156 / 156
エピソード156
しおりを挟む
「何やってるんだか私は..。」
「プロになるわけでもない、こっちから、恋の縛りにわざわざ東京から行くなんてばかげてるわ。」
「球場へのアクセス..。」
「そうか、外観変わっちゃうって言ってたもんな..。」
転校の一年前、康太とエアローズでプロ野球を観戦したときを思い出す..。
そう、確か、管楽器が上手く吹けなくて、悔しがってたときだっけ..。
「応援歌ぐらい、ピアニカで弾ければいいんだよ。」
今じゃ、そのマウンドに中学生で投げるなんて..。
「電話番号くらい残してもよかったかな..。」
不思議にパソコンのメールアドレスが浮かぶ..。
「何やってんだか..。同じことじゃない..。」
全く成長してないわ、私は..。
「で、パソコンのメールを教えるにも至らずか..。」
「別に悪くないでしょ..。」
「そりゃ、そうよ。真琴らしいわ..。」
「取りあえず、その試合中継でテレビやるから録画しちゃったもんね..。」
「こういうときに強気になるのよね。真琴は..。」
「悪い?」
「いや、ちょっと、見守る側からして泣けてきただけ..。」
「それが狙いなんじゃないの?努力も皆、彼への想いに全て託して成長をする..。」
「仕方ないじゃない、父親が出向なんだから..って言うんでしょ..。」
「真琴とも後1年で北海道に帰るとなると一緒に訪ねてみたいものだわ..。」
「いいとことよりもいい人を思い出すわ。真琴の話を聞いてると..。」
「いや、いっくんの絵も見てるし、山口くんの絵もあった..。そう、後一年よ、それで、彼と会えるならいいじゃない..。」
「なんだってそんなもんよ、恋なんだから..。」
「さすが、真琴、強気..。」
「ホントかわいいわ。」
「プロになるわけでもない、こっちから、恋の縛りにわざわざ東京から行くなんてばかげてるわ。」
「球場へのアクセス..。」
「そうか、外観変わっちゃうって言ってたもんな..。」
転校の一年前、康太とエアローズでプロ野球を観戦したときを思い出す..。
そう、確か、管楽器が上手く吹けなくて、悔しがってたときだっけ..。
「応援歌ぐらい、ピアニカで弾ければいいんだよ。」
今じゃ、そのマウンドに中学生で投げるなんて..。
「電話番号くらい残してもよかったかな..。」
不思議にパソコンのメールアドレスが浮かぶ..。
「何やってんだか..。同じことじゃない..。」
全く成長してないわ、私は..。
「で、パソコンのメールを教えるにも至らずか..。」
「別に悪くないでしょ..。」
「そりゃ、そうよ。真琴らしいわ..。」
「取りあえず、その試合中継でテレビやるから録画しちゃったもんね..。」
「こういうときに強気になるのよね。真琴は..。」
「悪い?」
「いや、ちょっと、見守る側からして泣けてきただけ..。」
「それが狙いなんじゃないの?努力も皆、彼への想いに全て託して成長をする..。」
「仕方ないじゃない、父親が出向なんだから..って言うんでしょ..。」
「真琴とも後1年で北海道に帰るとなると一緒に訪ねてみたいものだわ..。」
「いいとことよりもいい人を思い出すわ。真琴の話を聞いてると..。」
「いや、いっくんの絵も見てるし、山口くんの絵もあった..。そう、後一年よ、それで、彼と会えるならいいじゃない..。」
「なんだってそんなもんよ、恋なんだから..。」
「さすが、真琴、強気..。」
「ホントかわいいわ。」
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
お気に入りに登録登録させていただきました!!!