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派遣勇者の進む道
109.新メンバーでの聖教石洞窟 前編
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■スタートス近郊 聖教石の洞窟
~第10次派遣3日目~
派遣2日目を自主トレで過ごしたタケル達は3日目の夜明けと共に、5人で聖教石の洞窟へ向かった。
タケルは昨日一日マユミに付きっ切りで魔法を繰り返し練習させた。
マユミは風の魔法を何とか使えるレベルまで出せるようになったが、突風の手前ぐらいの風だけでは、魔獣にダメージを与えることは出来ないだろう。それでも、火炎風ロッドを使わせると、30メートルぐらい向こうまでは火炎風が届くようになったので戦力としては十分だ。
すっかり日が昇った洞窟の前で今日の目的と作戦を確認する。
「今日も出てくる敵は全部倒してから進んでいく、帰りは転移魔法で飛んで行くから帰りのことは気にせずにガンガン進んで。それと、隊列は先頭をダイスケとコーヘイに、真ん中がマユミで俺とアキラさんがしんがりで行くから。マユミは前方の天井に10秒ぐらいの炎で間隔を置いて出していってね。みんなから何か質問はあるかな?」
全員無言で首を横に振った。
「じゃあ、気合入れていこう!俺達が強くなっている分だけ必ず相手が強くなっているからね」
進んでいく洞窟はいつも同様に冷たく暗い空気に支配されている。特に洞窟へ入った瞬間は明るさの違いで一瞬めまいを覚えるほどだ。全員が聖教ランプを腰にぶら下げ、先頭のダイスケと殿のタケルは武器にも炎を灯している。
マユミも10メートルほど入ったあたりから、ダイスケ達の先へ炎を放って、視野を確保してくれる。炎の扱いは本当に上手だった、50cmぐらいのオレンジ色の炎が一定時間ついては消えていく。
だが、この洞窟にも大きな変化があることは50メートルも進むとすぐに気がついた。先頭のダイスケ達もわかっているが、洞窟が前回来た時よりも大きくなっている。大きい洞窟には大きい魔獣が居る可能性が高い。
一つ目の分岐点を右に行った瞬間に何かが出てきたようだ、ダイスケの刀から出ている炎の影が揺れるのと同時に掛け声が聞こえた。
後ろからタケルが追いつくと、足元には50cmぐらいのヤマアラシが真っ二つになって横たわっていた。
「洞窟が今回も変わっているし、大きくなっているから曲がり角は特に注意してね」
先頭の二人から頷きが帰って来た、タケルが言わなくとも本人たちが一番理解しているのだろう。
湿った空気の洞窟を先に進むと、マユミが出した炎の先にスライムが固まっているのが見えて、ダイスケ達が立ち止まった。天井一面に張り付いて俺達が通り過ぎるのを待ち構えている。
「マユミ、火炎風ロッドで天井のスライムを焼き払って」
「任せてください!」
マユミは嬉しそうにダイスケ達の横に行って天井のスライムにロッドを向ける。
「ファイアウィンド!」
掛け声と共にロッドの先から紅蓮の炎が天井に向かって走る。
天井で蠢いていたスライムたちは悶えながらボタボタと地面に落ちてくる。
全部が落ちた後に、ダイスケとコーヘイが刀でトドメを刺して動けなくなったことを確認してから先へ進んだ。
洞窟はシベル森林北の洞窟と同じぐらいの大きさになって来た、天井は5メートル以上あるし、幅も同じぐらいある。
マユミは指示を出さなかったが、少し炎を大きくして長い時間出るように天井へ放っていく。
そのおかげで、天井ムカデの大群も先に見つけることが出来た。
「スライムと同じように焼いてよ」
タケルがマユミの横で指示を出していると、後ろに居たアキラさんが叫んだ。
「タケル、後ろから!」
振り向いた瞬間に額に石がぶつかった、かなりの衝撃で軽いめまいがしたが、何度か瞬きをしてアキラさんを見ると、風の拳で離れているゴブリンの群れを弾き飛ばしている。
今回は大群のようだ、70cmぐらいで緑色をしたゴブリンが30匹以上居る。小さな牙をむき出しにして、どんどん石を投げて来ている。
アキラさんは避けながら風の拳を放っているが、何発かは飛んでくる石が体に当たっているようだ。
タケルも左腕で顔をカバーしながらアキラさんの横に並んで、炎の槍をゴブリンたちに向けた。
「ファイアウィンド!」
槍の穂先から火炎風が迸り、固まっているゴブリン達をなぎ払っていく。強い風で吹き飛ばされながら、炎に包まれた奴らの多くは泣き喚き、悶えながら倒れていった。
後ろから石を投げていた奴らは甲高い鳴き声を挙げて全力で逃げ去っていく。
タケルが前方に視線を向けると、予想通り今回もゴブリン達は挟み撃ちを仕掛けてきていた。マユミが焼き払って地面に落ちたムカデの向こうから30匹ほどで石をダイスケたちに投げている。
天井にはまだムカデがたくさん残っていて、ダイスケとコーヘイは突っ込むのを躊躇しているようだ。
「ダイスケ、炎の刀で向こうまで炎を飛ばしてよ!」
タケルの声を聞いたダイスケは一旦右の壁際に行って呼吸を整えてから、ゴブリンに向かって剣を右上段に構えた。
「火炎斬!」
掛け声と共に右上から袈裟懸けに振り下ろされた炎の刀から、刃となった炎がゴブリンに飛んでいく!
