンの館
オズボーンは食堂の大テーブルでタケルに振舞う予定であった果実酒を一人で飲んでいる。
味は予想通り最高のものだったが、眉間をよせてグラスを眺める。
(転移の魔法さえ、一度で使いこなすとは・・・)
(何としても、こちらへ・・・)
(どんな手を使っても・・・)
(だめなら、いっそ・・・)
■スタートス 聖教会 宿舎
食後の酒を早めに切り上げたタケルは聖教石の加工に取り組んでいた。
かなづちとピッケルを使い、色んな大きさに加工した。
加工した石を順番に握り、目をつぶって神様にお願いしていく。
グレン様、この石に炎の力をお与えください。
ワテル様、この石に水の力をお与えください。
ウィン様、この石に風の力をお与えください。
アシーネ様、この石に光の力をお与えください。
頭の中で、それぞれの使い道を描き、それぞれの神へ祈りを捧げる。
神は願いを聞き届けた、聖教石にはそれぞれうっすらと色ずいている。
炎の石は赤色に。
水の石は水色に。
風の石は白色に。
光の石は黄金色に
全部で30個近い石に祈りを捧げたタケルは、疲れ果ててベッドにもぐりこんだ。
視察のために、ギレン副司教の転移魔法でムーアの町へ行ったタケル。
町の豊かさを実感し、武具工房で魔法武具の作り方も教えてもらったので、
昼食後には自分の転移魔法でスタートスに戻るチャレンジをすることに・・・
■西方大教会 転移の間 入り口
(あの若造、勇者とはいえ、我々魔法士を愚弄するにも程がある)
(転移の魔法はこの世界でも使えるものは20名足らずだ)
(自身も20年以上の修練でやっと・・・)
ギレンは怒りに身を震わせながら、300の数が過ぎるまで待った。
転移の間の扉に耳を当てるが何の音もしない。
少し躊躇したが、扉を開けて部屋の中を伺う・・・
■スタートス聖教会 食堂
タケルは命名「ジャンプ」の転移魔法が成功し、ご機嫌で宿舎へ戻った。
(アシーネ様、ありがとうございます)
食堂のドアを開けるとリアンが足元に走ってきた。
(珍しいこともある)
「ゆーしゃさま、いなくなるの?」
(ミレーヌから聞いたのか・・・)
「リアンは、俺たちに居て欲しい?」
屈んで、リアンの目を覗き込む。
「うん! ずっと!!」
(チョー可愛い、ムーア行きを断る理由がまた増えたな。)
「リアンがそうして欲しいなら、ここに居るようにするよ。」
そういって、抱き上げようと手を伸ばしたが、厨房のミレーヌの元へ逃げ出した。
「ママー、ゆーしゃさま ずっといるって。よかったね!!」
(3歳児のハートは、ゲットできず)
■スタートス聖教会裏 空き地
部屋に戻って荷物を置いたタケルは弓の修練をすることにした。
まだ2時過ぎなので、4時間ぐらいは出来そうだ。
ダイスケはブラックモアと木剣で立ち会っている。
アキラさんは、体術師範のグレイスに蹴りを習っているようだ。
驚いたことに、回し蹴りを連続で放っている。
弓の練習は、素引きはすこしで実際に弓を放った、
木が少なくなったところへ移動し、大きめの的を一番大きな木に括りつけた。
的から50歩さがり、10本ずつ矢を居るようにとイングに指示される。
ただし、10本射るとダッシュで矢を回収して、ダッシュで戻って来いと言う。
最初の10本では、1本も命中しなかった。
ダッシュで拾いに行く。
バラバラの矢は探すだけでも大変だ。
7セット目ぐらいでヘロヘロになって、一旦ギブアップした。
まだ、10本に1本も命中しない。
「弓を使うときに、常に良い環境が整っているわけではございません。走った後に打つことが実戦では多くなります。それと、タケル様はもっと足腰を鍛錬していただく必要があります。」
休憩中も鬼コーチの檄が飛ぶ。
その後も日が落ちるまで休憩を挟みながら、ショット&ダッシュを繰り返したが、命中精度は上がるどころか下がる一方になった。
当然のことだ、最後の方は筋肉がプルプル震えて、静止できる状態ではなかったから。
イングに礼をいって修練を終了し、空き地にもどるとナカジーも魔法の修練をしていた。
「お疲れ様~、調子はどう?」
「弓の先生はかなりのドSで、もう限界っす。」
「タケルはそうなんだ。私は連続魔法できるようになったよ!」
ナカジーはご機嫌で、俺に見て欲しいようだ。
「本当に?スゴイね、やって見せてよ。」
「見たいんだ~。」
満面の笑みで的に向かう。
木につるされたマキに向かって、両足を開いて目をつぶって構えた。
「ファイア!」「ファイア!」
木の両側のマキに火がついた。
見ていると10秒ぐらい燃えて、火は消えた。
「どう? スゴイでしょ。ね、褒めて、褒めて!」
「イヤー、本当にすごいよ。マリンダさんをもう超えたんじゃね?」
「やっぱり? 私も結構イケる女よね?」
(うん、種目は違うけどね)
ナカジーのモチベーションアップが終わったので、井戸へ行って体を拭く。
気配がしたので振り向くとシルバーがオスワリしていた。
「そうか、お前にも挨拶してなかったね。」
いつものように首元に抱きついてやると、嬉しそうに尻尾をふる。
「明日は試したいことがあるから、付き合ってくれよ。」
頭をなでながら声を掛けると、首をかしげた。
■スタートス 聖教会 宿舎食堂
今日の夕食は、パン、鶏肉のピカタ、野菜スープだった。
ピカタはコショウとマヨネーズをかけると更に美味しくなった。
「アキラさん、足技中心に練習してるんですか?」
「うん、少しでも遠くに届くようにしようと思って。」
「そうですよね、体術はリーチが無いのがネックですよね。」
(何かできるかな・・・ 魔法拳?)
