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《野原の章》
野原の領域の再調査①
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碧の依頼で野原の領域を再調査する事になっ青と梓は、野原の聖霊の翠に手伝って貰いながら、野原の領域内を再度調査しています。
「梓、今度はどこに行くつもりなの?」
「前の時は農産物を見に行こうと思ってるんだけど?いいかなぁ」
「ええぇ~、野菜を見に行くの~?」
「姉さんはイヤかもしれないけど、人が生きていくのに必要なモノだからね」
「まあね~。一番大事よね!」
「そう言う事!!」
「じゃぁ、行きますかね。梓」
「姉さん。今回は野菜なんだけど、どんな野菜が食べてみたい?」
「えぇ、食べるの?」
「うん、食べたい野菜」
「どうしてよ!」
「だってさ、食べたい野菜の方が話を聞きやすいだろう?」
「まあ、そうね」
「だろう!!だから、好きな野菜は?姉さん」
「ええぇと、私はトマトがいいわね」
「へぇ、姉さんはトマトかぁ。じゃぁ僕はイモにしようかな」
「ちょっと、なんでイモなのよ!」
「え、主食にもデザートにもなるからだけど」
「はぁ、わかったわ。……行きましょう」
「はいはい、行きますか」
青と梓は八百屋で買う野菜を前もって決めて、八百屋に向かいました。そして野菜をみる振りをしながら、調査を開始します。
「いらっしゃい!!何を包みますか?」
「あの、ちょっと聞きたいんですが……」
「へぇ、どんな事で?」
「ええとですね、今はどんなイモが美味しいのかなぁと思って……」
「ちょっと、梓。何聞いてんのよ!いい加減にしなさいよ!」
「なに言ってんのさ、姉さん。こう言う事は八百屋さんに聞くのが一番いいんだよ。ねぇ、オヤジさん」
「そうですぜ、ねぇさん。野菜の事なら何でも聞いておくんな!」
「そうだってさ、姉さん。ねぇ、さっきの質問だけどさ、イモはなにがいい?」
「そうさなぁ、今ならどんなイモも旨いが……、強いて言うならジャガイモかなぁ」
「そうなんですね。じゃぁジャガイモを一盛りください」
「あいよ。もうちょっと経つとサツマイモだなぁ」
「そうなんですか?じゃぁまた来ますね!」
「おお、まいど!よろしく頼むよ」
「ああ、そうだ。オヤジさん、トマトも頼みます」
「トマトね、あいよ。ミニと普通のと、どっちだい?」
「姉さん、どっちにするの?」
「(梓、あんた同類になってるわよ)そうね、ミニトマトがいいわ」
「(なに言ってんの)オヤジさん、ミニでお願いします」
「ああ、ミニね。ジャガイモとミニトマトを一盛りずつな」
「はい、それでお願いします。お幾らになります?」
「そうさなぁ、ジャガイモは銅貨3枚、ミニトマトが銅貨2枚の合わせて銅貨5枚だな」
「じゃぁ銅貨5枚ね。確認してよ。オヤジさん」
「おいおい、ツケで無くていいのかい?」
「え、ツケで買えるの?オヤジさん」
「なんだい、知らなかったのかい?」
「ええ、僕達は最近越してきたので」
「そうかい。(……大きな声じゃ言えないが、貴族様はよくツケで買っていくんだ)」
八百屋の店主が調査をしているツケについて話しかけてきました。大声で話せるコトではない為、小声で店主は話します。
「(そうなんですね。オヤジさんとこも?)」
「(イヤ、オレんとこはないがな)」
「(どんな所でツケで買っていくんです)」
「(そうだな……。オレの幼馴染みの宝飾品と家具を扱ってる店がやられたな)」
「(そうですか)オヤジさん、僕達、家具店にも行ってみたいんだけど、いい所を紹介してもらえないかな?」
「ほぅそうかい。じゃぁオレの幼馴染みの店に行ってみるかい」
「お願いしますよ。いいよね、姉さん」
「もう梓に任せるわ」
「じゃぁオヤジさん、お願いします」
「ホントに良かったのかい。そりゃ、オレは幼馴染みんとこで買ってもらえりゃ嬉しいが……」
「ええ、大丈夫ですよ。お願いしますよ。ああ、地図を書いて貰えないですか?」
「ああ、いいよ。ちょっと待ってな。まずは野菜だ。ジャガイモとミニトマトな。代金もちょうどだったな」
「はい、お願いしますね」
「じゃぁ、書いてくるから……」
梓は八百屋の店主に幼馴染みを紹介してもらう事に成功しました。これで調査が進むとホクソ笑んでいました。しばらくすると、地図を書いていた店主が帰ってきました。
「おお、待たせたな。これが地図だ。看板が出てるから近くに行けばわかるはずだ」
「……ありがとうございます。行ってみますね」