集まっていたゴブリンの真ん中付近に届いた炎の刃は、音も立てずにゴブリンの体を切りながら、集団の後ろまで飛んでいった。
胴体、手足を切られたゴブリンで生きているヤツらは、絶叫しながらその場でのたうちまわり、刃が当たらなかったやつは石を投げ捨てて一斉に逃げていった。
「マユミ、まだ天井に残っているから残りのムカデを焼いといて」
前後に他の魔獣がいないことを確認して、ズキズキする自分の額に手を当てると出血していた。
すぐに自分で治療魔法を使ってから、アキラさんのケガも確認する。
「アキラさん、ケガは大丈夫ですか?」
「大丈夫」
短い返事だが、大丈夫と信じよう。
マユミのムカデ焼きも完了したようだ、地面で動いているのはダイスケ達がトドメを刺している。
「マユミはケガとか大丈夫かな?」
「チョット当たった程度なんで大丈夫です。せやけど、ほんまに襲ってくるんですね!判ってたつもりやけど、結構ビックリ!!」
「最初だから仕方ないよ。だけど、相手はこっちを殺しに来ているからね。先手必勝で容赦なく行かないとね」
「判りました! バンバン焼いていきますんで、任せといてください!」
初戦闘でもビビッていない、この調子で是非頑張って欲しいものだ。
マユミに期待するタケルの耳にコーヘイとダイスケが言い合っている声が聞こえた。
「ダイスケ、あの技が使えるなら、最初から出さないとダメだろう!待ってても何もいいことは無いんだから!」
「そんなことは判ってるんですけど、そんなに簡単には体が動かないんですよ!」
なるほど、コーヘイはダイスケが出し惜しみしたとでも思っているのかも知れない。
だが、ダイスケの意識改革にはちょうど良いかもしれない、しばらくコーヘイに預けてみることにしよう。
~第10次派遣3日目~
派遣2日目を自主トレで過ごしたタケル達は3日目の夜明けと共に、5人で聖教石の洞窟へ向かった。
タケルは昨日一日マユミに付きっ切りで魔法を繰り返し練習させた。
マユミは風の魔法を何とか使えるレベルまで出せるようになったが、突風の手前ぐらいの風だけでは、魔獣にダメージを与えることは出来ないだろう。それでも、火炎風ロッドを使わせると、30メートルぐらい向こうまでは火炎風が届くようになったので戦力としては十分だ。
すっかり日が昇った洞窟の前で今日の目的と作戦を確認する。
「今日も出てくる敵は全部倒してから進んでいく、帰りは転移魔法で飛んで行くから帰りのことは気にせずにガンガン進んで。それと、隊列は先頭をダイスケとコーヘイに、真ん中がマユミで俺とアキラさんがしんがりで行くから。マユミは前方の天井に10秒ぐらいの炎で間隔を置いて出していってね。みんなから何か質問はあるかな?」
全員無言で首を横に振った。
「じゃあ、気合入れていこう!俺達が強くなっている分だけ必ず相手が強くなっているからね」
進んでいく洞窟はいつも同様に冷たく暗い空気に支配されている。特に洞窟へ入った瞬間は明るさの違いで一瞬めまいを覚えるほどだ。全員が聖教ランプを腰にぶら下げ、先頭のダイスケと殿のタケルは武器にも炎を灯している。
マユミも10メートルほど入ったあたりから、ダイスケ達の先へ炎を放って、視野を確保してくれる。炎の扱いは本当に上手だった、50cmぐらいのオレンジ色の炎が一定時間ついては消えていく。
だが、この洞窟にも大きな変化があることは50メートルも進むとすぐに気がついた。先頭のダイスケ達もわかっているが、洞窟が前回来た時よりも大きくなっている。大きい洞窟には大きい魔獣が居る可能性が高い。
一つ目の分岐点を右に行った瞬間に何かが出てきたようだ、ダイスケの刀から出ている炎の影が揺れるのと同時に掛け声が聞こえた。
後ろからタケルが追いつくと、足元には50cmぐらいのヤマアラシが真っ二つになって横たわっていた。
「洞窟が今回も変わっているし、大きくなっているから曲がり角は特に注意してね」
先頭の二人から頷きが帰って来た、タケルが言わなくとも本人たちが一番理解しているのだろう。
湿った空気の洞窟を先に進むと、マユミが出した炎の先にスライムが固まっているのが見えて、ダイスケ達が立ち止まった。天井一面に張り付いて俺達が通り過ぎるのを待ち構えている。
「マユミ、火炎風ロッドで天井のスライムを焼き払って」
