122 / 156
トラウマ編
カミサマ
しおりを挟む
一方の悠貴・舞ペアは、若女将を不安に陥れた元凶という自覚があるためか、真理亜達とは違い真面目に鷹峯の捜索に当たっていた。
「もう、結局全部のお風呂を見て回ったけどどこにもいないじゃないっ」
本館に十以上ある全ての浴場を見て回ったものの、二人は鷹峯を見つけるに至らなかった。
最後に悠貴が大浴場の男湯を覗きに行き、舞はそれを外の待合スペースに座って待っているところだ。
「鷹峯先生どこ行っちゃったのかしら……痛っ」
突如、口腔内にピリッとした痛みが走る。食事中に口内炎が出来ている事に気付いてから、時々思い出したように沁みる。
(っ……)
内心舌打ちをする。発熱する前に、いつも決まって口内炎が出来るのだ。これはその予兆なのだと、長年の経験からすぐに理解した。
(せめて明日の朝帰るまでは熱が出なければ良いけど……)
舌先で口内炎をつつきながら、舞がそう考えていた時だった。
「お姉ちゃん、何してるの?」
突然、横から声をかけられ、舞は驚いてそちらを向いた。
(……子ども?)
浴衣を着た少年だった。暗い照明のせいかやけに血色が悪い。ここに泊まっている旅行客のうちの一人だろうか。
「あら、僕どうしたのかしら。迷子?」
舞は少年の言葉には答えず、逆に質問した。一方の少年もまた、舞の質問には答えない。黙って見つめ返すその瞳が、全てを見透かされているようで居心地が悪い。
やがて少年は、その小さな手をそっと伸ばした。
「お姉ちゃん、喉痛いんだ」
「っ……!?」
舞は反射的に、少年の手を振り払った。首に僅かに触れた指先は氷のように冷たくてゾッとする。
「……あんた何? 親は?」
子どもはあまり好きではない。舞は低い声で尋ねる。
「いるよ。でもあんまり会えないの。ボクは『カミサマ』だから」
「はぁ?」
訳が分からない。言葉の真意が読み取れず、思わず顔が引き攣る。
「確かに、貧乏神って感じだわ。辛気臭いガキ」
心の奥底を覗き込むような少年の瞳に、嫌悪感から冷たい声音でそう吐き捨てる。それでも尚、少年は暗い瞳で舞を見つめ続けた。
「……なによ。早くどっか行きなさい」
子供相手に何をムキになっているのだろう。途端に冷静になり、気まずさから舞は視線を逸らし少年を手で追い払う。
しかし少年は、やはり何かを見透かすような瞳で、そこに佇むとこう呟いた。
「お姉ちゃん……病気なの?」
「……何ですって?」
再び、舞は少年に鋭い視線を向ける。
「治らないの?」
「っ……」
少年の純粋な瞳と目が合う。じっと見つめ合っていると、何故か本当の事を言わなければならないような気にさせられる。
「……治るわよ。手術すればね」
観念したようにそう呟く舞に、少年はきょとんとした様子で首を傾げた。
「手術するの?」
「っ……しない、したくないのよ」
無意識に、手を首に持っていく。少しだけ痛み始めた喉を、指先でそっと触れる。
「喉、痛い? それなら、これあげる」
少年は半纏の中に手を入れると、取り出した何かを舞に手渡した。
「勇気が出る飴だよ、お姉ちゃん」
反射的に受け取った手のひらに、コロンとした飴玉がひとつ乗っていた。
「あ、ありがとう……」
顔を上げると、少年は既に走り去り、廊下の向こうへと消えていくところだった。
「あっ、ちょっと!」
「何だよ、大きい声出して」
舞が立ち上がったその時、丁度悠貴が男湯の暖簾をくぐってこちらへやってきた。ここにも鷹峯はいなかったようだ。
「何か変な子どもに絡まれたの……」
「はぁ? 絡んだの間違いだろ。なんだそれ……飴?」
呆然と立ち竦む舞の手のひらを、悠貴が不思議そうに見つめる。
「その子どもがくれたのよ……喉が痛いならあげるって」
「はぁっ? お前喉痛いのかよ!?」
悠貴が舞の肩を掴み顔を覗き込む。その剣幕に、舞は思わずたじろいだ。
「べ、別に痛くないわよ! まだ……口内炎が、出来ただけで……」
「バカ! そりゃ熱の出る前兆だろうがっ!」
「し、知ってるの?」
「あたりめーだろ。お前のカルテも読んだし病気についても調べた」