「ああ、まいどあり!!」
梓と青はジャガイモとミニトマトを買って、八百屋から離れました。次は八百屋の店主の幼馴染みの家具屋に行く事にしました。
「梓、今度はどこに行くつもりなの?」
「前の時は農産物を見に行こうと思ってるんだけど?いいかなぁ」
「ええぇ~、野菜を見に行くの~?」
「姉さんはイヤかもしれないけど、人が生きていくのに必要なモノだからね」
「まあね~。一番大事よね!」
「そう言う事!!」
「じゃぁ、行きますかね。梓」
「姉さん。今回は野菜なんだけど、どんな野菜が食べてみたい?」
「えぇ、食べるの?」
「うん、食べたい野菜」
「どうしてよ!」
「だってさ、食べたい野菜の方が話を聞きやすいだろう?」
「まあ、そうね」
「だろう!!だから、好きな野菜は?姉さん」
「ええぇと、私はトマトがいいわね」
「へぇ、姉さんはトマトかぁ。じゃぁ僕はイモにしようかな」
「ちょっと、なんでイモなのよ!」
「え、主食にもデザートにもなるからだけど」
「はぁ、わかったわ。……行きましょう」
「はいはい、行きますか」
青と梓は八百屋で買う野菜を前もって決めて、八百屋に向かいました。そして野菜をみる振りをしながら、調査を開始します。
「いらっしゃい!!何を包みますか?」
「あの、ちょっと聞きたいんですが……」
「へぇ、どんな事で?」
「ええとですね、今はどんなイモが美味しいのかなぁと思って……」
「ちょっと、梓。何聞いてんのよ!いい加減にしなさいよ!」
「なに言ってんのさ、姉さん。こう言う事は八百屋さんに聞くのが一番いいんだよ。ねぇ、オヤジさん」
「そうですぜ、ねぇさん。野菜の事なら何でも聞いておくんな!」
「そうだってさ、姉さん。ねぇ、さっきの質問だけどさ、イモはなにがいい?」
「そうさなぁ、今ならどんなイモも旨いが……、強いて言うならジャガイモかなぁ」
「そうなんですね。じゃぁジャガイモを一盛りください」
「あいよ。もうちょっと経つとサツマイモだなぁ」
「そうなんですか?じゃぁまた来ますね!」
「おお、まいど!よろしく頼むよ」
「ああ、そうだ。オヤジさん、トマトも頼みます」
「トマトね、あいよ。ミニと普通のと、どっちだい?」
「姉さん、どっちにするの?」
「(梓、あんた同類になってるわよ)そうね、ミニトマトがいいわ」
「(なに言ってんの)オヤジさん、ミニでお願いします」
「ああ、ミニね。ジャガイモとミニトマトを一盛りずつな」
「はい、それでお願いします。お幾らになります?」
「そうさなぁ、ジャガイモは銅貨3枚、ミニトマトが銅貨2枚の合わせて銅貨5枚だな」
「じゃぁ銅貨5枚ね。確認してよ。オヤジさん」
「おいおい、ツケで無くていいのかい?」
「え、ツケで買えるの?オヤジさん」
「なんだい、知らなかったのかい?」
「ええ、僕達は最近越してきたので」
「そうかい。(……大きな声じゃ言えないが、貴族様はよくツケで買っていくんだ)」
八百屋の店主が調査をしているツケについて話しかけてきました。大声で話せるコトではない為、小声で店主は話します。
「(そうなんですね。オヤジさんとこも?)」
「(イヤ、オレんとこはないがな)」
「(どんな所でツケで買っていくんです)」
「(そうだな……。オレの幼馴染みの宝飾品と家具を扱ってる店がやられたな)」
「(そうですか)オヤジさん、僕達、家具店にも行ってみたいんだけど、いい所を紹介してもらえないかな?」
「ほぅそうかい。じゃぁオレの幼馴染みの店に行ってみるかい」
「お願いしますよ。いいよね、姉さん」
「もう梓に任せるわ」
「じゃぁオヤジさん、お願いします」
「ホントに良かったのかい。そりゃ、オレは幼馴染みんとこで買ってもらえりゃ嬉しいが……」
「ええ、大丈夫ですよ。お願いしますよ。ああ、地図を書いて貰えないですか?」
「ああ、いいよ。ちょっと待ってな。まずは野菜だ。ジャガイモとミニトマトな。代金もちょうどだったな」
「はい、お願いしますね」
「じゃぁ、書いてくるから……」
梓は八百屋の店主に幼馴染みを紹介してもらう事に成功しました。これで調査が進むとホクソ笑んでいました。しばらくすると、地図を書いていた店主が帰ってきました。
「おお、待たせたな。これが地図だ。看板が出てるから近くに行けばわかるはずだ」
「……ありがとうございます。行ってみますね」
「ああ、まいどあり!!」
梓と青はジャガイモとミニトマトを買って、八百屋から離れました。次は八百屋の店主の幼馴染みの家具屋に行く事にしました。
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