元手大地震~首都災害に大学生が歌い、支え、立ち向かう。~

さとなか達也

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エピソード55

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「わかった..。」
 道具を準備する3人..。そんな中でも、避難所でトラブルが増えていた..。
 救援物資があるのに..。

「初事務次官..息子さんが奇跡の応援ソングと、今、避難者の応援ソングとして、ツイッターに広がっているんです..。」

「二度とやるなと言っておけ。」

「事務次官..しかし、1000万人の視聴回数が..。」


「全く、あいつは無事なことをいいことに学校側に利用をされて、音楽を利用したんだ..。」


「全く、見てわかることをするなとあれほど言ったのに..。」

「母親に一度、連絡をしておいてくれ..。」
「そんなに怒らなくても、国民の勇気になったんですよ..。」

「責めることと怒ることは違う..。」


「後は、しっかり、指導を入れるよう、条南大学に指導しておく..。」

「次の仕事だ..。」
 ..今夜も遅くなる...
 音楽に合わせても、無理はするな..。

 命を落ち着かせるにはまだ若い..。


 ..しかし、田野もしっかりついておきながら..。
「事務次官聞いたよ。」

「すみません、大臣、息子の不手際で..。」

「いや、そんなことはない..現場には、大物歌手がいたということだが、感涙していたという記事も流れてるそうじゃないか..。」


「まだ、二十の若造です。プラスはなくても、マイナスはある..。」

「そういう風な時代だったんですけどね、私が条南の指導を受けていたときは..。いつから変わっちまったんだか..。」

「しかし、それだけ後ろから上がる力があることは息子さんにもたしかだ..。」
「学生と言う立場と事務次官の息子の立場その両方に寄り付かないことをしてくれたんだ..。」

「立派な社会人に見える、同じ子を持つ親としても..。」
「時代の変化で、プラスはあってもマイナス面に変わるものです..。やっとそれをわからないように仕事をしてきたのに、私にとっては成功してもぶち壊しですよ..。」

「父親も息子も非凡な才能だ..。」

「家内にも一生やるなと伝えるよう伝えましたからご安心を..。」


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