当然のようにそう告げられ、何となく気まずくなり舞は視線を逸らす。
「何か……変態」
「えーえー変態で結構。お前のカルテすっげーな、クレームばっかり」
「う、うるっさいわね! 余計なことまでカルテに書くんじゃないわよっ!」
「カルテってなぁそういうもんなんだよ!」
せっかくその他大勢の前で猫を被っていても、これじゃあ意味が無いじゃないか。まぁ、薄々分かっていた事ではあるが。
「……こんな所で言い争ってても仕方ないし、帰るか」
「……そうね」
当初の目的が鷹峯の捜索であった事を思い出し、二人は一旦縁の間へと戻る事れにする。
途中、通りかかった売店できゃっきゃと土産物を物色する二人組を見つけ、真面目に捜索しているのは自分達だけであったと気が付く。
「……なぁ、何で手術しねぇんだよ。こんなに頻繁に熱出すと仕事にも支障来すだろ」
売店を通り過ぎ暫く歩いたところで、悠貴がそう尋ねた。
「あら、前にも言わなかったかしら。私は恭平に会いたいからあの病棟に入院してるの。手術なんてしちゃったら会えなくなっちゃうじゃない」
さも当然というように窓の外の雪を眺めながらそう宣う舞に、悠貴は呆れたように溜息を吐く。
「嘘だろ、それ。お前嘘つくの下手だな」
「なっ……」
事も無げに告げられ、舞は狼狽えた。顔に熱が集まるのが自分でも分かる。思わず悠貴の顔を振り仰ぐと、彼は見透かすような瞳でこちらを見つめていた。
「はぁっ!? な、何なのよ! 嘘なんかついてないしっ!」
情けない。この反応ではまるで『嘘をついています』と自分で言っているようなものだ。悠貴はますます呆れ顔になる。
「ふん、まぁ俺も、お前のカルテ読んでなかったら騙されてたかもな」
「……どういう意味よ?」
悠貴の言葉に、舞は怪訝な表情で疑問を口にする。
「雨宮だよ。あいつの書いた看護記録の中にあったんだ。『手術が怖いのかと尋ねると、目を逸らし否定した』ってな」
本来、そういった根拠の薄い内容や主観的な表現をカルテに使うのはご法度だ。しかし雛子がこの記録を書いたのは大分入職初期の頃であるし、何とも彼女らしい、と悠貴は笑って見せた。
「あいつ、ぼーっとしているようで実は患者の事よく見てたりするんだよな。それで今注目してたけど、お前やっぱり明後日の方向見てたな」
「……」
(あのまな板女に?)
舞は、ぼんやりした雛子の顔を思い出す。
どん臭くて、いかにも仕事が出来なさそうで、ステーションでは先輩看護師の誰かしらからしょっちゅう怒られている、あの雨宮雛子に。
「私、あんな子に見抜かれてたの……?」
その悔しそうな呟きに、悠貴は苦笑する。
「まぁ、雨宮もそこまで書いてたくせに嘘とは見抜けなかったみたいだな。騙されやすいというか、アセスメントが浅過ぎるというか」
そこが雛子のいい所ではあるが、と悠貴は付け加える。
「で? 何が怖くて、手術しないんだ?」
舞は歩みを止め、観念したように溜息をついた。そしてふと、手のひらに握られたままだった飴玉の存在を思い出す。
『勇気が出る飴だよ、お姉ちゃん』
少年の声を思い出し、思わず苦笑する。
「……死んだのよ。父親が」
舞はぽつりと呟いた。
「もう、結局全部のお風呂を見て回ったけどどこにもいないじゃないっ」
本館に十以上ある全ての浴場を見て回ったものの、二人は鷹峯を見つけるに至らなかった。
最後に悠貴が大浴場の男湯を覗きに行き、舞はそれを外の待合スペースに座って待っているところだ。
「鷹峯先生どこ行っちゃったのかしら……痛っ」
突如、口腔内にピリッとした痛みが走る。食事中に口内炎が出来ている事に気付いてから、時々思い出したように沁みる。
(っ……)
内心舌打ちをする。発熱する前に、いつも決まって口内炎が出来るのだ。これはその予兆なのだと、長年の経験からすぐに理解した。
(せめて明日の朝帰るまでは熱が出なければ良いけど……)
舌先で口内炎をつつきながら、舞がそう考えていた時だった。
「お姉ちゃん、何してるの?」
突然、横から声をかけられ、舞は驚いてそちらを向いた。
(……子ども?)