「ダイスケは1日中剣の立会い練習だったの?」
「少し短めのヤツで小回りが効く練習してました。この間の洞窟で取り回しに苦戦したんで。」
「たしかに、剣は行き先で使い分けた方が良いかもね。今回は1日長いから、色々試してみようよ。」
「1日長いってどう言うこと? 聞いてないけど!」 ナカジーがお怒りです。
「俺たち3人は今回8時~18時までの10時間にしてもらったんだ。こっちで言うと80時間コース、帰りは4日めの16時になる。」
「なにそれ? 自分たちだけズルく無い?」ご不満のようです。
「だって、ナカジーは残業できないからしょうが無いじゃない」
「8時間シフトでこっちの24時戻りって効率悪いからさ、10時間シフトならちょうどいいなと思って、二人に相談したらOKしてくれたし。」
「タケルさんに言われて、俺は勉強道具も持ってきました。こっちで3日勉強すると時間もお得ですよね。いやぁ、画期的なアイディアですよ。」
ダイスケはノリノリだった、勉強するので酒も飲んでいない。
「なんかぁ、仲間はずれにされた気分」ご機嫌ななめです。
「そんなこと無いって、その代わりに明日は俺とコンビ芸に挑戦してみない?」
「コンビ芸? また、コソ練して新しいの覚えたんでしょ!!」
「そうじゃないけどさ、試してみたいのがあるんだ。」
「まぁ、いいわ。とりあえずやってみましょ。」少しご機嫌直りました。
「それとは別だけど、転移魔法が使えるようになった。」
「何それ!? やっぱりコソ練してるんじゃん。」結局、お怒りです。
「ムーアから戻るときに、試しにやったら出来たって感じ。でも、まだ教会の『転移の間』しか、試してないからもっと色々やらないと良くわからない。」
「なんか、納得いかないわぁ~。」やっぱりご不満です。
「今回10時間にしたから、3日半こっちにいるんだけど。俺たちってその範囲でしか移動できないことにこの間気がついてさ。」
「頑張って移動しても3日半で現世に戻ったら、その次はこの町からやり直しだから、魔竜が町から10日の場所に現れたら、永遠にたどり着かないんだよね。」
「だから、自分たちで一気に遠くまで行くか、西條さんが町や教会以外に俺たちを飛ばせるようにするか、どっちかが出来ないとね。」
「相変わらず、いろんなことを考えてんのね。それで、結局どうすんの?」
ナカジーはマヨネーズをピカタに塗りつけている。
「明日はコンビ芸の修練が終わったら、シルバー連れて好きなところに飛べるかを試してみるつもり。」
■西方州都 ムーア オズボーンの館
オズボーンは食堂の大テーブルでタケルに振舞う予定であった果実酒を一人で飲んでいる。
味は予想通り最高のものだったが、眉間をよせてグラスを眺める。
(転移の魔法さえ、一度で使いこなすとは・・・)
(何としても、こちらへ・・・)
(どんな手を使っても・・・)
(だめなら、いっそ・・・)
■スタートス 聖教会 宿舎
食後の酒を早めに切り上げたタケルは聖教石の加工に取り組んでいた。
かなづちとピッケルを使い、色んな大きさに加工した。
加工した石を順番に握り、目をつぶって神様にお願いしていく。
グレン様、この石に炎の力をお与えください。
ワテル様、この石に水の力をお与えください。
ウィン様、この石に風の力をお与えください。
アシーネ様、この石に光の力をお与えください。
頭の中で、それぞれの使い道を描き、それぞれの神へ祈りを捧げる。
神は願いを聞き届けた、聖教石にはそれぞれうっすらと色ずいている。
炎の石は赤色に。
水の石は水色に。
風の石は白色に。
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