9
件
「これが鉄くずだって?! じゃあそれ、俺に譲ってくれよ」
変人コレクターとして、テレビに引っ張りだこだった俺は、ある生放送の番組で失言をしてしまう。
大御所タレントが歴史的な品に対して「こんなものは使えない。ただの鉄くずだ」と言い放ったことに端を発し、その価値がなぜ分からないのかと長々と口論になったのだ。
悪いのは俺ではない。
しかし、世論は違い、ネットで大炎上。
確かに、一部の関係者、その界隈の人々からは大いに賞賛を受けたが、多勢に無勢。
俺は住所を特定され、やがて狂気的とも言えるタレントファンに刺殺される。
次に俺が目を覚ますと、そこは――。
文字数 5,047
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
過疎化が進み、秘境と呼ばれた村。
そこに住む一人の心優しい少年が、病気の母のために森で薬草採取をしていた時、ぷよぷよとした不可思議な物体を見つける。
それはどうやら生物のようで、至る所に切り傷が見受けられた。
弱ったその生物を哀れに思った少年は、持っていた薬草を飲ませ、しばらくの間面倒を看ることにした。
それから数日と経たないうちに、その生物は突然森から姿を消す。
少年は少し寂しい気持ちになったものの「元気になって良かった」と涙を拭った。
――これは、極端過ぎる因果応報の物語である。
文字数 10,407
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.20
文字数 35,049
最終更新日 2024.04.01
登録日 2023.10.04
「死んじゃダメだ!」
ひょんな勘違いから魔女に気に入られた(?)エンタは、その魔女の屋敷で使用人として働く事になった。
独りぼっちだった2人が織りなす純愛ファンタジー。
文字数 19,872
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.06.01
文字数 71,371
最終更新日 2023.07.22
登録日 2023.05.18
町の片隅にある小さな料理店に、それぞれ悩みを抱えた人がやって来る。
美味しそうな料理と、店主の感情にも注目です!
文字数 7,899
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.04.01
文字数 17,805
最終更新日 2023.03.31
登録日 2023.03.29
9
件