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八日目
第36話
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真っ暗な通路をくぐり抜けると、そこは、爆音で流れる電子音に合わせて押し競まんじゅうでもするかのように、もみくちゃに踊り狂いながら「うえーいうぇーい!」言ってる、見てるこっちまで頭が悪くなりそうなウン百人のパーティーピーポー共。
パーカーにチノパン姿の僕には全く場違いな異空間に、すでに吐き気が……。
「僕、人混み苦手なのでやっぱ帰りますぅ~!」
「おっとっと! 大丈夫だって! こっちこっち!」
すっかりビビりまくりの僕を上階へと引っ張り上げる滑川さん。
突き出したテラス席に通されると、そこから下界の様子が一望できた。
これが所謂VIPルームという奴か?
「ぼさっとしてねぇでさっさとスケとピンドンじゃんじゃん持ってこいやぁ! ナメちゃん様のお出ましだぁ! 今夜はハデにブチかますぜ!! ガハハハッ!」
「ははは……」
デカデカとしたソファ席にツーブロ黒光りゴリラと同伴しながら、僕は乾いた笑い声を上げるしかなかった。
しばらくすると、メッチャ短いミニスカと露出度マシマシなトップスを着たお姉さま方が僕らの席にやって来た。
「ヤッホー! ナメちゃん! 遅かったじゃんよ?」
「わたいらもふ……できあがってんのらお~!」
一人はほっそい身体にサッカーボールみたいなまんまるおっぱいのキツネ顔。
既に出来上がってるもう一人も手毬程度だけどやはり胸が強調されたエロ狸。
どちらもめっちゃバサバサなつけまつげに濃いアイライン。
なんかどっかで見たことあるなぁ、この切れ込み鋭い目尻と細長い鼻……。
「ああっ! 単体女優の!」
名前はド忘れしちゃったけど、キツネ顔は超有名なAV女優さんだ!
「ねぇ、この子なに~?」
「気に入ったか洋子? うちの新人、こう見えてかなりの性欲魔人なんだわっ! ガハハハッ!!」
「別に男優になったわけでは……」
「ちんぽはいいから、さけもってこ~い!」
僕とゴリの間に洋子?さんが座り、何故か酔っぱらった狸お姉さまが僕の上に腰かけシャンパングラスを持った。
「ほんじゃ、イカリチンポくんの初本番を祝して。カンパーイ!」
「「かんぱーい」」
僕はグラスのシャンパンをちょっとだけ口に含んでみる。
初めて飲むシャンパンは口当たりよくてスルスルいけそうだけど、これかなりアルコール強そう。
気を付けないと、一気によっぱらっちゃうぞ?
と、僕がためらいがちにグラスに口を着けていると、上に載ってる酔っ払いエロ狸が飲みかけの僕のグラスを奪い去った。
「くるわはぁ~アーシの酒がのめねぇのくわぁくわっ!」
「ちょっ! 酔いすぎアズアズ!」
「アズアズ? もしかして梓《あずさ》あずみ?! あのランキング常連の清純派アダビデ女優で、お休みの日はお家に引きこもりがちでお菓子作りが趣味の制服着せたら右に出るものが居ないで有名なアズあっ……フゴッ?!」
驚愕の事実にメッチャ早口になる僕の口を塞ぎ、口に含んだシャンパンを流し込んできたエロ狸……もとい、梓あずみ。
普段と違って、めっさギャルってる化粧してるから分からなかったよ!
てか、そんな何度もオカズにした相手が僕の口内に舌を入れてきとるっ?!
緊急事態に周りも心配して、
「あははっ、ウケる」
「おっ? アズアズ、イカリングフライ君の事が気に入ったか!」
ぜんぜんいなかった。
何だか酒も廻ってきて、このまま楽しんじゃっても良いか!
などと思ってる場合じゃねぇ!
これだけ薄着の人間どもが酔っ払ってうぇいうぇいやってるんだ。
隠し持った精液を素肌に着けてまわるなんて楽勝のはず!
