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第四章
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翌3日目の朝。
一条院と美波先生の態度が変だった以外は平穏無事に午前中を過ごした。
そして昼休み、僕は食堂の隅に集まる一年男子を遠くから見守っていた。
「ねぇ、お兄ちゃん。ひとりで大丈夫なの?」
「なに、あんなもやしっ子共には負けやしないさ! こっちは(AV男優の)バイトで(腰を)鍛え上げてるからな」
見守るといっても、一人静かにじゃなくて初日みたいに妹の友達と昼を食べながらであった。
もちろん、ここに来る前にトイレでちゃっちゃっと妹相手に10ポイント稼いでおいたのは言うまでもない。
「ねぇねぇ、何の話してんのくるみん?」
兄妹の会話に珠美ちゃんが割って入ってくる。
「え、ひみつ~♡」
「もう! ずるいくるみん!! 私たちの間に秘密なんて無いんだよ?」
JKの無邪気なじゃれ合いという何とも微笑ましい光景だが、これから乱交パーティーするであろう男子学生共と対決するなんて口が裂けても言えねぇ。
それにしてもアイツら、一日に120ポイントということは一人当たり最低6人は相手している計算になるよな?
そんな昼の三十分で出来んのか?
まぁ、若いから早打ちということも……ってか、緊急射精を多用してるのかもしない。
妹に調べさせた限りでは連中、放課後は塾に行くためさっさと帰ってるみたいだし。
まぁ、外部にヤリ部屋を持ってるのかもしれないけど。
「おっと、動き出した! そんじゃ、みんなまたね!」
「ばいばいお兄さん!」
風紀委員倶楽部がぞろぞろやってきて、男子学生3人を連れ出した。
僕は隠れるという訳でもなく、連中の後についていく。
渡り廊下を渡って隣の棟に入ると、2階の一番奥にある音楽室へと吸い込まれていった。
僕はしばらく、扉の前で中を覗きながら待つことにする。
男子共は集まって何か二言三言話した後、こちらに向き直った。
「遠慮せずに、入ってきたら?」
一番背が高く男子学生にしては老け顔の男が手招きしてきた。
僕は扉を開けて奴の前まで歩いていく。
「おっと、あんまり近づきすぎないでくれよ?」
「どうしてだい?」
「精子でマーキングされるのはごめんだからね。そちらも嫌でしょ?」
こいつらは男にも性的対象レーダーが使えるのを知ってるってことか。
「確かに……。だけど場合によってはそれも厭わないよ。試しにやってみるかい?」
僕の言葉が意外だったのか、彼らは寄り集まってヒソヒソ声で相談を始めた。
時折、「罠じゃないのか?」だとか「予想と違う」などの声が漏れ伝わってくる。
どうやら、最初の老け顔男はリーダーじゃなさそうだ。
何故なら、一番焦って声が大きくなっているのが彼なのだ。
後は眼鏡のぬぼーっとしたオタっぽい小太りと小学校高学年か中学生みたいな背の低いショタっ子。
一番落ち着いているのがショタっ子だけど、どうみても年連詐称している小中学生に見える。
やがて、話がまとまったのか、また老け顔が声をかけて来た。
「何が目的だ?」
「僕と共闘しないか? 西都くん、田鍋くん、屋代くん」
「ふんっ! 名前ならこっちだって知ってるぞ猪狩雄介! ご生憎さまだけど、俺ら三人で間に合ってんだ」
「だけどランキング4位に転落しただろ? このままだと脱落することになるんじゃないか? それとも、直前に二人を裏切れば3位以内滑り込めるって考えかな?」
すると、小太り眼鏡のオタ男――田鍋が声を荒げた。
「ふざけた事言ってんじゃねぇよっ! 俺たちは誰も裏切らない」
「何か確約できるものがあるってこと?」
ここで、それまで静かにしていたショタっ子――西都が口を開く。
「おっさん。囚人のジレンマって知ってる?」
「あれだろ、全員が自白しなければ全員無罪、ひとりでも自白したら自白者以外は有罪、全員が自白したら有罪だけど罪は軽くなる。あと、オッサンじゃねぇから! まだ二十歳だから!!」
「俺にとってはオッサンだよオッサン。それは別として、最大限に利益を得るには全員が自白しない方が得なんだよ」
「だったら僕も混ぜてくれよ」
僕の発言に対して、またもオタ男が声を荒げる。
「バカ言うな! 3位までしか決勝に行けないから3人までしか組めないんだよ!」
「君らの考えは甘いよ。現に一位の学園長からはどんどん引き離されてるじゃないか? このまま点数を稼がれたら、寝取った所で逆転できなくなるんじゃないか?」
「えっ? 学園長??」
「バカッ! 黙れ!!」
オタが老け顔――屋代に頭を叩かれ、またもヒソヒソ話を始める三人。
どうやら学園長が参加者だとは知らなかったみたいだ。
やはり、宇津井が言うように連中は大したことないのか?