「任せてください!」
マユミは嬉しそうにダイスケ達の横に行って天井のスライムにロッドを向ける。
「ファイアウィンド!」
掛け声と共にロッドの先から紅蓮の炎が天井に向かって走る。
天井で蠢いていたスライムたちは悶えながらボタボタと地面に落ちてくる。
全部が落ちた後に、ダイスケとコーヘイが刀でトドメを刺して動けなくなったことを確認してから先へ進んだ。
洞窟はシベル森林北の洞窟と同じぐらいの大きさになって来た、天井は5メートル以上あるし、幅も同じぐらいある。
マユミは指示を出さなかったが、少し炎を大きくして長い時間出るように天井へ放っていく。
そのおかげで、天井ムカデの大群も先に見つけることが出来た。
「スライムと同じように焼いてよ」
タケルがマユミの横で指示を出していると、後ろに居たアキラさんが叫んだ。
「タケル、後ろから!」
振り向いた瞬間に額に石がぶつかった、かなりの衝撃で軽いめまいがしたが、何度か瞬きをしてアキラさんを見ると、風の拳で離れているゴブリンの群れを弾き飛ばしている。
今回は大群のようだ、70cmぐらいで緑色をしたゴブリンが30匹以上居る。小さな牙をむき出しにして、どんどん石を投げて来ている。
アキラさんは避けながら風の拳を放っているが、何発かは飛んでくる石が体に当たっているようだ。
タケルも左腕で顔をカバーしながらアキラさんの横に並んで、炎の槍をゴブリンたちに向けた。
「ファイアウィンド!」
槍の穂先から火炎風が迸り、固まっているゴブリン達をなぎ払っていく。強い風で吹き飛ばされながら、炎に包まれた奴らの多くは泣き喚き、悶えながら倒れていった。
後ろから石を投げていた奴らは甲高い鳴き声を挙げて全力で逃げ去っていく。
タケルが前方に視線を向けると、予想通り今回もゴブリン達は挟み撃ちを仕掛けてきていた。マユミが焼き払って地面に落ちたムカデの向こうから30匹ほどで石をダイスケたちに投げている。
天井にはまだムカデがたくさん残っていて、ダイスケとコーヘイは突っ込むのを躊躇しているようだ。
「ダイスケ、炎の刀で向こうまで炎を飛ばしてよ!」
タケルの声を聞いたダイスケは一旦右の壁際に行って呼吸を整えてから、ゴブリンに向かって剣を右上段に構えた。
「火炎斬!」
掛け声と共に右上から袈裟懸けに振り下ろされた炎の刀から、刃となった炎がゴブリンに飛んでいく!
集まっていたゴブリンの真ん中付近に届いた炎の刃は、音も立てずにゴブリンの体を切りながら、集団の後ろまで飛んでいった。
胴体、手足を切られたゴブリンで生きているヤツらは、絶叫しながらその場でのたうちまわり、刃が当たらなかったやつは石を投げ捨てて一斉に逃げていった。
「マユミ、まだ天井に残っているから残りのムカデを焼いといて」
前後に他の魔獣がいないことを確認して、ズキズキする自分の額に手を当てると出血していた。
すぐに自分で治療魔法を使ってから、アキラさんのケガも確認する。
「アキラさん、ケガは大丈夫ですか?」
「大丈夫」
短い返事だが、大丈夫と信じよう。
マユミのムカデ焼きも完了したようだ、地面で動いているのはダイスケ達がトドメを刺している。
「マユミはケガとか大丈夫かな?」
「チョット当たった程度なんで大丈夫です。せやけど、ほんまに襲ってくるんですね!判ってたつもりやけど、結構ビックリ!!」
「最初だから仕方ないよ。だけど、相手はこっちを殺しに来ているからね。先手必勝で容赦なく行かないとね」
「判りました! バンバン焼いていきますんで、任せといてください!」
初戦闘でもビビッていない、この調子で是非頑張って欲しいものだ。
マユミに期待するタケルの耳にコーヘイとダイスケが言い合っている声が聞こえた。
「ダイスケ、あの技が使えるなら、最初から出さないとダメだろう!待ってても何もいいことは無いんだから!」
「そんなことは判ってるんですけど、そんなに簡単には体が動かないんですよ!」
なるほど、コーヘイはダイスケが出し惜しみしたとでも思っているのかも知れない。
だが、ダイスケの意識改革にはちょうど良いかもしれない、しばらくコーヘイに預けてみることにしよう。
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