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第四章
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放課後、文芸部で歌乃ちゃんたちと楽しく過ごし、30ポイント程稼いでから終業のチャイムと共に部屋をでた。
校門にたどり着くと、昼休みに楽しく歓談した男子学生三人組が待ち構えていた。
「ちょっと、顔貸せよ」
無言でうなずき、僕は彼らの後についていった。
たどり着いた先は体育館裏……もしや、このまま〆られる?
いやいや、流石にアイツら弱そうだし。
でも、武器を隠し持ってたらヤバいぞ?!
などと、警戒しながら連中から距離を取って身構える。
「別にボコったりしねぇよ」
ショタっ子の西都がニヤ付きながら、スマホに写る何かを見るように手招きしてきた。
恐る恐る近づいて画面を覗き込むと、そこには真上から撮影された練習中のバレー部員7人の姿が映し出されていた。
「これはリアルタイムの映像だ。どっかおかしなところ気が付かないか?」
「下校時間が終わってるのに練習してるって事?」
「顧問や監督が居ないだろ」
「なるほど、大人が居ないのに居残りは出来ない。だとすると……」
ここで西都は映像を切り替える。
新たに映し出されたのは体育館にある用具倉庫。
そこでは運動マットにうつ伏せになったユニフォーム姿の女生徒と彼女の脚上に乗りマッサージをしている20代くらいの男の姿が映っていた。
「こいつが代理監督の蛆山大翔《うじやまひろと》だ。こうして毎日練習そっちのけでお触りに励んでる」
「こいつも参加者ということか? 確かに二人っきりはあやしいけど、今のところは普通のマッサージに見えるけど」
「まぁ、見てな」
上半身から始まった施術はやがてお尻の辺りまで降りてくる。
両手でお尻を揉みしだく感じはどうも凝りをほぐしている様には見えない。
「あっ! ブルマの隙間に親指を!!」
太ももの内側親指でなぞりながら鼠径部の奥へと侵入させていく。
女の子の方も、身体をひねらせて感じてるようだ。
たっぷりと愛撫をした後、奴はブルマを下にずり降ろしてから、自らの下半身も露出させた。
その後は彼女の上に折り重なるようにして寝バックで腰を振る代理監督。
果てた後に、すぐさま女生徒を起き上がらせてフェラチオをさせるのだった。
その後も入れ替わりでやってくる女生徒たちに同じように施術を施していく。
「こいつの体育館での行動は逐一記録している。お前が言うように学園長が一位だとすれば、こいつは2位、体育館の中だけでポイントを稼いでいたとみて間違いない。間抜けな奴だぜ! 隠しカメラの存在に気付かないなんてな」
「証拠を押さえているなら警察に届けるなりすれば良いじゃないか?」
「そんなことすりゃ大騒ぎになって、色々とヤリにくくなるだろ。女が保護されちゃあ寝取ることも出来ないしな。だから、確実に寝取るには今夜0時を回るまであいつを押さえつけておく必要がある。非力な俺らよりお前の方が適任だろ? やってくれれば仲間と認めてやっても良いぜ!」
「俺が押さえつけている間に、寝取るんだろ?」
「まぁ、そうなるかな。女共もあいつとヤッてた負い目があるから簡単にやらせてくれるだろうよ」
「それじゃあ、僕には何の得が有るっていうんだ?」
「余った女を渡してやるよ。ただし俺たちの方が寝取る数が多くなるのはかんべんな。情報料だと思ってくれや」
「具体的な作戦は?」
「倉庫に侵入して、あいつを縛り上げてくれりゃあいい。透明にはなれるんだろ?」
こうして僕は共闘の条件として、代理監督を襲撃することになったんだけど。
「うぅ……寒い!」
僕は体育館の外で全裸になって隠れ、スマホに移る中の様子を凝視していた。
ともかく隙をついて確実に縛り上げないと、何やかや言っても運動能力はアッチの方が高そうだし、何か落ちてるもので後頭部を殴りつけてから、結束バンドで縛り上げておけば良いよな?
