184 / 304
第7章
第320話 クライスSIDE 魔力風邪① ※
しおりを挟む
キルナが魔力風邪にかかった。とくに珍しい病気ではないのだが、魔力が極端に少ないキルナにとってはかなり厄介な病だった。
魔力が減ったり増えたりするこの病気。魔力の絶対量が多い人間にとって多少魔力量が上下することは、それほど問題ではない。
しかし元々魔力が少ない人間にとって魔力量の増減は体に大きな影響を与える。減るとすぐに魔力は枯渇し、増えるとすぐに過多になって魔力酔いを起こしてしまう。魔力が20しかない彼は常に魔力枯渇と魔力酔いの脅威に晒され、不安定な状態が続いていた。
さらに、魔力を安定させるための薬が飲めない、というのも問題だった。魔力を放出するのも吸収するのも薬以外の手段に頼らざるを得ない。
ーーそれは想像以上に大変な闘病生活の始まりを意味していた。
学園を2週間休むことに決め、つきっきりで看病をはじめて3日目。あまりの大変さに開始早々身体は悲鳴を上げていた。
今日も朝からロイルとギアが様子を見にきてくれたが、二人は俺を見るなりギョッとした顔をして恐る恐る尋ねてくる。
「クライス様。大丈夫ですか?」
「何がだ」
「いえ、目の下にかなり濃いクマが」
「ああ、大丈夫だ……」
「キルナ様の看病、我々が代りましょうか?」
「いや、いい……」
ずっとついて看病している自分に、彼らのように交代を申し出てくれる者もいたが、全て断った。交代できるはずがない。
(今のキルナは、誰にも見せられない……)
昼休みに部屋のベルが鳴った。出てみれば、ピンクゴールドの派手な髪色に負けないくらい整った顔立ちの男が、大きな花束と、うさぎかなにかのぬいぐるみを抱えている。
「キル兄様が魔力風邪だと聞き、お見舞いに伺いました。これ、兄様が好きなジーンとラーズの花束です。あと、兄様が好きなポポの実の蜂蜜漬けと、メフメフのぬいぐるみを持ってきました。これは兄様に似てたからつい買っちゃって……」
「ああ、ありがとう。渡しておく」
「あ、自分で渡すので大丈夫です。キル兄様は僕が看病するので、クライス王子は休んでいてください。ってあっ、何でドア閉めるんですか! 王子!?」
「看病は俺がするからお前は帰れ」
「僕に看病させてくださいっ!」と、しばらくドアを叩く音が聞こえていたが無視した。ユジン……こいつは論外だ。キルナへの重すぎる愛が鬱陶しいことこの上ない。花を花瓶に生けていると、後ろでもぞもぞと動く気配がした。
「ん……ふぁ……」
まだ高い熱がひかないキルナは基本一日中寝ているが、ベルの音とドア前でのユジンとのやりとりで目が覚めたらしい。目をこしこし擦りながらむくりと体を起こした。
「誰か…来てた?」
「ああ、ユジンが見舞いの花束やらぬいぐるみを渡しに来てくれた。もう帰った(帰らせた)が」
「そう……。あ、可愛い。おっきなうさぎのぬいぐるみ……。抱っこさせて」
手を広げる彼にぬいぐるみを渡すともふっと顔を埋めて喜んでいる。
「うさぎじゃなくてメフメフらしいぞ」
と一応伝えておいたが聞いているのか怪しい。それにしても……、
キルナが可愛い可愛いと大きなぬいぐるみを抱く姿は天使すぎる。あの弟のチョイスだということが腹立たしいが、うさぎのルームウェアのキルナとメフメフ……。ルーファスでなくても鼻血が出そうなとんでもない組み合わせだ。
まずい、このままでは悶え死んでしまう……。鼻を押さえて蹲りそうになっていると、彼に呼ばれた。
「はぁ…クライスぅ…熱いよぉ。……こっちきて手伝って」
「ああ。わかった……が、ちょっと待ってくれ」
彼はもぞもぞとズボンとパンツを脱いでシャツだけの状態になり、ちょんとベッドに座って待っている。
(また……あの手伝いか……この視覚の威力と合わせるとすごい忍耐力が必要だ)
目を瞑って自分の意識を性から切り離すことに集中する。
(魔力が多いから出す。その手伝いをするだけ。それだけだ。他のことは考えてはいけない)
もう何度もしているのに、毎回こうして心を奮い立たせて自制心を掻き集めなければならなかった。
俺は招かれるままベッドボードのクッションにもたれかかるように座った。キルナは俺に背中を預けて座ると、真っ白くしなやかな脚を大きく広げ「お願い、触って」と見上げてくる。手に持ったメフメフをきゅうっと抱いたままのおねがいポーズ(しかも射精の手伝いを頼まれている自分という状況)に眩暈がした。
(く…だめだ。無心になれ!)
