元手大地震~首都災害に大学生が歌い、支え、立ち向かう。~

さとなか達也

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エピソード64

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「その代わり、避難所での生活の質は向上している・・。空いたスペースに、仮設の、準備住宅の建設も、会議に入っているそうだ・・。」
 バンド3人組は話していた・・。
 震災から、5日後の夜にも、一度、3分演奏をした・・。最初、避難者の高齢の方にメッセージが行くようにと作った曲だったが、実際、学生にも、一定の評価が何故かあった・・。
 やはり、今までで3回目が一番良かったという点もある・・。
 初家族、君野家族、引田家族も、都内から、一度、親戚の所へ避難が決定していた・・。
 なんせ、何百万人もの、避難者の中で、健康な方は、いわゆる、避難所生活、よりも、安全な地方に移動する意見が相次いだのだ・・。
 この動きは、捜索活動に支障も出ていたが・・やはり、どっちも、譲れないものがあったのは、実情としてはあったようだ・・。しかし、救助活動で何十万という人が、救助されたのもまた事実であったのだ・・・。

「最新の天気予報ですと、震災10日目から、雨が降ってくる見込みです..。」

「屋内避難に誘導できてよかった..。」


「全国から医師と、全世界から耐震工事、復旧工事、捜索活動..。」

「まさに、新たな東京の姿だ..という意見も多い..。」


「同時に、まだ生命をさ迷う者も多い..。」

「羽田の様子は思ったより悪い..。しかし、2つの空港が同時に民事復旧させなければ..という意見がある..。」

「これは野党も、成田だけの復旧には、否定的と見ている..。」


「雨の様子を見ながら、復旧を迅速にし、被災地から人々が安全に避難する..。」

「これが最大の課題か..。」


「今だ、被害のない店舗でさえ、営業を自粛している..。」

「総理、その判断で間違いないかと..。」

「..やはりか、..。国連と、好感的国々と連携を図り、丁寧に進めなければ..。」


「このような発表で、混乱を起こさないためには必要かと..。」

「わかった..。」
「ただ、本部も、かなりの疲労がある..。」


「とりあえず、一度、報告書の作成と、実行を新たな形でしなければいけない..。」


「復興を10日目から..本当に実現可能なのでしょうか?」

「これは23区の地震じゃない..。都で起きた地震だ..。」

「時間を決め、政治的に動いていると思われてはいけない..。」


「慎重に進めていこう..。今はそれだけだ..。」

「確かに..。」
 


初事務次官は、外務大臣の会見のため、記録をとっていた..。もちろん、速記である..。


「しかし、救援隊以外の海外の方をどう、被災地に送るか..。」
「議論が耐えない..海外にいる邦人も大使館が守らなければいけない..。」

「初事務次官、その点については..。」
「はい、すでに各国に通達済みです..。しかし、こればかりは政府の進捗に応じ変化していくとしかお答えができないかと..。」

「それもそうだな..。」


「東京での震災が、世界がこれほど注目される、震災と思われる..。」

「地球上での邦人での対応も、海外の目線も変わっていく..。」

「救援が迅速、復興が必要..。」

「今はそれを訴えるしか..。」
「それもそう..。」


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