浴衣を着た少年だった。暗い照明のせいかやけに血色が悪い。ここに泊まっている旅行客のうちの一人だろうか。
「あら、僕どうしたのかしら。迷子?」
舞は少年の言葉には答えず、逆に質問した。一方の少年もまた、舞の質問には答えない。黙って見つめ返すその瞳が、全てを見透かされているようで居心地が悪い。
やがて少年は、その小さな手をそっと伸ばした。
「お姉ちゃん、喉痛いんだ」
「っ……!?」
舞は反射的に、少年の手を振り払った。首に僅かに触れた指先は氷のように冷たくてゾッとする。
「……あんた何? 親は?」
子どもはあまり好きではない。舞は低い声で尋ねる。
「いるよ。でもあんまり会えないの。ボクは『カミサマ』だから」
「はぁ?」
訳が分からない。言葉の真意が読み取れず、思わず顔が引き攣る。
「確かに、貧乏神って感じだわ。辛気臭いガキ」
心の奥底を覗き込むような少年の瞳に、嫌悪感から冷たい声音でそう吐き捨てる。それでも尚、少年は暗い瞳で舞を見つめ続けた。
「……なによ。早くどっか行きなさい」
子供相手に何をムキになっているのだろう。途端に冷静になり、気まずさから舞は視線を逸らし少年を手で追い払う。
しかし少年は、やはり何かを見透かすような瞳で、そこに佇むとこう呟いた。
「お姉ちゃん……病気なの?」
「……何ですって?」
再び、舞は少年に鋭い視線を向ける。
「治らないの?」
「っ……」
少年の純粋な瞳と目が合う。じっと見つめ合っていると、何故か本当の事を言わなければならないような気にさせられる。
「……治るわよ。手術すればね」
観念したようにそう呟く舞に、少年はきょとんとした様子で首を傾げた。
「手術するの?」
「っ……しない、したくないのよ」
無意識に、手を首に持っていく。少しだけ痛み始めた喉を、指先でそっと触れる。
「喉、痛い? それなら、これあげる」
少年は半纏の中に手を入れると、取り出した何かを舞に手渡した。
「勇気が出る飴だよ、お姉ちゃん」
反射的に受け取った手のひらに、コロンとした飴玉がひとつ乗っていた。
「あ、ありがとう……」
顔を上げると、少年は既に走り去り、廊下の向こうへと消えていくところだった。
「あっ、ちょっと!」
「何だよ、大きい声出して」
舞が立ち上がったその時、丁度悠貴が男湯の暖簾をくぐってこちらへやってきた。ここにも鷹峯はいなかったようだ。
「何か変な子どもに絡まれたの……」
「はぁ? 絡んだの間違いだろ。なんだそれ……飴?」
呆然と立ち竦む舞の手のひらを、悠貴が不思議そうに見つめる。
「その子どもがくれたのよ……喉が痛いならあげるって」
「はぁっ? お前喉痛いのかよ!?」
悠貴が舞の肩を掴み顔を覗き込む。その剣幕に、舞は思わずたじろいだ。
「べ、別に痛くないわよ! まだ……口内炎が、出来ただけで……」
「バカ! そりゃ熱の出る前兆だろうがっ!」
「し、知ってるの?」
「あたりめーだろ。お前のカルテも読んだし病気についても調べた」
当然のようにそう告げられ、何となく気まずくなり舞は視線を逸らす。
「何か……変態」
「えーえー変態で結構。お前のカルテすっげーな、クレームばっかり」
「う、うるっさいわね! 余計なことまでカルテに書くんじゃないわよっ!」
「カルテってなぁそういうもんなんだよ!」
せっかくその他大勢の前で猫を被っていても、これじゃあ意味が無いじゃないか。まぁ、薄々分かっていた事ではあるが。
「……こんな所で言い争ってても仕方ないし、帰るか」
「……そうね」
当初の目的が鷹峯の捜索であった事を思い出し、二人は一旦縁の間へと戻る事れにする。
途中、通りかかった売店できゃっきゃと土産物を物色する二人組を見つけ、真面目に捜索しているのは自分達だけであったと気が付く。
「……なぁ、何で手術しねぇんだよ。こんなに頻繁に熱出すと仕事にも支障来すだろ」
売店を通り過ぎ暫く歩いたところで、悠貴がそう尋ねた。
「あら、前にも言わなかったかしら。私は恭平に会いたいからあの病棟に入院してるの。手術なんてしちゃったら会えなくなっちゃうじゃない」
さも当然というように窓の外の雪を眺めながらそう宣う舞に、悠貴は呆れたように溜息を吐く。
