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第8章
第428話 クライスSIDE ユジンの呪いと聖女⑥ 月光茶
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「はぁ……はぁ……はぁ……」
なんという悪夢。
危機一髪というところでようやく戻ってきた先には、ビエラに対し頭を下げ、大げさに謝るノエルの姿があった。
「も、申し訳ありませんビエラ様!! お怪我はありませんでしたか!? 美しい調度品に見惚れていたら躓いてしまい……」
「まあ、ノエル様はそそっかしいのですね。別に鏡の一つや二つ構いませんわ。お気になさらないで」
「本当にすみませんでした!! すぐに割れた鏡を片づけますね」
彼らのやりとりを見ているうちに、ぼんやりとしていた意識がクリアになっていく。頭の中の白い靄が晴れてすっきりしてきた頃、テキパキと片付けを終えた二人が席に戻ってきた。
“大丈夫ですか、クライス様。これですべて撤去できたはずですが”
“この部屋、あちこち鏡だらけでこっそり転移魔法をかけるのが大変でした。大きいのはどうやったってバレそうだったので、割っちゃいましたけど”
あの大きな音は、ノエルが鏡を割った音だったらしい。等身大の大きな鏡が割れると同時に魔法が解けたようだ。
とすると、やはりさっきの悪夢はビエラの精神魔法と考えて間違いない。直接目を見てはいないが、合わせ鏡に映った彼女の瞳を見てしまうことで、魔法にかかったのだろう。
どんな意図があって彼女が俺にあんな酷い光景を見せたのか不明だが、精神魔法をかけてこようとする相手を前に長居は無用だ。さっさとユジンの呪いを解いてもらえるよう、話を運ばなければ。
「すみません。最近疲れが溜まっているせいか体調が思わしくなく、とんだ粗相を……」
「ふふ、構いませんわ。ちょうどティーセットを新調しようと思っていたところなの。ハート柄には飽きたから次はリボンの柄がついているものが欲しくって」
「そうなのですか。幸いウェンダー商会につてがありますので、ご所望のものをお贈りしましょう。ノエルが割ってしまった鏡も新しいものを用意させていただきます」
「ウェンダー商会といえば、あの流行最先端のものを扱っている商会ね!? 実は私ずっと前からあそこのお品が気になっていたの。うれしいわ!」
魔力暴走である程度力を放出したこともあり、さっきよりは冷静になった気がする。実に貴族らしい表面的な会話を続けながらどう話を切り出そうか思いあぐねていると、優雅な所作で俺たちの前にティーカップを置いた彼女がふと口を開いた。
「あ、そうだわ。そういえば、王子は先ほどユジンの呪いを解いてほしいと仰っていましたね」
「ええ。全身に呪いが浸透している状態で、神官の力ではこれ以上現状が悪化しないよう維持するのが精一杯なのです。聖女様のお力をお借りしないと回復は難しいようで……」
「でしたらユジンの体を私にしばらくお預けください。呪いを解いて元気になったら学園にお返ししますわ」
今までの言動とは打って変わっていかにも聖女らしい提案をしてくるビエラ。
「ユジンの呪いを……解いてくださるのですか?」
「ええ。ユジンは私の大事な子ですもの。必ず治しますわ」
「「ありがとうございます!!」」
撤回されては堪らないと思ったのか、すかさず前のめりで返事をするリオンとノエルに続き、俺も「お力を貸してくださること、感謝いたします」と頭を下げた。
しかし、急にすんなりと協力してくれる流れになったことに、俺は内心首を捻っていた。
正直ビエラという人物のことがよくわからない。わかるのは、キルナにとって毒親であることと、人の話を聞かないこと。
会話が成り立たない上に、聖女の慈悲など全く感じさせないやりとりに、交渉は難航する予感しかなかったが、こんなにあっけなく了承してくれるとは、意外すぎる。
ともあれユジンが彼女の子であることは間違いないし、キルナによれば、彼女は昔からユジンのことはとても大切にしていたという。
ユジンを助けてくれるというのなら、これ以上何も言うことはない。早く父様と母様に報告してキルナの元へ帰ろう。
「それでは治療に必要な道具や施設、その他諸々の用意と手続きは、こちらで進めさせていただきます。ユジンのこと、どうかよろしくお願いします」
「ええ、こちらこそよろしくね。それより冷めないうちに召し上がってくださいな」
自分で入れたハーブティーを勧めてくるビエラに対し、「しきたりですので失礼します」と断ってからリオンが俺のカップの毒味をする。
中身に異常がないことを確認した上で口に含むと、不思議と懐かしい味がした。
「どうかしら?」
「これは……月光茶ですね。とてもおいしいです。母の淹れてくれるお茶の味によく似ています」
「そうでしょう! このお茶の淹れ方はね、昔セレネに教えてもらったの!」
「そう、なのですね」
(なぜ彼女の口から母様の名が出てくるんだ?)