僕は奴が女生徒の上にパンツを降ろして乗っかったタイミングで体育倉庫へと突入。
女生徒の股を割る様に間に収まった両脚の先に輪っかを通して絞り上げた。
「なっ? なんだ?!」
僕は状況が読み込めない代理監督の上に飛び乗って、腕を絞り上げようと奮闘する。
「こらっ! 放せ! 透明になって襲うなんて卑怯だぞ!!」
必死に抵抗し、女生徒の上から転げ落ちるライバル。
くっそ、仰向けになりやがって! これじゃあパンチが怖くて中々縛り上げられないじゃないか!
やっぱりブン殴って気絶させないといけないのか?
――何をモタモタしてるんだ雄介! マットをひっくり返して押さえれば良いだろう?――
「なるほど!」
「なっ、なに今の声?!」
知らない声が聞こえて驚くバレー部の少女。
やっべ、思わず声に出しちゃったよ!
まぁ、どうせ透明だから正体はバレないか。
僕が一旦離れたことで、手を突いて起き上がろうとする代理監督。
しかし、僕がマットを持ち上げたことにより、もんどりうってひっくり返ってしまう。
その後はなんとか、マットを頭に被せて視界を塞ぎ、腕を縛り上げることに成功する。
女の子は何が起こってるのか分らず恐怖で縮み上がってるようだ。
「くっそ! タダで済むと思うなよっ!!」
「はいはい。でも、あんたは終わりだから」
「おい可奈子! 外に助けを呼べ!」
「は、はい!」
代理監督に言われて慌てて扉を全開にし、体育館へと飛び出す女子部員。
しかし、その先に広がっている景色は想像だにしないものだった。
「ほら見て見ろ! 蛆山はこの通り捕まった」
体育館の中では立ち尽くすバレー部員に向けて老け顔の屋代が語り掛けていた。
「お前たちが、蛆山の言うなりになって淫行に励んでいたのは分かっている」
「何をふざけたこと言ってるのあんたたち! 早く監督を解放しなさい!!」
バレー部員の中でも目を引く背の高いポニーテールの女が腰に手を着けて迫力のある声で叫んできた。
老け顔とデブオタは一瞬ひるんだ様だったが、ショタっ子の西都はニタニタと薄ら笑いを浮かべている。
「フフッ……。これを見てもそんなことを言ってられるのかなぁ~お姉さんたち?」
西都が手に持つリモコンのスイッチを僕が居る体育倉庫と反対側にある舞台に向けると、舞台上の白壁に映像が映し出された。
「イヤァ――!! 止めてぇ!!!」
「どうしたんですかぁ? 佐津川キャプテン?」
ああ、あの背の高い子がキャプテンだったのか。
なんかノリノリで蛆山とセックスしてる映像を見た途端にしゃがみ込んじゃったよ。
いや、冷静に考えてみるとちょっとやり過ぎじゃないか?
蛆山はクソ野郎かもしれないけど、この子たちは被害者じゃん。
――そんなことを言ってる場合か雄介? これからこの雌共とセックスするんだぞ!――
「えっ……でも……」
そうこうするうちに、西都の脅しで壁際に一列で手をつき、腰を突き出した姿勢で並べさせられるバレー部員たち。
「バラされたくなかったら、分るよね? ブヒヒッ!」
「ひっ……」
それまで静かにしていたデブオタ田鍋が真っ先に女子のお尻に飛びついた。
それからのことはあまり語りたくない。
お尻を突き出してすすり泣いたり、号泣する少女たちを機械的に犯す男子生徒たち。
途中、西都から、
「お前もやって良いんだぜ! すがた現せよ? どうしたんだ、いか……」
「止めろ! それ以上……」
「なんだ? こういうの初めてか? フフッ……それなら、お前の名前は明かさないでいてやってもいいぜ? だから、何も言わずにとっとと立ち去れ! ほら、もうすぐ三十分すぎちまうぞ?」
卑怯な僕はその場から逃げ去る様にして廊下へ飛び出した。
「くっそ!」
――何をやっているんだ雄介? 正気か? むざむざ連中に有利だけにポイントを稼がせてどうする!――
――うーん、私はそうはおもわないなぁ~! だって、脅迫してレイプするなんて雄介くんには似合わないもん――
――はぁ~、状況を理解しておいでか? このままでは来週まで戦いの場に残ることすら難しくなってしまったのですぞ!――
「お前ら、俺の脳内で喧嘩すんな!!」
僕は廊下に置いてあった服を急いで着込んで、逃げるように学校を後にした。
校門にたどり着くと、昼休みに楽しく歓談した男子学生三人組が待ち構えていた。
「ちょっと、顔貸せよ」
無言でうなずき、僕は彼らの後についていった。
たどり着いた先は体育館裏……もしや、このまま〆られる?