「嘘だろ、それ。お前嘘つくの下手だな」
「なっ……」
事も無げに告げられ、舞は狼狽えた。顔に熱が集まるのが自分でも分かる。思わず悠貴の顔を振り仰ぐと、彼は見透かすような瞳でこちらを見つめていた。
「はぁっ!? な、何なのよ! 嘘なんかついてないしっ!」
情けない。この反応ではまるで『嘘をついています』と自分で言っているようなものだ。悠貴はますます呆れ顔になる。
「ふん、まぁ俺も、お前のカルテ読んでなかったら騙されてたかもな」
「……どういう意味よ?」
悠貴の言葉に、舞は怪訝な表情で疑問を口にする。
「雨宮だよ。あいつの書いた看護記録の中にあったんだ。『手術が怖いのかと尋ねると、目を逸らし否定した』ってな」
本来、そういった根拠の薄い内容や主観的な表現をカルテに使うのはご法度だ。しかし雛子がこの記録を書いたのは大分入職初期の頃であるし、何とも彼女らしい、と悠貴は笑って見せた。
「あいつ、ぼーっとしているようで実は患者の事よく見てたりするんだよな。それで今注目してたけど、お前やっぱり明後日の方向見てたな」
「……」
(あのまな板女に?)
舞は、ぼんやりした雛子の顔を思い出す。
どん臭くて、いかにも仕事が出来なさそうで、ステーションでは先輩看護師の誰かしらからしょっちゅう怒られている、あの雨宮雛子に。
「私、あんな子に見抜かれてたの……?」
その悔しそうな呟きに、悠貴は苦笑する。
「まぁ、雨宮もそこまで書いてたくせに嘘とは見抜けなかったみたいだな。騙されやすいというか、アセスメントが浅過ぎるというか」
そこが雛子のいい所ではあるが、と悠貴は付け加える。
「で? 何が怖くて、手術しないんだ?」
舞は歩みを止め、観念したように溜息をついた。そしてふと、手のひらに握られたままだった飴玉の存在を思い出す。
『勇気が出る飴だよ、お姉ちゃん』
少年の声を思い出し、思わず苦笑する。
「……死んだのよ。父親が」
舞はぽつりと呟いた。
0
あなたにおすすめの小説
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
ズボラ上司の甘い罠
松田丹子(まつだにこ)
恋愛
小松春菜の上司、小野田は、無精髭に瓶底眼鏡、乱れた髪にゆるいネクタイ。
仕事はできる人なのに、あまりにももったいない!
かと思えば、イメチェンして来た課長はタイプど真ん中。
やばい。見惚れる。一体これで仕事になるのか?
上司の魅力から逃れようとしながら逃れきれず溺愛される、自分に自信のないフツーの女子の話。になる予定。
愛のかたち
凛子
恋愛
プライドが邪魔をして素直になれない夫(白藤翔)。しかし夫の気持ちはちゃんと妻(彩華)に伝わっていた。そんな夫婦に訪れた突然の別れ。
ある人物の粋な計らいによって再会を果たした二人は……
情けない男の不器用な愛。
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
お前が欲しくて堪らない〜年下御曹司との政略結婚
ラヴ KAZU
恋愛
忌まわしい過去から抜けられず、恋愛に臆病になっているアラフォー葉村美鈴。
五歳の時の初恋相手との結婚を願っている若き御曹司戸倉慶。
ある日美鈴の父親の会社の借金を支払う代わりに美鈴との政略結婚を申し出た慶。
年下御曹司との政略結婚に幸せを感じることが出来ず、諦めていたが、信じられない慶の愛情に困惑する美鈴。
慶に惹かれる気持ちと過去のトラウマから男性を拒否してしまう身体。
二人の恋の行方は……
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
悪徳公主と冷徹皇帝陛下の後宮薬膳茶
菱沼あゆ
キャラ文芸
冷徹非道と噂の皇帝陛下のもとに、これまた悪しき評判しかない異国の王女、琳玲がやってきた。
琳玲は皇后の位は与えられたが、離宮に閉じ込められる。
それぞれの思惑がある離宮の女官や侍女たちは、怪しい薬草で皇帝陛下たちを翻弄する琳玲を観察――。
悪徳公主と冷徹皇帝陛下と女官たちの日々は今日も騒がしい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる