エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

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最終章

52

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「起立! 礼! おはようございます!」
「はい、みなさんおはようございます。知っての通り、今日で猪狩先生は最後となります」
「えー! やだー!」

 普段と変わらない金曜日の朝、2-Cのホームルームに出るのもこれが最後だ。
 初日は舐めた態度をとってやがった生徒たちも、すっかり僕になついてしまった。
 いや、なつきすぎて鬱陶しいくらい。
 まさか、かわいい女子高生たちに対してそんな考えを持つようになるなんて、2週間前までは思いもよらなかった。
 でも、この苦行も今日で終わりだ。

「じゃあ、猪狩君最後に何か伝えることある?」

 美波先生がジト目で僕を見ながら言ってきた。
 何も先生までそんな軽蔑したような眼差しを僕に向けなくても良いじゃないですか?
 昨日の夜だって、いっぱいご奉仕してあげたっていうのに。

 先生に代わって、教卓の前にたち生徒たちを見渡す。
 さぁ、最後くらいビシッときめようじゃないか!
 そんな僕の思いをぶち壊すような発言が教室内にとどろいた。 

「せめて、もう一回だけチンチン使わせろよー!」

 ニヤニヤした顔で言ってきたのは、確か佐藤さんだったか?
 僕は座席表を見ながら、結局すべての生徒の名前と顔が一致しなかったなぁと反省する。

「佐藤さん、君とは昨日したよね?」
「ううぅぅ……だってぇ」

 勢いよく発言した割には、顔を赤らめてオドオドしだす佐藤さん。
 大勢の中では調子に乗りやすいくせに、ひとりでは縮こまってしまうようじゃダメだぞ?
 まぁ、そんなところが可愛くもあるのだけど、だからといって順番抜かしをさせたら他の生徒たちが黙っていないだろう。
 しかし、このクラスの学級委員長は別の考えがあるようだ。

「美波先生」
「なに? 一条院さん」

 すくっと立ち上がった神楽に対して、愛情のこもった微笑みを向ける美波先生。
 二人の仲はこの一週間で急速に良くなっていた。

「一限目の国語の授業を自習にすれば、猪狩先生もみんなと最後に一発出来ると思うんです」
「流石神楽ちゃん!」「よっ大統領!」「ぐへへ、猪狩先生ぇ――♡」

 神楽の発言に教室内が沸き立つ。
 いや、何を言い出すだこいつは?!

「おい神楽! そんなの時間が短すぎて無理に決まってんだろ!」
「猪狩先生、教室内で呼び捨てにしないで頂けます?」
「だって、お前が下の名前で呼べって……」
「シャラップ! ともかく、昼休みと放課後も多少は時間が有りますし、ホームルームも早めに切り上げれば何とかなるのじゃないでしょうか?」
「そうね、じゃあホームルーム終わり!」
「えっ?! きらりん?」

 直後、教卓に群がってきた生徒たちに僕は捕らえられ、教室の一番後ろに置かれたマットレスまでワッショイワッショイと運ばれていった。
 まさか本当にクラス全員の性奴隷にさせられるとは、あの体育館での壮絶な戦いの後、翌日火曜の朝を迎えるまでは本気で信じてはいなかった。
 けれど、翌日にはしっかりとマットレスが設置済みに、朝のホームルームで神楽に押し倒された僕は、クラスのみんなに二人の行為を間近で見学されたのだ。
 しかも、神楽は巧妙に美波先生をおだてて、彼女まで教室内でのセックスに参戦してきて、2-Cでの初回のセックスを3Pでするハメになったのである。

「今日の最初は堀之内さんね? どうする堀之内さん?」

 何故か予約表みたいなボードを片手に場を仕切っている美波先生。

「えっと、前回は初めてだから猪狩先生にしてもらったけど、今日は自分から……」
「じゃあ、女性上位ってことね?」
「はい♡」

 黒髪を後ろで一つ結びにした清楚なお嬢様感のある堀之内さん。
 すでに全裸で転がされた僕を見つめながらパンツを下ろし、僕の真上で仁王立ちになった。

「あの……やっぱ恥ずかしい♡」

 オマンコを僕に見せつけながら恥ずかしいもへったくれも無いと思うんだが……。

「ほっちゃんファイト!」「ほーちゃんがんばれぇ!」
「うん♡ みんなありがとう……あの、手を握っててくれる?」

 引っ込み思案の少女がクラスメイトの励ましの中で勇気を振り絞っている。
 そんな青春ドラマの感動シーンみたいなシチュエーションで、堀之内さんは友人たちに両手を握られつつ、僕の腰へと下半身を沈めていく。

「あっ、入った! はあぁぁぁぁんっ♡」
「ほらっ! がんばれ堀ちゃん!」「しっかり腰を振るんだよ?」
「あっあっあっあんっ♡ やっぱ……しゅごいっ♡」

 思ったより腰使いが上手な堀之内さん。
 美波先生の指導の賜物って奴だろうか?
 何せ、このクラスでセックス経験が豊富なのは彼女だけだし、生徒の行為中に色々とアドバイスを与えたり、僕を使った実践を見せたりしてからはクラス内での彼女の立場もかなり改善、というか尊敬されるようにすらなっていた。