ゲーム理論だ囚人のジレンマだとかリーダーの男に言葉巧みに操られてるだけ。
と、ここで今まで静かに傍観していた女の子たちから声があがる。
「ねぇ、いつまで話してるの? 早くやろうよぅ」「そうだよ! 待ちくたびれちゃった!」
「先輩方ごめん! そこのオッサンが変なこと言ってくるから。そうだ! 俺らの代わりに彼に相手してもらったらどう?」
そう言って西都がすまなそうに三年女子に手を合わせている。
つうか、僕に相手してもらうってどういうこと?
女生徒たちはというと、薄笑いを浮かべながら僕の方へと近づいてきた。
――雄介、気をつけろ! 女どもから距離を取れ!――
「え? どういうこと?」
――良いから早く! 逆レイプされても知らんぞ?――
目の前にいる十数人の三年女子から寄ってたかって逆レイプされる妄想にちょっと惹かれたが、何となく宇津井の心配する理由を理解して、僕は慌てて音楽室の扉前まで後退した。
「なるほど! 昼休みの相手は絶頂とフェラだけで月曜からハメてないってことか?」
と、僕は宇津井の推理をそのまま口にする。
どうりで表立って行動しているわけだ。
たぶん、彼女たちを襲っても寝取ることにはならず、逆に襲った男の所有権フラグを後で寝取るという作戦か?
要するに、彼女たちはライバルたちを釣りあげる魅力的な生餌。
「チッ……」
西都は苛立たし気に腕を組み首を回した。
「おい、田鍋。奴にマーキングしてこい」
「えっ?! やだよぅ~。あいつ何か企んでるんじゃないの?」
「じゃあ、屋代」
「言い出しっぺがすりゃ良いだろ!」
なんか揉めてるみたいだけど、思ったよりリーダーの権力が強いわけでも無いのか?
このまま時間を浪費させれば、休み時間は終わってしまう。
果たしてこいつら、授業をずる休みしてまでポイント稼ぎをするだろうか?
しばらくして話が付いたのか、西都が女生徒をひとり呼びつけた。
そして、自身の前で跪かせてからズボンのチャックを下ろした。
「ちゅむっ……くちゅくちゅうぅぅ……」
激しく首を前後させる女生徒の頭を撫でまわしこちらを見据える西都。
ショタっ子のくせになんだよあの余裕は?!
「うっ……ありがとう。そのまま、あっちの男に……」
西都は結構早漏ぎみなのか? ものの1分くらいで女生徒のお口に放出したみたいだった。
口内に精液を含んで頬を膨らませた女生徒が僕の方に近づいてくる。
「あの、ちょっと触れば良いんだから……って、うげっ?!」
なんと、眼前に迫った女生徒が毒霧ならぬ毒ザーメンを僕の顔に吹きかけて来たのだ。
「ほほう……、所有権フラグはゼロか。最後にヤッた観音崎咲良だかいう女がお前のパートナーだな?」
「それは今は関係ないんじゃないか?」
「フフッ、今はなくとも勝利後はもちろんおいしく頂くのだから、関係はあるんじゃないか?」
「確かにある意味関係はあるかもしれない。こんな魅力的なパートナーがいる僕にとって、勝利後、君らのパートナーを寝取る必要はないということだからね」
「それが貴様の交渉カードか? お話にならないね」
「そうかな? おまえらだけで一位から三位を独占するのは不可能だと思うけど? それに君らの策略をばらせば、罠に引っかかる奴はもう現れないだろ?」
「別に教えないだけで、別の手段ももちろん持ってるさ!」
「それにしては後の二人は動揺してるみたいだけど?」
「くそっ! お前ら、馬鹿なのかっ?!」
「さて、授業があるから僕はもう行くよ。君らもあんまり遅れると生徒指導に呼ばれるよ?」
僕が音楽室を立ち去るまでもなく、中に残っていた全員が足早に部屋から飛び出していった。
一条院と美波先生の態度が変だった以外は平穏無事に午前中を過ごした。
そして昼休み、僕は食堂の隅に集まる一年男子を遠くから見守っていた。
「ねぇ、お兄ちゃん。ひとりで大丈夫なの?」
「なに、あんなもやしっ子共には負けやしないさ! こっちは(AV男優の)バイトで(腰を)鍛え上げてるからな」
見守るといっても、一人静かにじゃなくて初日みたいに妹の友達と昼を食べながらであった。
もちろん、ここに来る前にトイレでちゃっちゃっと妹相手に10ポイント稼いでおいたのは言うまでもない。
「ねぇねぇ、何の話してんのくるみん?」
兄妹の会話に珠美ちゃんが割って入ってくる。
「え、ひみつ~♡」
「もう! ずるいくるみん!! 私たちの間に秘密なんて無いんだよ?」
JKの無邪気なじゃれ合いという何とも微笑ましい光景だが、これから乱交パーティーするであろう男子学生共と対決するなんて口が裂けても言えねぇ。
それにしてもアイツら、一日に120ポイントということは一人当たり最低6人は相手している計算になるよな?