期待と熱を秘め潤んだ金の瞳に怯みつつ、ピンクのペニスを優しく上下に擦れば、小さな穴がぱくぱくと開きとろとろと先走りが溢れる。くちゅくちゅと卑猥な音がしはじめると、彼も「くぅ~ん」と子犬のように鳴き、快感を味わっていることがわかった。
「ふぁ……ああ……っああ」
「気持ちがいいのか?」
「ん……いぁぅ……いぃ…よぉ…ん…ん…」
素直によがって甘える姿が可愛い。だがもちろん無理はさせられない。落ち着くまで射精させると、服を整えて寝かせてやった。そしておまじないのキス。ぬいぐるみを抱きしめすやすやと眠っている姿を確認すると、そっとベッドから離れた。
シャワー室に入り、限界状態の自分のそれをさっさと処理する。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
キルナの痴態を思い出すだけで何度でもイケる。一人で処理なんて虚しい行為だとも思うが、理性を保てるように体調管理は絶対に欠かせない。
メフメフと天使の寝顔という最強の組み合わせを思い出すと、これからの時間は前以上に危険な気がして、今日はいつもより余分に抜いておいた。
魔力が減ったり増えたりするこの病気。魔力の絶対量が多い人間にとって多少魔力量が上下することは、それほど問題ではない。
しかし元々魔力が少ない人間にとって魔力量の増減は体に大きな影響を与える。減るとすぐに魔力は枯渇し、増えるとすぐに過多になって魔力酔いを起こしてしまう。魔力が20しかない彼は常に魔力枯渇と魔力酔いの脅威に晒され、不安定な状態が続いていた。
さらに、魔力を安定させるための薬が飲めない、というのも問題だった。魔力を放出するのも吸収するのも薬以外の手段に頼らざるを得ない。
ーーそれは想像以上に大変な闘病生活の始まりを意味していた。
学園を2週間休むことに決め、つきっきりで看病をはじめて3日目。あまりの大変さに開始早々身体は悲鳴を上げていた。
今日も朝からロイルとギアが様子を見にきてくれたが、二人は俺を見るなりギョッとした顔をして恐る恐る尋ねてくる。
「クライス様。大丈夫ですか?」
「何がだ」
「いえ、目の下にかなり濃いクマが」
「ああ、大丈夫だ……」
「キルナ様の看病、我々が代りましょうか?」
「いや、いい……」
ずっとついて看病している自分に、彼らのように交代を申し出てくれる者もいたが、全て断った。交代できるはずがない。
(今のキルナは、誰にも見せられない……)
昼休みに部屋のベルが鳴った。出てみれば、ピンクゴールドの派手な髪色に負けないくらい整った顔立ちの男が、大きな花束と、うさぎかなにかのぬいぐるみを抱えている。
「キル兄様が魔力風邪だと聞き、お見舞いに伺いました。これ、兄様が好きなジーンとラーズの花束です。あと、兄様が好きなポポの実の蜂蜜漬けと、メフメフのぬいぐるみを持ってきました。これは兄様に似てたからつい買っちゃって……」
「ああ、ありがとう。渡しておく」
「あ、自分で渡すので大丈夫です。キル兄様は僕が看病するので、クライス王子は休んでいてください。ってあっ、何でドア閉めるんですか! 王子!?」
「看病は俺がするからお前は帰れ」
「僕に看病させてくださいっ!」と、しばらくドアを叩く音が聞こえていたが無視した。ユジン……こいつは論外だ。キルナへの重すぎる愛が鬱陶しいことこの上ない。花を花瓶に生けていると、後ろでもぞもぞと動く気配がした。
「ん……ふぁ……」
まだ高い熱がひかないキルナは基本一日中寝ているが、ベルの音とドア前でのユジンとのやりとりで目が覚めたらしい。目をこしこし擦りながらむくりと体を起こした。
「誰か…来てた?」
「ああ、ユジンが見舞いの花束やらぬいぐるみを渡しに来てくれた。もう帰った(帰らせた)が」
「そう……。あ、可愛い。おっきなうさぎのぬいぐるみ……。抱っこさせて」
手を広げる彼にぬいぐるみを渡すともふっと顔を埋めて喜んでいる。