「ギャッ! 誰だ乳首つねったの?」
「こらこら、お触りは程々にしておきなさい」
「ねぇねぇ、きらりん先生! 猪狩先生の指を使っても良い?」
「私は顔面騎乗したいなぁ♡」
「はいはい……堀之内さんを邪魔しないように気を付けて」
「「「はーい♡」」」

 こんなことで日本の将来は大丈夫なのだろうか?
 などと、妙な心配が頭の中で沸き起こりながら、それから小一時間バイブレーターみたいに生徒たちに使われ続けるのだった……。


「はぁ……。やっとオワタ……」

 放課後、クラスのみんなに見守られる中、最後の生徒に射精した後、僕はマットレスの上で大の字になって寝そべっていた。

「頑張ったね猪狩君! 今日は新記録が出たんじゃないかしら?」
「美波先生、今日の射精回数は40発でした」
「これじゃ、私たちの分は残って無いかな一条院さん?」
「それは大丈夫だと思います。深夜に会合があるそうなので、それまでなら使っても良いんじゃないですか?」

 いやいや、深夜の会合って奴は予選会終了の最終結果発表会だぞ?
 参加者とパートナーが一堂に会して、今後の方針や決勝大会に向けての宇宙人の説明などがある重要な集まりなのだ。

「あっ! やっぱり、まだ教室に居たんですねユウくん!!」
「ゆうすけぇのチンチンしおしおだぉ~」

 いつものメンバーがやってきて、僕を取り囲んだ。
 てか、誰か起こしてくれないの?

「歌乃さま! いくらペロペロしても雄介殿のマラが元気になりません!」
「猪狩君さっきまではビンビンだったんだけどなぁ」

 それは、途中から強制勃起を使用してたんだよ。
 変にフニャチンだと、強くテコキされたりゴリゴリ下手なフェラチオされたりして敵わないから、仕方なくアイテムに頼ることにしたのだ。
 透明になって逃げれば良いじゃんと思われるかもしれないが、僕にとってはみんなかわいい生徒たちだ。
 できれば、依怙贔屓なくセックスくらいは平等にしてあげたい気持ちが有ったのである。

「くははっ、過去最高に貧祖なチンポだねウケル!」

 普段ならあざける鯨波にわからセックスしてヤルところだけど、やはり今日は打ち止めの様だ。
 まぁ、数時間すれば回復するだろうけど、今はともかく。

「昼喰ってないから、お腹空いたぁ~!」

 その後、有栖川家で早めの夕食を食べてから風呂にも入らずにベッドに突っ伏した僕。

「雄介君起きて! もう、支度する時間だよ!」
「んん……あとちょっと……咲良……さくら?!」

 目を開けると、僕の顔を心配そうにのぞき込んでいる咲良の顔があった。
 月曜以来、久しぶりに見る恋人の顔。
 ああそうか、結果発表の集まりにはパートナーと出席するんだった。

「大丈夫? 雄介君、何だか痩せてない?」
「ははは……ちょっと今週は食欲が無かったんだ」

 本当はセックスのやりすぎでゲッソリしているだけなんだけど。
 身体を起こした僕を咲良は抱きしめてきた。

「会いたかった」
「僕もだよ」

 このまま可愛い彼女をベッドに引きずり込みたい欲望が沸々と沸き起こってきたけれど、それは明日からいっぱい出来ることだ。
 つうか、咲良はすでにゴージャスな黒のイブニングドレスを着ているじゃないですか!
 普段はこんな胸元の開いたセクシーな衣装なんて絶対に着ることなんてないのに。

「恥ずかしいから、あまり見ないで」
「ごめん、だってあんまりにも綺麗だから」
「もう、ヤダ」

 あまりイチャイチャして時間を無駄にしている暇はない。
 ベッドから降りた僕は彼女に着替えを手伝ってもらい、タキシード姿で玄関に急ぐ。

「お待ちしておりましたわ雄介様」

 リムジンの前で待っていたのは、これまた玉虫色に変化する青紫の妖艶なドレスを着た有栖川家の長女雅樂波うたはさん。
 そっか、彼女も性戦士サーバントを失ったものの一応はパートナー だもんな。

「そういえば、あの名前忘れちゃったけど用務員のオジサンは復活させないんですか?」
「あれから色々考えて、まわりまわって最後はやっぱりイケメンが良いかなって」
「なるほど……」

 後々判ったことなのだけど、予選会が終わったら自らの性戦士を復活させることは可能なのだそうだ。
 もちろん雅樂波さんのように運命の相手だと思ってたけど、心変わりすることだって有るんだろう。
 あの用務員のジジイはクソみたいなレイプ魔だったし、それほど可哀そうって訳でもないか。
 レイプ魔といえば他にもいろいろ居たけど、どういう処遇になるのだろうか?
 僕が権力を手に入れた後、奴らを制裁したり出来るのか?
 少なくとも、奴らのパートナーを好きに出来るとは言っても、無理矢理やっちゃうのは僕の主義に反する。
 だからと言って、真尋ちゃんに酷い事をしたあいつらに復讐するのも、なんか違うような気も。

「さぁ、着きましたよ」

 聖アフロディーテ学園の中までリムジンは入っていき、体育館の入口前に横付けされた。
 リムジンから降りて、左右二人の美女をエスコートしながら、僕はレッドカーペットを進んで体育館の中へと歩みを進めた。
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