「って、なんだかものっそ街の変質者じみてるな……」
「おら、のめのめ~いぇーい!」
「あっちょっと! フゴゴ?!」
アズアズがいきなり僕の口にピンドンの瓶を突っ込んできた。
まずいぞ! このまま酔いつぶされては計画が……。
「ブシャー!」
「きゃっん! うぇー、びしょびしょ~ぎゃはははっ!」
僕の口から盛大に噴出されたシャンパンをぶっ掛けられて喜んでるよ……。
マスカラが流れだして、ゾンビパンダみたいな顔で笑うアズアズ。
何だか彼女に持っていた僕の幻想もいっきに醒めてしまいました。
「こんな時、奏が居てくれたらなぁ」
ふと、大学一年の夏に初めてオシャレな洋服屋さんに連れてってもらった時を思い出す。
売り込みの激しい店員さんをいなしてくれたり、逆に不愛想な店では僕が質問したがってる時に代わりに店員に声をかけてくれたり。
「休憩すっか」と言って、僕一人では、絶対入れないようなオシャレなカフェに堂々と入店する姿に憧れたもんだ。
今では、そのカフェでバイトする身になったのだけれど。
きっかけは、その時に僕が「こういう店で働けるようになりたいなぁ」なんて呟いたら、
「いっちょ、求人ないか聞いてやんよ」
と、僕が「恥ずかしいから止めてくれ奏!」と訴えるのも聞かずに強引に話を進めて……。
どうせペナルティーは6ポイントだし、ギリギリのライフだとしても奏を復活させれば良かったんじゃないか?
あいつがいれば、一緒になってこのクソみたいなデスゲームだって何とかなったかもしれないじゃないか。
でも、僕はその考えを遠ざけていた。
「あいつが復活したら、咲良は……」
今度こそ本当に奏と交わるだろう。
奏の死に責任を感じていた咲良なら絶対そうするに決まってる。
もちろん、肉体がすでに無いあいつがどういう形で復活するのか定かではない。
あいつのゲームはまだ続くのか?
あいつの咲良に対する思いは変わらないのか?
それだって分かったもんじゃない。
「だから卑怯な僕は……先送りにするしかないんだ」
いつかあいつを生き返らせなきゃならないだろう。
でも、それはもう少し先……。
僕の咲良に対する未練が無くなるまでは……。
「ねぇねぇ、な~にブツブツいってんの~?」
いつの間にか僕の上に対面座位してるアズアズがオデコを小突いてきた。
「あっ、独り言っす」
「ねぇねぇ」
「何ですか?」
「濡れちゃったから、ナメナメしてぇ~」
と言って、肩紐を下ろし胸を全開にしてきた。
「はうぁ――?!」
眼前に迫る、僕の吐きかけたシャンパンに濡れた真っ白なイチゴ大福。
何故かお顔の方はすでに拭き拭きされてて、化粧の取れた幼いお顔に。
そう、まさに僕の見慣れた映像の中のロリ可愛いアズアズがそこにはあった。
髪の毛は、ストレートをゆるく巻き巻きにしてて、見慣れた妹系ハーフツインじゃなかったけど、贅沢は言ってられねぇ。
って、なんで?
と、酔いが回って来てすでに自分でもよく分からない状態になっていた僕はその剥き出しのおっぱいにむしゃぶり付かずにはいられなかった。
「ガハハハッ! やるなぁおまえ! ほらっ、もっと掛けてやろう」
何故かアズアズの胸にシャンパンを流し込む黒光りゴリラ。
そして、喜んでそれを飲み干す僕。
「もう、どうにでもなれ――!」
みたいな感じで、パリピ空間に毒されていく僕なのであった……。
「ハッ――?!」
一瞬意識が飛んだ気がして、立ち上がる。
「ハハッ! どうしたイカリチンポ?」
横を見ると、パンツ一丁になってデカンタに茶色いお酒を注いでいる滑川さん。
VIPルームの客もいつのまにか10人以上に増えていて、みんな半裸で酒をあおったり、端の方ではバックでパコパコ……えっ、あれアズアズじゃね?
