「因縁の相手」

著恋凛

文字の大きさ
93 / 187
4章、脱獄編(もうこれパクリだろwww)

20話(87話)「ボスの目論見」

しおりを挟む
数分経ち、疲労感がどっと来ると、思いきや来るのは剣で少し掠った所の痛みだった。
今思えば数メートルしか動いてないしな。
「岩元さん、もう大丈夫です。」
別に今から岩元さんと特訓した時のメニューが余裕で出来るぐらい余裕だった。
「そうか。」
そして立ち上がる岩元さん。
「ボスを殺りに行くか。」
そう言い捨て歩き出す岩元さんに続いて行く。
そこには、どこか緊張が走っていた。



上に上がると、そこは研究室の様な場所で所々にバケモノが入っているカプセルがあった。
少し歩き進めると、一人ポツンと立っている人が居た。そいつは黒髪でメガネを掛けていて、白衣を着ていた。その白衣の腰はボッコりしていた。たぶん剣を持っている。そいつがボスで間違いないだろう。
「もう来たのか早かったなぁ~。」
ニコニコとしながら喋りだした。
「お前に質問だ。」
田口さんがドスの効いた声で言う。
そんな中でもニコニコとしながら答える
「ここまで来たんだしいいよ。なんでも質問して。」
「まずはお前は誰だ?」
「うーん。科学者の瑞幸だよ。」
「ふーん。それじゃ、あのバケモノは何なの。」
俺たちの最大の謎を田口は聞いた。
「あれは僕のペットだよ。5年もかけて作ったんだよ。」
「ペットか・・・お前の目的は何だ?」
「僕の目的はただ1つ。世界征服。ペット達を一斉に世に離し、人を殺して僕が世界の頂点に立つ。」
そう話している時もボスはニコニコしていた。
「でも、なんで人身売買なんてしてるんだ?」
「それはペットを作るのに凄くお金がいるから、人身売買してお金を稼いでるって訳だよ。
そろそろ質問も終わるかな?」
「まだだ。」
それを言ったのは田口さんでは無く、俺だ。
「なんで俺と夕貴を誘拐した?」
「まずは君。」
そして瑞幸と名乗るボスは俺を指差した。
「君はまだ17、18歳程度だろ?その年頃は南米で奴隷として売れるんだよ。そして君の連れは14歳ぐらいの幼女だろ?それは韓国、中国のアジア、あとアメリカとかでよく売れるんだよ。」
あっぶね~、俺後ちょっとで南米の奴隷になってたのかよ。
「それじゃ、質問は終わりだよね。」
3秒程無言が続いた。
「質問が無いなら、君たちは実験台になってもらうよ。」
と、言った途端、どこから取り出したか分からないが、俺が3フロアの時に使った閃光手榴弾を取り出し、ピンを抜いて俺たちとの間に軽く投げた。

瞬時に目を瞑り、耳を塞ぐ。
1秒もかからない内に爆発した。
耳を塞がなければ、鼓膜を破れていた程うるさかった。光も目を瞑っていても周囲が明るい事が分かった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

冴えない建築家いずれ巨匠へと至る

木工槍鉋
ファンタジー
「建築とは、単なる箱を作ることではない。そこに流れる『時』を設計することだ――」 かつてそう語り、伝説の巨匠と呼ばれることになる男も、かつては己の名前に怯えるだけの冴えない二級建築士だった。 安藤研吾、40代。独立したものの仕事はなく、下請けとして「情緒のない真四角な箱」の図面を引き続ける日々。そんな彼が恩師に教えられた座標の先で迷い込んだのは、昭和初期を彷彿とさせる、魔法のない異世界だった。 現代の建築知識、そして一釘一釘を大切にする頑固大工との出会い。 「便利さ」ではなく「住む人の幸せ」を求めて、研吾は廃村に時計台を建て、水路を拓き、人々の暮らしを再生していく。 異世界で「百年の計」を学んだ研吾が現実世界に戻ったとき、その設計は現代の建築界をも揺るがし始める。 これは、一人の男が仕事への誇りを取り戻し、本物の「巨匠」へと駆け上がるまでの、ひたむきな再建の記録。

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

いつか優しく終わらせてあげるために。

イチイ アキラ
恋愛
 初夜の最中。王子は死んだ。  犯人は誰なのか。  妃となった妹を虐げていた姉か。それとも……。  12話くらいからが本編です。そこに至るまでもじっくりお楽しみください。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

あなたが後悔しても、私の愛はもう戻りません

藤原遊
恋愛
婚約者のアルベルトは、優しい人だった。 ただ――いつも、私より優先する存在がいただけで。 「君は分かってくれると思っていた」 その一言で、リーシェは気づいてしまう。 私は、最初から選ばれていなかったのだと。 これは、奪われた恋を取り戻す物語ではない。 後悔する彼と、もう戻らないと決めた私、 そして“私を選ぶ人”に出会うまでの、静かな恋の終わりと始まりの物語。

処理中です...