いやいや、流石にアイツら弱そうだし。
でも、武器を隠し持ってたらヤバいぞ?!
などと、警戒しながら連中から距離を取って身構える。
「別にボコったりしねぇよ」
ショタっ子の西都がニヤ付きながら、スマホに写る何かを見るように手招きしてきた。
恐る恐る近づいて画面を覗き込むと、そこには真上から撮影された練習中のバレー部員7人の姿が映し出されていた。
「これはリアルタイムの映像だ。どっかおかしなところ気が付かないか?」
「下校時間が終わってるのに練習してるって事?」
「顧問や監督が居ないだろ」
「なるほど、大人が居ないのに居残りは出来ない。だとすると……」
ここで西都は映像を切り替える。
新たに映し出されたのは体育館にある用具倉庫。
そこでは運動マットにうつ伏せになったユニフォーム姿の女生徒と彼女の脚上に乗りマッサージをしている20代くらいの男の姿が映っていた。
「こいつが代理監督の蛆山大翔《うじやまひろと》だ。こうして毎日練習そっちのけでお触りに励んでる」
「こいつも参加者ということか? 確かに二人っきりはあやしいけど、今のところは普通のマッサージに見えるけど」
「まぁ、見てな」
上半身から始まった施術はやがてお尻の辺りまで降りてくる。
両手でお尻を揉みしだく感じはどうも凝りをほぐしている様には見えない。
「あっ! ブルマの隙間に親指を!!」
太ももの内側親指でなぞりながら鼠径部の奥へと侵入させていく。
女の子の方も、身体をひねらせて感じてるようだ。
たっぷりと愛撫をした後、奴はブルマを下にずり降ろしてから、自らの下半身も露出させた。
その後は彼女の上に折り重なるようにして寝バックで腰を振る代理監督。
果てた後に、すぐさま女生徒を起き上がらせてフェラチオをさせるのだった。
その後も入れ替わりでやってくる女生徒たちに同じように施術を施していく。
「こいつの体育館での行動は逐一記録している。お前が言うように学園長が一位だとすれば、こいつは2位、体育館の中だけでポイントを稼いでいたとみて間違いない。間抜けな奴だぜ! 隠しカメラの存在に気付かないなんてな」
「証拠を押さえているなら警察に届けるなりすれば良いじゃないか?」
「そんなことすりゃ大騒ぎになって、色々とヤリにくくなるだろ。女が保護されちゃあ寝取ることも出来ないしな。だから、確実に寝取るには今夜0時を回るまであいつを押さえつけておく必要がある。非力な俺らよりお前の方が適任だろ? やってくれれば仲間と認めてやっても良いぜ!」
「俺が押さえつけている間に、寝取るんだろ?」
「まぁ、そうなるかな。女共もあいつとヤッてた負い目があるから簡単にやらせてくれるだろうよ」
「それじゃあ、僕には何の得が有るっていうんだ?」
「余った女を渡してやるよ。ただし俺たちの方が寝取る数が多くなるのはかんべんな。情報料だと思ってくれや」
「具体的な作戦は?」
「倉庫に侵入して、あいつを縛り上げてくれりゃあいい。透明にはなれるんだろ?」
こうして僕は共闘の条件として、代理監督を襲撃することになったんだけど。
「うぅ……寒い!」
僕は体育館の外で全裸になって隠れ、スマホに移る中の様子を凝視していた。
ともかく隙をついて確実に縛り上げないと、何やかや言っても運動能力はアッチの方が高そうだし、何か落ちてるもので後頭部を殴りつけてから、結束バンドで縛り上げておけば良いよな?
僕は奴が女生徒の上にパンツを降ろして乗っかったタイミングで体育倉庫へと突入。
女生徒の股を割る様に間に収まった両脚の先に輪っかを通して絞り上げた。
「なっ? なんだ?!」
僕は状況が読み込めない代理監督の上に飛び乗って、腕を絞り上げようと奮闘する。
「こらっ! 放せ! 透明になって襲うなんて卑怯だぞ!!」
必死に抵抗し、女生徒の上から転げ落ちるライバル。
くっそ、仰向けになりやがって! これじゃあパンチが怖くて中々縛り上げられないじゃないか!
やっぱりブン殴って気絶させないといけないのか?
――何をモタモタしてるんだ雄介! マットをひっくり返して押さえれば良いだろう?――
「なるほど!」
「なっ、なに今の声?!」
知らない声が聞こえて驚くバレー部の少女。
やっべ、思わず声に出しちゃったよ!
まぁ、どうせ透明だから正体はバレないか。
僕が一旦離れたことで、手を突いて起き上がろうとする代理監督。
しかし、僕がマットを持ち上げたことにより、もんどりうってひっくり返ってしまう。
その後はなんとか、マットを頭に被せて視界を塞ぎ、腕を縛り上げることに成功する。
女の子は何が起こってるのか分らず恐怖で縮み上がってるようだ。
「くっそ! タダで済むと思うなよっ!!」
「はいはい。でも、あんたは終わりだから」
「おい可奈子! 外に助けを呼べ!」
「は、はい!」
代理監督に言われて慌てて扉を全開にし、体育館へと飛び出す女子部員。
しかし、その先に広がっている景色は想像だにしないものだった。
「ほら見て見ろ! 蛆山はこの通り捕まった」
体育館の中では立ち尽くすバレー部員に向けて老け顔の屋代が語り掛けていた。
「お前たちが、蛆山の言うなりになって淫行に励んでいたのは分かっている」
「何をふざけたこと言ってるのあんたたち! 早く監督を解放しなさい!!」
バレー部員の中でも目を引く背の高いポニーテールの女が腰に手を着けて迫力のある声で叫んできた。
老け顔とデブオタは一瞬ひるんだ様だったが、ショタっ子の西都はニタニタと薄ら笑いを浮かべている。
「フフッ……。これを見てもそんなことを言ってられるのかなぁ~お姉さんたち?」
西都が手に持つリモコンのスイッチを僕が居る体育倉庫と反対側にある舞台に向けると、舞台上の白壁に映像が映し出された。
「イヤァ――!! 止めてぇ!!!」
「どうしたんですかぁ? 佐津川キャプテン?」
ああ、あの背の高い子がキャプテンだったのか。
なんかノリノリで蛆山とセックスしてる映像を見た途端にしゃがみ込んじゃったよ。
いや、冷静に考えてみるとちょっとやり過ぎじゃないか?
蛆山はクソ野郎かもしれないけど、この子たちは被害者じゃん。
――そんなことを言ってる場合か雄介? これからこの雌共とセックスするんだぞ!――
「えっ……でも……」
そうこうするうちに、西都の脅しで壁際に一列で手をつき、腰を突き出した姿勢で並べさせられるバレー部員たち。
「バラされたくなかったら、分るよね? ブヒヒッ!」
「ひっ……」
それまで静かにしていたデブオタ田鍋が真っ先に女子のお尻に飛びついた。
それからのことはあまり語りたくない。
お尻を突き出してすすり泣いたり、号泣する少女たちを機械的に犯す男子生徒たち。
途中、西都から、
「お前もやって良いんだぜ! すがた現せよ? どうしたんだ、いか……」
「止めろ! それ以上……」
「なんだ? こういうの初めてか? フフッ……それなら、お前の名前は明かさないでいてやってもいいぜ? だから、何も言わずにとっとと立ち去れ! ほら、もうすぐ三十分すぎちまうぞ?」
卑怯な僕はその場から逃げ去る様にして廊下へ飛び出した。
「くっそ!」
――何をやっているんだ雄介? 正気か? むざむざ連中に有利だけにポイントを稼がせてどうする!――
――うーん、私はそうはおもわないなぁ~! だって、脅迫してレイプするなんて雄介くんには似合わないもん――
――はぁ~、状況を理解しておいでか? このままでは来週まで戦いの場に残ることすら難しくなってしまったのですぞ!――
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