そこはまさに酒池肉林、若い男女に少々のおじさんで乱痴気騒ぎが繰り広げられていた。
「あ、そういや精子ばら撒くのどうしたっけ?」
覚束《おぼつか》ない頭を下に向けると、一糸まとわぬ僕の姿が!――と言っても靴下とスニーカーは履いてたけど。
驚愕ついでにステータス画面が表示され、何故か経験値が40ポイントも増えていた。
spを見る限り、一回しか射精してないようだけど。
「僕は何をしたのでしょう?」
「あんっ? 罰ゲームで公開オナニーしたんじゃんイカリチンポ君!」
「なんだって――!」
「すっごい飛びだったよ♡ 撮ってあるから見てみなよ?」
なんか知らないお姉さんがスマホの画面を僕に向けて来た。
――「おらおら~! 僕ちんのちんちんザーメン受けてみろっ――!!」
――「ギャハハハッ――!!!」
映像の中でソファの上に仁王立ちになる僕、その下に跪く男女に向かってスペルマをまき散らしていた。
射精後も散々拝み倒した挙句、僕のチンポを舐めていく見知らぬお姉さんたち――って、最後は男じゃねかっ!
「あ〝っ? キレてるイガグリくん? 野郎にナメナメされてキレちゃってる?」
僕の首に腕を回し、しつこく問い詰めてくる滑川。
「キレてないっす。キレてないっすよ! 僕をキレさせたら……って、何言わせようと!」
なんかお約束の流れに嫌気がさし、酔いが醒めてくる。
「まぁまぁ、そんなときはみんなぶちまけちゃえやっ! こっちゃ来い!!」
「おっとっと!」
黒光りゴリは僕を引きつれ、VIPルームの縁《へり》に立つ。
「ほれ見ぃ~! 人がゴミくずだぞ――!」
「ゴミのようだっすよゴリラーま……」
縁からのぞく下のダンスホールでは、複数ある小さなお立ち台に立つ白人や黒人のモデルっぽいビキニの踊り子を中心に人々が踊り狂い、駆け巡るサーチライトやレイザー光線の中でシャボン玉が盛大に噴出されて会場を彩っていた。
そこで何を思ったのか、滑川さんはパンツからイチモツを取り出して放尿しだしたのだ!
「どうだ? 下民どもが喜んで俺さまのションベンを浴びてるぞ!」
空調の風に流され飛沫となった小水に気づいてないだけのような気もしないが、僕はふと、考える。
――ここで、放出したらどうなるのかな?――
「ええぃ!! 全部ぶちまけてやる――!!」
酔いの勢いに身を任せ、僕は緊急射出アイテムを使って眼下で踊る狂信者共に向け、何度も何度もsp《スペルマポイント》が続く限り射精を続けた。
パーカーにチノパン姿の僕には全く場違いな異空間に、すでに吐き気が……。
「僕、人混み苦手なのでやっぱ帰りますぅ~!」
「おっとっと! 大丈夫だって! こっちこっち!」
すっかりビビりまくりの僕を上階へと引っ張り上げる滑川さん。
突き出したテラス席に通されると、そこから下界の様子が一望できた。
これが所謂VIPルームという奴か?
「ぼさっとしてねぇでさっさとスケとピンドンじゃんじゃん持ってこいやぁ! ナメちゃん様のお出ましだぁ! 今夜はハデにブチかますぜ!! ガハハハッ!」
「ははは……」
デカデカとしたソファ席にツーブロ黒光りゴリラと同伴しながら、僕は乾いた笑い声を上げるしかなかった。
しばらくすると、メッチャ短いミニスカと露出度マシマシなトップスを着たお姉さま方が僕らの席にやって来た。
「ヤッホー! ナメちゃん! 遅かったじゃんよ?」
「わたいらもふ……できあがってんのらお~!」
一人はほっそい身体にサッカーボールみたいなまんまるおっぱいのキツネ顔。
既に出来上がってるもう一人も手毬程度だけどやはり胸が強調されたエロ狸。
どちらもめっちゃバサバサなつけまつげに濃いアイライン。
なんかどっかで見たことあるなぁ、この切れ込み鋭い目尻と細長い鼻……。
「ああっ! 単体女優の!」
名前はド忘れしちゃったけど、キツネ顔は超有名なAV女優さんだ!
「ねぇ、この子なに~?」
「気に入ったか洋子? うちの新人、こう見えてかなりの性欲魔人なんだわっ! ガハハハッ!!」
「別に男優になったわけでは……」
「ちんぽはいいから、さけもってこ~い!」
僕とゴリの間に洋子?さんが座り、何故か酔っぱらった狸お姉さまが僕の上に腰かけシャンパングラスを持った。
「ほんじゃ、イカリチンポくんの初本番を祝して。カンパーイ!」
「「かんぱーい」」
僕はグラスのシャンパンをちょっとだけ口に含んでみる。
初めて飲むシャンパンは口当たりよくてスルスルいけそうだけど、これかなりアルコール強そう。
気を付けないと、一気によっぱらっちゃうぞ?