そんな昼の三十分で出来んのか?
まぁ、若いから早打ちということも……ってか、緊急射精を多用してるのかもしない。
妹に調べさせた限りでは連中、放課後は塾に行くためさっさと帰ってるみたいだし。
まぁ、外部にヤリ部屋を持ってるのかもしれないけど。
「おっと、動き出した! そんじゃ、みんなまたね!」
「ばいばいお兄さん!」
風紀委員倶楽部がぞろぞろやってきて、男子学生3人を連れ出した。
僕は隠れるという訳でもなく、連中の後についていく。
渡り廊下を渡って隣の棟に入ると、2階の一番奥にある音楽室へと吸い込まれていった。
僕はしばらく、扉の前で中を覗きながら待つことにする。
男子共は集まって何か二言三言話した後、こちらに向き直った。
「遠慮せずに、入ってきたら?」
一番背が高く男子学生にしては老け顔の男が手招きしてきた。
僕は扉を開けて奴の前まで歩いていく。
「おっと、あんまり近づきすぎないでくれよ?」
「どうしてだい?」
「精子でマーキングされるのはごめんだからね。そちらも嫌でしょ?」
こいつらは男にも性的対象レーダーが使えるのを知ってるってことか。
「確かに……。だけど場合によってはそれも厭わないよ。試しにやってみるかい?」
僕の言葉が意外だったのか、彼らは寄り集まってヒソヒソ声で相談を始めた。
時折、「罠じゃないのか?」だとか「予想と違う」などの声が漏れ伝わってくる。
どうやら、最初の老け顔男はリーダーじゃなさそうだ。
何故なら、一番焦って声が大きくなっているのが彼なのだ。
後は眼鏡のぬぼーっとしたオタっぽい小太りと小学校高学年か中学生みたいな背の低いショタっ子。
一番落ち着いているのがショタっ子だけど、どうみても年連詐称している小中学生に見える。
やがて、話がまとまったのか、また老け顔が声をかけて来た。
「何が目的だ?」
「僕と共闘しないか? 西都くん、田鍋くん、屋代くん」
「ふんっ! 名前ならこっちだって知ってるぞ猪狩雄介! ご生憎さまだけど、俺ら三人で間に合ってんだ」
「だけどランキング4位に転落しただろ? このままだと脱落することになるんじゃないか? それとも、直前に二人を裏切れば3位以内滑り込めるって考えかな?」
すると、小太り眼鏡のオタ男――田鍋が声を荒げた。
「ふざけた事言ってんじゃねぇよっ! 俺たちは誰も裏切らない」
「何か確約できるものがあるってこと?」
ここで、それまで静かにしていたショタっ子――西都が口を開く。
「おっさん。囚人のジレンマって知ってる?」
「あれだろ、全員が自白しなければ全員無罪、ひとりでも自白したら自白者以外は有罪、全員が自白したら有罪だけど罪は軽くなる。あと、オッサンじゃねぇから! まだ二十歳だから!!」
「俺にとってはオッサンだよオッサン。それは別として、最大限に利益を得るには全員が自白しない方が得なんだよ」
「だったら僕も混ぜてくれよ」
僕の発言に対して、またもオタ男が声を荒げる。
「バカ言うな! 3位までしか決勝に行けないから3人までしか組めないんだよ!」
「君らの考えは甘いよ。現に一位の学園長からはどんどん引き離されてるじゃないか? このまま点数を稼がれたら、寝取った所で逆転できなくなるんじゃないか?」
「えっ? 学園長??」
「バカッ! 黙れ!!」
オタが老け顔――屋代に頭を叩かれ、またもヒソヒソ話を始める三人。
どうやら学園長が参加者だとは知らなかったみたいだ。
やはり、宇津井が言うように連中は大したことないのか?
