「因縁の相手」

著恋凛

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2章、特訓&初任務編

30話(46話)「得意分野」

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そして俺は本当に本当に一瞬の隙を突いて、岩本さんのナイフを遠くに飛ばし、俺のナイフも遠くに飛ばした。そして俺は爪で腕を引っ掻いて血を出しオーバースモールを使った。
「行きますよ。俺の得意分野で。」
「来い!」
そして俺は岩本さんのすぐ側にまで行き、攻撃を開始した。
あの時のように攻撃も防御も本能のままに、嫌、今は攻撃を見て避けてちゃんと考えて攻撃をした。
そして俺は岩本さんの渾身の一撃だと思われる攻撃を受け流し、右腕と脇腹で挟み、俺の渾身の一撃を岩本さんの腹に入れた……
と思ったが片手で掴まれていた。
それも作戦通り、俺は「レッドハンド」だが蹴りの方が得意なんだよ。と思いながら岩本さんの脇腹に蹴りを入れた。
「俺の負けか。歩希が来た時、「レッドハンド」を捨てろ、と言って歩希は軽々しく「はい。」と言ったが、やっぱり歩希は「レッドハンド」だ。」
「なんだか「レッドハンド」が最初どうでも良かったんですけど、今は「レッドハンド」がお気に入りです。」
「それは良かった、もう17時だ。最後に言っておく、死ぬなよ。」
「俺は死にません。まだやり残したことがあるので。」
「これが本当に最後だ。歩希、初任務は緊張や恐怖などで思ったように体が動かない。気をつけろよ。」
「俺は死の恐怖や緊張はし過ぎて、もう慣れました。」
そう言い歩希はエレベーターに乗り混んで行った。
これが、対能力者撲滅局、前村歩希の第一歩だ。



「ただいまー。」
「おかえり。いよいよ初任務ね。死なないでよ。」
「死なないよ。俺はまだやり残したことがあるからな。」
そう、俺はまだ妹も助けられて無いし、夕貴の親父の残した事件、あの誘拐事件を解決するまでわ。
「てか、なお姉任務の日は何するの?」
「まず7時に警視庁本部に行くでしょ、そして体を1時間ぐらい動かす。その後シャワーを浴びてミーティング、そして向こうで準備した昼食を食べて、21時30分まで寝て、また1時間体を動かし、30分休憩、23時に出発。って感じ。」
「そうか。」
「だから速くお風呂入ってご飯を食べて寝な。」
「そうだな。」
そして俺は風呂に入って、ご飯を食べ、寝た。



「行ってきます。」
朝の準備を終え、家を出た。


警視庁本部に着きいつも通り、地下3階に向かう。
でもいつも通りではない点が一つあった。
知っていたが、もうそこには岩本さんがが居ない。
「うーん、やっぱり岩本さんが居ないと寂しいな。でも変わりがいるからいいか。」
「おはよぉー、歩希君」
「おはよう。結衣さん」
「おはようございます。歩希さん。」
「おはよう。蓮くん」
「歩希ぃー、おはよぉーー。」
「………」
「えっ!無視?ひっどーい。」
「あれ?先輩は?」
「ミーティングから合流だって。」
「そうなんだ。」
その後体を動かし、シャワーを浴び、8階の会議室に行った。
「久しぶりね。みんな。」
「初めまして、東雲 大河、20才です。能力は触った物を透明にする能力です。よろしくー。」
「それじゃ、ミーティング始めるわよ。まず倒す相手の名前は………」
その名前を聞いて俺と快知の顔は青ざめた。
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