と、僕がためらいがちにグラスに口を着けていると、上に載ってる酔っ払いエロ狸が飲みかけの僕のグラスを奪い去った。
「くるわはぁ~アーシの酒がのめねぇのくわぁくわっ!」
「ちょっ! 酔いすぎアズアズ!」
「アズアズ? もしかして梓《あずさ》あずみ?! あのランキング常連の清純派アダビデ女優で、お休みの日はお家に引きこもりがちでお菓子作りが趣味の制服着せたら右に出るものが居ないで有名なアズあっ……フゴッ?!」
驚愕の事実にメッチャ早口になる僕の口を塞ぎ、口に含んだシャンパンを流し込んできたエロ狸……もとい、梓あずみ。
普段と違って、めっさギャルってる化粧してるから分からなかったよ!
てか、そんな何度もオカズにした相手が僕の口内に舌を入れてきとるっ?!
緊急事態に周りも心配して、
「あははっ、ウケる」
「おっ? アズアズ、イカリングフライ君の事が気に入ったか!」
ぜんぜんいなかった。
何だか酒も廻ってきて、このまま楽しんじゃっても良いか!
などと思ってる場合じゃねぇ!
これだけ薄着の人間どもが酔っ払ってうぇいうぇいやってるんだ。
隠し持った精液を素肌に着けてまわるなんて楽勝のはず!
「って、なんだかものっそ街の変質者じみてるな……」
「おら、のめのめ~いぇーい!」
「あっちょっと! フゴゴ?!」
アズアズがいきなり僕の口にピンドンの瓶を突っ込んできた。
まずいぞ! このまま酔いつぶされては計画が……。
「ブシャー!」
「きゃっん! うぇー、びしょびしょ~ぎゃはははっ!」
僕の口から盛大に噴出されたシャンパンをぶっ掛けられて喜んでるよ……。
マスカラが流れだして、ゾンビパンダみたいな顔で笑うアズアズ。
何だか彼女に持っていた僕の幻想もいっきに醒めてしまいました。
「こんな時、奏が居てくれたらなぁ」
ふと、大学一年の夏に初めてオシャレな洋服屋さんに連れてってもらった時を思い出す。
売り込みの激しい店員さんをいなしてくれたり、逆に不愛想な店では僕が質問したがってる時に代わりに店員に声をかけてくれたり。
「休憩すっか」と言って、僕一人では、絶対入れないようなオシャレなカフェに堂々と入店する姿に憧れたもんだ。
今では、そのカフェでバイトする身になったのだけれど。
きっかけは、その時に僕が「こういう店で働けるようになりたいなぁ」なんて呟いたら、
「いっちょ、求人ないか聞いてやんよ」
と、僕が「恥ずかしいから止めてくれ奏!」と訴えるのも聞かずに強引に話を進めて……。
どうせペナルティーは6ポイントだし、ギリギリのライフだとしても奏を復活させれば良かったんじゃないか?
あいつがいれば、一緒になってこのクソみたいなデスゲームだって何とかなったかもしれないじゃないか。
でも、僕はその考えを遠ざけていた。
「あいつが復活したら、咲良は……」
今度こそ本当に奏と交わるだろう。
奏の死に責任を感じていた咲良なら絶対そうするに決まってる。
もちろん、肉体がすでに無いあいつがどういう形で復活するのか定かではない。
あいつのゲームはまだ続くのか?
あいつの咲良に対する思いは変わらないのか?