ゲーム理論だ囚人のジレンマだとかリーダーの男に言葉巧みに操られてるだけ。
と、ここで今まで静かに傍観していた女の子たちから声があがる。
「ねぇ、いつまで話してるの? 早くやろうよぅ」「そうだよ! 待ちくたびれちゃった!」
「先輩方ごめん! そこのオッサンが変なこと言ってくるから。そうだ! 俺らの代わりに彼に相手してもらったらどう?」
そう言って西都がすまなそうに三年女子に手を合わせている。
つうか、僕に相手してもらうってどういうこと?
女生徒たちはというと、薄笑いを浮かべながら僕の方へと近づいてきた。
――雄介、気をつけろ! 女どもから距離を取れ!――
「え? どういうこと?」
――良いから早く! 逆レイプされても知らんぞ?――
目の前にいる十数人の三年女子から寄ってたかって逆レイプされる妄想にちょっと惹かれたが、何となく宇津井の心配する理由を理解して、僕は慌てて音楽室の扉前まで後退した。
「なるほど! 昼休みの相手は絶頂とフェラだけで月曜からハメてないってことか?」
と、僕は宇津井の推理をそのまま口にする。
どうりで表立って行動しているわけだ。
たぶん、彼女たちを襲っても寝取ることにはならず、逆に襲った男の所有権フラグを後で寝取るという作戦か?
要するに、彼女たちはライバルたちを釣りあげる魅力的な生餌。
「チッ……」
西都は苛立たし気に腕を組み首を回した。
「おい、田鍋。奴にマーキングしてこい」
「えっ?! やだよぅ~。あいつ何か企んでるんじゃないの?」
「じゃあ、屋代」
「言い出しっぺがすりゃ良いだろ!」
なんか揉めてるみたいだけど、思ったよりリーダーの権力が強いわけでも無いのか?
このまま時間を浪費させれば、休み時間は終わってしまう。
果たしてこいつら、授業をずる休みしてまでポイント稼ぎをするだろうか?
しばらくして話が付いたのか、西都が女生徒をひとり呼びつけた。
そして、自身の前で跪かせてからズボンのチャックを下ろした。
「ちゅむっ……くちゅくちゅうぅぅ……」
激しく首を前後させる女生徒の頭を撫でまわしこちらを見据える西都。
ショタっ子のくせになんだよあの余裕は?!
「うっ……ありがとう。そのまま、あっちの男に……」
西都は結構早漏ぎみなのか? ものの1分くらいで女生徒のお口に放出したみたいだった。
口内に精液を含んで頬を膨らませた女生徒が僕の方に近づいてくる。
「あの、ちょっと触れば良いんだから……って、うげっ?!」
なんと、眼前に迫った女生徒が毒霧ならぬ毒ザーメンを僕の顔に吹きかけて来たのだ。
「ほほう……、所有権フラグはゼロか。最後にヤッた観音崎咲良だかいう女がお前のパートナーだな?」
「それは今は関係ないんじゃないか?」
「フフッ、今はなくとも勝利後はもちろんおいしく頂くのだから、関係はあるんじゃないか?」
「確かにある意味関係はあるかもしれない。こんな魅力的なパートナーがいる僕にとって、勝利後、君らのパートナーを寝取る必要はないということだからね」
「それが貴様の交渉カードか? お話にならないね」
「そうかな? おまえらだけで一位から三位を独占するのは不可能だと思うけど? それに君らの策略をばらせば、罠に引っかかる奴はもう現れないだろ?」
「別に教えないだけで、別の手段ももちろん持ってるさ!」
「それにしては後の二人は動揺してるみたいだけど?」
「くそっ! お前ら、馬鹿なのかっ?!」
「さて、授業があるから僕はもう行くよ。君らもあんまり遅れると生徒指導に呼ばれるよ?」
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