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派遣勇者の進む道
168.エルフの戦士
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■南方州都 バーンの東 荒れ地
~第16次派遣3日目~
巨大な黒虎を3人がかりで何とか仕留めて、エアカーゴに戻るとリーシャが不機嫌な表情を浮かべていた。
「お前達の今のは何だったんだ?」
「何だった・・・て、コンビネーションで上手く倒せたと思うけど」
「ふん、あのぐらいの魔獣を一人で倒せんとはな。私なら一本の矢か一振りの剣で倒せるぞ」
リーシャは自分だけが戦いに参加できなかったのが不満だったようだ。それにしても、あの大きな虎を矢で倒すことが出来ると言うのは本当なのだろうか?
「そうなの? でも、かなり大きいし動きが早かったからな・・・」
「あっちに、他のがいるから私が手本を見せてやる。だから、早くこれを飛ばしてくれ」
リーシャが指さす方を見るが、今回も何も見えない。だが、スマホに毒された現代人とは次元の異なる視力なのだろうから、間違いでは無いはずだ。タケルは言われた通りにエアカーゴを飛ばして、次の魔獣の元へと向かった。
示された方角に飛ぶと、黒い点が二つ見えて来て二頭の黒虎だと判った。
「どうする? 2頭はやばいんじゃない?」
「つまらぬことを・・・、もう少し近寄ったらその場所でこれを止めてくれ・・・、ここで良いぞ」
リーシャは黒虎から100メートル程離れた場所でエアカーゴを止めさせた。
「どうするの? 弓矢でここから・・・」
タケルが問いかけている間に、リーシャは背中の大きな弓を降ろして矢を番えながら構えたと同時に矢を放った。狙いを定めると言うような”間”は一切なかった。
-ブンッ!
大きな弓の弦が弾かれた音が聞えると、放たれた矢は黒虎の顔に吸い込まれるように突き立って、黒虎はその場で横倒しになった。
「え、えぇー!! 一発なの? でも、あんなに大きいし矢が当たっても致命傷にならないだろ!?」
「何を言っている。狙っているのは目だけだ。どれだけ固い頭の骨でも、目は鍛えられないからな。目を射抜けば確実に仕留められる」
-いやいや! 目を狙うって!?
「でも、この距離で目を狙うって・・・、風もあるし相手も動くでしょ?」
コーヘイも驚きで目を見開いていた。
「風は見えるではないか、それに獲物の呼吸を見ているからな。動けないときに矢が届くのだ」
「・・・」
タケルもコーヘイも絶句していた。風が見える? 相手の呼吸を見ている? 言っている意味が全然判らなかったが、目の前で仕留められた以上は嘘では無いのだろう。
「よし、じゃあ、次は剣で仕留めてやるから、もう少し寄せてから地面に近づけてくれ」
「一人で行くの? 弓は上からだから大丈夫だけど、地上で一人は危ないんじゃないか?」
「お前たちと一緒にするな。私はエルフの戦士だぞ」
タケル達を冷ややかな目で見て、エアカーゴが地面に近づくとリーシャはひらりと地面に飛び降りた。
「格好良い~!」
思わずマユミが声を漏らしたが、タケルも飛び降りる仕草に見とれてしまった。体重が無くなったかのように縁を飛び越えて地面に着地した。
黒虎は仲間が倒されて怒ったのか、地面に降りたリーシャを見ると猛然とダッシュで突っ込んできた。
リーシャは慌てた様子も無く、ゆっくりと歩きながら剣を抜いて右手に持っている。リーシャの剣は両刃だが細身のタイプでレイピアに近い物だった。黒虎との距離が近づいてもゆっくりと歩いていて行くと、距離が10メートルもなくなったところで、虎が飛びかかって来た。
-危ない!
全員がそう思った瞬間にリーシャの体がゆらりと右に動いたように見えた。さっきまでリーシャが居た場所を跳躍していく黒虎の胸からレイピアの柄が生えている。
-すれ違いざまに刺したのか!?
