魔女の棲む森

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始まりの物語

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かつてここ、スーラン大陸と呼ばれるこの土地には数々の小国と1つの大国が存在していた。

スーランでは、国を大きくしようと小国同士の争いが絶えず民衆は常に疲弊していた。

そんなある時、今度は大国が次々と小国へと攻め込み始めたのだ。
そもそも人の国である小国と違い、大国は魔王が治める魔物の国。誰もが恐れる存在であったことから人間達は為す術もない状況にただただ怯えた。

そんな中、1人の少年が立ち上がる。

少年の名はトーランド・シルファ。
1番最初に大国から攻め込まれた小国の数少ない生き残り。

トーランドは7人の仲間と共に大陸中の小国を突風のような速さでまとめあげるとそれぞれの国からやってきた志願兵を率いて大国へ向かった。

魔物の数に苦戦しつつも大国の主、魔王の元へとたどり着き封印することでこの地の平安は取り戻された。
そしてさらなる繁栄のために、彼は大陸全土を統一。
その際、後に創世の八騎士と呼ばれる人物達によって作られたのがこのクランシルファ帝国である。

中でもトーランドは初代皇帝としてそれはよく国を治め、民からの信頼を得た。それは建国2000年を迎えようとするこのクランシルファ帝国の人々全ての知るところでもあり、未だにその名声は色焦ることを知らない。


ここまでがこの国の建国にまつわる話をしてきたが、これからするのは創世の八騎士の中でも唯一戦闘をあまり得意とせず、どちらかと言えば後方支援や知略に長け、不思議な力を持っていたとされる"魔女"と後の歴史で呼ばれるようになった1人の女の話である。







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