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第4話 空腹が生んだ最適解
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さすがに、戦乱の世である。
叙任式の翌日には、何事もなかったかのように作戦会議が執り行われた。
昨日までの拍手喝采や黄色い声はどこへやら、重たい空気が会議室を満たしている。
僕はというと、立派な椅子に座っているだけだった。
団長席。
名前だけはすごそうな席だが、やっていることは何も変わらない。座って、聞いて、分からない顔をしないようにする。それだけ。
「北西のランジェル帝国との戦線ですが」
地図の前に立つ参謀が、棒で境界線を示す。
「停戦に持ち込める可能性が高いと見ています」
室内が、わずかにざわついた。
理由は明白だった。
ランジェル帝国のさらに北には、魔王領がある。
帝国はそちらとも激しく対立しており、こちらとの戦争に戦力を割き続ける余裕がない。
正直、少しだけほっとした。
僕が指揮を執らずに済む可能性が高まったからだ。
だが、安堵は長くは続かない。
「しかし、我が国も同様です」
別の参謀が続ける。
「東のヒガケー海にて、強力な魔物の目撃情報が後を絶ちません」
地図の東側が指し示される。
「街の冒険者だけでは、対処が困難な規模です」
……ああ。
そうだった。世界はそんなに優しくない。
さらに報告は続く。
「南側。ドワーフと同盟を結んだストロース王国は静観の構え」
「エルフをはじめとする妖精種のエスティ妖精国も、未だ沈黙を保っています」
沈黙。
それは、安心材料ではない。
ドワーフと手を組んだ王国を、妖精国が黙って見過ごすとは思えなかった。
均衡は、いつ崩れてもおかしくない。
会議室の空気は、どんどん重くなっていく。
皆が真剣な表情で地図と睨み合い、未来の戦場を想像している。
そんな中で、僕は。
……お腹が減っていた。
朝から何も食べていない。
緊張と疲労で忘れていたけれど、胃は正直だ。
ぐう、と鳴らなかったのが奇跡だと思う。
この場で、僕に求められているのは英断なのだろう。
団長らしい決断。歴史に残る一言。
でも、今の僕の脳内を占めているのは、
パンか、スープか、それとも肉か。
戦術会議は続く。
僕は頷き、沈黙し、団長らしく見えるよう努力しながら、ただ座っていた。
早く、昼にならないかな。
◇
会議室に沈黙が落ちた。
重たい沈黙だった。
地図の上に描かれた無数の線と駒が、まるで未来の死者数を示しているかのように見えて、息が詰まる。
「……団長のご意見は?」
その沈黙を破ったのは、副団長であるマルタだった。
彼女は真っ直ぐに僕を見ている。
信頼と期待が混じった、逃げ場のない視線。
まずい。
非常にまずい。
僕は団長席に座ったまま、内心で全力疾走を始めた。
何か言わなきゃ。
団長なんだから、何か言わなきゃ。
だが、思考が空回りする。
地政学。
兵站。
士気。
さっきまで耳に入っていた単語たちが、頭の中で霧散していく。
ダメだ。
お腹が減って何も考えられない……!
空腹というのは、恐ろしい。
人間から知性を奪い去る、最も身近な魔物だと思う。
どうする。
どうする僕。
このまま黙っていたら、団長として終わる。
いや、始まってすらいない。
焦りと空腹が混ざり合い、思考が暴走しかけた、その瞬間。
僕の口は、脳よりも先に動いていた。
「……それより」
自分でも驚くほど、落ち着いた声だった。
「食糧の方は、どうなっているかな?」
完全に、昼飯のことを聞いたつもりだった。
だが。
会議室の空気が、一変した。
参謀たちが一斉に息を呑み、地図へと視線を落とす。
誰かが、かすかに唸る。
「……補給」
「兵站、ですか」
「確かに、盲点だった」
え。
え?
何が起きているのか分からず、僕は瞬きを繰り返す。
マルタでさえ、一瞬目を見開いたあと、何かに気づいたように表情を引き締めた。
「食糧……補給路……」
参謀の一人が、地図の南側を指差した。
「南のストロース王国、そしてエスティ妖精国。彼らが帝国と接触しようとする場合、最短ルートは我が公国沿いの街道です」
別の者が続ける。
「山を越えることも不可能ではありませんが、人も物資も限られる。大軍を動かすには現実的ではない」
会議室が、静かに熱を帯びていく。
僕は、内心で混乱していた。
違う。
僕はそんな高度なことを考えていたわけじゃない。
ただ、お腹が減っていただけだ。
「つまり」
マルタが言葉を引き継ぐ。
「街道を押さえることで、南側二国と帝国の連携を未然に防げる……」
「同時に」
参謀が頷く。
「我々の兵站も安定させられます。食糧の流通を管理できる」
誰かが、はっとしたように声を上げた。
「それなら、東のヒガケー海に出現する魔物への対処に、戦力を集中できます」
会議室に、ざわめきが広がる。
皆が、同じ地図を見ているはずなのに、今まで見えていなかった線が、急に浮かび上がったようだった。
僕は、ただ座っていた。
何も言えず、ただ成り行きを見守るしかない。
すると、マルタが一歩前に出た。
「街道を通る者の審査を厳しくしましょう」
力強い声だった。
「通行証の発行、物資の検査、身元確認。時間はかかりますが、それだけで南側諸国の動きは鈍ります」
「兵の配置も最小限で済む」
「士気も保てる」
次々と意見が重なっていく。
兵站が安定すれば、兵は安心して戦える。
食糧が途切れないという事実は、それだけで士気を大きく左右する。
戦わずして、戦力を削ぐ。
前線を増やさず、守りを固める。
結果として、東の海へ全力を向けられる。
いつの間にか、会議は一つの結論へと収束していた。
そして。
「……団長」
マルタが、再び僕を見た。
「この方針で、よろしいでしょうか」
全員の視線が、僕に集まる。
心臓が跳ねた。
僕は、ゆっくりと息を吸う。
何もしていない。
何も考えていない。
ただ、空腹だっただけだ。
でも。
「……うん」
僕は、頷いた。
「それで、いいと思う」
その一言で、会議室の空気が決定的に変わった。
「さすが団長だ……」
「兵站から戦局を見るとは」
「若いのに、恐ろしい視野だ」
ひそひそと、称賛の声が漏れる。
違う。
本当に違う。
僕はただ、昼ごはんの心配をしただけなのに。
会議が終わり、人々が退出していく中、マルタが隣に来た。
「……お見事でした、団長」
誇らしげな笑顔。
僕は、言葉を失った。
「いえ、あの」
「兵站と士気、そして地政学を一言で繋げるなんて、なかなか出来ることではありません」
完全に誤解されている。
でも、今さら訂正できるはずもなかった。
僕はただ、静かに思った。
次の会議までには、
絶対に何か食べておこう。
空腹は、危険すぎる。
叙任式の翌日には、何事もなかったかのように作戦会議が執り行われた。
昨日までの拍手喝采や黄色い声はどこへやら、重たい空気が会議室を満たしている。
僕はというと、立派な椅子に座っているだけだった。
団長席。
名前だけはすごそうな席だが、やっていることは何も変わらない。座って、聞いて、分からない顔をしないようにする。それだけ。
「北西のランジェル帝国との戦線ですが」
地図の前に立つ参謀が、棒で境界線を示す。
「停戦に持ち込める可能性が高いと見ています」
室内が、わずかにざわついた。
理由は明白だった。
ランジェル帝国のさらに北には、魔王領がある。
帝国はそちらとも激しく対立しており、こちらとの戦争に戦力を割き続ける余裕がない。
正直、少しだけほっとした。
僕が指揮を執らずに済む可能性が高まったからだ。
だが、安堵は長くは続かない。
「しかし、我が国も同様です」
別の参謀が続ける。
「東のヒガケー海にて、強力な魔物の目撃情報が後を絶ちません」
地図の東側が指し示される。
「街の冒険者だけでは、対処が困難な規模です」
……ああ。
そうだった。世界はそんなに優しくない。
さらに報告は続く。
「南側。ドワーフと同盟を結んだストロース王国は静観の構え」
「エルフをはじめとする妖精種のエスティ妖精国も、未だ沈黙を保っています」
沈黙。
それは、安心材料ではない。
ドワーフと手を組んだ王国を、妖精国が黙って見過ごすとは思えなかった。
均衡は、いつ崩れてもおかしくない。
会議室の空気は、どんどん重くなっていく。
皆が真剣な表情で地図と睨み合い、未来の戦場を想像している。
そんな中で、僕は。
……お腹が減っていた。
朝から何も食べていない。
緊張と疲労で忘れていたけれど、胃は正直だ。
ぐう、と鳴らなかったのが奇跡だと思う。
この場で、僕に求められているのは英断なのだろう。
団長らしい決断。歴史に残る一言。
でも、今の僕の脳内を占めているのは、
パンか、スープか、それとも肉か。
戦術会議は続く。
僕は頷き、沈黙し、団長らしく見えるよう努力しながら、ただ座っていた。
早く、昼にならないかな。
◇
会議室に沈黙が落ちた。
重たい沈黙だった。
地図の上に描かれた無数の線と駒が、まるで未来の死者数を示しているかのように見えて、息が詰まる。
「……団長のご意見は?」
その沈黙を破ったのは、副団長であるマルタだった。
彼女は真っ直ぐに僕を見ている。
信頼と期待が混じった、逃げ場のない視線。
まずい。
非常にまずい。
僕は団長席に座ったまま、内心で全力疾走を始めた。
何か言わなきゃ。
団長なんだから、何か言わなきゃ。
だが、思考が空回りする。
地政学。
兵站。
士気。
さっきまで耳に入っていた単語たちが、頭の中で霧散していく。
ダメだ。
お腹が減って何も考えられない……!
空腹というのは、恐ろしい。
人間から知性を奪い去る、最も身近な魔物だと思う。
どうする。
どうする僕。
このまま黙っていたら、団長として終わる。
いや、始まってすらいない。
焦りと空腹が混ざり合い、思考が暴走しかけた、その瞬間。
僕の口は、脳よりも先に動いていた。
「……それより」
自分でも驚くほど、落ち着いた声だった。
「食糧の方は、どうなっているかな?」
完全に、昼飯のことを聞いたつもりだった。
だが。
会議室の空気が、一変した。
参謀たちが一斉に息を呑み、地図へと視線を落とす。
誰かが、かすかに唸る。
「……補給」
「兵站、ですか」
「確かに、盲点だった」
え。
え?
何が起きているのか分からず、僕は瞬きを繰り返す。
マルタでさえ、一瞬目を見開いたあと、何かに気づいたように表情を引き締めた。
「食糧……補給路……」
参謀の一人が、地図の南側を指差した。
「南のストロース王国、そしてエスティ妖精国。彼らが帝国と接触しようとする場合、最短ルートは我が公国沿いの街道です」
別の者が続ける。
「山を越えることも不可能ではありませんが、人も物資も限られる。大軍を動かすには現実的ではない」
会議室が、静かに熱を帯びていく。
僕は、内心で混乱していた。
違う。
僕はそんな高度なことを考えていたわけじゃない。
ただ、お腹が減っていただけだ。
「つまり」
マルタが言葉を引き継ぐ。
「街道を押さえることで、南側二国と帝国の連携を未然に防げる……」
「同時に」
参謀が頷く。
「我々の兵站も安定させられます。食糧の流通を管理できる」
誰かが、はっとしたように声を上げた。
「それなら、東のヒガケー海に出現する魔物への対処に、戦力を集中できます」
会議室に、ざわめきが広がる。
皆が、同じ地図を見ているはずなのに、今まで見えていなかった線が、急に浮かび上がったようだった。
僕は、ただ座っていた。
何も言えず、ただ成り行きを見守るしかない。
すると、マルタが一歩前に出た。
「街道を通る者の審査を厳しくしましょう」
力強い声だった。
「通行証の発行、物資の検査、身元確認。時間はかかりますが、それだけで南側諸国の動きは鈍ります」
「兵の配置も最小限で済む」
「士気も保てる」
次々と意見が重なっていく。
兵站が安定すれば、兵は安心して戦える。
食糧が途切れないという事実は、それだけで士気を大きく左右する。
戦わずして、戦力を削ぐ。
前線を増やさず、守りを固める。
結果として、東の海へ全力を向けられる。
いつの間にか、会議は一つの結論へと収束していた。
そして。
「……団長」
マルタが、再び僕を見た。
「この方針で、よろしいでしょうか」
全員の視線が、僕に集まる。
心臓が跳ねた。
僕は、ゆっくりと息を吸う。
何もしていない。
何も考えていない。
ただ、空腹だっただけだ。
でも。
「……うん」
僕は、頷いた。
「それで、いいと思う」
その一言で、会議室の空気が決定的に変わった。
「さすが団長だ……」
「兵站から戦局を見るとは」
「若いのに、恐ろしい視野だ」
ひそひそと、称賛の声が漏れる。
違う。
本当に違う。
僕はただ、昼ごはんの心配をしただけなのに。
会議が終わり、人々が退出していく中、マルタが隣に来た。
「……お見事でした、団長」
誇らしげな笑顔。
僕は、言葉を失った。
「いえ、あの」
「兵站と士気、そして地政学を一言で繋げるなんて、なかなか出来ることではありません」
完全に誤解されている。
でも、今さら訂正できるはずもなかった。
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