黒虎が着地した前足には力が無く、そのまま顔から地面に激突して動かなくなった。胸からは大量の血が流れだし、周囲の地面を黒く濡らしている。リーシャは胸に刺さった剣を抜いて、黒虎の背中で剣の血を拭ってからエアカーゴに向かって歩いて来た。
「スゲェ・・・」
ダイスケの感嘆の言葉以外にないだろう。何の力みも無く歩いて行き、飛びかかってきた時に一撃で仕留めた。
エアカーゴを近づけて地面に降ろすとリーシャは何事も無かったのように飛び乗って来た。
「まあ、あまり良い倒し方では無かったな。お前たちが言うように、思ったより大きかったから、一撃で倒すには心臓を刺すしかなかったのだ。剣を手から離すのは邪道だから、真似はするなよ」
-いや、誰も真似はできないって・・・
「リーシャさん、相手が飛びかかるまで待っていたんですか?」
「そうだ、あの手の魔獣は必ず飛びかかって来るからな。その時が一番仕留めやすい。もっとも、相手より早く動けなければ意味は無いがな」
「後の先ってやつですね・・・、判っていてもよっぽど自身が無いと出来ないですよ」
コーへイが尊敬のまなざしでリーシャを見ていた。タケルもエルフの長老が里を救ったお礼にリーシャを同行させると言った時には、その価値を理解していなかったが、リーシャの凄さをここに来て初めて理解した。
「相手が飛びかかるタイミングはどうやったら判るんですか?」
「それも呼吸だ。お前やあの魔獣は襲う前に必ず息を止めてから動き出している。その呼吸を見極めて動き出せば良いのだ。それから、お前は剣を振るう時にあんなに振りかぶってはダメだ。相手を仕留める最小限の動きにしなければな」
「なるほど、では・・・」
コーヘイはリーシャ道場へ入門しそうな勢いで質問を重ねて行く。タケルは自分達とリーシャの違いに気がついていた。タケル達は武術の延長線上で強くなろうとしていたが、リーシャ達は相手の息の根を止める方法を極めようとしているのだ。やはり、狩り主体で生活しているエルフと農耕中心の人間では戦い方の発想が違っている。
魔竜との戦いは武術大会では無いから、リーシャにもっと教えてもらう事があるはずだった。タケルはコーヘイとリーシャのやり取りに耳を傾けながら、エアカーゴを東の山に向けて飛ばしつづけた。
~第16次派遣3日目~
巨大な黒虎を3人がかりで何とか仕留めて、エアカーゴに戻るとリーシャが不機嫌な表情を浮かべていた。
「お前達の今のは何だったんだ?」
「何だった・・・て、コンビネーションで上手く倒せたと思うけど」
「ふん、あのぐらいの魔獣を一人で倒せんとはな。私なら一本の矢か一振りの剣で倒せるぞ」
リーシャは自分だけが戦いに参加できなかったのが不満だったようだ。それにしても、あの大きな虎を矢で倒すことが出来ると言うのは本当なのだろうか?
「そうなの? でも、かなり大きいし動きが早かったからな・・・」
「あっちに、他のがいるから私が手本を見せてやる。だから、早くこれを飛ばしてくれ」
リーシャが指さす方を見るが、今回も何も見えない。だが、スマホに毒された現代人とは次元の異なる視力なのだろうから、間違いでは無いはずだ。タケルは言われた通りにエアカーゴを飛ばして、次の魔獣の元へと向かった。
示された方角に飛ぶと、黒い点が二つ見えて来て二頭の黒虎だと判った。
「どうする? 2頭はやばいんじゃない?」
「つまらぬことを・・・、もう少し近寄ったらその場所でこれを止めてくれ・・・、ここで良いぞ」
リーシャは黒虎から100メートル程離れた場所でエアカーゴを止めさせた。
「どうするの? 弓矢でここから・・・」
タケルが問いかけている間に、リーシャは背中の大きな弓を降ろして矢を番えながら構えたと同時に矢を放った。狙いを定めると言うような”間”は一切なかった。
-ブンッ!
大きな弓の弦が弾かれた音が聞えると、放たれた矢は黒虎の顔に吸い込まれるように突き立って、黒虎はその場で横倒しになった。
「え、えぇー!! 一発なの? でも、あんなに大きいし矢が当たっても致命傷にならないだろ!?」
「何を言っている。狙っているのは目だけだ。どれだけ固い頭の骨でも、目は鍛えられないからな。目を射抜けば確実に仕留められる」
-いやいや! 目を狙うって!?