聞きたいことは山ほどあるが、無駄話をしている間に心変わりをされても困るので、あえてその話題には触れずにやり過ごす。
が、少し、いやかなり気になる。そのことは後で母様に聞いてみるとしよう。
「素晴らしいお茶をありがとうございました。それでは我々はこれで失礼致します」
丁寧に挨拶を交わし、これでようやく部屋を出られるーーというタイミングで彼女は言った。
「そうそう、クライス王子。疲れている時は悪夢を見やすいんですって。お気をつけくださいね」
と。
交渉は成功したと言えるのか。なんとも微妙な後味のまま、俺たちは王宮に戻った。
色々あったが……
何はともあれ肝心の約束を取り付けることができた。ビエラは信用ならないが、聖女の力は本物だ。これでユジンは回復するだろう。
次は青フードの捕縛だ。ユジンたちが集めてくれた情報を元に学園内を徹底的に探そう。ユジンは強い。彼と戦って青フードが無傷とは考えにくい。光の魔力の痕跡を辿り、怪我をしている人物を中心に探せば案外早く犯人に辿り着けそうだ。
キルナの契約に関しては、ルーナの花のありかも咲く時期も明らかになっている。あの島には強力な結界を張った上で騎士団を配置し、厳重に守らせているから心配ないだろう。
黒魔法についても、セントラにライン先生が有益な情報を提供してくれたおかげで急激に調査が進展していると、聖女との面会報告の後に父様から聞いた。
この調子で一つ一つ問題を解決していけば、卒業までに全て肩がつくだろう。
少しずつだが前進している、はずなのに……
(なんだこの胸騒ぎは……)
そう、この時の俺はまだ気づいていなかった。
悪夢はまだ終わっていない。
本当の悪夢は、
まさにこれから始まろうとしていたことにーー
なんという悪夢。
危機一髪というところでようやく戻ってきた先には、ビエラに対し頭を下げ、大げさに謝るノエルの姿があった。
「も、申し訳ありませんビエラ様!! お怪我はありませんでしたか!? 美しい調度品に見惚れていたら躓いてしまい……」
「まあ、ノエル様はそそっかしいのですね。別に鏡の一つや二つ構いませんわ。お気になさらないで」
「本当にすみませんでした!! すぐに割れた鏡を片づけますね」
彼らのやりとりを見ているうちに、ぼんやりとしていた意識がクリアになっていく。頭の中の白い靄が晴れてすっきりしてきた頃、テキパキと片付けを終えた二人が席に戻ってきた。
“大丈夫ですか、クライス様。これですべて撤去できたはずですが”
“この部屋、あちこち鏡だらけでこっそり転移魔法をかけるのが大変でした。大きいのはどうやったってバレそうだったので、割っちゃいましたけど”
あの大きな音は、ノエルが鏡を割った音だったらしい。等身大の大きな鏡が割れると同時に魔法が解けたようだ。
とすると、やはりさっきの悪夢はビエラの精神魔法と考えて間違いない。直接目を見てはいないが、合わせ鏡に映った彼女の瞳を見てしまうことで、魔法にかかったのだろう。
どんな意図があって彼女が俺にあんな酷い光景を見せたのか不明だが、精神魔法をかけてこようとする相手を前に長居は無用だ。さっさとユジンの呪いを解いてもらえるよう、話を運ばなければ。
「すみません。最近疲れが溜まっているせいか体調が思わしくなく、とんだ粗相を……」
「ふふ、構いませんわ。ちょうどティーセットを新調しようと思っていたところなの。ハート柄には飽きたから次はリボンの柄がついているものが欲しくって」
「そうなのですか。幸いウェンダー商会につてがありますので、ご所望のものをお贈りしましょう。ノエルが割ってしまった鏡も新しいものを用意させていただきます」
「ウェンダー商会といえば、あの流行最先端のものを扱っている商会ね!? 実は私ずっと前からあそこのお品が気になっていたの。うれしいわ!」
魔力暴走である程度力を放出したこともあり、さっきよりは冷静になった気がする。実に貴族らしい表面的な会話を続けながらどう話を切り出そうか思いあぐねていると、優雅な所作で俺たちの前にティーカップを置いた彼女がふと口を開いた。
「あ、そうだわ。そういえば、王子は先ほどユジンの呪いを解いてほしいと仰っていましたね」
