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EPISODE133

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京都に着いたら、色々な寺に行った。
正直おもんなi・・・・日本の文化に触れれて良い経験が出来たと思います。

そして今、俺らはカレー作りをしている。
「シュー君料理出来る? できないよね! 私が教えてあげるよ」
人参とかじゃがいもを切っているとさくらが突如現れ、そう言ってくる。
俺はもちろん料理出来る。だって、俺は親父と二人暮してたんだもん。出来るに決まってるんだろ!てか、この班強くね? 俺以外にも実莉いるしね。
「いや、出来るからいいよ」
「またまたー、強がらなくていいって!」
そう言うと、さくらは俺の後ろに回り、バックハグするかのようにして俺の手の上に自分の手を置いた。
「私が手とり足とり教えてあげるよ!」
そう自信満々に言うが数秒間の後、
「前が見えない」
こうなるのは目に見えてた。
俺の身長は平均よりも少し高いぐらい。ソレに比べてさくらは143cmぐらい。俺の背中で視界が染まるのは確定事項なのだ。
「前見えないけど、これ落ち着くかも・・・」
いや、俺はさくらの胸についた大きな2つの物が押し付けられ、理性を保つのが忙しい。
「さくら、俺は1人でも出来るから離れてくれ」
「ヤダ❤」
問答無用で俺はさくらを引き離した。
むぅーと、言いながら頬を膨らませるさくら。
その後は適当に料理をし、1人不快感を持った者はいるが、何とかカレー作りを終える事が出来た。
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