元手大地震~首都災害に大学生が歌い、支え、立ち向かう。~

さとなか達也

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エピソード12

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 「マスコミのヘリは?貴重な被害情報の確認になります・・。」
 「救助が優先だ・・。台数を制限して、救助隊、混乱を防ぐ、無線で対応するよう、一刻も早く、求める・・。」

 「取りあえず、本震から一時間半・・。」
 「この地震が、都内の同じ場所である、前震ではないと、結論付けたいが・・。」
 「初事務次官、海外からの連絡が多すぎて、非常用電源でも・・。データも、通信だけでは、いっぱいです!」
 「大手通信網に、緊急事態としてはたらきかけろ・・。これで、天災から人災へ向かうことを何としても防ぐんだ・・。」

 初隆志は外務省の事務次官だ。
 
 「食事のピーク時は何とか過ぎましたが、なおも都内建築物、倒壊、火災の救助要請が出ています・・。」

 「余震、今までで、マグニチュード4が4回・・。5が1回・・。」
 「その報告は気象庁にしてくれ・・。列車は動いていないんだ・・。道路も、ふさがれている・・。上空から、日没までが勝負だ・・。」

 「救助を求める、SNSが100万件を超えています!」

 「くそっ。」

 ・・証は大丈夫なのか・・。


 「証..。学生街の火災..も心配だが..。」

 「条南大学第2寮、ひのき..。」
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