「うさぎじゃなくてメフメフらしいぞ」
と一応伝えておいたが聞いているのか怪しい。それにしても……、
キルナが可愛い可愛いと大きなぬいぐるみを抱く姿は天使すぎる。あの弟のチョイスだということが腹立たしいが、うさぎのルームウェアのキルナとメフメフ……。ルーファスでなくても鼻血が出そうなとんでもない組み合わせだ。
まずい、このままでは悶え死んでしまう……。鼻を押さえて蹲りそうになっていると、彼に呼ばれた。
「はぁ…クライスぅ…熱いよぉ。……こっちきて手伝って」
「ああ。わかった……が、ちょっと待ってくれ」
彼はもぞもぞとズボンとパンツを脱いでシャツだけの状態になり、ちょんとベッドに座って待っている。
(また……あの手伝いか……この視覚の威力と合わせるとすごい忍耐力が必要だ)
目を瞑って自分の意識を性から切り離すことに集中する。
(魔力が多いから出す。その手伝いをするだけ。それだけだ。他のことは考えてはいけない)
もう何度もしているのに、毎回こうして心を奮い立たせて自制心を掻き集めなければならなかった。
俺は招かれるままベッドボードのクッションにもたれかかるように座った。キルナは俺に背中を預けて座ると、真っ白くしなやかな脚を大きく広げ「お願い、触って」と見上げてくる。手に持ったメフメフをきゅうっと抱いたままのおねがいポーズ(しかも射精の手伝いを頼まれている自分という状況)に眩暈がした。
(く…だめだ。無心になれ!)
期待と熱を秘め潤んだ金の瞳に怯みつつ、ピンクのペニスを優しく上下に擦れば、小さな穴がぱくぱくと開きとろとろと先走りが溢れる。くちゅくちゅと卑猥な音がしはじめると、彼も「くぅ~ん」と子犬のように鳴き、快感を味わっていることがわかった。
「ふぁ……ああ……っああ」
「気持ちがいいのか?」
「ん……いぁぅ……いぃ…よぉ…ん…ん…」
素直によがって甘える姿が可愛い。だがもちろん無理はさせられない。落ち着くまで射精させると、服を整えて寝かせてやった。そしておまじないのキス。ぬいぐるみを抱きしめすやすやと眠っている姿を確認すると、そっとベッドから離れた。
シャワー室に入り、限界状態の自分のそれをさっさと処理する。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
キルナの痴態を思い出すだけで何度でもイケる。一人で処理なんて虚しい行為だとも思うが、理性を保てるように体調管理は絶対に欠かせない。
メフメフと天使の寝顔という最強の組み合わせを思い出すと、これからの時間は前以上に危険な気がして、今日はいつもより余分に抜いておいた。
339
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も皆の小話もあがります。
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
【本編完結】処刑台の元婚約者は無実でした~聖女に騙された元王太子が幸せになるまで~
TOY
BL
【本編完結・後日譚更新中】
公開処刑のその日、王太子メルドは元婚約者で“稀代の悪女”とされたレイチェルの最期を見届けようとしていた。
しかし「最後のお別れの挨拶」で現婚約者候補の“聖女”アリアの裏の顔を、偶然にも暴いてしまい……!?
王位継承権、婚約、信頼、すべてを失った王子のもとに残ったのは、幼馴染であり護衛騎士のケイ。
これは、聖女に騙され全てを失った王子と、その護衛騎士のちょっとズレた恋の物語。
※別で投稿している作品、
『物語によくいる「ざまぁされる王子」に転生したら』の全年齢版です。
設定と後半の展開が少し変わっています。
※後日譚を追加しました。
後日譚① レイチェル視点→メルド視点
後日譚② 王弟→王→ケイ視点
後日譚③ メルド視点
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。