それだって分かったもんじゃない。
「だから卑怯な僕は……先送りにするしかないんだ」
いつかあいつを生き返らせなきゃならないだろう。
でも、それはもう少し先……。
僕の咲良に対する未練が無くなるまでは……。
「ねぇねぇ、な~にブツブツいってんの~?」
いつの間にか僕の上に対面座位してるアズアズがオデコを小突いてきた。
「あっ、独り言っす」
「ねぇねぇ」
「何ですか?」
「濡れちゃったから、ナメナメしてぇ~」
と言って、肩紐を下ろし胸を全開にしてきた。
「はうぁ――?!」
眼前に迫る、僕の吐きかけたシャンパンに濡れた真っ白なイチゴ大福。
何故かお顔の方はすでに拭き拭きされてて、化粧の取れた幼いお顔に。
そう、まさに僕の見慣れた映像の中のロリ可愛いアズアズがそこにはあった。
髪の毛は、ストレートをゆるく巻き巻きにしてて、見慣れた妹系ハーフツインじゃなかったけど、贅沢は言ってられねぇ。
って、なんで?
と、酔いが回って来てすでに自分でもよく分からない状態になっていた僕はその剥き出しのおっぱいにむしゃぶり付かずにはいられなかった。
「ガハハハッ! やるなぁおまえ! ほらっ、もっと掛けてやろう」
何故かアズアズの胸にシャンパンを流し込む黒光りゴリラ。
そして、喜んでそれを飲み干す僕。
「もう、どうにでもなれ――!」
みたいな感じで、パリピ空間に毒されていく僕なのであった……。
「ハッ――?!」
一瞬意識が飛んだ気がして、立ち上がる。
「ハハッ! どうしたイカリチンポ?」
横を見ると、パンツ一丁になってデカンタに茶色いお酒を注いでいる滑川さん。
VIPルームの客もいつのまにか10人以上に増えていて、みんな半裸で酒をあおったり、端の方ではバックでパコパコ……えっ、あれアズアズじゃね?
そこはまさに酒池肉林、若い男女に少々のおじさんで乱痴気騒ぎが繰り広げられていた。
「あ、そういや精子ばら撒くのどうしたっけ?」
覚束《おぼつか》ない頭を下に向けると、一糸まとわぬ僕の姿が!――と言っても靴下とスニーカーは履いてたけど。
驚愕ついでにステータス画面が表示され、何故か経験値が40ポイントも増えていた。
spを見る限り、一回しか射精してないようだけど。
「僕は何をしたのでしょう?」
「あんっ? 罰ゲームで公開オナニーしたんじゃんイカリチンポ君!」
「なんだって――!」
「すっごい飛びだったよ♡ 撮ってあるから見てみなよ?」
なんか知らないお姉さんがスマホの画面を僕に向けて来た。
――「おらおら~! 僕ちんのちんちんザーメン受けてみろっ――!!」
――「ギャハハハッ――!!!」
映像の中でソファの上に仁王立ちになる僕、その下に跪く男女に向かってスペルマをまき散らしていた。
射精後も散々拝み倒した挙句、僕のチンポを舐めていく見知らぬお姉さんたち――って、最後は男じゃねかっ!
「あ〝っ? キレてるイガグリくん? 野郎にナメナメされてキレちゃってる?」
僕の首に腕を回し、しつこく問い詰めてくる滑川。
「キレてないっす。キレてないっすよ! 僕をキレさせたら……って、何言わせようと!」
なんかお約束の流れに嫌気がさし、酔いが醒めてくる。
「まぁまぁ、そんなときはみんなぶちまけちゃえやっ! こっちゃ来い!!」
「おっとっと!」
黒光りゴリは僕を引きつれ、VIPルームの縁《へり》に立つ。
「ほれ見ぃ~! 人がゴミくずだぞ――!」
「ゴミのようだっすよゴリラーま……」
縁からのぞく下のダンスホールでは、複数ある小さなお立ち台に立つ白人や黒人のモデルっぽいビキニの踊り子を中心に人々が踊り狂い、駆け巡るサーチライトやレイザー光線の中でシャボン玉が盛大に噴出されて会場を彩っていた。
そこで何を思ったのか、滑川さんはパンツからイチモツを取り出して放尿しだしたのだ!
「どうだ? 下民どもが喜んで俺さまのションベンを浴びてるぞ!」
空調の風に流され飛沫となった小水に気づいてないだけのような気もしないが、僕はふと、考える。
――ここで、放出したらどうなるのかな?――
「ええぃ!! 全部ぶちまけてやる――!!」
酔いの勢いに身を任せ、僕は緊急射出アイテムを使って眼下で踊る狂信者共に向け、何度も何度もsp《スペルマポイント》が続く限り射精を続けた。
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