「ええ。全身に呪いが浸透している状態で、神官の力ではこれ以上現状が悪化しないよう維持するのが精一杯なのです。聖女様のお力をお借りしないと回復は難しいようで……」
「でしたらユジンの体を私にしばらくお預けください。呪いを解いて元気になったら学園にお返ししますわ」
今までの言動とは打って変わっていかにも聖女らしい提案をしてくるビエラ。
「ユジンの呪いを……解いてくださるのですか?」
「ええ。ユジンは私の大事な子ですもの。必ず治しますわ」
「「ありがとうございます!!」」
撤回されては堪らないと思ったのか、すかさず前のめりで返事をするリオンとノエルに続き、俺も「お力を貸してくださること、感謝いたします」と頭を下げた。
しかし、急にすんなりと協力してくれる流れになったことに、俺は内心首を捻っていた。
正直ビエラという人物のことがよくわからない。わかるのは、キルナにとって毒親であることと、人の話を聞かないこと。
会話が成り立たない上に、聖女の慈悲など全く感じさせないやりとりに、交渉は難航する予感しかなかったが、こんなにあっけなく了承してくれるとは、意外すぎる。
ともあれユジンが彼女の子であることは間違いないし、キルナによれば、彼女は昔からユジンのことはとても大切にしていたという。
ユジンを助けてくれるというのなら、これ以上何も言うことはない。早く父様と母様に報告してキルナの元へ帰ろう。
「それでは治療に必要な道具や施設、その他諸々の用意と手続きは、こちらで進めさせていただきます。ユジンのこと、どうかよろしくお願いします」
「ええ、こちらこそよろしくね。それより冷めないうちに召し上がってくださいな」
自分で入れたハーブティーを勧めてくるビエラに対し、「しきたりですので失礼します」と断ってからリオンが俺のカップの毒味をする。
中身に異常がないことを確認した上で口に含むと、不思議と懐かしい味がした。
「どうかしら?」
「これは……月光茶ですね。とてもおいしいです。母の淹れてくれるお茶の味によく似ています」
「そうでしょう! このお茶の淹れ方はね、昔セレネに教えてもらったの!」
「そう、なのですね」
(なぜ彼女の口から母様の名が出てくるんだ?)
聞きたいことは山ほどあるが、無駄話をしている間に心変わりをされても困るので、あえてその話題には触れずにやり過ごす。
が、少し、いやかなり気になる。そのことは後で母様に聞いてみるとしよう。
「素晴らしいお茶をありがとうございました。それでは我々はこれで失礼致します」
丁寧に挨拶を交わし、これでようやく部屋を出られるーーというタイミングで彼女は言った。
「そうそう、クライス王子。疲れている時は悪夢を見やすいんですって。お気をつけくださいね」
と。
交渉は成功したと言えるのか。なんとも微妙な後味のまま、俺たちは王宮に戻った。
色々あったが……
何はともあれ肝心の約束を取り付けることができた。ビエラは信用ならないが、聖女の力は本物だ。これでユジンは回復するだろう。
次は青フードの捕縛だ。ユジンたちが集めてくれた情報を元に学園内を徹底的に探そう。ユジンは強い。彼と戦って青フードが無傷とは考えにくい。光の魔力の痕跡を辿り、怪我をしている人物を中心に探せば案外早く犯人に辿り着けそうだ。
キルナの契約に関しては、ルーナの花のありかも咲く時期も明らかになっている。あの島には強力な結界を張った上で騎士団を配置し、厳重に守らせているから心配ないだろう。
黒魔法についても、セントラにライン先生が有益な情報を提供してくれたおかげで急激に調査が進展していると、聖女との面会報告の後に父様から聞いた。
この調子で一つ一つ問題を解決していけば、卒業までに全て肩がつくだろう。
少しずつだが前進している、はずなのに……
(なんだこの胸騒ぎは……)
そう、この時の俺はまだ気づいていなかった。
悪夢はまだ終わっていない。
本当の悪夢は、
まさにこれから始まろうとしていたことにーー
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