「でも、この距離で目を狙うって・・・、風もあるし相手も動くでしょ?」
コーヘイも驚きで目を見開いていた。
「風は見えるではないか、それに獲物の呼吸を見ているからな。動けないときに矢が届くのだ」
「・・・」
タケルもコーヘイも絶句していた。風が見える? 相手の呼吸を見ている? 言っている意味が全然判らなかったが、目の前で仕留められた以上は嘘では無いのだろう。
「よし、じゃあ、次は剣で仕留めてやるから、もう少し寄せてから地面に近づけてくれ」
「一人で行くの? 弓は上からだから大丈夫だけど、地上で一人は危ないんじゃないか?」
「お前たちと一緒にするな。私はエルフの戦士だぞ」
タケル達を冷ややかな目で見て、エアカーゴが地面に近づくとリーシャはひらりと地面に飛び降りた。
「格好良い~!」
思わずマユミが声を漏らしたが、タケルも飛び降りる仕草に見とれてしまった。体重が無くなったかのように縁を飛び越えて地面に着地した。
黒虎は仲間が倒されて怒ったのか、地面に降りたリーシャを見ると猛然とダッシュで突っ込んできた。
リーシャは慌てた様子も無く、ゆっくりと歩きながら剣を抜いて右手に持っている。リーシャの剣は両刃だが細身のタイプでレイピアに近い物だった。黒虎との距離が近づいてもゆっくりと歩いていて行くと、距離が10メートルもなくなったところで、虎が飛びかかって来た。
-危ない!
全員がそう思った瞬間にリーシャの体がゆらりと右に動いたように見えた。さっきまでリーシャが居た場所を跳躍していく黒虎の胸からレイピアの柄が生えている。
-すれ違いざまに刺したのか!?
黒虎が着地した前足には力が無く、そのまま顔から地面に激突して動かなくなった。胸からは大量の血が流れだし、周囲の地面を黒く濡らしている。リーシャは胸に刺さった剣を抜いて、黒虎の背中で剣の血を拭ってからエアカーゴに向かって歩いて来た。
「スゲェ・・・」
ダイスケの感嘆の言葉以外にないだろう。何の力みも無く歩いて行き、飛びかかってきた時に一撃で仕留めた。
エアカーゴを近づけて地面に降ろすとリーシャは何事も無かったのように飛び乗って来た。
「まあ、あまり良い倒し方では無かったな。お前たちが言うように、思ったより大きかったから、一撃で倒すには心臓を刺すしかなかったのだ。剣を手から離すのは邪道だから、真似はするなよ」
-いや、誰も真似はできないって・・・
「リーシャさん、相手が飛びかかるまで待っていたんですか?」
「そうだ、あの手の魔獣は必ず飛びかかって来るからな。その時が一番仕留めやすい。もっとも、相手より早く動けなければ意味は無いがな」
「後の先ってやつですね・・・、判っていてもよっぽど自身が無いと出来ないですよ」
コーへイが尊敬のまなざしでリーシャを見ていた。タケルもエルフの長老が里を救ったお礼にリーシャを同行させると言った時には、その価値を理解していなかったが、リーシャの凄さをここに来て初めて理解した。
「相手が飛びかかるタイミングはどうやったら判るんですか?」
「それも呼吸だ。お前やあの魔獣は襲う前に必ず息を止めてから動き出している。その呼吸を見極めて動き出せば良いのだ。それから、お前は剣を振るう時にあんなに振りかぶってはダメだ。相手を仕留める最小限の動きにしなければな」
「なるほど、では・・・」
コーヘイはリーシャ道場へ入門しそうな勢いで質問を重ねて行く。タケルは自分達とリーシャの違いに気がついていた。タケル達は武術の延長線上で強くなろうとしていたが、リーシャ達は相手の息の根を止める方法を極めようとしているのだ。やはり、狩り主体で生活しているエルフと農耕中心の人間では戦い方の発想が違っている。
魔竜との戦いは武術大会では無いから、リーシャにもっと教えてもらう事があるはずだった。タケルはコーヘイとリーシャのやり取りに耳を傾けながら、エアカーゴを東の山に向けて飛ばしつづけた。
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